第29回鹿児島県大学図書館協議会総会議事要旨

文責:鹿児島県立短期大学図書館

 

 

1 会議日時: 平成20年5月29日(木) 15:00〜17:00

2 会場:     鹿児島県民交流センタ− 小研修室 第2

3 出席者:   協議会加盟館10大学1高専 27名 欠席館: オブザーバー館2館

 

4 議事

      議事に先だち,代表館(鹿児島県立短期大学)の進行で開会し,配付資料の確認,役員館(代表館;鹿児島県立短期大学:副代表館:鹿屋体育大学)の紹介があり,代表館館長,副代表館館長の挨拶が行われた。

      続いて慣例により代表館館長を議長に選出し,出席者の自己紹介後,協議を始めた。

 

(1)平成19年度会務報告

      平成19年度代表館(鹿児島国際大学)から会務の総括的な報告があり,承認された。

 

(2)平成19年度決算報告及び監査報告

平成19年度代表館(鹿児島国際大学)から決算報告がなされ,引き続き平成19年度監査館(鹿屋体育大学)から監査の結果適正な会計処理がなされていた旨報告があり,承認された。

 

(3)平成20年度事業計画

     @研修委員会について

         研修委員会委員長から平成20年度第1回研修委員会の報告があり今年度の計画概要について承認された。

     A会報編集委員会について

        会報編集委員会委員長から平成20年度第1回会報編集委員会の報告があり今年度の計

画概要について承認された。

         また,編集委員会に対し,ホームページの目的,それにふさわしいコンテンツのあり方・方向

ついて検討するよう要望が出された。

 

(4)平成20年度予算審議

       平成20年度代表館(鹿児島県立短期大学)から,平成20年度の予算が提案され,審議の結果,原案どおり承認された。特別委員会等の活動については,予備費を柔軟に使うことで対応することとした。

       また,個別の館での対応では県外研修の機会が得にくいので,研修会を充実してほしいとの要望が出された。

 

(5)協議

    鹿児島国際大学から「鹿児島県図書館大会への参加問題の総括について」報告が行われ,鹿児島県大学図書館協議会の相互協力に向けた体制づくりについての提案がなされ,審議した。また,鹿児島国際大学から,県立図書館訪問の結果報告があり,今後の鹿児島県図書館協議会との協力に関する補足報告があった。

    審議の結果は,以下のとおり。

 

@    現在鹿児島県大学図書館協議会に求められているのは加盟館相互の情報交換・連携の強化であるという認識で一致した。

A    相互協力に向けた体制づくりとして,中長期計画の方針やその具体化に向けて審議する特別委員会の設置が承認された。

B    特別委員会の当面の課題は,協議会および加盟館の紹介とされ,鹿児島図書館協議会の図書館大会に向けた,リーフレットづくりの課題等が提案された。

C    特別委員会の任務としては,協議会の地域貢献課題の検討など,中長期の方向性も審議できる組織にして欲しいという要望が示された。

D    リーフレットづくりのための体制に関連する議論があり,また,特別委員会の担う役割への希望もあって,特別委員会の有り様(性格・業務内容・構成員等),またリーフレット等の担当組織の在り方,について,代表館,副代表館,提案館の3者で協議し加盟館へ通知することが了承された。

E    審議内容に関連し,特別委員会規程の見直し,またグループ研究会発足への継承など,発展的な意見が出された。

 

(6)その他

@   純心女子短期大学館長から「鹿児島県内公共図書館・ホームページ,リンク集」の資料が提示され,現在県内の公共図書館では,県大学図書館へのリンクがほとんどされていないとの報告がなされ,(アクセスが集中しても問題がないなら)大学図書館HPと公共図書館HPとのリンクを勧めることが公共図書館との連携・地域貢献への一歩として考えられるとの意見があった。

 

以上