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海晴丸は鹿児島 錦江湾のジギング、船釣りの遊漁船です。マダイ、カンパチ、タチウオ、カワハギ、アオリイカなどジギングやティップラン、コマセで狙います。


 
海晴丸連絡先  090-3738-2896     kaisei6@docomo.ne.jp

ライトタックル(LT)の手持ち真鯛

船釣りファンなら一度は大鯛を釣ってみたいという

狙い方は幾通りもあり,それに使うエサも様々。しかし

難しくない釣りの一つです。ここ錦江湾でマダイを狙う

に固定しコマセをパラパラと撒きながら狙う置竿釣方

堪らない感動があり,今もなお船釣りファンを魅了し

の釣りで,適度な誘い・コマセワーク・仕掛けのタナ取り

釣りのゲーム性を高め”攻めの釣り”に進化させたのが

ためタックルはコンパクトに軽量化され,ショートロッドは

願望はあるもの。しかしマダイ釣りと一言で言っても

どの釣り方をするにせよ,セオリー通りやれば決して

釣り方としては,3〜4mの胴調子の竿をロッドをキーパー

が代表格である。針がかりした時の長竿のシナリは

続けている。しかしこの釣りはどちらかというと魚まかせ

が釣果の大半を占めるいわば”待ち”の釣り・・・このマダイ

ライトタックルの手持ち真鯛である。アクティブに攻め続ける

魚の引きをダイレクトに手元へと伝えてくれる。
 

このページは一度味わったら病み付きになるライトマダイを紹介する。

ロッド&リール

ロッドはダイワのリーディングXA64Vが最適。軽いし強いし,1シーズン使ってみて最高の竿だと実証できた。

他にもリーディングXFショートがしなりもよくLTマダイをするゲームロッドとしてマッチしている。リールはダイワのスマック・

エアド・ミリオネア100SFなど小型両軸がベスト。シマノならカルカッタ200がオススメだが,水深が深い場合などはライトタックル

といえどもコマセワークが大変である。このような場合は小型電動リールを替わりにセッティングする。ダイワならFB300シマノなら

電動丸1000Hか600H。中でも価格・重さからみてRYOBIのVS300はオススメ!重量390gは手持ちにとって最大の魅力だ。

道糸はPE2号が標準

 

40〜60号のオモリでも潮流の影響とオマツリなどのトラブルを想定した上で2号を標準とする。ゴーセンならメーターテクミスペシアル,

ダイワならメガセンサー,サンラインのD−1PE船,よつあみのウルトラダイニーマWX8,VARIVASの10×10なら大丈夫!

思わぬ”大鯛”がきても焦らず仕留めるため,少々値段が高くても,細くて強い信頼性のあるPEを使いましょう。

またPEの端末はハリス6号でリーダーをつけておくようにします。潮の流れで船底にあたったり,隣の人とオマツリした際は,

必ずその箇所をチェックするように心がけましょう。大鯛がかかってからではもう間に合いません。

ハリス&針と天秤とクッション
 

海晴丸ではハリス3号を標準として使用しています。このことは魚にハリスが見える見えないではなく,マキエと自然に同調させるため・エサの

動きが,しなやかになるためです。また10mの長さは長すぎるんじゃないか?とよく質問されますが,このハリスの長さにも色々と釣れる秘密が

あります。マダイはエサカゴを嫌うといわれています。このマダイが嫌うエサカゴから釣針を遠くに離すため,ハリスを長くしているのが最大の理

由です。あとは潮の流れが速いときなどマキエサと同調させやすくなり,エサが自然に動くことも理由の一つです。またエサとりから釣り針を離

す点においてもロングハリスは有効です。そしてもう一点・・・ハリス部の小細工は極力しないでください。シンプル イズ ベストです。針はマダイ

11号を標準として使用しています。ハリスが3号なのに大きすぎるのでは?と思っている方も多いようですが,マダイの口・エサの食べ方から

すると11号でも小さいと私は思います。喰いがいいときはマダイ12号を,喰いが極端に悪いときはマダイ10号を使い分けるくらいで錦江湾では

結構だと思います。小さ目の針を使うと曲げられたり,のまれてハリスが切れたりするばかりではなく『大鯛のスッポ抜け』が非常に多くなりま

す。せっかくかかった大鯛を手中に収めたいなら,小針はなるべく使わないほうがいいと思います。またハリスが長い分,最大の難関はハリスの

オマツリです。仕掛けを上げてみると自分の天秤や道糸に仕掛けが絡まっていたという場合があります。これでは折角のチャンスを逃してしまう。

カゴから先に海中に落とすなどある程度は釣り方で回避できますが天秤自体にも絡みにくい物とそうでないものがあります。美咲のパワーアー

ム・ダイワのリーディングアーム・吉見製作所の夢の天秤は優れものです。またハリスのヨレを画期的に軽減するアイテムはオーナーのトリプル

クレンやヤマシタの5連サルカン。クッションとハリスの間に装着するだけでかなり効果ありです。当然ですが古いサルカンやクッションは絶対に

使わないようにしましょう。結構このようなケースでバラシてしまう人がいます。また針ですがマダイが3枚くらい釣れたら交換するようにした方が

ベターです。針先が鈍るとエサツケにもフッキング時も当然影響してきます。そろそろ交換したほうがいいかなぁと思ったら即交換するように心が

けましょう。

エサとコマセワーク


 

セオリーではコマセは小さ目のオキアミ(またはボイル)を使い,ツケエサにジャンボオキアミ(ボイル)を付けます。マダイの活性が

高い時はオキアミ生でも半生ボイルでもボイルでも喰ってきます。こんな日は当然のことながら釣れます。問題は喰いが悪い日。

エサの頭だけを少し食べてたり,針がかりする場所が悪かったりした時は,マキエと同サイズのエサを針に付けます。しかも抱き合せ

より1匹カケの方が良かったりします。とにかくマダイに不信感をあたえず,如何に自然に口を使わせるか考えながら攻めていくと

釣果に結びつきます。私は喰いがいい日はボイルの大き目を抱き合せにします,喰いが悪くなると小粒ボイルの抱き合せ,さらに

悪いと1匹カケにします。そして何よりマダイ釣りの中でキモとなるのがコマセワークです。

エサとりが多いとき・マダイの食い気がある時間帯はなるべく早めに回収・投入を繰り返します。エサ盗りが多い時などはマキエを

どのレンジでフルかが大きな意味を持ってきます。LTマダイの場合,コマセはあまり多く必要としませんが,どちらかというとマキエが

でにくいタックルなので,静かに誘ってポロポロとマキエサがでるようにすることも重要です。マダイのコマセに関しては色々と意見が

ありますが,ノッコミ鯛など群れで移動するマダイ群を我々は船の下に足止めさせたい訳です。そして新しい群れを針のあるポイントまで

呼び込んでいくためにはコマセは的確に出すべきだと私は考えます。

コマセは潮下のマダイを引き寄せる役目とコマセによって遠くへ離してしまう逆の役目もある事を認識しながら,下マキ中心がいいのか

上マキ中心がいいのか考えながらすることです。海中の仕掛けと付けエサの位置,コマセの流れる様子を頭の中でイメージできる方に

とっては,マダイ釣りは難しくない釣りだといえます。海晴丸がノッコミ鯛を狙う山川沖での場合,仕掛け投入後1分位でヒットする確立が

非常に高い。このような時間帯は私がよく言う『3分勝負』でコマセワークをした方が断然釣果があがります。マダイのコマセ間隔は長くて

も5分には手返しするようにしましょう。真鯛釣りはのんびり釣るというイメージがありますが,意外と忙しい釣りなのです。

釣り方と誘い方

コマセワークがしっかりできれば,あとはタナとりです。マダイ釣りはタナとりゲームだともいえます。コマセと仕掛けがイメージ通り同調し

マダイのいるタナにピタっと合わせれば,いいわけですが潮が早い場合や殆ど流れない場合はコマセの落ち方も変わってきます。

マキエサとツケエサを同調させることを念頭に上から下へゆっくり自然にエサが落ちていく演出をロッドアクションで行います。これが

誘いです。大きく分けて,上からの誘い,逆に海底から海面への誘いがありますが,大鯛を狙う場合などは誘わないでじーっとしている

置き竿釣方がいい場合があります。置き竿もマダイを狙う1つのパターンです。この3つの基本パターンを覚えておきましょう。

あとLTマダイにおいてのドラグ設定は重要です。フッキングの際に注意すべき点がいくつかあります。

ドラグはきつめ,魚が掛かったら大きく鋭く合わせるということ!ドラグは弱めでもスプールを親指で固定し,大きく鋭く合わせる事ができれば

ドラグは弱めでもOKです。ただマダイならハリス4号をつけておけば10Kgくらいまでは獲れるので,ドラグは魚が突っ込んだ時だけジーっと

出るくらいのキツメにしておきます。今までの釣り方は天秤もオモリも大きく,マダイが掛かったらその反動でフッキングしてくれましたが,LTの

場合は軽い分,自分がフッキングさせてやらないと,掛かり難くなります。私もこれが原因で何度かバラシましたが,大きくフッキングさせるよう

になってからゲット率があがりました。付け加えてテンションは常にかけておくことです。魚が掛かってから取り込むまでハリスはピンと一直線に

なるくらいのテンションをかけてください。見ていると殆どの人が取り込む際にテンションが抜けています。

海晴丸のライトタックルマダイ仕様 おすすめ!

ロッド
リーディングXA64タイプV(DAIWA)
リーディングXショート(DAIWA)

リール

電動VS300(リョービ)
シーボーグ300(DAIWA)
電動丸1000H(シマノ)
ミリオネア100(DAIWA)
エアド(DAIWA)
スマック(DAIWA)
カルカッタ200F(シマノ)

PE

テクミースペシャル2号(GOSEN)
メガセンサー2号(DAIWA)

ハリス

ディーフロン 船ハリス真鯛3号(DAIWA)
ディーフロン 船ハリス真鯛4号(DAIWA)
ルーツ3号(GOSEN)
ルーツ4号(GOSEN)

クッション

プレミアムクッション2.0mm×30cm(DUEL)
プレミアムクッション1.5mm×30cm(DUEL)

天秤

スナイプアーム1.5×40(美咲)
スナイプアーム1.2×30(美咲)
リーディングアーム1.0×350(DAIWA)
夢の天秤(吉見製作所)

サルカン

トリプルクレン(OWNER)
インターロックWクレン(OWNER)
5連サルカン(ヤマシタ)


エサカゴ

ステンジェットライトビシ(DAIWA)
メモリーカゴM(美咲)
スプリングカゴM(美咲)

フック
カットマダイ9号〜11号(OWNER)
PEマダイ9号〜11号(OWNER)
閂マダイ9号〜11号(OWNER)
早掛けグレ9号〜11号(OWNER)
スーパーカットチヌ7号(OWNER)

夜光玉

発光玉ソフト8H(TOHO)

便利アイテム



すごい貫通力と強靭なオーナーのマダイ針シリーズ

  

長いハリスでもヨレが激減します
 

大塚プロデュースのLTアイテムは優れものです
  

美咲のエサカゴはマダイからウィリーまで使用可能

 海晴丸連絡先  090-3738-2896     kaisei6@docomo.ne.jp