キャスティング

堤防や磯からキャストして釣る，お馴染みのエギングスタイルを船からやる方法です。オンシーズンともなると釣り場はエギンガーだらけで込み合うし，連日の釣行でイカもスレ気味。ショアから攻められない手付かずのポイントならエギ着水＝ヒットなんてしばしば。ショアからとは違い，浅場から足元の深場へと攻めるためｴｷﾞのロストは少なく，船をゆっくり流すため，常に新しいポイントを攻め続けられます。

狙う水深・・・5ｍ〜10ｍ
ロッド・・・7〜8ｆｔのエギングロッド　
リール・・・スピニング2000〜2500番
ＰＥ・・・0.6〜1号推奨
リーダー・・・フロロ4号
エギ・・・2.5寸〜4寸

省略


エギの種類（パターン）は数多く準備しておきましょう

船アオリ

沖の深場にいるアオリイカを釣るため中オモリシンカーをつけて攻めます。水深は15ｍ〜60ｍでリーダーはフロロの４号を４ｍ，底ダチ５〜６ｍにして常に海底から1〜２ｍ付近にエギを漂わせるようにします。8秒間に１回シャープにシャクって待つ，アタリがなければ繰り返します。

狙う水深・・・15ｍ〜50ｍ
ロッド・・・1.2〜1.4ｍの船アオリ竿（または万能竿でも可）　　オモリ負荷20号程度
リール・・・小型両軸リール　　スマッククラス
ＰＥ・・・0.6〜1号推奨
リーダー・・・フロロ4号
中オモリシンカー・・・潮流により変わるため8号10号15号20号を準備すること
エギ・・・3.5寸〜4寸

船アオリの釣り方

※まずリールには1ｍマーカーの入ったＰＥを巻いておくか，水深表示するリールが必要となる。正確なタナとりができないとこの釣りでは根掛かりを起こしエギをロストしてしまうので注意したい。船長の合図で餌木を潮下に軽く投げ、中オモリを沈める。着底したら素早く5〜6ｍ（この時エギの位置は海底から1〜２ｍになる）ラインを巻く。この動作を早くしないでモタモタしていると餌木が根がかってしまうため，巻き上げ動作がスムーズな両軸リールが有利となる。巻き上げたら竿を大きく振り上げシャクり，エギの姿勢が水平姿勢に落ち着くまでの時間の８秒間待つ。このときにアタリは訪れることが多いため集中するように。アタリがなければシャクリ＆フォールを繰り返す。シャクリのスピード、ピッチはその時によって変わるので色々と試してみなければならない。アタリは”モゾモゾ”だったり，はっきり”ギュイーン”ときたり様々だが，異変に気づいたらゆっくり大きく空あわせをしてみる。アオリイカがエギを抱いていれば，ズッシリと重みがかかる。大きければ根掛かりしてるようだが，あわてず一定速度でリーリングすることを心かけ，良型なら必ずタモですくいましょう。