●プロフィール　　村田　基（むらた　はじめ）
日本のバスフィッシングやトラウトフィッシングなどルアーフィッシングにおける先駆者的存在で、釣り人に「王様」や「ジム (JIM) 」と呼ばれている。 自称「日本一忙しい釣具屋のオヤジ」。日本のプロ釣り師（デモンストレーター）、シマノオフトフィールドテスター。潮来つり具センター店長、全国管理釣り場協会会長、霞ヶ浦北浦湖面調整委員会副会長、ウォーターランドインターナショナル代表。「王様（キング），ジム」の愛称で親しまれ、釣りの楽しさをわかりやすく、時代にあったカタチで伝えることのできる、唯一のデモンストレーター。釣り業界への多大な影響力はもちろん、アニメなど他業界からの接触も多く、テレビ、ビデオ、メディア等などで大活躍中。 「王様,，」のフィッシングスタイルに共感し、釣りを始めた人も多い。また、彼のキャスティングテクニックは、目を見張るものがあり、遠く離れた先の目標を落とすなどミラクルキャストが感動を与えます。 彼は、３歳から釣りを始め、１５歳の時バスフィッシングに出合った。また、バスフィッシングの本質を求め、渡米を繰り返し、やがて世界の村田基へとはばたきプロバサーを越えた彼自身の独自の活動を展開。全国各地で開催されるセミナーやイベントの参加者を中心として、より親しいコミュニケーションをつくるためファンクラブまでが結成されている。

今回のプランは重富漁港を出港して，湾内を攻めながら終点となる指宿を目指します。

　
本日使うラバージグはおなじみのシマノの”炎月”です


トラブルの少ない三日月



タングステンで小型形状の満月型

桜島沖でコツコツとアタリがあるがラバーだけを食ってヒットまでは至らないシーンが何回かある。
一昨日からの急な冷え込みで，活性も落ちたのか不安がよぎります。

２台の魚探で探しまわすがベイトも見当たらない。あってもベイトは海底にへばり付いている状態。


しかしキングは”その時”を待って，ラバジグ（炎月）をひたすら巻く。

前日のリサーチチームで結果を出したエリア（ポイント）に船を流すが，厳しい。
やはり条件が揃わないと結果を出すのが難しい，ラバジグ。そのポイントを目指して次々に移動していく。

潮が止まっている間に世界の魚を釣り上げてきた”キングノット”を実演してくれました。


ビミニツイストをして・・・・・・


リーダーの8の字の中にラインを入れて・・・


キング考案のキングノット！
キャスティングの際にガイド通りがスムーズなため是非覚えておきましょう

さて手探り状態のポイントもあったがキングは真剣に攻め続けてくれました。
スローなリーリングスピードにこだわるキング！そして・・・・
『おう！なんかヒットしたぞっと・・・』

最初にヒットしてくれたのは良型のホウボウでした
撮影の合間にも面白い話で場を盛り上げて，笑いが絶えません。

　　
今回，ポイントを選定する上で，我々は4点を軸にエリアを絞り込んでいった。
１．地形の変化　　　２．ベイト　　　３．潮流　　　4.潮目
この条件が揃う（ヒットパターン）ポイントを探し，さらに南下していった。
そしてナイスなポイント発見！
漁礁周りの変化のある地形，緩やかな潮流，潮目はベイトをもたらしている。まさにヒットパターンだ。

　魚探画面にはベイトを追っているマダイらしき影がハッキリと映し出されている。
”喰うかも・・・”と思った瞬間！
”コン！コン！コン！グィッ！”
キングのホワイトプレミアムが大きな弧を描いた。

色鮮やかな綺麗なマダイ獲りました。


コチラも一安心です。

２投目も続けざまにヒットに持ち込みますが，すっぽ抜けてしまいました。
食いが悪いのでしょうねぇ・・・３投目入れる頃にはイルカが急接近！
場を荒らされたためポイント変更です。
まぁ・・・それにしてもラバジグってイトヨリがよくヒットしてきますねぇ・・・
マダイはイトヨリも喰うから”イトヨリカラー”があってもいいかもねぇ〜

ラバージグはロックフィッシュを狙うには最強ウェポン！
しかし今回は浮気せずマダイオンリーで狙っていきます。

だいぶ走って生見沖。
ここでも”地形”，”潮目”，”潮流”，”ベイト”を探していると，狙いのヒットパターン発見！
魚探画面は『コレ！食います』という，すばらしい反応が出ています。そして・・・・・


”コン！コッコン！グィッ〜ン！”
さすが一流アングラーは，こういう状況を見逃しませんね！
１発でヒットに持ち込みます。

う〜ん！気持ち良さそうです。

上がってきたのは優々たるオスのノッコミマダイでした。


カメラに説明中！

納竿前に指宿沖をかる〜く探って，みると又してもヒットパターンだ！
小ぶりですが１匹追加して１日目取材終了です。
今日は海晴丸を指宿港にお泊りさせていただき，温泉宿へ直行です。

4/4日の初回放送日までお見せできませんが，ヒットパターンを翌日も発見でき

”80cm近くある大型魚”もＰＥ1号でゲットしてます。さすがキングです。
※画像は放送後アップします

最後に船にサインをしてもらっていると・・・・・

いつのまにか，カメラを持っているのは
だ，だ，大仏さま　じゃあ〜りませんか！！ 

『スリムになあれ！』と・・・・・
大仏様におなかを撫でてもらいました。

今回サポータースタッフをしてくれた義太郎さんもキングと記念撮影！

キング！お疲れ様でした！またきてくださいね！
スタッフのみなさんもありがとうございました。

取材で使用した使用タックル紹介

リール　

（シマノ）

メタニウムMgDC／MgDC7
ライン：ＰＥ1号　　　リーダー：ナイロン16Ｐｂ

アンタレスDC7［ANTARES　DC7］
ライン：ＰＥ1号　　　リーダー：ナイロン16Ｐｂ

ホワイトプレミアム　
Ｂ631Ｒ　Ｂ632Ｒ　Ｂ633Ｒ

　　　　



■通常の水深、潮流に。〜炎月三日月型　鉛仕様〜
■底を取りにくい水深、潮流に。〜炎月満月型タングステン仕様〜
50ｇ，60ｇ，70ｇ