統太:「ヒーローの偽者が敵となって立ちはだかるというのは某光の国の戦士や某改造人間や某北斗神拳伝承者も体験した

     統太:伝統であり即ち自分に似た相手と闘えるのは主人公の特権でありつまり俺は主人公なのですねヒャッハー!

     統太:……目つきが悪かったり色が違ってたりトレードマークのアホ毛がなかったりメイドイン特亜だったりすんのかね。

     統太:あと俺なんかの偽者作っても役立たないだろ。もっと強いのが幾らでもいるんだしさ」

     統太:天翔ける竜”(LastDragoon)九衛統太。

     統太:表向きは希少かつ凄まじい力を持つがゆえに常にUGNの監視を受ける古代の竜。

     統太:しかしその実態は威厳など1ミクロンも感じさせない日々趣味と本能に従って生きるダメ人間。

     統太:【シンドローム】キュマイラ/ハヌマーン 【HP】42 【行動値】17 【基本侵蝕率】39% 【Dロイス】古代種

     統太:[PC間ロイス:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル ■信頼/□不安]

     統太:「復讐鬼と化さず己を律するその精神は強さの表れでもあるし、火が付けば焼き尽くされる火薬でもある」」

     統太:[シナリオロイス:片岡 紗枝 ■庇護/□恐怖]

     統太:「――もしも僕が悪魔でも、友達でいてくれますか?なんて言ってみたり」

     統太:以上、PL福坂真央です。よろしくお願いします。

     

     シャルロット:「・・・・・ああ、また何か事件に巻き込まれるんだ・・・・」(遠い目

     シャルロット:「睦実がやられたのかあ・・・かなり厄介なジャームみたいだね」

     シャルロット:「まあ、私がやれる事は大した事無いけど、やれる事はあるんだから頑張りますか」

     シャルロット"零距離の銃使い"シャルロット・橘・クリスタンヴァル

     シャルロットOVの探偵であり、UGNイリーガル

     シャルロット:そして今は亡き恋人と家族の敵を探す復讐鬼!

     シャルロット:・・・・の筈なのだが特異点の力と自身のお人良しさによってよく事件に巻き込まれ、全く敵探しが出来ていない。

     シャルロット:上記の能力で起きる事件をお人良しなせいで見て見ぬ振りを出来ず、解決に奔走する苦労人

     シャルロット:【シンドローム】モルフェウス・ノイマン【ワークス/カヴァー】探偵/探偵

     シャルロット:【HP26IV8【侵食基本値】39%Dロイス】特異点

     シャルロットPC間ロイス:“星の子”天満 莉亜に■好奇心/□隔意

     シャルロット:「隕石かあ・・・・一体どんな感じなんだろう」

     シャルロット:シナリオロイス:“刃の妖精”沙原 睦実に■友情/□不安

     シャルロット:「命に別状は無いらしいけど・・・心配だなあ」

     シャルロットPLtakumiです。よろしくお願いします

     

     莉亜:「誰かによく似た『偽物』が悪さしてるって聞いたら。放ってはおけないよね」

     莉亜:「まあ、撃破が依頼なら遂行させていただきますよ。親しい誰かと『同じ』と言ってもそれはもう別のものでしょう?」

     莉亜:「……でも、そんな単純に事が運べば苦労はしないよね」

     莉亜:“星の子”天満 莉亜

     莉亜:髪の色が派手なことを除くと、どこにでも居そうな女子高生。

     莉亜:しかし、その正体ははるか昔レネゲイドのに地球に落ちてきた隕石がRB化したもの。

     莉亜:本人は自分を流れ星だと認識していて、そのために「人の願いを叶えること」を目標に生きている。

     莉亜:性格は少しズレていることを除けば至って普通でRBと気づかない人が多数。

     莉亜:しかし、時折人外としての表情も見せる。

     莉亜:人との交流は積極的に行なっている。

     莉亜:比較的常識人だが、最近タガが外れてきているのは気のせいだろう、きっと。

     莉亜:―――それと同時に、精神的に不安定さが目立つようになってきたことも。

     莉亜:戦闘時は光で作った弓を使う。

     莉亜:シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ Dロイス:光使い

     莉亜HP27 行動値:17 侵蝕率:34

     莉亜:シナリオロイス:“ドラゴン・トークン” 好奇心/■脅威

     莉亜:「白竜の偽物なら黒竜だったりするのかな……うん、そういう問題じゃないね」

     莉亜:「親しい人に似てるとどうしても躊躇してしまうのが心理学的には証明されてるみたいだけど。生憎、私は『ヒト』じゃないから」

     莉亜PC間ロイス:“天翔ける龍”九衛 統太 ■憧憬/隔意

     莉亜:「……元気づけてくれてありがとう。その心の強さは一体どこから来るのだろう?」

     莉亜:「人とか龍とか。関係なくただ『興味がある』」

     莉亜PLは虹風です。以上、よろしくお願いします。

    

     GM:それでは。

 

 

 

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。

      

     強者の街・黒巣市にも変わらぬ日常は存在する。

     蔓延る鬼を断つような。狂える化物を斬るような。

     そんな夜が自然にやってくる。そんな不可思議な日常が存在する。

      

     無論それは人知れぬ日常。常人の踏み入らぬ世界。

     多くの人間にとっての与太話こそが、君の日常ならば。

     ……例えば、君が己の『影』と出会うこととて、ある種の日常には違いなかった。

      

     その筈、だった。

      

      

      

     多くの人は、それを日常とは呼ばない。

     だから今は、その不可思議をこう呼ぼう。

      

      

      

     ――オデッセイ( 長 い 冒 険 )

 

 

      

     ダブルクロス The 3rd Edition / Conflux

     『不可思議−Wonder / Turn Infest

      

     それは非日常の物語。紛うことなき与太話。

      

      

      

     GM:GMは“常識は爆破する主義”の佐田塚です。よろしくお願いします。

      

 

 

     ==============================

     マスターシーン、あるいは燃え尽きた書類の断片

     ==============================

      

     ―――結論から言うと。

      

     “ホームランド”による“天翔ける龍”の複製計画は凍結させざるを得ない。

     このプランでは、そもそも古代種の複製自体に大きな無理が生じることがわかった。

     最低限我々の言葉を聞き入れる数値にすら、侵食率が下がらないのだ。

     その理由について、これより多くの憶測を含めながら列挙するが――

      

      

              *      *      *

      

     そこは、最悪の領域だった。

      

     「嘘でしょ……?」

      

     「人の顔みてそんな表情すんなよ。俺だって傷つくんだぜ?」

      

     夕暮れ時。他人のいない郊外で、沙原 睦実は内心で悲鳴を上げた。

      

     「(――嘘でしょ!?何かの冗談でしょ!?)」

      

     目の前の人物は明らかに『本物』には見えず。

     そして彼が『偽者』だとしたら、それは笑えない現実であることを、彼女は知っていたのだ。

      

     「なんか、『色々知ってます』って顔してんなアンタ。ま、どうでもいいけど」

      

     「……っ」

      

     統太によく似た男「まだ身体がしっくりこないんだ。肩慣らしに付き合ってくれよ」

      

     「《縮地――」

      

     「あ、駄目だ。弱ぇよ、人間」

      

      

              *      *      *

      

      

     ――以上の条件をクリアできる見込みがないため、計画は凍結とする。

     件の試験体についても生命活動の停止を確認した後凍結し封印する。

     強い生命力を持つキュマイラではあるものの、計算上は蘇生の可能性は0に等しい。

     ……この試みに比肩しうる成果を上げることのみを、彼に対する供養と考えよう。

      

                                  “アイスエイジ” 斜藤 善也

      

      

      

     ==============================

     オープニング1

     シーンプレイヤー:“星の子”天満 莉亜

     ==============================

     

 

     GM:侵食率上昇お願いします。

     莉亜#1d10+34

     ria:1d10=(6)=6+34=40

     莉亜:まあ、ぼちぼち

 

     GM:では、少し、いや結構時を遡る。

     GM:君が、『とあるUGNエージェントを討伐した』一件の少しばかり後だ。

     

     “プランナー”:「ああ、貴女ですか。この間はありがとうございました」

     GM:いつもの通り、というか、あちしがプランナーがブランコこいでいる絵がやたら好きなので、場所は公園な。

     莉亜:はーい。

     “プランナー”:「こないだの一件、片付きましたので、一応報告をさせていただきますね」

     莉亜:「ん、そうなんだ。じゃあ、よろしくねー」 こっちはプランナーの正面の柵に座って聞く姿勢。

     “プランナー”:「結局、あの“クララもどき”の一件は、FHが潰したそうですよ。研究から何まで」

     “プランナー”:「『ホームランド』。UGNの一部が戦力増強の策として用意した『トークン』と呼ばれる複製体の作成計画だったわけですが、あの“クララもどき”はその研究の一部だったようです」

     莉亜:「……ふむ」 少し眉をひそめて

     “プランナー”:「実際に『クララトークン』などと言うものが量産されたらパワーバランス崩れますからね、私としては潰れてよかったと考えておりますが」

     “プランナー”:「少々、FHの利が大きくなりました……問題はないでしょうが」

     莉亜:「……まあ、UGN一強になるのは誰がどう見ても明白だよね」

     “プランナー”:「かなり盛大に研究所を壊したようですから、『トークン』の残党がでないかはしばらく気にする必要はあるでしょうね。侵食率の調整をする機関がなくなった以上、容易に暴走するのは目に見えています」

     莉亜:「それは怖いねー」 『これ』も懸念事項に入れておいたほうがいいなー、と頭の中で考えて

     “プランナー”:「……ま、この一件ですぐに影響が出そうな問題は残党程度ですね。各勢力の政治的な問題はゆっくりと見えないところでとなりますし」

     莉亜:そだね、と小さく肯定。流石にそんなところまで関われはしないし、最初からそんな気は毛頭ない。

     GM:話はそのぐらい、と言いたげにプランナーは立ち上がる。

     “プランナー”:「この街はUGNの力の強すぎる街……砂上の楼閣と言えども、顕在し続ければ威光を放つ」

     “プランナー”:「……その幻想に些細ながら皹が入った今……きっと、これから多くの組織がUGNを目指す」

     GM:――「全てはプラン通りに」。きっと、その後にはその言葉が続くのだろう。

     “プランナー”:「気をつけてくださいね」だけど今回は、その言葉で締めくくった

     莉亜:「……はーい」 あれ、意外だな。いつものセリフを言わないなんて、とは思ったが。特に気にするでもなく。

     莉亜:ひらひらと手を振って見送った。

     

     かくて君は、『今回の事件』に関する予備知識を持ち合わせることになった。

     ……非常に些細な知識だったが、これが結構な問題に繋がった。

      

      

      

     ==============================

     オープニング2

     シーンプレイヤー:なし(全員登場)

     ==============================

     

 

     GM:侵食率上昇をお願いします。

     シャルロット#1d10+41

     Charlotte:1d10=(1)=1+41=42

     莉亜#1d10+40

     ria:1d10=(10)=10+40=50

     莉亜:アッー\(^0^)

     統太#1d10+39

     Touta:1d10=(6)=6+39=45

     GM:隕石娘の明日は火星か金星か

     

     GM:さて、マスターシーンの事件があった翌日。君たちは呼び出された。

     美鈴:「お待ちしておりました。早速ですが、厄介な事件が起こりました」

     GM:そう言って彼女が出す、どっかしらの監視カメラ由来と思しき写真には、とーたちんが写ってました。

     統太:「はい?」

     シャルロット:「えっと・・・これって統太君ですよね?」

     統太:俺そんな時間出歩いてないよーと自己弁護。

     莉亜:「……えーと」 あっ…(察し) とは思ったが表情には出さない

     美鈴:「昨日の夜、旧市街の某所で撮影されたものです。ちなみに、その時間、九衛さんが資料室でエロゲに埋まって寝ていたことは八戸さんが確認しております」(何

     シャルロット:「あ、そうなんですか・・・・じゃあ、これって誰何ですか?エグザイル持ってる人の変装とか?」

     統太:「複製体……まさかな」

     莉亜:「……」 統太くん、あながち間違ってないよ、とは言わない。まだ。

     美鈴:「いいえ、そんな生易しいものではなかったそうです。イリーガルの目撃者がいたわけですが、彼女の弁では『竜の鎧、竜の爪、確かに彼だった』と」

     シャルロット:「成程・・・・・」

     美鈴:「……複製体と見るのが妥当だと我々は考えました。よって、これよりこの偽者を“ドラゴン・トークン”と呼称します」

     統太:「DT……」()

     莉亜:とりあえず統太くんをどつく(何)

     美鈴:「撃退していただきたい。ちなみに、目撃者も負傷はありますが能力を使うのに制限はないそうです。情報収集などに長けた人ですので、役立ててください」

     統太:「了解」(どくどく)

     GM:DT発言は華麗にスルー

     シャルロット:「了解です」統太君と莉亜ちゃんを少し笑って見つつ

     莉亜:「わかりました」 なんでもないような顔で

     GM:「彼女の病室の番号はこちら。“刃の妖精”沙原 睦実という探偵です」

     シャルロット:「え、襲われたの睦実何ですか!?」

     美鈴:「ええ。とはいっても先ほど言ったとおり意識もはっきりしていますし負傷も後遺症も残らない程度のものだそうです。病室で寝てれば数日で回復するでしょう」オーヴァードは丈夫なのだ。

     シャルロット:「あ、そうですか・・・・ありがとうございます」ほっとした顔で

     統太:「――よかった。“そいつ”、“俺”じゃないわ」

     統太:ぞっとする声で呟く。

     美鈴:「……思うところは色々あるでしょう。だからこそ耳に入れてもらわなければならなかった話ですが」

     莉亜:「……」 その2人の声をどこか遠くで聞いているような錯覚に襲われる。すぐ傍にいる筈なのに。

     統太:「ありがとうございます」

     美鈴:「やりかたは、任せます。というか任せざるを得ません。よろしくお願いします」

     莉亜:「わかりました。ありがとうございます」 支部長代理に一礼した。

      

      

     「…………」皆の去った後の支部長室で、空を見上げた。

     「『見上げよ、そして絶望せよ( Look Skyward and Despair )』……か。大きな事件にならなければいいのですが」

            

      

     ==============================

     オープニング3

     シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

     ==============================

     

 

     GM:侵食率たのんます

     シャルロット#1d10+42

     Charlotte:1d10=(7)=7+42=49

     

     GM:んじゃま、とりあえず沙原の病室でいいかしら。

     シャルロット:はーい

     GM:まぁ、彼女は松葉杖使ってる感じだね。多分左足をぐちゃっとやられながら逃げ帰ったんだろう。

     シャルロット:了解です

     沙原:「ドジっちゃった、とか強がりたいとこだけど……正直遭遇したのが不運だった、ってレベルね」

     シャルロット:「・・・そんなに強かったの?彼のコピーならそれ位強くてもある程度納得できるけど・・・・」

     GM:そんなことをぼやく。まー多分、女探偵同士の交流とかもあるんだろうと思うのでフランク

     シャルロット:はーい

     沙原:「“天翔ける龍”がそのまま――細部は大分違うけど、概ねそのままジャーム化したイメージ。味方なし、人通りなし」

     シャルロット:「細部って言うと?」

     GM:彼女はトライとしてエンハイに覚醒したので。空中に軽く竜化したドラゴントークンの画像を作り出す。なるほど、細部は大分違うのと、あとドラゴンアーマーはもってない見たいね。

     シャルロット:成程

     沙原:「ハヌマーンはなかったけど、キュマイラとしての能力は概ねそのままだったと思う、とは言っても、大技見たわけじゃないけど」

     シャルロット:「成程・・・・彼のキュマイラ能力を持ったコピーがジャーム特有の能力を得たような感じかな・・・・」

     GM:「うん。他にも能力があるのかもしれないけど、ちょっと判らなかったかな」

     シャルロット:「成程・・・ありがとう、助かったよ」

     沙原:「一応、支部長代理からも頼まれたし、この状態でもできる手助けはやってくつもり」そういいながら《アニマルテイマー》。黒いクマネズミが足元をうろちょろしてる。

     シャルロット:「この子で助けてくれるのかな?」

     沙原:「うん、足はまだかかるから。情報収集とかの手助けぐらいは多分できるし」ま、演出的だがねw

     沙原:「……あたしは昔から住んでた組だけど、物騒な街になったわよね、ホント」

     シャルロット:「私なんて近所のコンビニに行こうとしたら事件に巻き込まれたよ・・・10回位」特異点だしね

     GM:「お疲れ様……ま、あんたも気をつけてね、クリスタンヴァル。いつも通り、ジャームなんていう手加減の期待できない敵相手だし」

     シャルロット:「うん、分ってる・・・・じゃあ、私はそろそろ行くよ。今度甘いものでも持ってくるから。確か好きだったよね?」

     GM:「モンブランの気分」

     シャルロット:「はいはい、じゃあお勧めの奴があるから買って来るね。じゃあ、また今度」って言って手を振りつつ病室を出ます

     GM:「期待してる」

     GM:んじゃ、シーンエンドでいいかしら

     シャルロット:はーい

      

      

     ==============================

     オープニング4

     シーンプレイヤー:“天翔ける龍” 九衛 統太

     ==============================

     

 

     GM:侵食率お願いします。

     統太#1d10+45

     Touta:1d10=(10)=10+45=55

     GM:滾ってんな

     統太:逸品!

     統太#1d10+45

     Touta:1d10=(5)=5+45=50

     GM:まぁ落ち着いたな。

     統太:これで。

     

     GM:さて、そんな話があったのが昨日……ってことにしておくか。

     統太:うぃす。

     GM:件の馬鹿はすぐに暴れだしたりはしてないようである。

     GM:となると、日常をこなさねばならないので君はゼミだ。

     統太:もっともそのゼミをやってる統太の親父は発掘で海外に行ってるので衛星放送で講義だが()

     GM:アグレッシブだねぇ

     統太:統太引き取って息子にするくらいだもの。

     GM:成程

     GM:まぁともあれ、そんな講義が終わったあたり。

     紗枝:「………ん゛ー」

     GM:こー、自分の交友のある人間を順に目で追ってる彼女がいる。相談相手に悩んでいるようだ。

     統太:「来週はウプレカスの文化開放思想か……って、どうした?」

     紗枝:「あ、九衛……うん、やや不安はあるけど妥当どころかな?」

     GM:一人で勝手に決めて

     紗枝:「来週末暇だったりしない?」

     GM:勇気のあることに誘ってきた。

     統太:「何かのバツゲームなのかそれは」()

     GM:「いやいや結構真面目な話。あ、先に言っておくとデートとかそういう話ではない」

     統太:「真面目な話ねー。俺でよかったらどうぞ」

     紗枝:「なんか、うちの姉さんが観光でこっち来るとか言ってきてるの」

     紗枝:「それが来週末なんだけど、正直この街のどこを紹介すればいいのかわからない。私、大学に入ってこっち来たばっかだし」

     統太:「観光かぁ。黒巣タワーは地元でも知らん人間多いし、W7は論外だし」

     統太:むぅ、と頭をひねる。

     紗枝:「ぶっちゃけあの電波塔、その話聞いて調べるまで存在をしらなかった」(何

     統太:「(エリュシオンは別の意味で『観光名所』だから紹介するのはやめとくか)」

     紗枝:「いやまぁ、好きに回らせればいい話かもしれないけど、ぶっちゃけこの街、郊外の治安って決していいものじゃないじゃない」

     統太:「まあな」

     紗枝:「ある程度こっちでいいスポットした方がいいかなーってさ」

     紗枝:「あるいは、紹介しないまでも新市街が旧市街の治安いいとこで回るために案内役を探してた……っていいとこある?」

     統太:「治安のいいとこで有名な場所って行ったら、あれだ。ゆるキャラの黒さん」

     紗枝:「はじめて聞きます」

     統太:「黒猫とシスター足して2で割ったような、萌えキャラっぽいゆるキャラのいる観光スペースがあるんだよ」

     統太:ちなみに今作った()

     GM:おう(何

     統太:今後の設定で出るかどうかは知らんがっ。

     紗枝:「へー、ちょっと今日か明日にでも案内してくれない?」

     統太:「いいよー。『アイツ九衛と一緒にいた』って次の日に黒いうわさが立っても一切責任は取らないが」()

     紗枝:「……せ、背に腹は変えられない」(何

     統太:コミケのニュースで映ってたりアキバでエロゲ買ってたのを知られてるのは正直キツい。いい隠れ蓑にはなってるが。

     GM:ま、そんな感じでエンドでいいかな?

     統太:いいですよー。

 

 

     ==============================

     ミドル1

     シーンプレイヤー:“天翔ける龍” 九衛 統太

     登場:全員(演出上不登場も可)

     ==============================

     

 

     GM:ええと、これは今回敵ボスがシンプルなので、ミドルで侵食率をあげておいてくれ、ってことですw<演出上不登場も可

     シャルロット:成程、了解です

     莉亜:はーい

     莉亜#1d10+50

     ria:1d10=(6)=6+50=56

     シャルロット#1d10+49

     Charlotte:1d10=(1)=1+49=50

     統太#1d10+50

     Touta:1d10=(2)=2+50=52

     GM:おk。とりあえず最初はとーたちん。登場はいつでもいいよ。

     

     GM:そんなわけで、紗枝ちゃんは一定のリスクを受け入れて君と観光スポットの下調べをすることにした。

     紗枝:「黒と十字架のイメージで黒猫とシスターなのはまぁわかったけど、実物見るまでどんな代物かと思ってた」(何

     紗枝:「なるほど、九衛の好みそうなただの萌えキャラだった」(何

     紗枝:「マル」

     GM:ええと、黒さんは物語に絡まないので帰り道で。

     GM:結構色々回ったので日が暮れてきた感じで人もまばら、で、いいかな?

     統太:うん。

     GM:「最近は観光業界もオタクに媚びるようになったよねー」

     統太:「アメリカじゃオタクってのはギーグとも違う一種の好意的な称号なんだぞ」

     GM:「ギーグのほうが機械系に強そうでかっこいいイメージがあるんだけど」

     統太:「そこらは文化の違いとしか言いようがないけどさ」

     紗枝:「だよね。やっぱ別の国だと色々印象違うのかー」

     GM:まぁ、そんな無駄話に興じていると。

     GM:……問題のアレが向こうからやってくる。

     統太に似た男:「……おや」

     紗枝:「……は?」

     統太:いつでも対応できるように準備をしとくよ。

     統太:「やぁ贋作(そっくり)さん」

     GM:そうだね、そちらからかかってくる様子がないなら向こうも自然体だ。

     トークン:「やぁ本物(そっくり)さん」

     紗枝:「え?は?あれ?」

     統太:「初めて会ったんだけど写真撮ってもいいかな」

     トークン:「別に構わんけどな……けど、俺も実物ってのははじめてみるけどなんとも」

     統太:「サンクス」

     統太:隣に並んでスマホでツーショットを撮る。

     GM:ホントにとるか。まぁいいよと言った以上そのまま撮られるがね。

     紗枝:「……あのー、お知り合い?」

     統太:「話には聞いてたけど会ったことはなかった程度の仲」

     紗枝:「さ、さよかー」

     トークン:「……本当に人間(ひと)連れてるとはねぇ……びっくりだよおい」

     トークン:は、紗枝を意に介さない。君にのみに話し続ける。

     GM:《ワーディング》すら張ろうとしない。

     統太:「俺だって人付き会いくらいするわい」

     トークン:「……竜が?人と付き合う?」

     GM:ざわりと、空間が揺らめく。

     GM:がちりと、歯車がかみ合うように、周囲のレネゲイドが反発しあう。

     統太:「何か、おかしいことがあるか?」

     トークン:「おかしいとこだらけだ……オレには滑稽にしかみえねぇよ、アンタ」

     GM:……君は自分の衝動を思い出す。

     統太:――“解放”。

     GM:己は竜であり、他は瑣末なもの。その目はそう語っているように見えた。

     統太:「駄目だな。てんで駄目だ」

     GM:その瞳は君の内部の何かを揺さぶり、そして揺さぶられた空間は世界に浸透する。

     GM:衝動判定、お願いしたい。

     統太:目標値は?

     GM:通常通り、9

     統太#2r10+7

     Touta:2r10=(6,2)=6+7=13

     GM:登場している全員、よろ。

     統太:成功。

     シャルロット:はーい

     統太#2d10+52

     Touta:2d10=(2+1)=3+52=55

     統太:安い()

     シャルロット#4r10+4+1

     Charlotte:4r10=(10,10,5,3)=Critical!!

     GM:やっべ、すげぇ安い

     Charlotte:2r10=(2,4)=4+10=14+4+1=19

     シャルロット:成功

     シャルロット#2d10+50

     Charlotte:2d10=(1+8)=9+50=59

     莉亜#8r10+6+1

     ria:8r10=(7,3,6,3,3,6,5,10)=Critical!!

     ria:1r10=(3)=3+10=13+6+1=20

     莉亜#2d10+56

     ria:2d10=(6+10)=16+56=72

     シャルロット:あ

     莉亜:がっつり上がったー…

     トークン:「駄目っていうと?」

     統太:「もう少し、彼等の強さを知った方がいい」

     トークン:「……彼等ってのは、そこらの瑣末のことか?」

     統太:「その瑣末から学んだことだよ。だからお前の一睨みなどじゃ俺の心は揺るがなかった」

     紗枝:「…………何この空気」唖然呆然

     統太:侵蝕3だもんなぁ衝動で(何)。

     GM:うん、揺るがなかったって誇れる上昇値だわw

     トークン:「そうかい……ま、話すだけ無駄みたいだな。まだちょっと本調子じゃないからな、また今度じっくり話し合おうぜ」

     統太:「夜道は“危ない”から“気をつけて”な」

     GM:「……ハ」ま、君の流儀にあわせてくれたのだろう、彼はここでは特に力も使わずに立ち去る。

     紗枝:「……何だったの?」

     統太:「俺のそっくりさん」

     紗枝:「それだけ?」

     統太:「それだけ」(こくこく)

     紗枝:「……なんかこー、『トークン』とか見てる気分だったんだけど?」

     GM:さらっと何かを口にした(何

     統太:顔に反応を出さず。しかし内は驚愕の色に染まる。

     統太:――「何故知っている!?」と。

     紗枝:「こー」

     紗枝:「どこぞの研究機関が作った、理性を投げ捨てたクローン体が一人歩きしてるみたいな。そんな話読んだことある。あー、あれ。あれあれあれだ。」

     紗枝:「“ホームランド”」

     統太:「それ何処のラノベ?」

     紗枝:「え、姉さんが持ってたSF小説」

     GM:……別に、何か含みがあるわけではないのだろう。本当に、面白いSF小説の知識を見せたって程度の空気だ。

     統太:スマホで「ホームランド 小説」でググる。

     GM:該当件数ゼロ

     統太:検索ワードを幾つか変えてもゼロ?

     GM:そーね、それっぽい情報は出回ってない。

     紗枝:「どしたの?っていうか、とりあえず帰らない?」

     統太:「それもそうだな。マンションまで送るわ」

     紗枝:「……あー、ずいぶん暗くなっちゃったしね。んじゃお願いしよっかな」

     統太:「あいよー」

     紗枝:「あ、興味あるなら貸す?姉さん色々変な本薦めてくるけど、アレだけはほんと面白い本だから」

     GM:おっそろしい位にフランクであった

     統太:「じゃ、今日の案内の報酬代わりに貸してもらおうかな」

     紗枝:「はーい」

     GM:ま、シーンエンドOK?

     統太:オkです

 

 

     ==============================

     ミドル2

     シーンプレイヤー:“天翔ける龍” 九衛 統太

     登場:可

     ==============================

     

 

     GM:侵食率上昇お願いします。

     統太#1d10+55

     Touta:1d10=(7)=7+55=62

     

     GM:さて、ではあれから、紗枝ちゃんを送って時刻はまぁ9時頃とかそのあたり。場所は資料室。

     GM:君の手には、一冊のハードカバーの本がある。その本の名前は“オデッセイ”。

     統太:「ラスボス倒したらラスボスの集団に囲まれてヒロインがイヤボーン後意識不明で終わるRPG思い出すタイトルだな」(何)

     GM:知らんがな(何

 

     統太:とりあえず全部のページをスキャナーにかけてまとめてから閲覧。

     GM:応。とりあえず目次を見てみる。

     

     『札の後継者たち』

     『カミジョウ謀反』

     『ホテルEの資料室』

     『ホームランド』

     『K市包囲戦』

     『新たなるF.H.』

     『A.D.2026/鎖の夜』

      

     GM:……ざっと目次を見ただけでも洒落にならない名前が並んでいる。

     統太:暗い部屋の、モニターだけが光っている中で次々と内容を確認する。

     GM:そうだね、固有名詞は極力抑えられてるけど、かなりスレスレの内容だ。しかも、事実と恐ろしく似通っているものも多い。

     GM:……とはいえ、全部が全部事実に基づいてはおらず、むしろ2026年とか出鱈目にしか見えない内容も多い。

     GM:終わった事件や事実を明らかにヘンな形で描いたものもある。

     GM:あと、オチが100%「レネゲイド星人の仕業」にまとまってる。

     GM:そんなSF小説だ。

     GM:一つ判定をお願いしたい。

     統太:はいな。

     GM:〈意志〉判定。目標値は5(ルビ:成功は確定しているけど判定を要求することを宣言する)

     統太#3r10+7

     Touta:3r10=(8,3,7)=8+7=15

     統太:15と言ってみる。

     GM:おk。では君は携帯のメール着信に気がついた。というか、着信が来るまで読みふけっていた。

     GM:『紗枝:“オデッセイ”読んでるー?感想聞きたいからあとで連絡するよー』

     GM:そんなわけで、もう一つ君には結論があった。

     GM:『この本は、とても面白い』

     統太:「件名:オデッセイ 本文:今読んでるとこ。楽しみに待っとけよー」と送信。

     GM:怖気が走るほど事実と似ていなければ、広めたくなってもおかしくないような内容だ。

     莉亜#1d10+72 登場

     ria:1d10=(2)=2+72=74

     シャルロット#1d10+59 登場

     Charlotte:1d10=(1)=1+59=60

     莉亜:よかったあんまり上がらなかった(

     統太:74%……(何)。

     GM:あ、あれー

     シャルロット:今回どうなってるんだ・・・さっぱり上がらん

     莉亜:さっきの衝動判定で上がったんですよ!!(何)

     莉亜:「やっほー」 手をひらひらさせて差し入れとか持って登場

     シャルロット:「こんにちは・・・・あれ、何読んでるの?」同じく何か甘いもの持って登場

     統太:「ああ、お疲れ様。ちょうどよかった……これを見てくれ」

     莉亜:「んー?」 覗き込んで本を見る

     莉亜:「……え、これ何?」 なんだか信じられないような単語が目に入って

     シャルロット:「・・・・・これ、かなり不味い内容しか無いんじゃ・・・・嘘とか色々混じってるけど、それ差し引いてもやばいんじゃ・・・・」

     統太:「ゼミの知り合いから借りてきた本。ちなみに市場には出回ってない」

     GM:ああ、ちなみにの背表紙だけで判る事実がある。

     GM:『著者:田倉みなと 出版:サイカレス社 書籍番号:〜〜〜〜〜』

     GM:出回ってはいないのだが、出回る予定はバリッバリにあったらしい。

     莉亜:おっま(何)

     シャルロット:うわあ・・・・やっぱこれ色々あって宙ぶらりんになった奴じゃん(何

     統太:著者と出版元を調べてみるか。

     GM:著者は情報なし。出版元は潰れている。

     統太:原因不明の火災で燃えたとかじゃないよな(何)。

     GM:さぁ(何

     GM:んじゃ、そのあたりで紗枝から電話だ。

     統太:「もしもし」

     紗枝:『おいすー。どうだったー?』

     統太:「なかなか興味深い小説だったな。オチが一緒なのは出来が悪いにも程があるけど」

     統太:ホント出来の悪い話だ、と心の中で。

     紗枝:『ああ、そこは私も少しだけ思ったけど、姉さんに言わせると「レネゲイド星人って奥が深くて」とか何とか言ってくる』

     統太:「そういやさ。これ絶版本みたいなんだけど、何処で手に入れたんだろう」

     紗枝:『えーと、姉さんが仲のいいサークル仲間から出版記念に二冊もらったんだってさ。その後どういうわけか出版されなくてすっかり忘れてたのを、最近封筒開けて』

     紗枝:『すっかり嵌っちゃって、「この本のモデルはここに違いない!」っていって、今回の観光と相成りました』

     統太:「成程。それでか」

     紗枝:『いやうん、私もどーみてもK市については黒巣市がモデルだとは思うけどね』

     統太:「どんだけ奇想天外なんだよこの街」

     紗枝:『内容は奇想天外だけど、街並みとか施設の描写がどう見てもそれじゃん、ホテルEとかエリュシオンだし』

     紗枝:『まぁ資料室にレネゲイド星人の精鋭部隊とか奇想天外で面白くはあったけどね』

     統太:「最近実際の地方が舞台のアニメが多いしな――」

     統太:うん、今まさにそこにいる俺(何)。

     GM:そんなことは露知らぬ(何

     統太:「明日返しに行きたいんだけど、何処に来ればいい?」

     紗枝:『……あ、やべ、こんな時間。明日の講義もあるしそろそろ切るけどいいー?あ、場所は大学でいいんじゃない?』

     統太:「あいよー。それじゃまた明日」

     GM:んじゃ、嵐のように電話は切れた。

     統太:「……」

     統太:『ホテルEの資料室』のページを見てみる。

     GM:エロゲーかはともかくパソコンソフトに入り浸っている、三枚目だけどやるときはやる超人がいる。名前とかはかなりがっつり変えられてるけどね。

     莉亜:「……誰から? もしかして貸してくれた当人?」

     統太:「Yes,mam

     シャルロット:「えーっと、聞いていいなら聞かせて欲しいんだけど、どんな内容だった?」

     シャルロット:<電話

     統太:では聞いた内容を二人に話す。

     GM:ま、情報項目は提示するよ。

     莉亜:はーい

     GM:現時点で調べられる情報項目を公開します。

     GM:なお、○の中に番号の振ってある項目は、その番号のPCのトリガーとなります。

     GM:また、◎のつく項目は全て合わせることでクライマックスへのトリガーとなります。

     GM:これらを調べた場合、PCは任意のタイミングで「トリガーを起こす」ことを宣言できます。

      

     ○ドラゴン・トークン〈情報:UGN〉5

     ○“ホームランド”〈情報:UGN〉、〈知識:レネゲイド〉6

     ○片岡 紗枝〈情報:噂話〉5

     B“オデッセイ”〈情報:噂話〉〈知識:SF〉6

      

     GM:以上。以降は調べ終わった後に連鎖するよ。

     GM:あと、情報で調べても知識で調べても同じ内容になる。

     莉亜:はーい

     統太:はいなー。

     シャルロット:了解です

     GM:このシーンから調べていってOKです。

     シャルロット:はーい

     統太:おっけー。

     莉亜:はーい

     統太:では片岡調べるかな。

     GM:GMからのこのシーンのアクションは以上。情報収集やらが終わったらシーンエンドとします。

     シャルロット:了解です

     シャルロット:じゃあオデッセイで

     莉亜:“ホームランド”調べますね

     統太:《援護の風》で+5D。 #8r10

     Touta:8r10=(6,10,4,2,2,8,1,7)=Critical!!

     Touta:1r10=(2)=2+10=12

     GM:りょうかい。どんどんやっちゃってください。最後に一気にやります

     GM:<情報開示

     統太:ちと上がらなかったな。12。

     莉亜#3r10+1 知識の方で

     ria:3r10=(7,8,2)=8+1=9

     シャルロット#4r10+2      情報:噂話で。コネと情報収集チーム使用

     Charlotte:4r10=(2,5,2,6)=6+2=8

     GM:おけおけ

     GM:では、順番に。

     

     “ホームランド”

     6:かつて存在した複製体開発計画。その複製体の能力には法則がある。

       オリジナルのシンドロームを、一つを除き全て引き継ぎ、それに加えて

     【Dロイス:複製体】で引き継がれなかったシンドロームのエフェクトを継ぐ。

     今回について言えば、キュマイラのシンドロームと《吠え猛る爪》を引き継いだ。

      

     片岡 紗枝

     5:大学進学と共に黒巣へやってきた一般人。寮生活。三姉妹の次女。

       性格は見た目よりやや天然が入っているが常識的。R事件との接触経験なし。

       彼女自身はそれほどでもないが、姉と妹が大のSF好きであり、宇宙友愛協会会員。

     

     “オデッセイ”

     6:読んだ本はちゃんと出版社で刷られたものだが、そんな本が出回った形跡は無い。

       恐らく発禁、ないしはかなり早い段階で回収されたものと思われる。

       ……出回っていたら、あるいはベストセラーになっていた可能性すらある出来だ。

    

     GM:○ドラゴン・トークンの能力〈情報:UGN〉、〈知識:レネゲイド〉7

     GM:○宇宙友愛協会〈情報:噂話〉〈知識:SF〉7

     GM:以上に繋がります。

     シャルロット:はーい

     統太:はいなー。

     莉亜:はーい

     統太:「別の意味で厄介なとこにつながってたかー……」orz

     莉亜:「……よりによってあそこなんだ……」

     シャルロット:「宇宙友愛協会・・・・・・また厄介な所に繋がったなあ・・・・それならこんなもの持っててもおかしくないけど」

     GM:彼らは非常に厄介だ。なぜならば「全く悪意がない」からだ。

     GM:では、シーンエンドとしよう。

 

 

     ==============================

     ミドル3

     シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

     登場:可

     ==============================

     

 

     GM:侵食率上昇お願いします。

     シャルロット#1d10+60

     Charlotte:1d10=(8)=8+60=68

     GM:おお のびるのびる

     

     GM:さて、どこかしら希望が無ければ支部内での情報収集となりますが。

     シャルロット:じゃあそれで

     沙原:「よいしょ、っと……調子はどう?」

     シャルロット:「うーん、まあそこそこかな。色々とんでもないものが出てきたけど」

     沙原:「とんでもないものって?」

     シャルロット:「固有名詞とかは変えてるけど、明らかにココで起こった事を書いた本とか・・・・しかも出版寸前まで行った奴」

     沙原:「……うっわ、なにそれ」

     シャルロット:「幸い、出版はされなかったらしいんだけど・・・・それ、どこから出てきたと思う?」

     沙原:「どこよ?」

     シャルロット:「宇宙友愛協会。統太君の知り合いのお姉さんがそこに居て、借りたのを又借りしたんだってさ」

     沙原:「……うーわー。支部長代理に報告しとくべきじゃない?」

     シャルロット:「後でしておくよ・・・・しかも、今回の”ドラゴン・トークン”についても書いてあるっぽいんだよね・・・・」

     沙原:「……。とりあえず、やれることやってかない?色々と頭痛くなってきた」

     

     GM:あ、ちなみに。

     シャルロット:あ、はい

     GM:「とりあえず、データだけ登場して情報収集する」ことは、可です。

     莉亜:はーい。

     シャルロット:了解です

     莉亜#1d10+74 データだけ登場しとこう

     ria:1d10=(10)=10+74=84

     莉亜:わぁい。

     GM:どんだけー

     シャルロット:あーあ(何

     統太:出るか。#1d10+64

     Touta:1d10=(3)=3+64=67

     GM:ま、適当なトコで情報収集するよろし。

     統太:トークンの能力調べるかな。

     GM:おk

     莉亜:自分は友愛協会のほう調べよう

     シャルロット:じゃあ”ドラゴン・トークン”で

     統太:情報:UGNで。《援護の風》を使う。#8r10+2

     Touta:8r10=(6,1,9,10,3,10,10,6)=Critical!!

     GM:アイヨ

     Touta:3r10=(3,9,10)=Critical!!

     Touta:1r10=(6)=6+20=26+2=28

     統太:28.

     GM:どーん。

     統太:30にしとくといいことあります?

     GM:いや、ないね。今回情報収集はかなり緩め。

     統太:はいな。

     GM:FHが絡んでないから工作員もない

     莉亜#5r10+2 噂話

     ria:5r10=(8,9,9,10,6)=Critical!!

     ria:1r10=(2)=2+10=12+2=14

     GM:OK

     シャルロット#4r10+3 UGN。コネ使用

     Charlotte:4r10=(1,9,2,10)=Critical!!

     Charlotte:1r10=(6)=6+10=16+3=19

     GM:んむ

     GM:では、順に。

     

     ドラゴン・トークン

     5:“天翔ける龍” 九衛 統太の複製体。明らかにジャーム化している。

       「試し斬り」と言わんばかりに時折遭遇したOVに喧嘩を売っている。

       特に拠点はない。戦う場所を考えないと無用な被害が広がるだろう。

     

     ドラゴン・トークンの能力

     7:九衛 統太を“人類の守護者”とするなら、ドラゴン・トークンは“人類の支配者”。

       キュマイラ/オルクス。人外の戦闘力と共に「他者を支配する」能力を持つ。

       攻めに回った際の制圧能力は高いが、護りについては大部分を身体能力に頼っている。

       尚、ドラゴンアーマーとイリガルジョーカーは非所持。

       追加情報。《竜鱗》は1Lvで所持。他はとーたちんと同じキュマイラエフェクトを扱う。

   

     宇宙友愛協会

     7:最近は専ら“レネゲイド星人”の考察に執心しているカルトなオタク集団。

       表向きの黒巣市への注目度はまだそれほどではないが、潜在的な需要は不明。

       近日中に紗枝の姉・早紀(さき)が来る予定。宿はエリュシオンに予約済み。

       市街地だけでなく事件の多い郊外にも興味を持っている箇所があるらしい。

    

     GM:Aドラゴン・トークンの性質と目的 〈情報:UGN〉7

     GM:ここに繋がります。情報項目は以上。

     統太:よりによってエリュシオンの客かい!

     莉亜:うわーい(何)

     シャルロット:うわあ・・・・・

     GM:当然だろ!ホテルEのモデルだぞ!

     シャルロット:そりゃそうですね・・・・

     統太:カウンターにスーツ着た鶏が座ってる時点で怪しいわ!(何)

     GM:一般人が入れないようなアンティークホテルなんてあるもんか!(何

     莉亜:ですよねー(何)

     統太:しかしキュマオルか。

     統太:ステ振り間違ったわけではないんか(何)。

     GM:ああ、能力値だけ調整されてて8125

     シャルロット:支配する・・・人形使いとかナーブジャック付きかあ・・・・・

     統太:さっきの衝動判定もそれか。

     GM:そーね、いや、あちしのGMするとシーンが少なく戦闘が軟くなりがちだからGMとしての知恵でもあるけど(><

     莉亜:もうすでに私はヤバイのですが(

     シャルロット:メモリーあるからまだ行ける

     統太:同じく。

     GM:ま、ともあれ、このシーンで提示できる情報は以上だ。

     シャルロット:はーい

     莉亜:はーい

     統太:はいな。

     GM:んでは、特に何もなさそうなので。

     沙原:「(……正直、笑える話よね。ドラゴンよりも観光客のほうが怖いって)」

     GM:そんな感想を抱きつつ、シーンエンドとさせていただきます。トリガーは起こす?

     統太:まだ貯めとくか。

     シャルロット:ですかね

     莉亜:ですね

     莉亜:あ、でも次って私シーンプレイヤーですっけ

     GM:順番的にはそうだね。何か希望ある?

     莉亜:あまりシーン多く出たくないっていうのがあるから…どうしよう、トリガー起こしてもいいですかね?

     GM:ああ、トリガー起こさないと開示されない項目もあるぞ、とは言っておく

     統太:任せる。

     莉亜:じゃあ、トリガー起こします。

     GM:OK、では。

 

 

     ==============================

     ミドル4

     シーンプレイヤー:“星の子”天満 莉亜

     登場:可

     ==============================

     

 

     GM:登場判定をお願いします。

     莉亜#1d10+84

     ria:1d10=(5)=5+84=89

     GM:落ち着いたかな。ああ、登場は自由だ。

     

     GM:カッカッカッカッカッ……

     GM:足早に支部長代理がやってきた。

     GM:莉亜ちゃんの首根っこを引っつかんだ。

     GM:そのまま、適当な防音処理のありそうな誰もいない部屋に引きずりこんだ。←いまここ!

     莉亜:「ちょ、いきなりなんなんですかっ」 いきなりのことだったので。なるべく声を荒げないようにはしているが。

     美鈴:「……オデッセイを見たと聞きましたが、本当ですか?」そして開口一番これである。

     莉亜:「え、あ、はい」 唖然としたままもその質問には肯定する。

     GM:「なんてこと、まだ残ってたの……ちなみに、どこで?」頭を抱えた。かなり苦々しい代物らしい。

     莉亜:「え、えーと。統太くんが持ってきてたんです。なんでも、ゼミの友達から借りたみたいで」

     GM:「九衛さんの、ですか……あとで事情を聞かねばなりませんね……アレは燃やさないといけない書物です」

     莉亜:「……まあ、チラっと見ただけですけど。内容的にはかなりマズイですよね……」

     美鈴:「あの本を処理したのは数年前ですが、間に合わなかったと思うとぞっとします」

     GM:#間に合わなかったらと思うと

     莉亜:「……数年前ですか」 あれ、おかしいな。あれにはここ最近の事件もあった筈なんだけど。

     莉亜:つまりあの時点では『未来』だったことが実際現実に起こっているという事実。あくまでも私は話に聞いているだけだが

     美鈴:「あの本の内容がどこまで本当かは、この際重要じゃありません。あの本は確実に一定層に“売れる”。そして黒巣市が“捕捉される”」

     美鈴:「それも最悪の相手……『宇宙友愛協会』に」

     莉亜:「……あそこですかあ」 露骨に嫌な顔をして

     美鈴:「彼らには何の打算もない。面白いもの、興味のあるものを広められたら、あるいはUGNでも対処できない」

     莉亜:「……まあ、相手が誰であれ。あれが知られてしまうのは最悪ですね」 UGNにとっては、と付け加えて

     莉亜:悪意なき悪意が一番厄介だよなあ。いや、今回は悪意とも言えないだろうけど。

     美鈴:「彼らに、我々は一度敗北した。一度、すっぱ抜かれた。二度目は起こしてはならない……取り乱しましたね」

     美鈴:「ドラゴン・トークンの一件のほうは進んでいますか?」

     莉亜:「ああ、はい。調査の方はだいぶ順調だと思います」 能力とか分かってきましたし、と言って。

     美鈴:「そうですか。では、それと平行してオデッセイの一件も進めましょう。ヘンに広まる前に片付けねばなりません」

     GM:◎“オデッセイ”への対処法〈情報:UGN〉8

     莉亜:「そうですね……そういえば、私あんまりオデッセイのこと知らないんですけども」 あの時パラパラと見ただけですし、と言って。

     莉亜:情報収集かー。

     莉亜:よし、振りますー。

     美鈴:「……今回の一件以外は終わった話です。あまり口外できるものではありません、が」

     莉亜:「まあ、そりゃそうですよね……。でも、少しだけでもいいので教えてくださいませんか?」 何か知っているのと知らないのとじゃ全然違いますし、と言って。

     美鈴:「そうですね。アレの内容の由来については未だ不明です。どこから現れたものかは定かではありません」

     美鈴:「無限書庫――という、かなり有力な説もありますが、現在の書庫もオデッセイの由来を知らないそうです」

     美鈴:「ただ、出版社にあった印刷は全て回収、燃やしましたし、当時の出版社の人員にもほぼ全てに記憶処理を交えて言い含めました」

     美鈴:「著者も……確保はしております」

     莉亜:「……何かあったのですか?」

     莉亜:その言い方に違和感を感じて、問うた。

     美鈴:「ええ。ともあれ、私の把握している話は以上ですね。既に終わった話なのは間違いありません」

     莉亜:「……そうですか」 答えない、ということはそういうことなのだろう。これ以上の詮索はやめた。

     莉亜:じゃあ、情報収集振りますかー。

     GM:うい、あ

     GM:Aドラゴン・トークンの性質と目的 〈情報:UGN〉7

     GM:こっちでもいいよ。順番は任せる。

     莉亜:先にPCのトリガー開示したほうがいいかな。そっち調べますね。

     莉亜:>ドラゴン・トークン〜

     シャルロット:ですね

     莉亜#5r10+1

     ria:5r10=(9,4,7,4,10)=Critical!!

     ria:1r10=(5)=5+10=15+1=16

     GM:おk

     

     ドラゴン・トークンの性質と目的

     7:解放衝動を全く抑えておらず、周囲の人間を下等生物と認識している。

       同等の存在であるオリジナルには一定の警戒をしており、慎重に様子を見ている。

       まだレネゲイドが定着していないらしく、ポテンシャルはこれから安定する様子。

     

     GM:以上をもって2枠のトリガーにはいることが出来ます。

     莉亜:はーい。

     シャルロット:はーい

     美鈴:「……当然ですが、他言無用にてお願いします」

     莉亜:「わかりました」

     莉亜:しっかりとその言葉には頷いた。

     

      

     チチチ。

     小さな何かが、物陰で首をかしげていた。

           

      

     GM:では、えーと、2枠トリガーぐらいしかやれそうなのないので、その方向でいいですか?

     シャルロット:はーい

 

 

     ==============================

     ミドル5

     シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

     登場:可

     ==============================

     

 

     シャルロット#1d10+68

     Charlotte:1d10=(10)=10+68=78

     GM:おk?

     シャルロット:はいー

     

     GM:では。ま、エリュシオンの一室にて。

     沙原:「大体行動指針も読めてきたわね……そろそろ、仕掛け時っちゃ仕掛け時かもね」

     シャルロット:「そうだね・・・他にもまだ残ってるのはあるけど、そろそろかな」

     GM:ドラゴントークンの対策を行っている。っていうことで。

     シャルロット:はーい

     沙原:「……“天翔ける龍”は多分本気出す可能性高いわよね……」

     沙原:「んで、このドラゴン・トークンもオルクスってことは、あるいは広域に被害を及ぼす可能性も高い」

     シャルロット:「領域持ちって言うのが厄介だよねえ・・・・しかも、他人を支配出来る。一体何やってくるのやら・・・・」

     GM:「……でも、予想できることはあるわよ」

     シャルロット:「何かな?」

     沙原:「こいつはオリジナルに拘っているんでしょ。同じ竜である相手に向かって卑怯は中々討てないんじゃないかしら」

     シャルロット:「成程・・・・確かに他の人間には大した興味持ってないみたいだけど、オリジナルにはちゃんと対応してたみたいだしね」

     沙原:「トークンって、ジャーム化しても同等の存在や近しい存在に拘る傾向でもあるのかもね」

     GM:そんなことをぼやきつつも

     沙原:「そんなわけで、オリジナルの名前で釣る。面子は少数精鋭。あとは暴れても問題ない場所を探す、そんな感じかしら」

     シャルロット:「となると・・・・面子はとりあえず今対策に当たっているのでいいとして・・・後は場所かな」

     沙原:「ま、こんな街だし郊外さがしゃいい場所あるでしょ……メッセンジャーは私がやるわ」

     シャルロット:「ん、ありがとう・・・・・じゃあ、ちょっと探してみるね」という訳で場所を探してみます

     GM:うん、そのあたりは軽く探せば見つかる感じで。あと、トークンの居場所は沙原のほうで捕捉している感じで。

     シャルロット:了解

     シャルロット:「・・・・うん、ここが良さそうかな」と言う訳で発見

     沙原:「おっけ……それで、結局あの厄介な本はどうすることにしたの?」

     シャルロット:「とりあえず読んで記憶しておいて本そのものは処分しようかなーと・・・・紙媒体は残るから・・・・」

     沙原:「借り物なんでしょ?黙って処理するの?」

     GM:あ、このへんの方針は最後の情報で大まかには考えがつくってことで。

     シャルロット:はーい

     シャルロット:「それはこれから考えるよ・・・・最低でも、あの本はちゃんと始末しておかないと不味いから、処分する事は確定してるんだけど」

     沙原:「そ。ならまぁ……あとは、そこを煮詰めつつトークンを片付けるだけか」

     シャルロット:「そうだね・・・・じゃあ、ちゃっちゃと片付けちゃおうか」

     シャルロット:じゃあ”オデッセイ”の対処法調べます

     シャルロット#5r10+3+2 コネと収集チーム使用

     Charlotte:5r10=(7,5,8,4,9)=9+3+2=14

     GM:おk

 

     “オデッセイ”への対処法。

     8:彼女らの持つ二冊はなんとか処理をしておかないと禍根を残しかねない。

       なお、美鈴支部長代理はオデッセイによく似た内容の本を用意、すりかえる作戦を立てた。

       その後で片岡姉妹に軽い記憶処理を行う方針だ。勝負は姉の来る来週であろう。

      

     GM:これにて現在起こっている全ての問題に対する対処策を練り終わった。

     GM:後は任意のタイミングでクライマックスを起こし、現在解決できる問題の解決に臨むことができる。

     沙原:「……ねぇクリスタンヴァル」

     シャルロット:「何?」

     沙原:「最近探偵できてる?」

     シャルロット:「んー・・・まあ、そこそこ、かなあ。事件に巻き込まれやすいのが治った訳じゃないけど」

     沙原:「そ。きっといいことなのよね。……あたしさぁ。この仕事あんまり好きじゃないのよね」

     沙原:「アンタもうちの姉さんも、好きでやってるみたいなんだけど、よくわかんない」

     沙原:「不可思議を探すって、そんなに面白いことなのかしら」

     シャルロット:「さあね・・・・まあ、私はそういう夢を持っちゃったから」

     沙原:「姉さんも同じようなこといってた。気が合うわよ、きっと……目が、覚めたらね」

     シャルロット:「そうだね・・・・何時か、話してみたいや」

     

 

     チチチ。

     足元でクマネズミが、手持ち無沙汰に鳴いていた。

      

      

     ==============================

     クライマックスフェイズ

     ==============================

      

      

     昨日と同じ今日、今日と同じ明日。

      

     強者の街・黒巣市にも変わらぬ日常は存在する。

     蔓延る鬼を断つような。狂える化物を斬るような。

     そんな夜が自然にやってくる。そんな不可思議な日常が存在する。

      

     ……例えば、君が己の『影』と出会うこととて、ある種の日常には違いなかった。

      

      

      

     GM:さて、場所は……裏で出てたし、採石所でいいかな。

     莉亜:はーい

     シャルロット:了解

     統太OK

     GM:君たちは「邪魔の入らない、邪魔にならない場所」を選び、その旨をトークンに伝えた。

     沙原:『……受け入れてくれたわ。今からそっちに向かうはずよ』

     統太:「話の通じる奴でよかった」

     沙原:『オリジナルに対してだけだけどね……気をつけて――』言うが早いか。

     トークン:「ん」《縮地》にて。彼はやってきた。

     トークン: 「……やぁ本物(そっくり)さん」

     統太:「……やぁ何者(そっくり)さん」

     トークン:「相変わらず人間(ひと)連れてんのか。ま、どっちだっていいけどな」

     莉亜:「……」 なるほど、確かにそっくりだ。でも、決定的に違う。

     シャルロット:「・・・・・確かに、似てるけど違う」誰にも聞こえないように

     トークン:「助太刀結構。瑣末に拘るようじゃドラゴンは勤まらねえ」

     統太:「もう少し、ドラゴンに関わる創作物を理解した方がいい」

     トークン:「……ふぅん?」

     統太:「人が畏れ、敬う存在。そいうものだ」

     統太:※「人が畏れ、敬う存在。そういうものだ。“俺”達はな」

     統太:「それに、一人でいるのは寂しいんだよ」

     トークン:「畏れ、敬う存在……ああ。理解しているさ。だからこそ“俺”達は示すんじゃないか」

     統太:「だから、財宝集めていい気になったり、お姫様さらって妻に迎えようとしたりやってんだよ」

     トークン:「圧倒的な力でもって、畏れられるに足るを示す」

     トークン:「……逆に聞くけどな」

     統太:「なんだ?」

     トークン:「どうして、そんな存在が、人と馴れ合えるんだ?」

     統太:「俺にない強さをその瞳の奥に感じた」

     統太:「俺にない心をその手の中に感じた」

     統太:「俺にないものに俺は憧れた」

     統太:「ただそれだけだ」

     トークン:「なら、言わせてもらうがね」

     統太:「おう」

     トークン:「畏れられるべき存在が、どうして他を羨むことがある?」

     トークン:「その時点でてめえは負けてるよ」

     統太:「決まってるだろ」

     統太:「さっきも言ったが寂しいんだよ」

     統太:「王の力はお前を孤独にする――ってどっかのアニメで言ってたがな」

     統太:「誰も敬意を持たず恐怖のみで従わせるのが支配者だと?バカか。そりゃお山の大将だよ」

     トークン:「……わかった、もういい。寂しいという感覚をオレは知らないからどうこうは言えないが」

     トークン:「その感覚でもって、アンタは媚びた。それだけは理解した」

     統太:「お前が孤高と孤独を勘違いしてるのも理解できたよ。実に有意義だった」

     トークン:「どっちにしろ、ケリはここでつける。同じ名前のレジェンド・ドラゴンなんざ、二人もいちゃいけないからな」

     統太:「そりゃそうだ。同じレジェンドはどちらかが墓場行きだもんな」

     トークン:「――見上げよ、そして絶望せよ。その敗残した魂を刈り取ってくれる」

     統太:初期ロイスの「出会ったことがない女の子達」をSロイスにする。

     シャルロット:シナリオロイスの睦実さんのロイスをSにします

     莉亜PC間ロイスの統太くんをSロイスに。

     統太:「俺の宝――いやまだ出会いはないけどさ、とにかく!護る!!」

     トークン:「なら!その宝ごとお前を刈り取ってやるさ!」

     GM:戦闘開始、OK?

     シャルロット:はーい

     莉亜:はーい。

 

 

     ==============================

     戦闘開始

     ==============================

     

 

     GM:領域が広がる。力が充満する。圧倒的な解放の衝動。

     GM:衝動判定を要求する。あ、侵食率上昇に登場侵食率混ぜといてw

     シャルロット:はーいw

     統太:はいなー。

     莉亜:はーい

     GM:目標値は9な

     莉亜#10r10+6+1 まず衝動

     ria:10r10=(7,8,5,7,3,7,4,4,8,1)=8+6+1=15

     シャルロット#5r10+4+1

     Charlotte:5r10=(5,3,7,3,3)=7+4+1=12

     莉亜#3d10+89 登場も含めて侵蝕

     ria:3d10=(10+4+5)=19+89=108

     シャルロット#3d10+78 登場含め

     Charlotte:3d10=(9+3+4)=16+78=94

     莉亜:ぎゃーす>< 成功の108%です

     統太:まず登場。#1d10+69

     Touta:1d10=(2)=2+69=71

     シャルロット:成功の94

     統太:衝動判定。#3r10+7

     Touta:3r10=(5,5,9)=9+7=16

     統太:成功の。#2d10+71

     Touta:2d10=(1+9)=10+71=81

     統太:81%。

     GM:大分差がついちまってるな。

     GM:状況!

 

 [トークン]=10m=[PC's]

 

     GM:こんな感じで。

     GM:あと、行動値お願いします。

     莉亜17です。

     統太:鎧着てると思うので17かな。

     シャルロット:8です

     GM:OK。

 

     [トークン]=10m=[PC's]  統太:17 シャル:8 莉亜:17 トークン:4

 

     GM:じゃ、こんな感じにて。

     

 

     ==============================

     第1ラウンド

     ==============================

     

 

     GM:セットアップ!

     シャルロット:無いです

     莉亜:《光の銃》宣言。110%に

     GM:《惑いの庭》。全てのPCは全ての判定に−4Dしてください。そこから《唯我独尊》。

     莉亜:「(……レネゲイドがいつもより活発に疼いてる……。やっぱり気になっているのかな)」 光の弓矢を作りつつ。

     統太:ちぃぃ。

     莉亜:わぁい()

     シャルロット:ぎゃー・・・

     統太:ダイス少ないシャルロットは援護の風回すよ

     シャルロット:お願いします・・・

     統太:はいな。

     GM:《孤高の超人》。他の全てのキャラクターは侵食率によるダイス+レベルボーナスをうけられません。

     統太:おおう。

     莉亜:おうふ。

     シャルロット:「(・・・・レネゲイトの活動が急激に弱まってる・・・・アイツが強制的に沈静化したのか・・・これだからジャームは厄介だなあ)」

     トークン:「孤高と孤独?――悪いけど、違いがまったくわかんねえな」

     GM:では。

     GM:イニシアチブに入ります。一発ぐらいは先に殴らせてくれ。

     シャルロット:加速さんです?

     GM:《加速する刻》だ。ちなみにUは無いけんな。

 

     《加速する刻》:ドラゴン・トークン

 

     トークン:「さて、小手調べしてみるか」

     GM:マイナー:《完全獣化》《破壊の爪》《鷹の翼》《知性ある獣》《ハンティングスタイル》にて、接近するぜ。

 [トークン,PC's]  統太:17 シャル:8 莉亜:17 トークン:4

     GM:沙原に見せたとおりの――趣の違う、濁った白の竜の姿を取り。

     GM:〈白兵〉+《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《天を統べるもの》+《フォース》+《吠え猛る爪》+《形無き剣》+《要の陣形》

     GM:ぶちかます。

     GM:……あ、ごめん。

     統太:?

     シャルロット:何です?

     GM:《ハンティングスタイル》は《縮地》な。(戦闘移動力9)

     統太:ああ、そら動けないわw

     莉亜:あー

     GM:先手必勝がないから、こいつ凄く鈍重なんだw

     シャルロット:ああ、ここまで来れないですねそれだと・・・

     統太:その弱点がああったから統太とったのよね、先手必勝。

     GM:ともあれいくぜー。

     GM:#22R7+25

     sada_GM:22r10=(2,1,6,4,10,4,4,3,6,6,6,4,1,10,7,5,7,9,1,1,2,3)=Critical!!

     sada_GM:5r10=(8,4,3,7,7)=Critical!!

     sada_GM:3r10=(9,8,1)=Critical!!

     sada_GM:2r10=(6,6)=6+30=36+25=61

     GM:三回回って61。ひでぇ

     統太:《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》《ニンバス》!#9r7+25

     Touta:9r10=(10,5,8,5,8,1,8,4,5)=Critical!!

     Touta:4r10=(4,9,10,1)=Critical!!

     Touta:2r10=(10,1)=Critical!!

     Touta:1r10=(3)=3+30=33+25=58

     統太:ちぃぃ。

     莉亜:《リフレックス:エンジェルハィロゥ》《神の眼》《光の指先》!

     GM:これで当たりかけるんだから怖いよほんと

     莉亜#13r7+6

     ria:13r10=(3,5,1,8,4,6,4,4,5,4,10,6,9)=Critical!!

     ria:3r10=(6,9,10)=Critical!!

     ria:2r10=(3,8)=Critical!!

     ria:1r10=(9)=Critical!!

     ria:1r10=(4)=4+40=44+6=50

     莉亜:だめかー><

     シャルロット:リアクション放棄で

     莉亜:って、しまった、

     GM:うん?

     莉亜:ダイス数間違ってました。

     GM:おや

     莉亜:振りなおして大丈夫です?

     GM:いいよ

     莉亜#9r7+6

     ria:9r10=(6,4,8,7,1,9,7,2,1)=Critical!!

     ria:4r10=(7,3,6,1)=Critical!!

     ria:1r10=(3)=3+20=23+6=29

     莉亜:ですよねー

     統太Oh……。

     GM:うむ

     GM:#7d10+31

     sada_GM:7d10=(7+6+3+3+1+3+2)=25+31=56

     GM:装甲無視56

     統太:《リザレクト》。#1d10+85

     Touta:1d10=(10)=10+85=95

     統太:ぎゃーす!

     シャルロット#1d10+94 リザレクト

     Charlotte:1d10=(8)=8+94=102

     シャルロット:あっと

     シャルロット100行っちゃった・・・

     トークン:「よっ……と、こんなもんか?」

     莉亜:死ぬんでシャルさんにロイスとってタイタス昇華で復活。 ■連帯感/隔意で

     統太:「ああ、本気じゃないからそんなもんだよ」

     GM:おk。

     

     IV17:統太or莉亜

          

     どうにか人間というものを理解してしばらくたった頃。

     親父が借りてきたあるビデオを見た。

     悪の組織に攫われた末に改造され生身の人間ではなくなったが、人の心を捨てず名もない英雄となって戦う特撮ヒーローのビデオだ。

     「ねぇ、お父さん」

       ――親父だ、統太。

     「ねぇ、親父。僕もこうなれるのかな?」

       ――自分が変われるのか。そう思った時は、もう変わることができるんだ。変われるのも変われないのも、それはお前次第だ

――でも、お前は変われるさ。なんせ、俺とお母さんの“息子”だ。

 

     統太:「……おい、DT

     トークン:「何だ」

     統太:「ある者は己の為」

     統太:「ある者は誰かの為」

     統太:「不退転の覚悟を以って彼等はこう叫ぶのさ」

     統太:拳をギリギリと握り締め。腕を掲げ。動かす

     統太:「――変身!」

     統太:マイナー:《完全獣化》《破壊の爪》《鷹の翼》《知性ある獣》でコンボ“俄竜転生-Dragon Install-”!

     統太:統太の周囲に風が吹き荒れ、統太を包み、止んだ後に現れたのは、髪が伸び角・翼・尻尾が現れる半竜半人の“人の守護者”。

     トークン:「変身……ね」

     トークン:「その姿をもって……『元ある力を解放する』ことを指して、『身を変える』と呼ぶか……!」

     トークン:「まるで、人型が『大元の自分』であるかのような宣言だなぁ……!」

     統太:《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《吠え猛る爪》《フォース》で空から急襲して殴る。

     統太:「飛竜乱舞-Wivern Dive-!」

     統太#14r7+25

     Touta:14r10=(10,4,2,4,4,2,2,9,7,2,10,6,5,1)=Critical!!

     Touta:4r10=(3,5,5,4)=5+10=15+25=40

     統太orz

     GM:伸びんね。そういう風に仕向けたのはこちらだが。

     統太#5d10+28

     Touta:5d10=(5+6+3+4+6)=24+28=52

     統太52点装甲無視。

     GM:どちらにしろ、素回避が回るとは思っていない。ダメージどうぞ。

     GM:あいたたた

     トークン:「……ちいっ」

     GM:舌打ちする。舌打ちする程度の貫通。

     統太:「ブザマで悪いな、本調子じゃないんだよ」

     トークン:「そうかい」

     莉亜2人のやり取りを見て思うことはある。でも、それは今は『関係ないこと』だ。

     莉亜:あくまで主役は『彼ら』であって、私は『脇役』に過ぎないのだから。

     莉亜:マイナー:《オリジン:レジェンド》《オリジン:ミネラル》 金色に輝く翼を広げ、本来の姿に戻る。

     莉亜:「行くよ」 弓を構えて。

     莉亜:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《光の指先》《アームズリンク》《アタックプログラム》《ピンポイントレーザー》で攻撃

     GM:《ジャミング》っ!6D減らせっ!

     莉亜:ぎゃーす><

     トークン:「下がれよ……石ころッ!」

     莉亜#4r7+6

     ria:4r10=(8,7,10,5)=Critical!!

     ria:3r10=(9,8,3)=Critical!!

     ria:2r10=(8,8)=Critical!!

     ria:2r10=(5,7)=Critical!!

     ria:1r10=(1)=1+40=41+6=47

     GM:ちなみにこの《ジャミング》は《超越活性》にて+2Lvなり

     GM:それでも回りやがった

     莉亜:合計13DPとか心臓に悪いわっ!

     GM:ダメージカム。

     莉亜:「だが断る……でいいのかな?」

     莉亜:間違えた。《アタックプログラム》の修正入ってなかったから+1259だ。

     GM:さらに1d増えた(><;

     莉亜#6d10+12 ダメージ。

     ria:6d10=(8+7+9+8+4+6)=42+12=54

     莉亜54点装甲無視。

     莉亜:そのまま撃ち抜いて。

     GM:がふっ。もとより防御性能はそれほど高くない。

     GM:それなりにダメージは蓄積されている。

     莉亜127%になって終了。

     GM:

     GM:いや。

     莉亜:はい?

     GM:《隆起する大地》は、ここで使っとく

     GM:1d10+18

     GM:#1d10+18

     sada_GM:1d10=(1)=1+18=19

     GM:ひどい

     莉亜:(ぶわっ)

     統太:ばんざーい(何)。

     シャルロット:やったー(何

     統太:インガオホーという奴ですか(何)。

     GM:くそう

 

     IV8:シャルロット

 

     シャルロット:「さて・・・・私でどこまで彼に敵うかな・・・・・もっとも」銃を抜きつつ

     シャルロット:「友達をやられたんだ。敵わなくてもやるんだけどね」

     統太:シャルに《援護の風》。+5D

     シャルロット:マイナーでボルトアクションライフルの効果使用。達成値+5

     シャルロット:メジャーで《コントロールソート:射撃》+《カスタマイズ》+《零距離射撃》+《コンセントレイト:モルフェウス》で攻撃。侵蝕率110

     シャルロット#11r7+4+5

     Charlotte:11r10=(8,1,4,9,8,5,1,4,10,2,9)=Critical!!

     Charlotte:5r10=(5,5,4,6,3)=6+10=16+4+5=25

     シャルロット:ですよね

     GM:きたまえ、竜鱗装甲はエフェクトボーナス加えて20だ、が

     GM:ちょっと酷すぎねぇ?

     シャルロット:自分はダイス目は悪いんですよ。何で固定値信者になったと思ってるんですか

     GM:まぁ、ともあれダメージを出してみそ。

     シャルロット#2d10+8

     Charlotte:2d10=(6+6)=12+8=20

     シャルロット:ピッタリ弾かれた

     GM:すまないな、ちょうどだ。

     シャルロット:「・・・・ま、こんなもんだよね」

     トークン:「…………ったく」

 

     IV4:ドラゴン・トークン

 

     GM:んーと、飛行状態は解除されているんだよな

     統太:ですねー。

     GM:鷹の翼をも一回使えばなんとかなるんだっけ?

     統太:マイナーで行動すれば飛行状態に戻るよ

     GM:あ、了解。んじゃ、飛行状態にもどって、と。

     トークン:「目障りだっての!人間も、石ころも!」

     GM:〈白兵〉+《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》+《天を統べるもの》+《フォース》+《吠え猛る爪》+《形無き剣》+《要の陣形》

     GM:移動しなかった愚を呪うがいい

     GM:ひとっ跳びに天空を昇り、右腕を大きく振り上げ

     トークン:「平伏せ!畏れよ!この原初の至高を!」

     GM:#22R7+25

     sada_GM:22r10=(10,5,8,6,2,1,1,6,5,2,3,4,4,7,3,2,4,10,2,8,5,8)=Critical!!

     sada_GM:6r10=(3,8,4,7,1,2)=Critical!!

     sada_GM:2r10=(1,4)=4+20=24+25=49

     統太:《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》《ニンバス》!#16r7+25

     Touta:16r10=(10,1,10,5,6,10,1,6,7,6,2,3,1,9,1,10)=Critical!!

     Touta:6r10=(3,10,1,5,10,1)=Critical!!

     Touta:2r10=(7,2)=Critical!!

     Touta:1r10=(10)=Critical!!

     Touta:1r10=(7)=Critical!!

     Touta:1r10=(7)=Critical!!

     Touta:1r10=(2)=2+60=62+25=87

     統太:87で回避。

     莉亜:《リフレックス:エンジェルハィロゥ》《神の眼》《光の指先》でドッジ #9r7+6

     ria:9r10=(6,3,10,3,10,3,4,7,1)=Critical!!

     ria:3r10=(8,1,7)=Critical!!

     ria:2r10=(9,10)=Critical!!

     ria:2r10=(7,1)=Critical!!

     ria:1r10=(7)=Critical!!

     ria:1r10=(3)=3+50=53+6=59

     莉亜:よし、回避。

     GM:……

     シャルロット:放棄で

     GM:この一撃だけは、通させてもらう。加速が一発こっきりでな、次あるかが怪しいんだ。

     GM:《支配者の領域》。元のLvは1にて、二発こっきり。

     統太:ぐげ。

     莉亜:ぎゃー(

     GM:とーたちんの7,27を1にすると、22+25にて47、りあちゃんはいわずもがな

     シャルロット:あらら・・

     トークン:「平 伏 せ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ッ!」

     統太:んじゃ《イリーガルジョーカー》。

     統太:57で回避。

     GM:うっへ。おっけ

     GM:他の人には、えーと

     GM:#5d10+31

     sada_GM:5d10=(5+2+9+10+10)=36+31=67

     シャルロット:吹き飛んだ。DTにロイス取ってタイタスにして昇華で

     莉亜:えーっと。この依頼は遂行するという意味で支部長代理にロイスとってタイタス昇華で

     GM:「――……」地面に拳を叩き付けた状態で、キッと統太を見据える

     統太:「原初の至高か。いい台詞だ、感動的だな、だが無意味だ」

     トークン:「制御しつくしたはずだ。支配しつくしたはずだ」

     トークン:「『何を起こした』――?」

     統太:「お前には死ぬまで理解できないことだよ」

     トークン:「……そうかい」

 

     GM:クリンナップ、こちらはなし。

     シャルロット:無いです

     莉亜:ありませんー

     統太:ありません。

 

 

     :==============================

     第2ラウンド

     ==============================

     

 

     GM:セットアップ。

     莉亜:ありませんー。

     統太:ありません。

     シャルロット:無いです

     GM:うむ、先述したとおり加速はないので、こっちの行動は一番最後だ。それまで生きてるかが問題である。

     GM:なのでこういう。

     トークン:「……このまま殺しきれるなら殺してみせろ、オリジナル」

     GM:《奈落の法則》ッ!

     GM:全員全ての行動のCr値+1でよろ。

 

     IV17:統太or莉亜

 

     統太:マイナーで《ライトスピード》。

     GM:お、おう(震え声)

     統太:「ああ、お前やっぱりコンプレックス持ってたか」

     トークン:「……なんだと?」

     統太:統太の四肢及び背中が変形。吸気を開始。

     統太:「相手のことをオリジナルって言うのはな、自分が偽者でしかないと思ってる奴のセリフなんだよ」

     トークン:「…………」

 

     言い返せない。言い返せるはずもあるまい。

     『他者は全て瑣末』。彼の解放衝動の唯一の例外。

     それは『自分自身』なのだから。

 

     統太:竜の咆哮を思わせる風切り音が採石場に鳴り響き、統太・莉亜・シャルロット・ドラゴントークンの体から流れ出た血やレネゲイドウィルスの産物すらも吸いこむ。

     統太:「支配者たるもの、唯一無二でなければならない。ところがお前は自分が偽者の王様であることを自覚していた――そうであると自分自身を決定していた」

     GM:睨みつける。今この瞬間より、彼の意識、彼の世界に存在するのは己とオリジナルのみだっただろう。

     GM:瑣末すらも要らない世界。

     統太:「自分を誇れない奴が!何者にも!!勝てるわきゃねぇだろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

     トークン:「…………ッッッッッ!!!!!」

     GM:歪む。表情が、感情が、世界が、己が、捩れ、歪む。

     統太:1回目。《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《神獣撃》《獣の王》《吠え猛る爪》《マシラのごとく》《リミットリリース》《神速の鼓動》《フォース》《フラットシフト》!

     GM:うむ、来たまえ!

     統太#18r8+25

     Touta:18r10=(3,1,1,8,9,5,6,9,7,4,1,4,8,3,2,6,7,3)=Critical!!

     Touta:4r10=(1,2,1,7)=7+10=17+25=42

     統太orz

     GM:うん、まぁ、ディフェンスは弱い。ダメージかむ。

     シャルロットC値上昇が効いてるなあ・・・・

     統太#11d10+74

     Touta:11d10=(2+10+5+10+2+10+10+7+9+9+8)=82+74=156

     統太156点装甲無視ガード不可

     莉亜:ダメージダイスの出目が凄い(何)

     シャルロット10とか9ばかりだ(何

     GM:ま、ここは耐え切れないんだよなぁ……んじゃ。

     統太:懐に潜り込んで、ボディーブロー一発、そのまま遥か上空まで運んでいく!

     トークン:「……そうだ、認めよう。いや認めていた。自分が偽者であることを」

     トークン:「だが、それでもオレは竜なんだ」

     GM:――勝てるわきゃ無いといったな。なら否定してやろう。

     トークン:「力を持って、脅威をもって、畏怖をもって!竜が世界の支配者たる理由を、その信仰をここに顕現する!」

     GM:《復讐の領域》!

     GM:彼は、世界の支配者なれば。

     トークン:「勝ってみせろ!人間にすら勝てないその身で、勝てるんだったら勝ってみせろおおおおおおおお!!!」

     GM:お互い《イモータルライフ》といこうぜ!

     統太:いいですとも!

     統太#2d10+133

     Touta:2d10=(10+4)=14+133=147

     GM:#2d10

     sada_GM:2d10=(9+3)=12

     GM:さぁ、次弾こいやぁ!

     統太2発目。《コンセントレイト:キュマイラ》《天を統べるもの》《神獣撃》《吠え猛る爪》!#20r9+25

     Touta:20r10=(3,4,8,8,5,6,2,6,10,3,7,7,7,8,7,10,3,6,9,9)=Critical!!

     Touta:4r10=(4,7,4,6)=7+10=17+25=42

     GM:まて、《ジャミング》だ!6D減らせっ!

     統太#14r9+25

     Touta:14r10=(9,6,3,5,2,8,6,9,7,9,2,4,7,5)=Critical!!

     Touta:3r10=(8,9,10)=Critical!!

     Touta:2r10=(1,4)=4+20=24+25=49

     統太#11d10+22

     Touta:11d10=(8+8+4+7+7+4+9+7+2+6+6)=68+22=90

     統太90点装甲無視の154%。正直危険域……。

     GM:神獣撃……あっ。あんちゃん勘違いしてたわー

     GM:なるほど、ライトスピードだから1回のメインプロセスなのね

     GM:OK、それを止める手段はない。あと、前も言ったとおり、「トークンのキュマイラエフェクトは竜鱗除いてとーたくんと同じもの」だ。

     GM:故に《蘇生復活》しか残ってない

     統太:よし

     トークン:「……生きた」

     トークン:「生きて見せたぞ、オリジナル……っ!」

     統太:まぁそのまま今度は地上に向かって殴り飛ばしてクレーター作るんだがな(何)。

     GM:うむ、その一撃を耐え切って吠え、もう一度右腕に力を入れる。

     統太:「――お前は何か勘違いしてないか」

     GM:「……なに?」

     統太:「“竜”を倒すのは“竜”じゃない」

     統太:「悪い魔法使いでもない」

     統太:「いつの時代も、英雄様かさもなきゃ青臭い信念で立ち向かう英雄未満の人間達だ」

     トークン:「――……?」

     GM:残念なことに。

     GM:彼はその言葉を、その瞬間には理解できなかった。

     莉亜:統太くんの言うとおり。物語で“竜”を倒すのはいつだって人間たちだ。『私』じゃない。

     莉亜:ということで待機><

 

     IV8:シャルロット

 

     莉亜:「……」 視線で合図して。

     シャルロット:「・・・了解・・・まあ、ファブニールだってジークフリートに敗れたんだ」

     シャルロット:「別にジークフリートになる気は無いけど、ここで倒させてもらうよ」

     シャルロット:オートでボルトアクションライフルを投げ捨てて、アンチマテリアルライフルを装備

     シャルロット:マイナー放棄でメジャーで《コントロールソート:射撃》+《カスタマイズ》+《零距離射撃》+《コンセントレイト:モルフェウス》で攻撃。《特異点》使います

     トークン:「んな、てめ、オリジ、ナ……っ!んな、玩具に委ねやが――」

     GM:おう、竜鱗使いは引くことを知らない。来い。

     シャルロット:「――じゃあ、さようなら」眼前に銃を突きつけて

     シャルロット#15r8+4+10

     Charlotte:15r10=(6,6,5,5,5,1,5,4,7,3,5,4,5,1,4)=7+4+10=21

     シャルロット21

     GM:き、来たまえ(震え声

     シャルロット#2d10+20

     Charlotte:2d10=(1+10)=11+20=31

     シャルロット31点ガード値無視

     GM:あれ、攻撃ダイス2個?

     シャルロット:あ、一個足りなかった

     シャルロット:振り直しですかね。それとも振り足し?

     GM:足しかな。まぁどっちにしろおわっとるが

     シャルロット#1d10

     Charlotte:1d10=(10)=10

     シャルロット41点ガード値無視

     GM:特異点らしいダイス目よのぅ

     GM:んじゃあ、《竜鱗》で耐えようとするが耐え切れず

     GM:一歩、二歩、踏ん張ってから

     GM:うつぶせに倒れ伏そう。

     GM:「……っか……」もう復活エフェクトもない。タネ切れだ。

     統太:「ジークフリートのグラムがシャルロットの対物ライフルに代わっただけだ。何もおかしかねーよ」

     統太:「ドラゴン・トークン――じゃなくて“応太”」

     トークン「……あ?」

     統太:「お前の名前だ。ドラゴン・トークンとか長いから言いにくいんだよ」

     トークン:「…………」

     トークン:「は、は、は……イヤミか?それ」

     統太:「さぁな」

     トークン:もう直ぐにでも生体活動を停止しそうだが、それで笑い出した。

     トークン:「どうせ、死ぬんならさ」

     トークン:「『自分』に殺されるんなら、納得ついたんだ」

     トークン:「全否定しやがった……そうかい……俺の望みは全部ナシかよ」

     統太:「いいや」

     統太:倒れ伏した彼を立たせる。

     GM:……もう力も入らぬ。引きずりあげてるに等しい状態だ。

     統太:「支配者名乗るなら、膝をつかずに逝っちまえ」

     トークン:「…………あ」

     統太:「応龍の応だ。好きなだけ空を翔けろ」

     トークン:「ああ……そう、だな……オレは……竜だ……」力の入らない両足に、無理やりに力を入れて。

     トークン:「……なぁ……お前は、ずっとそうやって生きていくつもりか?」

     統太:「ああ」

     トークン:「竜の身を、竜の力を、人間の型に嵌めて……それで、生きていけるのか?お前は」

     統太:「生きていくさ」

     トークン:「……そうか。それじゃあ」

 

     「やってみせろ、『九衛 統太』」

 

     GM:……それが、最後の言葉だった。

     統太:「あばよ、かつての“俺”」

     GM:両の足で大地を踏みしめて、『応太』と呼ばれた竜は、逝った。

 

 

     ==============================

     バックトラック

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     GM:ええと(目逸らし

     GM:《唯我独尊》《孤高の超人》《超越活性:ジャミング》の三本です

     莉亜:最終132% D1、ロイス4Sあり)、タイタス2 Eは使います。

     莉亜#3d10-132

     ria:3d10=(3+8+3)=14-132=-118

     莉亜:メモリーはひとつだけ使って108%になって。通常振り。

     莉亜#4d10-108

     ria:4d10=(10+9+10+2)=31-108=-77

     莉亜77%通常帰還ですー

     GM:ダイス目が おかしい

     シャルロット:最終侵蝕値118%、ロイス4S込み)、タイタス1Dロイス1、空き1.E使います

     シャルロット#3d10-118

     Charlotte:3d10=(4+5+2)=11-118=-107

     シャルロット107%になって、メモリーは使わず通常振り

     シャルロット#4d10-107

     Charlotte:4d10=(3+9+4+6)=22-107=-85

     シャルロット85%で通常帰還

     統太:最終侵蝕率は154%。残りロイス4。莉亜と、死んでしまったけど“DT]”を忘れるつもりはないので彼に□懐旧/■憐憫のロイスを結ぶ。

     統太:よろしいでしょうか。

     GM:承知

     統太:メモリーで10減って144。Eロイス使う。#3d10-144

     Touta:3d10=(8+5+9)=22-144=-122

     GM:ロイス6個で22か

     統太:通常振り。#6d10-122

     Touta:6d10=(6+4+3+5+6+5)=29-122=-93

     莉亜:おおおお、おかえりなさい!

     統太:無事帰還。

     シャルロット:おー、お帰りなさいです

     GM:おーう。全員通常振りだった。

     統太:イリーガルジョーカー持っててギリギリで回避できたから温存できたのがでかかった。

     GM:いちお、エンディング順番は321で考えています。

     莉亜:はーい。

     統太:はーい。

     GM:イリーガルジョーカー強かった

     シャルロット:了解です

     GM:では、後編への繋ぎを。

 

 

     ==============================

     エンディング1

     シーンプレイヤー:“星の子” 天満 莉亜

     ==============================

     

 

     GM:えーと、支部長室だ。

     莉亜:はい。

     美鈴:「天満さん、お疲れ様でした」

     GM:翌日、支部長代理はねぎらいの言葉と一緒に、まぁやっぱりというか。

     美鈴:「今回の一件……『トークン』については以上となりますが、『オデッセイ』については、引き続き協力していただきたいのですが、かまいませんか?」

     莉亜:「はい、構いません」

     美鈴:「ありがとうございます……片岡 紗枝の姉・片岡 早紀についてはある程度のプロファイリングは入手しております」

     莉亜:流石にこれ放置は洒落にならないし、ここまで来たら乗っかかった船だし。

     莉亜:「ふむ」

     美鈴:「彼女は、いや、彼女の家族は典型的な『何も知らない人間』です……宇宙友愛協会に知り合いが多い、と言うことを除けば」

     美鈴:「周辺の調査を済ませました。『オデッセイ』の流出は想定内に収まっておりますが、今回の黒巣旅行については結構な人が知ってるようです」

     美鈴:「エリュシオンに予約が入っているのは好都合。彼女には、予定通りに黒巣市の観光をしてもらい、最後に若干の記憶処理を行い、そのままつつがなく帰ってもらうことにします」

     美鈴:「その間に、別の人間で彼女の家から『オデッセイ』を回収します……この本と」一冊の本。オデッセイそのままの装丁である。

     莉亜:「……それが例の」 本を見て。

     GM:読めば判るけど、地理状況やらをかなり捻じ曲げて、黒巣市を連想させないようにすると同時に、文章のクセをかなりいじって、『三文SF小説』レベルに完成度を落としている。

     莉亜:「(……いくら記憶処理を行うと言ってもこれ、バレないかなあ……)」 いや、『UGNとしては』そうせざるを得ないのは百も承知なのだが。

     美鈴:「本の摩り替えはこちらで人を使います。貴方には、片岡 早紀の旅行が問題なく終わるように監視をお願いしたいのです」

     莉亜:「問題ありません」 内心思ってることは顔に出さないようにして答えた。

     GM:大丈夫だ。コードウェルの世界同時演説すら誤魔化して見せたUGNの洗脳技術は半端じゃない

     莉亜:そっかー(何)

     莉亜:……仕方ないんだけど、『そういうこと』は私は好きじゃない。だからといって文句を言うつもりはないが。

     GM:違和感を与えないのは本当に念のためだしね。本の実物さえなければどんなに妙に思っても拡散することはない。

     莉亜:なるほど。

     GM:つつがなく。本当につつがなく。UGN黒巣市部支部長代理は『嘘』を作り出す手筈を整えている。彼女は『嘘を護る』ことが仕事だから。

     GM:それが、それこそが、今のUGNなのだから。

     莉亜:それを承知の上で協力すると決めたのは私だ。それに今はそれについてどうこう言ってる場合じゃない。

     美鈴:「現状、FHや暴走ジャームが黒巣市でコトを起こそうとする気配はありません……旅行中が一番厄介ですからね。件の協会が黒巣市に興味を持つことは、避けねばならない」

     美鈴:「『実際の黒巣市は、特に面白いこともない、平凡なベッドタウンだった』……そう思ってもらわなければならないんです」

 

 

     ==============================

     エンディング2

     シーンプレイヤー:“零距離の銃使い”シャルロット・橘・クリスタンヴァル

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     GM:ま、こっちは沙原さんが相手だ。

     シャルロット:はーい

     沙原:「お疲れ様、やっぱり大変だったって?」そういう彼女は、テーピングをがちっとすれば歩ける程度には回復している。

     シャルロット:「うん・・・・ジークフリートの真似事をやる羽目になったよ」

     沙原:「……しかもとどめ役か。ほんとお疲れ様」

     シャルロット:「まあ、今回は色々痛感させられたよ・・・・自分の力不足とか」

     沙原:「……ま、この街どうしても物騒だしね」

     沙原:「まぁ、何とかって本の一件も何とかする目処立ったらしいし、依頼ももらってないんでしょ?少し休んでおきなさいな」

     シャルロット:「そーだね・・・・ちょっとは休んでおくよ。絶対本に関する一件で一波乱あるだろうからね。私が関わった以上」

     沙原:「……笑えない話ね。ほんと」

     シャルロット:「あっと、忘れてた。はい、約束のモンブラン」

     沙原:「…………あんがと」彼女は、甘味を提示されると一瞬無理やり無表情を作るクセがある。

     GM:似合わないと、思っているのだろう

     シャルロット:「あ、また私には似合わないとか思ってるんでしょう」

     沙原:「あとで頂くわ」そしてこの意地っ張りである。

     シャルロット:「別に甘いものなんて大抵の人は好きなんだから、気にしなくて言いと思うよ?」

     沙原:「なんのはなしだかわからないわね」

     シャルロット:「ま、それでいいならいいけどさ」

     GM:ま、そんな感じで、病室での休息は過ぎていく。それも後数日で退院だ。

     沙原:「……あんたさー」

     シャルロット:「何?」

     沙原:「やっぱ探偵だとかイリーガルだとか続けるの?今回もとんでもないことになってたのに」

     シャルロット:「まーね・・・・・昔ならやめたかもしれないけど、今は守るものが出来ちゃったからね」

     沙原:「難儀ね」

     シャルロット:「まあ、自分で選んだからね。それを。甘んじて受け入れるよ」

     GM:結局、モンブランを早速ぱくつきながら。

     沙原:「あっそ……難儀ねー、あんたも」

     GM:そう言っている彼女も大概だろうが。実際、『旅行』当日、彼女は出張に出ていたりするのだから。

     GM:そもそも探偵なんて、難儀な商売なのである。

 

 

     ==============================

     エンディング3

     シーンプレイヤー:“天翔ける龍” 九衛 統太

     ==============================

     

 

     GM:さて、特に方針が無ければ問題の『旅行』の当日にしたいと考えております。

     統太:はいなー。

     GM:君にも、りあちゃんのように『今回の旅行を何事も無く済ませて欲しい』と頼まれております。のでまぁ、GM側としては「案内役」として紗枝の隣にいることにしたいですが構いませんか?

     GM:彼女の姉、早紀がくるのは、あと1時間かそこら後になる。

     統太:いいですよー。

     統太:「さて、と」

     紗枝:「まー実際助かったは助かったわ。私一人じゃ案内にも限界あるし」

     統太:「それより人目が気になるな」

     紗枝:「うんしくじった。他の友達が全然捉まらなかった」

     統太:「友達に見つかって噂されると恥ずかしい……もとい、俺と一緒にいたって知られると社会的に抹殺されるぞ」(何)

     紗枝:「そこまで評価がアレな自覚があるならどうにかして欲しい」(何

     統太:「俺の芸風消えるじゃないか」(何)

     紗枝:「いや需要ないし!そんな芸風多分需要ないし!……いや、まぁ」

     紗枝:「そこまで無理してどうこうすべき噂とも思わないけどね。何だかんだいって、九衛は頼りになるの間違いないし」

     統太:「頼りねぇ……」

     紗枝:「アレみたいなキャラだしね。『オデッセイ』のあのパソゲマスター。隣にいて不足のないタイプなのは間違いない」

     GM:まぁ、GM側からは特に設定はしないが。彼女の指しているキャラも人外の魔物であるこたぁ間違いないと見てくれw

     統太:おうよ(何)。

     GM:そーね、自己紹介を借りて

     GM:悪魔とでもしてみるか(>w<

     統太:「ギャルゲーにご執心の悪魔って相当ニッチだぞ」(何)

     統太:そのモデルは目の前におるが。

     紗枝:「いやニッチなのは認めるけどね。まぁ、なんていうか」

     紗枝:「一緒にいて楽しいなら、悪魔が友達でも面白いんじゃないかな、とか思ったりしてただけ――あーやべ、私ったら相当姉さんに毒されてきたかな?」

     GM:はは、と笑ったりする。自分が本当に悪魔と友達であることも知らずに。

     統太:「そっかー」

     

     「――もしも僕が悪魔でも、友達でいてくれますか?」

      

     統太:そう呟いてみた。

     紗枝:「――……」

     紗枝:「やだなー、本気にしないでよー……でも」ぷっ、と噴出してから。

     GM:彼女は本当を知らない。だから、本気で言ったのではないだろうけれども。

     

     「いいよ。悪魔だとしても友達でいるよ、きっと」

      

     GM:新幹線から乗り継げる電車が来るまで、あともうしばらく。

     GM:君達は、SF小説を肴にそんなゆるい談笑をしていた。

 

 

     ==============================

     マスターシーン、あるいは必然

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     「はい、私です――え?」

     「“凍血鬼( Bloodcurdler )”が――なるほど、はい、判りました」

     「直ぐにこちらで討伐の準備を行います……ええ、はい。問題ありません」

      

     「……ま。こうなるのですよね。何の陰謀も無く、何の必然も無く、偶然は衝突する」

     「よりにもよって『旅行』の日……何とかなると、いいのですが」

      

 

 

 

     ダブルクロス The 3rd Edition / Conflux

     『不可思議−Wonder / Turn Infest

                         ――End.

     TO BE CONTINUED NEXT WONDER!