鹿児島県大学図書館協議会研修会記録

 

日時:平成26年10月17日(金) 13時30分〜

場所:志學館大学図書館 学生ラウンジ 

参加者:35名

 

 

研修内容

第4回大学図書館学生協働交流シンポジウムへの参加報告。

発表者は鹿児島大学附属図書館水産学部分館情報サービス係上床亜衣氏

〇報告

・基調講演「キャリアから考える学生協働」について

・ポスターセッションについて

・ワールドカフェについて

・事例報告及び意見交換について

・図書館見学について

*詳細は資料を参照→kenshu.pdf

〇所感

学生協働は、図書館側にだけメリットがあるのではないかと思っていた。

実際は学生側にもメリットがあることを知ることができた。学生にもメリッ

トを感じてもらうためには、職員側の体制の整備が重要であると感じた。何

よりも継続して活動してもらうことが重要。継続して行うためには、学生の

モチベーション維持が必要である。そのためには、適切な理念の設定、職員

の関わり方の検討などの事前の入念な準備が必要であると感じた。

 

〇質疑応答

 ・島根大学では、リーダー会が作れるくらいの人数だと思うが、規模はど

  のくらいか。

  →昨年17名。2、3、4、大学院生などいろんな学部から構成。利用サ

   ポートと自主企画活動の2つ。利用サポートは有償のアルバイト。自主

   企画活動はボランティア。職員も加わっていろんな話をしながら活動を行う。

・志學館大学でも学生協働のボランティアをやっていると聞いた。何名ほど

 の学生ボランティアがいるのか、どういう活動をしているのか。また、他の

 県内の大学でも同じような活動があれば教えてほしい。

→(志學館大学)名称はパピルス、2010年より活動。ボランティア。構

  成員は司書課程を学んでいる学生。司書の実務的なことをやってもらっ

  ている。選書ツアーやパスファインダー作成など。本年度は25名ほど

  で1年生が多く活動している。

 

・先生方と図書館との関係を聞かせていただきたい。

→鹿児島大学ではレファレンスデスクを通じて教員と連携。共通教育などで

 は図書館ガイダンスを行うなど。

 ・学生協働に対する教員の反応はどうなのか。

→図書館の職員と学生という考え。教員としての立場からの参加は耳にしな

 かった。ただ、教員の中でもシンポジウムが認知されてきて参加したいと

 いう人もいると聞いた。