産直ショップ宇宙船種子島トップ お問い合わせ

種子島ふるさとレシピ集

種子島でとれる自然の食材を使った郷土料理を集めてみました

  1. ごはん
  2. いもんせん
  3. 竹の子
  4. 野草
  5. 浜ぜり
  6. 落花生
  7. 野菜
  8. 飛魚
  9. きびなご(ざこ)
  10. 菓子

 いもんせん篇

「いもんせん」とはさつまいもから作られるでん粉のことです。
種子島ではさつまいもを「からいも」と呼ぶことから「からいもせん」とも呼ばれます。

いもんせん(でん粉)の作り方
  1. 畑から彫りたての新鮮なものをきれいに洗って、おろし器ですりおろす。(ブリキに釘で穴をあけ器の枠をつけたもの)
  2. 現在の生姜おろしの様な最も目の粗い大きい物でごしごしすりおろし、これを布でこしたものを沈殿させる。(この時、清水をたっぷり使用する。)
  3. 8時間〜10時間置いて下に沈殿したいもんせんをおこして、日光にさらしてから料理に使用する。
いもんせんのだんご汁
材料 いもんせん2カップ 煮干30g 味噌80g 茹でたから芋中1本 ねぎ少々 のり少々
作り方 @から芋をつぶして、いもんせんを入れてまぜ、耳たぶ位になるまでよくこねる。
A鍋にたっぷりの水を入れ、煮干を入れ、出汁を4人前取り煮えたら味噌を入れ、@を適当にまるめて入れ(煮えたら上がってくる)煮えたら味を整え、ねぎ、のりを入れて火を止める。
※材料はのりでなくても香りのよいくさ木の新芽等でもよい。
※のりは種子島で取れる岩に生える黒のりが更によいと思う。


いもんせんのすいもん
材料 でん粉1.5カップ にら7〜8本 しいたけ4枚 塩小さじ1/2 だし汁3カップ 醤油小さじ1
作り方 @から芋は皮をむき、あく抜きをする。
Aあく抜きの出来たから芋を煮上げる。
B煮上げたから芋をよくくずして、でん粉を入れてよくつきまぜる。
Cにらはみじん切りにして、Bに塩、にらを知れてまぜ適当な大きさにまるめて煮上げる。
Dだしざこでだし汁を作り、しいたけ、だんごを入れて出来上がり。
※行事の料理ではいつも出された。


いもんせんのあげもん
材料 でん粉2カップ 水2〜3カップ 油少々
作り方 @揚げ鍋に油を敷き、けむりが出たらでん粉と水をよくかきまぜたものを流し込み、木じゃくしでまぜながらむらをなくし、手に水をひたしながらたたきつけ、ふたをしてしばらく蒸らし、返して透明になるまで焼く。
A好みの型に切って皿に盛る。
※温かいうちに・・・
 ・出来上がった温かいでん粉に、生姜醤油をかけて食べる。酒のつまみにもなる。
 ・出来上がったでん粉に、黒砂糖をかけて、子供のおやつに。

※固くならないうちちに・・・
 ・3〜5cm位の長さに切って、カボチャ、竹の子、コンニャク等の野菜との煮付けに。 
 主に精進料理に油でいためた野菜の煮付けをする時に昔からよく使われたものである。
 ・前の晩の残りは、翌朝、白菜、大根等と味噌汁に。
 ・ごま和え(ごま、砂糖、酢、醤油)


こちゃぶけ
材料 だしざこ20g 大根300g 人参150g 里芋2個 水2カップ でん粉1カップ 油大さじ1
砂糖大さじ2 塩小さじ1 醤油大さじ2.5
作り方 @だしざこ、野菜は全部1cm位のあられに切る。こんぶは千切り。
A少量の油で材料をいため、水を少し入れて煮る。(大根から水分が出る。)
Bでん粉は同量の水で溶かし、油を入れたフライパンに入れしゃもじで混ぜ、固まってきたら返しながら揚げる。少しさましてから、あられに切る。
CAが煮えてから砂糖、醤油で味をつけ、Bも入れて煮含める。
※Bのでん粉の揚げ物を入れずに、野菜を煮含めるものに、少量のでん粉を水溶きして、あんかけ風にしてもよい。(この場合、鍋煮物という)
・すべての材料を角切りにするのは作物が千位にも万位にも増えるよう豊年を祈願して
 切るのだそうである。
・材料や分量等は適当に決めたものであり、昔は材料も味も家々の家風に合わせ独自の
 ものがあったようである。それ故に調味料については、なかなかむずかしいものがあった。


でん粉のうどん
材料 でん粉2カップ 熱湯2カップ うち粉(でん粉)2カップ
作り方 @でん粉を熱湯でこねる。(木じゃくし)
Aのべ板の上に、うち粉(でん粉)をし、めん棒でうすくのばす。
Bそれを細かく切る。
Cたっぷりの熱湯で茹でて(うき上がるまで)水の中にひたし洗いあげる。
Dだし汁を作り、したいけや季節の野菜等を入れ、好みの味に整える。

・種子島郷土料理集「うんまかえ」(種子島地区生活改善推進員連絡協議会刊)を参考にさせていただきました。