喜界町歴史民俗資料室について
1 資料室設置、指定文化財の展示、学芸員、専門員の配置
(1)陳情と経過
喜界町では、昭和46年に各家庭に保管されている貴重な文化財を町指定とし、
各家庭に中型の金庫を貸与して保管をお願いしていた。
家庭での金庫保管は盗難や火災による盗難焼失の防止にはなるが、いつでも誰でも
見たり研究調査したり出来ないので展示していつでも見れる展示館が必要であった。
・平成8年 歴史民俗資料館の建設と学芸員、専門委員の配置に付いて、文化財保護審
議委員会では、町長、議会、教育長に設置の陳情をした。
・平成11年 旧公民館2階(元図書室)が古い農具などの置き場になっていたので、
歴民室に改造する設計費が予算化された
・平成12年 改造費が予算化され(1900万)施工された
・平成13年1月から展示のため各家庭を回り、教育長名で1年乃至2年の借用証により
借用展示を始めた
・平成13年 展示室の展示、開室をする事になったが、管理説明の常任が必要になり、
学芸員・専門委員の常置の陳情を行う
・然し役場では定員の関係で新しく採用する事が出来ないと言うことで、教育長と協議の
結果教育委員会の職員を県埋蔵文化財センターで半年の研修を受けさせ専門委員の
資格を取得させた。然し勤務は教育委員会であり資料室勤務ではなかった
・歴民室の管理、来室者への案内説明は文化財審議員5名が(月〜土)奉仕している。
(2)歴民室展示の現状
町指定文化財 46点中44点(2点は島外持ち出し)
寄贈及び借用展示 23点 各家庭保管 7点
記念物 7点 天然記念物 7点〇 明治、大正、終戦直後まで使用されていた生活用品、農具、漁具、紬織り用具
〇 史跡 〇 記念物 〇 天然記念物 @ 代官合祀の墓 @ 石像 @ 蘇鉄群生 A 村田新八修養の地の碑 A 帳箱・古文書 A 巨大蘇鉄 B 御殿の鼻 B 奉安伝 B ハスニハギリ C 仮屋跡 C 戦闘指揮所 2 C ヒロハネム D ウラトミの墓 D ウリハー 2 D ヒメタツナミソウ E 平家伝説 ・沖名泊 ・七城 ・平家森 F 芭蕉句碑
子供の遊び道具、古い写真、発掘土器等
2 利用及び問題点と対策
(1)来室者の実態
平成13年度 11月〜3月迄 5ヶ月間 146名 平成14年度 4月〜3月迄 1年間 550名 平成15年度 4月〜10月迄 7ヶ月間 583名 (2) 年度別 年齢別来室参観者 (15年度は4月〜10月迄)
小以下 中 高 20 30 40 50 60以上 計 14年 95 12 27 34 84 108 92 98 550 15年 85 42 7 46 65 97 106 135 583 (3) 問題点と対策
・専任職員の常置
いつでも誰でも参観でき、喜界の歴史、文化を説明させるためには、学芸員か
専門員の常置が必要、現在は文化保護財審議委員5名が交代で行っている。
・家庭に保管されている文化財は温度、湿度に影響され破損の恐れがあるので、
保管者の理解を得て早急に歴民室展示を図る。
・小、中、高校生の総合学習への組み入れや郷土学習への利用を図る。
・教職員が郷土教育をするために喜界島の理解に利用してもらう。
・地域における体験学習への利用活用
(奉仕活動、町地区体験活動推進協議会の推進)
・喜界島固有種 絶滅危惧種 ヒメタツナミソウの管理増殖。
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