第28回鹿児島県大学図書館協議会総会 議事録


    
日時:平成19年5月30日(水)15時〜17時 
場所:鹿児島国際大学附属図書館4階地域総合研究所会議室
                                                      
1.開会のことば、役員館紹介、代表館館長挨拶、議長選出
 (1)開会のことばの後、平成19年度代表館が鹿児島国際大学、副役員館として鹿児島
      工業高等専門学校が担当することが紹介され、各々の野中図書館長、榎園図書館長
   が挨拶をした。
 (2)規定により今総会の議長に代表館館長である野中鹿児島国際大学附属図書館長が
   選出された。
 (3)今総会出席者全員による自己紹介が行われ、出欠確認が行われた。欠席は、志學
   大学図書館のみであった。

2.議事
 野中議長による進行の下で、下記の(1)〜(6)の事項が各担当者から報告され、そ
の報告に基づき議論を行い、下記に示す通りに承認された。
  (1)平成18年度会務報告
        平成18年度代表館であった鹿児島大学附属図書館の小川氏より、平成18年度
    会務報告が行われた。内容については、資料の通り。

  (2)平成18年度決算報告及び監査報告
      (a) 平成18年度代表館であった鹿児島大学附属図書館の吉田氏より、平成18年
     度の収支計算書の説明が行われた。 内容については、資料の通り。
      (b) 平成18年度監査館であった鹿児島工業高等専門学校図書館の坂井氏より、平
     成18年度の収支計算書による決算報告についての監査報告が行われた。内容
     については、資料通り。監査については、平成18年度の収支決算書で適正に
     執行されていることを認めたことが報告された。報告後、資料の監査報告書の
     中で以下の3点が誤っていることが出席者から指摘され、それらを修正した上
     で、平成18年度決算報告及び監査報告を承認することとした。
        1) 監査報告書の中の監査期間開始日が「平成18年4月1目」となっており、
           「目」を「日」に修正する。
          2) 監査日が「平成19年3月23日」となっているが、監査期間の終了日が平
             成19年3月31日であるため、それでは、平成19年3月23日〜3月31
             日の間は監査が行われていないことになるので、監査を行った日を「平成19
             年3月31日」に修正する。
             なお、平成19年3月23日〜3月31日の期間に予算の執行はなく、収支決
             算書についても変更はないことも、確認された。
          3) 平成18年度 決算報告及び監査報告において、「鹿児島大学図書館協議会」
             となっているところを、「鹿児島県大学図書館協議会」に修正する。

  (3)平成19年度事業計画
      (a) 研修委員会における今年度の事業計画について、研修委員会委員長である鹿児島
          国際大学附属図書館の牧原氏より報告が行われた。内容については、資料の通り。
      (b) 会報編集委員会における今年度の事業計画について、編集委員会委員長である鹿
          児島大学附属図書館の小川氏より報告が行われた。内容については、資料の通り。
     (a)、(b)の両計画については、審議の上、承認された。ただし、会報編集委員会にお
      いて編集している会報は、現在冊子形態ではなく、インターネット上のホームページ
      にて掲載されているが、次回の総会以降、それをプリントアウトして、総会出席者に
      提示すべき、という意見が出され、それについても了承された。

  (4)平成19年予算審議
    今年度の予算案について、鹿児島国際大学附属図書館の藤田氏より報告が行われた。
       内容については、資料の通り。
       事業に大きな変更はないので、昨年度と同様な予算案が示され、了承された。

       ここで、15時45分〜15時55分まで休憩時間がとられた。

  (5)協議題審議
    今総会で審議すべき議題について、鹿児島大学附属図書館から報告された。内容に
       ついては、資料の通りで、鹿児島県図書館協会への加入(鹿児島県図書館大会の共
       催)を行うかどうかであった。
      審議の結果、現在大学に求められている地域社会への貢献活動の一環として、鹿
       児島県図書館大会への参加(共催)はその活動に当たる、という理念は総会出席者
       の間で一致して持っていることが確認された。ただし、懸念されることとして、参
       加(共催)への参加費用、大会のための人員負担が挙げられた。特に後者は、比較
       的少数人員で運営されている大学図書館から懸念された。
     そうした懸念を考慮した上で、今年度については、鹿児島県図書館大会に共催と
       いう形ではなく、任意に研修委員会が先ず参加し、研修委員会以外の会員もできる
       だけ積極的に参加を呼びかけることで審議は了承された。また、懸念された参加
       (共催)した場合の費用と人的負担については、今後、鹿児島県図書館大会の事務
       局と連絡をとり、詳細については、来年度の総会にて報告し、それを基にして、鹿
       児島県図書館大会への参加(共催)を行うかどうかを決めることで、了承された。

 (6)その他
   野中鹿児島国際大学附属図書館長から、話題が提供された。内容については、当日配
      布された資料の通り。大学図書館職員の専門性向上について、本協議会で何ができる
      か、について議論された。本協議会主催で専門的な司書講習を短期間でも行ってはど
      うか、などの意見が出された。具体的な決定事項にまでは至らなかったが、今後も継
      続して検討すべき課題とされた。

3. 閉会
  閉会のことばを野中鹿児島国際大学附属図書館長が述べられ、総会は閉会された。


以上