日 時: 平成20年1月24日(木) 10:00〜12:00
場 所: 鹿児島国際大学附属図書館 1階会議室
出 席: 鹿児島大学、鹿屋体育大学、鹿児島国際大学、鹿児島純心女子大学、
鹿児島県立短期大学、鹿児島女子短期大学、鹿児島工業高等専門学校(7館)
欠 席: 志學館大学、第一工業大学、鹿児島純心女子短期大学、第一幼児教育短期大学(4館)
議 題: 鹿児島県図書館大会共催について
(1)鹿児島県図書館大会に参加した感想
・「読書推進」のための取り組みを主とした方針には違和感を覚えたという意見が多かった。
・他館種の取り組みを知ることができ、大学図書館としてできることを考える機会になったという
意見もあった。
・他館種の職員へ向けて、大学図書館が協力できること(レファレンスや資料の貸借等)をもっと
認知してもらうことが必要で、図書館大会はそれをPRするのに良い機会なのでは。
→まずそのような信頼・協力関係を築いてから〈共催〉という段階になるのではないか。
(2)共催団体となった場合の問題点など
○人的負担の問題…大きい
・準備段階での人員の確保
・大学図書館部会が設置された場合、発表や報告等が毎年可能か(勤務経験が豊富な図書館職員の減少)
→規模の大きな館に様々な面での負担がかかることへの懸念
(それらの館でも正規職員は減少の方向にあり、永続的に負担を担える保証はない)
○リスク管理の問題
・共催団体となることは地域開放にも繋がるが、そのための受け入れ態勢が充分に整っていない。
○共催に関しての意見
・時間をかけて検討したほうが良い(今は〈共催〉以前の段階)
・〈共催〉以外の連携を模索する…相互協力の体制づくりから(大学図書館側の歩み寄りが必要)
(3)その他(地域開放の取り組みや学外利用者への対応についての意見交換)
・各館の地域開放の取り組み状況については、当日配布資料に記述あり
・ほとんどの大学が地域開放を実施している。利用の範囲は、閲覧・複写のみが多かった。
貸出を行っている館からは、督促に関する実情が報告された。
地域開放の考え方には賛同できるが、人員の問題、危機管理などの面で、まだ解決できない部分もある。
今後、どのように動いていくべきか、慎重に考えなくてはならない。