†　Pre Play　†

輔：「六会と申します。どうぞよろしくお願いします」

「……隠し子騒動ですか？　先日もそのようなお話がイリーガルの方にありましたが……

困ったものですね」

「……………………ぇ？　何ですか？　その顔は??」

六会 輔。ごく一般的な、捕らえ所の無い印象をかもし出す、気弱な青年。

一応ＵＧＮエージェントとして所属しているが、その風体はあくまでも

「しがないサラリーマン」。

最近相棒の「ぽち」に主導権をとられ（ているように周囲には見られ）ていることを、少々自覚

しているにも拘らず積極的に挽回しないあたり、何を考えているのか自分でも定かでない辺りに

意志の弱さも見えている。とりあえず、コードネーム(P．P．P．＝ ぽちぱぱ)が目下の悩み。

能力は情報収集メインのオールラウンド。

シンドローム：オルクスピュアブリード

【ＨＰ】１４【ＩＶ】８【基本侵蝕率】２９％

［ＰＣ間ロイス：加賀津 進　■連帯感／□不信感］

「資料調査など、とてもお役に立ってくださいます。ありがたいことですね……しかし、ＰＣの

あれは……」

［シナリオロイス：隠し子？　□庇護/■猜疑心］

「…………………………。……本当の親は何処に行ったんですか!?」

以上です。宜しくお願いします。

　

進：「あ゛〜、うぃっす、加賀津進……一応機械系の専門学校に行ってる学生だ」

　 「あ〜、あとついでにＵＧＮのエージェントもやってる…学校の単位？

ナンデスカソレハ？」（何）

“サポート・デバイス”加賀津 進、２０歳。

骨董品拳銃のモーゼルを愛用する、メカニック志望の学生エージェント兼駄目人間（何）。

特技は雑用系、戦闘に関しては「他人に頑張ってもらう」が基本。

シンドローム：ノイマンピュアブリード✚起源種

【ＨＰ】１２【ＩＶ】１５【基本侵蝕率】３５％

［ＰＣ間ロイス：“P.P.P.”六会 輔　■感服／□憐憫］

「ほ〜、とっつぁんもやるねえ…（にやり）」（何）

［シナリオロイス：六会輔の隠し子　■好奇心／□不信感］

「まあ、奥さんお聞きになりました？　隠し子ですわよ隠し子…まあ、六会さんも大人しい顔して

（以下略）」（何）

以上です、よろしくお願い致します。

玲：「隠し子ねぇ。ぽちだって事情はあるさ。訳聞かずにそっとしとくのが筋だろ」

「何？　ぽちじゃなくてぱぱの方かよ!?」

「……ＦＨがマスタークラスの緊急招集して会議するはずだ」（何）

“傍若無人”逢杜玲。

売り子にメイド、荒事暗殺と万能の何でも屋兼イリーガルエージェント。

自分の背丈を凌駕する大剣を奮い立ちふさがる敵を文字通り粉々に叩き潰す

少女――ではなく残念ながら男。

基本的に手加減も容赦もしない性格だが妹と同居人、そして猫にはメチャクチャ甘い。

　　シンドローム：ノイマン／ハヌマーン✚起源種

【ＨＰ】２４【ＩＶ】１２【基本侵蝕率】３５％

［ＰＣ間ロイス：六会輔　■誠意／□無関心］

「隠し子作る不誠実な人間じゃないってのはよく理解ってる」

［シナリロイス：六会輔の隠し子　■慈愛／□無関心］

「ぱぱの隠し子ねぇ。まぁ何か事情があるんだろ」

以上、よろしくお願いします。

そういえば起源種二人なんだよな今回（何）。

○ふたりは起源種ＭＡＸＨＥＡＲＴ（何）

輔：（はた）

進：（ぽむ）確かに。まあ、こちらはなんちゃって起源種ナノデ（何）。

玲：鳥越いたら起源種３人という恐ろしい一団が（何）。

叶：ひぃ。

輔：あっははは（笑）。

玲：「よーしパパ《支援射撃》とかしちゃうぞー」

「貴様は耐えられるか、この業火に」

「原型も残らず殴ってやるからとりあえず死ね」

進：支援＋鬼攻撃二回…それは…酷いなあ…。

叶：「あら……お祝い、用意しなくてはいけませんね……」

「いえいえ、ご遠慮なさらずに。ぽちさんもご兄弟が出来て喜んでいらっしゃると思いますよ」

（邪気の無い笑顔で）

「深守　叶（ふかもり　かなえ）と申します。よろしくおねがいします。

―――　そうですね…ＵＧＮのコードネームでは『死神の大鎌』と私の事を呼ぶそうです。

私がここにいる理由（わけ）は、きっと人が傷つくのが見たくないんだと思います」

学校には、三つ編みおさげに眼鏡（但し度は入っていない）とやたら目立ちにくい（ある意味

目立つ？）服装で通っており、一旦家に帰ると通学時とは正反対で、髪を下ろして眼鏡を外し

活動的でスタイリッシュな服装に着替え、まるで別人。

意外と人目を引く美人。本人曰く、服のコーディネーターは妹とのこと。

また、チルドレンでは珍しく、親元に戻ってきたという経歴を持つ。

シンドローム：モルフェウス／ハヌマーン

【ＨＰ】１６【ＩＶ】１３【基本侵蝕率】３０％

［シナリオロイス：六会輔の隠し子　■慈愛／□憐憫］

［ＰＣ間ロイス：“P.P.P.”六会 輔　□誠意／■不信感］

以上です。

　

ＧＭ：それでは宜しくお願いいたします（礼）。

昨日と同じ今日
今日と同じ明日

世界は繰り返し時を刻み
変わらないように見えた

だが　人々の知らないところで

世界は大きく変貌していた……

【黒巣のオーヴァードの良心】こと“P.P.P.”、通称“ぽちぱぱ”に隠し子発覚?!
有希さんは？　認知は？　みんなの反応は?!
ここにチンドンドタバタ活劇の幕が切って落とされる………

Double+Ｃross　The 2nd Edition　Replay

This child, whose child?

―――――――――隠し子いたって本当ですか？

　

　†　OPENING PHASE　† 　

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Opening　01　◆

　Scene Player：“P.P.P.”六会 輔

　Place/Time：六会邸玄関前／昼前

　Entry：不可

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

輔：#1d10+29

tasuku：1d10=(2)=2+29=31

低空飛行。

　珍しく仕事で休みが取れた日曜日。

久しぶりに有希と会う約束をして、今は家で待っている。

有希は迎えに行くと言うのを断り、輔の家が見たいからと待ち合わせが六会邸となっていた。

待ち合わせの時間前に有希はやってきて、少し家を見学した後に出かけようとしたところ――

ＧＭ：家の前に小さな女の子がメモと写真らしきものを握り締め立っていた。

少女は輔の姿を見つけると寄ってきて恐る恐るという感じで尋ねた。

「あの、六会輔さんですよね？」

輔：「……ええ、そうですが。貴方はどなたですか？」

身をかがめ、目線を合わせるような位置で。

「お母さんたちは一緒ではないのですか？　お嬢さん？」

ＧＭ：ぱぁと明るい表情になりいきなり抱きついて

「パパ！　会いたかった!!」

と、少女はのたまわった。

輔：ぶーっ!?　

ＧＭ／有希：「（一瞬固まって）パ・パ？」

輔：い、いきなりですか!?

ＧＭ：さ、ここでえ〜と<意志>判定して下さい。（ニッコリ）

輔：「ちょ、有希さん、な、何かの間違いですからこれ!?」

子供にかじりつかれたままうろたえつつ……知覚……知覚？（何）

ＧＭ：いいえ、<意志>です。

輔：あ、失礼。

#6r10

tasuku：6r10=(9,7,5,1,8,6)=9

９で。

ＧＭ：９でしたか、では有希さんは卒倒しました（爽）。

輔：「ちょ、有希さんっ！？」

慌てて傍に、卒倒した彼女を抱え込み。

ＧＭ：「私、美輔、これからヨロシクネ！　パパ!!」

まったく意にも解さず言う少女。

輔：「ああ、一体何がどうなって……み、みのり??」

軽くパニック。一体何がなにやら。

ＧＭ：『みほ』です（笑）。

輔：失礼、みほですね。訂正します（汗笑）。

　　

○みのり→みほ

敵の敵さんのＰＣ“Feria de Abril”比奈みのり。元は輔のＰＬたつきさんのシナリオで出てきた

ＮＰＣなので娘には違いなかったり（何）。

ＧＭ：「うん！『美』しいにパパの『輔』で『美輔』」

嬉しそうに。

輔：「ええと……では美輔、さん？　お訊きしますけど……」

ＧＭ／美輔：「な〜に？　パパ」

輔：有希さんを抱え、リビングのソファへと運びながら。

「………………ええと私はそれなりに『ぱぱ』とは呼ばれ慣れていますがいえそうではなくて」

軽く錯乱中（何）。

ＧＭ：「どうしたの？パパ。どっか悪いの？」

心配そうに撫でる。

輔：「…………貴女のご両親はどちらに？　おうちが解らないなら送っていきますよ？」

ＧＭ：「（泣きそうになりながら）ママは………死んじゃったの、死ぬ前に私にパパのこと

教えてくれて、メモと写真くれた」

とさっきまで握っていたメモと写真を見せてくれます。

輔：「…………はぁ……」

呆然、差し出されたそれを受け取りつつ、確認。

何か身に覚えのある（何）物は写ってますでしょうか？

ＧＭ：写真は６〜７年ほど前の写真ですね。当時の輔さんと知り合いが数名写っています。

輔：ふむ。最近会わなくなった方々……時期としては前職の同僚辺りですかね？

ＧＭ：そうですね。メモには「貴方の子供です。よろしくお願いします」と他に名前だけ書かれています。

輔：名前？　何方のでしょう？

ＧＭ：女性名です。木之下美加と言う当時の同僚のうちの一人のようです。

輔：「……木之下……さん？」

呟き。勿論そげな関係を持った記憶はないですよね？（何）

ＧＭ：記憶はないです。ただ――

輔：ふむ？

ＧＭ：一度お酒に酔って記憶をなくしたときに、彼女の家へ数人で泊めて

もらったことがあったような気がします（何）。

輔：…………………………（何）。

ＧＭ：６年前のお話だったと記憶してます。

輔：「…………と、ともかく……」

震える手でメモと写真を馬鹿丁寧に折りたたみ、手帳へと挟み込む。

ＧＭ：「パパ大丈夫？お顔の色が悪いよ？」

心配そうに見上げながら。

輔：「…………どうしましょう」

天井を仰ぐ。心は泣きそう（何）。

「エエマァ大丈夫……ではないですが……大丈夫です多分」

ぐったりと有希さんを横たえたソファの向かいに座り込み。

ＧＭ：「あのね、美輔行くところがないの。パパのところにいても、いいよね？」

恐る恐る。

輔：う。

「……ええと、美輔、さん？」

ＧＭ／美輔：「美輔って呼んで★」

輔：「もう一度お訊きしますが、お父さんに会ったことは？」

ＧＭ：美輔「今日が初めてだよ、パパ」

輔：「……………………はぁ……」

ぐったり。

ＧＭ：そこで、目覚める有希さん。

輔：ぐほっ!?

ＧＭ：「う、うぅ〜ん」

上半身をゆっくり起こし辺りを見回す。

輔：「み、美輔さん！　チョットロウカヘデテテクダサイッ！」

ＧＭ：「？　輔お兄さん？　私今変な夢を………?!」

美輔を見て固まる。

輔：声が上ずり……ああああ間に合ってない!?

ＧＭ／美輔：「いいけど、このおばさん、パパの何？」

輔：「ゆ、有希さん、ちょっと話あ……お、おばさん!?」（激汗）

ＧＭ：「お、ば???」

絶句している有希さんに、不思議そうに見上げる美輔。

「パパ？」

輔：「美輔さん、何言ってるんですか……い、いいからとりあえず外に……！」

無理やり背中を押して、美輔を廊下に押し出す！

ＧＭ：「あ、輔お兄さん」

背中に声がかけられます。

輔：「は、はい？」

肩越しに視線。冷や汗。

ＧＭ／有希：「ちゃんと説明して下さいね（真顔）」

輔：「美輔さん、後できちんとお話し聞きますから……」

とりあえず少女を締め出し、ドアを背にして。

○ぱぱの修羅場を実況しちゃうぞ☆

進（実況）：「さあ、此処で思わぬ『身の覚え』が発覚してしまいました。

これは「隠し子」説に対し有力な決め手となりそうですね、解説さん」（何）

叶（解説その1）：「ええーそうですねー。

んー、これはほとんどクロとして見て問題ないと思いますねー」

玲（解説その２）：「逃げ場のない状況に追い詰められていく六会さんですが、やはり

《猫の道》がないからだと思われます」（何）

叶（解説その1）：「んー、そうですねー。《猫の道》を持っていないとはオルクスの風上にも

置けませんねー。んー、ここは『スルスルスリットー♪』と《猫の道》を

覚えることをお勧めしますねー』

進（実況）：「おおっと、此処で娘さんの連続攻撃です、ぱぱは大分追い込まれて来ていますね…

卒倒した有希さんが目覚めた後のフォローもどうする気でしょうか？」（何）

玲（解説その２）：「いいタイミングで起きてしまいましたね。まさに『世界全てが敵』。

オルクスとしては避けたい状況であります」

叶（解説その1）：「んー。自分の領域を使えないオルクスはただの的ですねー」（鬼）

進（実況）：「しかし解説さん、この状況で逃げを打つと、男の風上にも置けない…

いや、もう隠し子の時点でソレデスガ、と、思うんですが」（何

叶（解説その1）：「ん〜。既に本日開始から負け戦ですね〜」（なんだか嬉しそうに）

進（実況）：おおっと、此処で有希さんの駄目押しです、完全にぱぱの逃げ道は塞がったようです。」

玲（解説その２）：「少々荒っぽいですがＵＧＮの１８番、《ワーディング》→記憶改竄のコンボで

しのぐしかありませんね。

クライマックスまで防戦一方ですが頑張ってもらいたいものです」

進（実況）：「此処で下手を打つとロイスがタイタスになりかねません、

ぱぱの奮戦に期待したいところです」（何）

叶（解説その1）：「ん〜。どんどん自分で首絞めてますね〜これは面白い。

どんなメイクドラマが待っているのか、期待が膨らみますね〜」

進（実況）：「以上、ＵＧＮ発『ぱぱの修羅場を実況しちゃうぞ☆』のコーナーでした〜。

では、さよなら、さよなら」（何）

玲（解説その２）：「提供は

『人命は地球より重い？　

その地球に何十億の人が生きていると思う』

各務製薬でお送りしました」（何）

ＧＭ：美輔「（背中押されつつ）なに？　どうしたのパパ?!?!」

輔：「……………………はい」

有希さんの言葉に、がっくりとうなだれた。

といいますか私にも状況がよく解ってないんですよう。と内心で嘆きつつ。

ＧＭ：「（深呼吸）それで、どういうことなんですか？　何でそんなに慌ててるんです？」

あくまで真剣な表情。

輔：「ええと……」

気まずい雰囲気に目を逸らし。

「私は身に覚えがありません。あの子が何処の何方なのか……いえ、元同僚の娘さんらしいこと

は解ったのですが……なんでここに来たのか私にはさっぱり」

うわぁいい訳になってねぇ（何）。

ＧＭ：「輔お兄さん!!」

目を逸らした輔へ似つかわしくないほどの大声で。

輔：「は、はい!?」

思わす返事。

ＧＭ／有希：「元同僚の子供が、なんで輔お兄さんのことを『パパ』って呼ぶんですか？」

輔：「え、あ、いやその」

ＧＭ／有希：「それに、見に覚えがないんだったら、狼狽しないで落ち着いてください！」

輔：「そ、それはそうなのですが……」

たじろぐ。

ＧＭ：「じゃないと……私…」

だんだん声が小さくなっていく。

「パパ〜まだ〜？」

待ちきれなくなったのかドアの向こうから美輔の大きな声が。

輔：「と、ともかく……あの子はきちんと親元に帰しますから……あああ泣かないでください有希さん」

焦り。

ＧＭ／美輔：「パパ〜？　ねぇ。パパ〜」

輔：「有希さん、少なくとも私は貴女を裏切った覚えはありませんから……信じてください……って」

背中から不意打ちされた（何）。

ＧＭ：「……信じてます。でも、今日は私帰ります。あの子を送って行ってあげて下さい」

そう言うと帰り支度を始める有希。

輔：「…………ぅ」

それは止められず。

ＧＭ：美輔はずっと「パパ、パパ」言ってます。

輔：「後で連絡差し上げます、絶対に。そのとききちんとお話しますから……有希さん

──すみません」

ＧＭ：では、その言葉に頷いて有希は出て行きます。

輔：ぐったり。背を見送って脱力。

ＧＭ／美輔：「おばさん、帰っちゃったの？」

輔の袖を引っ張りながら問う美輔。

輔：「────はぁ…………美輔さん、彼女はおばさんじゃありません、有希さん、です」

ＧＭ：「『有希さん』？　へ〜かわいいい人だったねパパ」

あくまで無邪気に言い放つ美輔。

輔：「……ともかく……あなたのご家族を探して事情を訊かないといけませんね……」

立ち上がり。

「……勘弁してくださいよ。折角の休みだったのに……」

天井を仰ぎ、ぼそりと呟くのは、心の底からの想いだった。

騒ぎがこれではすまない事を、このとき彼は知る由もなかった……。

　

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Opening　02　◆

　Scene Player：“サポート・デバイス”加賀津 進

　Place/Time：六会邸／昼前

　Entry：ぱぱのみ可（何）

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　

進：#1d10+35

susumu：1d10=(3)=3+35=38

輔：#1d10+31

tasuku：1d10=(5)=5+31=36

ＧＭ：進は真偽不明の噂を聞いた。

“あの”“P.P.P.”になんと“隠し子”がいたと言うのだ。

これは何としても本人に事の真相を確かめようと、六会邸までやってきた。

進：「探し物は何ですか〜見つけにくい物ですか〜♪　…てか、本人に聞くのがはええよな、やっぱ」

家の前で。「所持品：デジカメ」（何）。

輔：うぉら（何）。

ＧＭ：中からは楽しげな子供の声が。

進：「ん〜？　…こりゃビンゴかあ？（カメラ準備ヨーシ）」

で、ドアをノックノック（何）。

ＧＭ：「パパ〜何処にお出かけするの〜？」

嬉しそうな声。

輔：「お出かけって……おや？」

家の中より声。

ＧＭ：「は〜い」

勝手にドアを開ける無用心な子供。

輔：「って、美輔さん、勝手に開けないで……！」

肩を掴むも間に合わず。

ＧＭ：「『さん』はいらないって、パパ〜（がちゃ）おじさんだ〜れ〜？」

小首傾げつつ。

輔：「ちょ、美輔さ……加賀津さん？」

扉の向こうの同僚の姿に唖然。

進：「お〜？　可愛いお嬢ちゃんだな〜（頭撫で）…ん〜まあ……噂の方は本当みてえだなあ〜」（何）

輔：「ど、どうかされたのですか？　任務の件でしたらお電話でも……噂？」

ＧＭ／美輔：「かわいい？　へっへ〜（嬉しそう）」

輔：「ちょっと、加賀津さん、一体どういうことで……美輔さん、リビングの方に行ってて下さい」

少女の方を軽く後方へ促し、視線は同僚に。

ＧＭ／美輔：「え〜私いたら邪魔〜？」

進：「ん〜？　ああ、いや…『“P.P.P.”に隠し子発覚？　噂は本当だった!!』って噂をだな〜」（何）

輔：「……ちょっと、お仕事のお話したいので。美輔さんにはつまらないから、ね？

　いい子ですから」

少女を促し、とりあえず進さんを玄関に招き入れて。

ＧＭ：「は〜い、ねぇ、パパ何か飲んでもいい？」

ドアの向こうから首だけ出して。

輔：「一体何処からそんな噂が……？」

ぐったり。美輔には手を振ることで了解の合図。

ＧＭ：ドタドタドタと走る音が遠ざかる。

進：「で…身に覚えは？」（何）

輔：「私もいきなりあの子が来て、いきなり『パパ』と言ってきたんですよ？　

……ある訳ないでしょうが。

言いたくないですが、私にそんな甲斐性あると思いますか？」

じ、っと。

進：「今はねえと思うがな〜…ほれよくあるだろ？　若気の至りとか、酒の勢いとか」（何）

輔：「………………」

『酒の勢い』という言葉にいささかよろめく（何）。

「────ともかく」

咳払い（何）。

進：「（きゅぴーん）…で、改めて聞くが…身に覚えは？」

微妙に進の瞳の色がエフェクト使用時に近い気が（何）。

輔：「ありません」

きぱり。

進：「（肩すくめ）ん〜まあ…とりあえず、記憶にはねえって事だな…で、あの子どうすんだ？」

輔：「不本意ですが、私は“そちら”では『ぱぱ』と呼ばれ慣れてますからね、少々悪趣味な悪戯とも

思ったのですよ……。

正直どうすればいいのか……あの子の話では、母親は亡くなったとか。

まぁ、少々調べてみようと思っていたところです」

進：「ん〜…本当はこいつ（カメラ）で二人の姿とって『噂の真実』とかの見出しで、支部内の裏新聞に

載っけようかと思ったが…」

さり気に鬼な台詞を（何）。

○焚書坑儒

玲：どんなんだよ裏新聞（何）。

進：裏新聞＝支部の皆が知りたいあんなこととかこんなことの真実が載ってる新聞（何）。

無論未許可（何）発行元：（有）加賀津。時折当局の摘発が（何）。

玲：「誰が『飲み込んで、僕のエクスカリバー……』だぁ、加賀津ぅ!!!」フル武装で捜索（何）。

進：「やべえ!?　岡引だ!?（脱兎）」（何）

叶：「あらあら〜」のほほんと見守る。←特に裏新聞にかかれるようなことをしていない人

ＧＭ：「ねぇパパ『うらしんぶん』って、な〜に〜？」

いつの間にそこに居たのか、お盆にお茶を３つ乗せて後ろに立っている美輔。

輔：「ぶ……き、訊かなくていいことですから！　加賀津さん余計なことを……！」

慌てて。ここで玄関先であることに気づき。

ＧＭ／美輔：「（わからないと言う顔をしながら）はい！お茶！　いっしょに飲も？」

輔：「まぁとりあえず中にどうぞ……立ち話もなんですから」

はぁ。ため息ついて。

進：「ん〜、あんがとなお嬢ちゃん…とりあえず、お礼にお嬢ちゃん、ぱぱと一緒の写真撮ってやろうか？」

にっとお嬢ちゃんに笑いかけ

輔：「加賀津さん!?」

慌てて声を。

ＧＭ／美輔：「わ〜い、ハイ、チーズ！」（ダブルピース）

進：「おお、いい顔だ〜♪　将来は美人さんだな〜」

では、ぱしゃっと。

ＧＭ／美輔：「ほんと〜？　やった〜、あ、写真ちょうだいねおじさん★」

輔：撮られた（何）。

進：で、撮った後ぱぱに耳打ち。

輔：「ちょ、加賀津さん……」

進：「このお嬢ちゃんの身元とか調べるのに写真いるだろ、黒にせよ白にせよ…まあ、黒っぽいよな？

酒の勢いだっけか？」（何）

ＧＭ：「ねぇパパ『さけのいきおい』って、な〜に〜？」

地獄耳娘（何）。

進：「お〜、ばっちし綺麗に編集してあげっからな〜」

にぱっと。

輔：「…………いや、本当に心当たりないんですってば」

言葉が少々遅れたかもしれない（何）。

「加賀津さん、デジカメ見せてください」

手を差し出し。

「身元調査なら、私と一緒に写っている必要がないでしょう!?」

これは進さんだけに聞こえるような位置で。

進：「そこはほれ…お嬢ちゃんもぱぱと一緒に写ってる方がいいよな〜」

と美輔の方に聞く（何）。

ＧＭ：「うん!!」

心底嬉しそうに。

輔：「〜〜〜〜〜〜っ！　

必要なのは美輔さんだけの画像でしょう、加賀津さん！」

悲鳴に近い声。

ＧＭ：「………パパは嫌なの？」

少し悲しそうな声

輔：「……ぅ、そ、そうではないですが……」

言いよどむ。

進：「（つか…身元調査の時、一緒にとっつぁんの顔写真も必要なんだが…まあ、黙ってるか）」（何

輔：「と、ともかく……加賀津さん、それ、変なことに使用したら……ご自分の端末の

『アレら』はもう容赦しませんからね!?」

ＧＭ／美輔：「………………そっか、パパは美輔の事迷惑なんだね、一緒に居たくないんだ………………」

進：「はっはっは、お嬢ちゃん、大丈夫ダッテ、パパも突然の事で動揺してるだけだからよ」

ぽんぽんとしゃがみ込んで美輔の頭を撫でてやる。

輔：「……美輔さん、とりあえず色々やらないといけないことがありますから……」

内心慌てて。何と言ったものか。

ＧＭ：「………………いいよ、もう、どうせいらない子なんだもん」

そう言うと裸足で駆けてく愉快な美輔（何）。

輔：「ちょ、美輔さん!?」

それは慌てて追って行きますよ。

進：「あ〜あ（何）しゃあねえ…俺も追うか〜」

で、きちんと戸締りをして（何）追ってきます〜。

ＧＭ：表に出ると子供の脚で何処に行ったのかもう見当たりません。

どこかで楽しげな親子の声が聞こえてました。

　

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Opening　03　◆

　Scene Player：“傍若無人”逢杜 玲＆“死神の大鎌”深守 叶

　Place/Time：裏路地／昼前

　Entry：不可

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

玲#1d10+35

Rei：1d10=(8)=8+35=43

叶：#1d10+30

kanae：1d10=(7)=7+30=37

　

ＧＭ：仕事も大詰めを迎えていた。大した事件でもない。

黒巣市内の学校給食にO-157をばら撒こうとしていたＦＨの大馬鹿者を追詰めた所だ。

相手は“英雄を補佐する者（Satanist）”桐生 英人。

かの“ディアボロス”を崇拝する変人である（何）。

叶：「なんといいますか。平和ですねえ」

のほほんと。

玲：「…………懲りねぇどころか転落人生直球ド真ん中かよ」

かわいそうで直視できん（何）。

ＧＭ：「くそっ！俺がここまで追い詰められるとはっ！」

一方的にやられながら気丈に言い捨てる。

「てめぇらはいつもいつも邪魔しやがって！」

玲：「幾ら持ってる？　ジャンプしてみろよ」（何）

ＧＭ／桐生：「子供のカツアゲかよ!!」

叶：「駄目ですよ？　悪い事をすると、幸せの星が逃げちゃうんです」

にこにことお姉さんみたいに「めっ」とする。

ＧＭ／桐生：「時と場所を考えろ、女!!

くそ……こんな奴ら……“ディアボロス”様さえいればこんな奴らに！」

※注：いたとしても結果は一緒である

叶：「ちゃんと考えてますよ？　貴男は悪い事をする方で、私はそれをとっちめる役

なんですよ？」

にっこりと大鎌を突きつける。

「当然、とりあえず降伏勧告や、改心のための交渉を、形式上して置かないと

いけませんから。……どうですか？」

ＧＭ：「だぁ！　誰が降伏するかぁ!!」

桐生はボロボロになりながら、まだやる気です。

叶：「残念です、答えが決まってしまいましたね」

大鎌振りかぶって。だが笑顔。

玲：爽やかな笑顔で叶と合わせるように突撃。

叶：「首と胴体離れて頂かないと……ちゃんと供養はいたしますので成仏してください」

しかし笑顔。

ＧＭ：と、そこにどこから迷い込んだのか少女が一人あらわれる。

よく見ると靴を履いていない。

叶：「あらあら〜」

女の子に気を取られつつしっかり振り下ろしておく。

ＧＭ：「うわっ！　うわぁああああああ」

断末魔の叫び。

「いつか、いつかギャフンと言わせて見せるからなああああ」

斬首されつつ吹っ飛ばされながら捨て台詞をはいた。

玲：「なんであんなに飛ぶんだよ、中身スカスカかそれともハニカム構造か！」

また逃げたか。

叶：「きっと空気しか入ってないんだと思いますよ」

にっこりとずれた返答を。

ＧＭ：少女は、飛んでいく桐生を見て拍手をした。

「すご〜い！！どうやったらあんなに飛んでいくの〜？」

興味津々という態度。よく見ると顔には泣いた痕、目も赤い

「風船みたいだね★」

叶：「きっと風船なんですね……ところで、ドチラサマですか？」

ＧＭ／美輔：「え？　わたし？　わたしは美輔！　あなたは？」

叶：「私は叶です。深守　叶です」

ところで《ワーディング》張ってますよねえ？　と玲君のほうを見る。

玲：「勿論」

電線の上で白黒になってる雀を指差し。

ＧＭ：美輔は何かおかしいことでもしたかという面持ちで立ったままです。

叶：「あの、ご家族は？」

ＧＭ：「………………ママは死んじゃった。パパは…パパには嫌われちゃった」

視線を落として。

玲：「酷い父親がいるもんだな」（何）

ＧＭ：「パパは酷くないもん！！　………美輔が…美輔がいらない子だからだもん」

後半は聞き取れないほど小さく。

叶：「お父さんと喧嘩しちゃったのかしら。……じゃあお姉さんと少し遊んで、

お父さんのことちょっと忘れて気分を変えましょうか？」

ＧＭ／美輔：「遊んでくれるの？　ほんと？」

玲：「それじゃ歩けないだろ。ちょっと待ってろ、靴買ってくる」

確か近所に履物屋が。屋根を飛んで買いに行く。

ＧＭ：「凄いね、アニメみたい」呆然と見送りながら

叶：「お姉さんたちは正義の味方なんですよ」

にこにこと。ごまかしてんだか正直なのか

ＧＭ：「正義の味方？　え〜、すご〜い！　じゃあ、さっきのは悪人なんだ？」

大興奮。

玲：「買ってきた（早っ）で、どうする？　この子も“こっち側”みたいだし、

報告も済ませなきゃならねーからエリュシオンに連れて行くか？」（何）

ＧＭ：「じゃあさ、じゃあさ、それは魔法の武器？」

と鎌と大剣を指して。

玲：「ただの鉄の塊――じゃねーのかな」

３ｍの剣をトランクになおす。キラっと輝く剣に埋め込まれた宝石。

ＧＭ／美輔：「うわぁうわぁ、手品みた〜い」

叶：「そうですねえ、本部のほうに報告がいると思うのですけれど……」

困ったように大鎌をくるりと回して眼鏡に練成してかける。

ＧＭ：美輔「うわ〜ねぇねぇ、どうやったの？ねぇどうやったの？」

叶：「こんなことも出来ますよ」

くるりと掌を回してリボンを取り出して、美輔ちゃんの髪を結ぶ。

ＧＭ／美輔：「え？すご〜い」

尊敬の眼差し。

叶：「種はあるけど仕掛けはないですよ」（くすくす）

ＧＭ：美輔は自分の髪の上のリボンをいじりながら楽しそうです

「お姉さんは魔法使いなんだね!!」

叶：「魔法使いかもしれませんねえ」

うふふ、と笑って。

「どうしましょう。報告だけしておきますか？」

玲君に声をかけて。

叶：「一応保護ということで。このまま、家出をしたままというのも具合が悪いですし」

玲：「ああ。そういえばこの娘の名前とか聞いてなかったな」

ＧＭ／美輔：「美輔、だよ？」

叶：「お名前は聞きましたよ？」

あらあら、おぼけさん☆と人差し指を立てる。

玲：「む……じゃあお父さんの名前は？」

ＧＭ／美輔：「パパ？　パパはえ〜と、六会輔っていうの」

玲：「……………………なぁ叶」

叶：「……はい？」

玲：「ぱぱってまだ未婚だったよな」

叶：「六会さんにこんな女の子がいたなんて……知りませんでした……」

ＧＭ／美輔：「？　パパの事知ってるの？」

叶：「何度か『正義の味方』を一緒にしたことがあるんですよ」

ＧＭ：「え〜？パパも『正義の味方』なの〜〜??」

目が丸く見開いて。

叶：「とっても素敵な『正義の味方』さんなのですよ？

……あら。大変！　美輔ちゃんと喧嘩するなんていけないお父さんですから

『めっ』しないといけませんね」

玲：「あとでぽちに叱っといてもらうか」（何）

さてどうしたもんかな、と、とりあえず支部長代理に連絡。

事態の収拾もとい噂のばらまきに（何）。

ＧＭ：「すごいすごい!!　パパすご〜い!!」

きゃっきゃと飛び跳ねながら。

「きれいな女の人ばかりとお友達だし、正義の味方だし!!」

叶：「あら……美輔ちゃん。玲君は男の子なんですよ？」

ちゃんと訂正しておこうｗ

玲：「俺も入ってたのかよ」

苦笑する。

ＧＭ：「え？こんなにきれいなのに？」

ボーっと。

叶：「綺麗ですけど男の子ですよ」（にこにこ）

玲：（こくこく）

○「お疑いでしたら確かめてみますか？」（ＣＶ：渡辺明乃）

叶：うっかり「確かめます？」と続けそうになった。ヤバイヤバイ。

玲：ドリィとグラァですか（何）。

ＧＭ：どうやって（汗）。

輔：「パンパン」？（古）　　　　　　　　　　　　　　出典：ドラゴンボール

叶：いま、関西で再放送中ですよ。

玲：どっかの腐女子だったら

「ぜひとも確かめさせてください、私ごほごほじゃなくてこの子の為に！」

とかズボン降ろしにかかってたんとちがうかな（何）。

進：いや千鳥なら台詞はない（何）。

輔：無言の脱がし来た（何） 。

ＧＭ：「へぇ〜ふ〜ん」

じろじろと見つめる。

「あ、あと、パパのこと叱らないであげて、ね？」

ねだる様に。

叶：「あらあら。どうしてですか？　だって美輔ちゃん泣いていましたのに」

言い聞かせるように聞くが……目はマジだ。

ＧＭ／美輔：「パパ悪くないの、調子に乗ったわたしが悪いの…」

叶：「じゃあ、美輔ちゃんが『ごめんなさい』しないといけないのかしら？」

ＧＭ／美輔：「うん………でも、もう嫌われちゃったから…」

叶：「あらあら。大丈夫ですよ。お父さんは嫌ってらっしゃらないと思いますから」

にこにこと手を引いて。

ＧＭ：「（恐る恐る）ほんと？」

と叶に上目遣いに。

玲：「まーともかく路地裏で立ち話して終わる事じゃないし、エリュシオンに行くぞ」

ＧＭ／美輔：「どこか行くの？」

玲：「腹減ってるだろ？　ご飯食べなきゃ」

ＧＭ：美輔「私、お子様ランチがいい!!」

叶：「お子様ランチ、いいですね〜。お父さんにはこちらから連絡しておきますから、

ご安心ください」

玲：お子様ランチかー。俺が同じくらいの年だったときは

『れいくんはなにたべたいのかな？』

『刺身定食』

とか言ってた可愛げのないヤツだったなぁと思い出し（何）。

ＧＭ：「うん!!」

と手を引かれていく。

叶：「玲君は何をお食べになりますか？」

手を引きながら仰ぎ見て。

玲：「そうだな……プッタネスカで」

叶に答える。同時に《ワーディング》解除。世界は元のように流れる

――もっとも、これから逆流に叩き込まれる人がいるのだが（何）。

　†　MIDDLE PHASE　†

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Middle　01　◆

　Scene Player：“P.P.P.”六会 輔

　Place/Time：黒巣支部エリュシオン“Heaven’sBell“／昼過ぎ

　Entry：可

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

輔：#1d10+36

tasuku：1d10=(1)=1+36=37

やる気ねぇ（何）。

一見いつもの黒巣支部。だが、今日はいつもと様子が違っていた。

何処から聞きつけたのか、ある噂の真偽を巡ってみんなが落ち着かない様子なのである。

“あの”“P.P.P.”になんと“隠し子”がいたと言うのだ。

「母親は誰だ」「認知はするのか」「恋人とはどうするんだ」などとおせっかいな事が支部のあちこちで

囁かれている。

また、噂らしく尾ひれもついており、

「隠し子は全部で７人居るらしい」

「支部毎に待っている人がいるらしい」

「子供はチルドレンとして訓練しているらしい」

と言ったものまで色とりどりだ。

そんな中、噂の中心人物が現れる――。

輔：「………………」

美輔を見失い、何となく予感がした支部に立ち寄り、周囲を見回して。

「……あの、何か空気が違うようですが……？」

恐る恐る（何）。

ＧＭ：色々な人が最初は遠巻きに見ているのですが、

テッド：「パパもやることやってたんだねー」

ニヨニヨと笑いながら声をかけられるのを筆頭に次々と声をかけられます。

終：「ああ、ぱぱ、ちょうど良かった。これ見てがんばれ？」

肩をぽんと叩いて、何処から持ってきたのか、保育雑誌の入った紙袋を渡して去る

支部長候補。

輔：「な、何のことですか一体ッ!?」

突然の言葉に上ずる声！

美鈴：「養育費の申請しますか。六会さん」

輔：「ち、ちょっと……！」

次々かけられる言葉に講義のそれが埋まる（何）。

美鈴：「いえ。冗談です」

にこやかに。

別件があるらしく、何事も無かったかのように去っていく支部長代理。

鳥越：「お前の主人に隠し子か………………ふ」

背後にて何故かぽちに対して、意味深な笑みを浮かべる。

命：「六会さん。なんでも“ひとでなし”なんだそうですね（ニコニコ）」

紫倶真：「“P.P.P.”、プライベートで何をしようが、とやかく言いません。

が、この件で皆の作業効率が下がっています。早く事態の収拾を図ってください。

お願いします」

輔：「いや、私も何がなんだか……って何で皆さんご存知なんですか!?」

命：「噂が凄い勢いで流れてますよ？」

輔：「い、一体何処から……」

斯來：「……六会さん…貴方はもう少し分別の有る大人だと思っていたんですがね…

（ため息）扶養家族申請関係の書類です。明日までに事務へ提出しておいてくださいね」（何）

瑞姫：「けっこんおめでとうございますー（ほにゃ）」

壬緋：「ぽちにも兄弟が出来たんだねー。よかったねー」

井波：「まぁ、男の甲斐性ってやつか？　あんたにそんな度胸があるたぁ思ってなかったがな」

ニヤニヤ笑いで。

統太：『クロドヴァでもその話で持ちきりです。

メールですみませんが東欧の空から事態を見守っています』

ＧＭ／葛城：「どこかから告発文書が届いたそうですよ。メールだとか」

輔：「こ、告発文書……？」

たじたじと渦中より抜け出そうともがきつつ。

ＧＭ／葛城：「ええ、俺は内容はよく知りませんけどね。

同じような内容の物が闇の牙や、黒巣支部に関係のあるオーヴァードに回ってるそうです。エージェントは多分、ここに来てから知ったんじゃないかな？

でも、個人にはメール来たそうです、ほら、鳥越さんとか」

輔：「一体誰が受けたんですか……って全員!?　性質が悪すぎますよ……ちょっと失礼！」

脱兎。資料室に飛び込み、自分ではなく加賀津さんのいつも座っている端末起動、

メールチェック。

進：登場。

#1d10+38

susumu：1d10=(4)=4+38=42

進のメール、えーと怪しいメールが沢山アリマスガ、何か？（何）

ＧＭ：犯人めっけ（何）。

進：『噂の真相って…』『やっぱガセじゃね？』『確認要』等のタイトルのメールが（何）。

○受難

進：��(￣▽￣）ヤバイ、超疑われそう（何）。

玲：翌日、「今日からこれがあなたのパソコンです。ああ、昨日まで使ってたのは

全部廃棄しましたので」とＰＣ８８０１が机の上に（何）。

輔：「ああ、一体なんでこんな訳の解らないメールがたくさん……っ！」

頭抱え。

ＧＭ：と、突然肩をたたかれ。

輔：びく。と振り返る。

駆穂：「大変だね。六会」

輔：「………………………………ダメ押しされた気分です……」

脱力。一番効いた（何）。

進：ではその辺りで資料室に入ってきましょう。

ＧＭ：駆穂さんは入れ替わりで立ち去りますね。

霧谷：「天城さんに用があって此処に来たのですが――たいへんですね。

お話は、後でゆっくりと伺いますので」（何）

そのまま帰る日本支部長。

叶：#1d10+37

kanae：1d10=(5)=5+37=42

進：「よ〜とっつぁん、娘さんの足取りなんだが〜…て」（何）

輔：「かーがーつーさーんー……」

ゆらり、立ち上がる（何）。

玲：#1d10+43

Rei：1d10=(3)=3+43=46

叶：「あ。六会さん」

きょとんと女の子を連れた叶がそこに（何）。

玲：一足先に待機中。

ＧＭ：美輔は輔の顔を見てびくっと立ち止まる。

進：「いやいや待て待て、俺も妙なメールで知っただけで俺が噂の元じゃねえって」（何）

輔：「そんなこと信じられますか!?　…………ぁ」

小さな影を認め、声を漏らし。

ＧＭ：きゅっと、叶の手を握り、半分隠れるようにします。

輔：「……無事でしたか、美輔さん。ならよかったですよ」

それだけ、声をかけて、逢杜さんと深守さんを見て。

「お二人が連れてきてくださったのですか？　ありがとうございます」

進：「お〜お嬢ちゃん、無事だったか〜…あ〜、とっつぁんよ〜、いっこ言っとくけどな――」

輔：「……はい？」

進：「子供を見世物にするような悪い趣味は俺にゃあねえぞ？」

叶：「おかしいですよねえ……おかしいんですよねえ」

ぼそぼそうーんと考えて、

「六会さんにお子さんがいたことが」

間を充分おいて周り見て。

玲：「何があったか一から話してもらいましょうかね、ぱぱ」

輔：ああそうですね。と頷き。

「美輔さん、ちょっとぽちの面倒見ていてくださいませんか？」

片手でぽんと相棒の頭を叩き、手振りで美輔の傍に。

ＧＭ／美輔：「パパ、怒ってないの？　美輔のこと嫌いになったんじゃないの？」

輔：「…………怒ってませんよ。だからちょっとお願いしていいですか？」

ＧＭ：「うん!!　いこっ！」

嬉しそうに出ていきます。

輔：まぁ、《ハンドリング》使用します。

意識を二分に、自分と相方の眼で美輔さんからは視線を放さぬ様に。

侵蝕率３９％に上昇。

叶：それを見送って、

「広まってることなんですけど……作為的なものを感じるのですが……」

ＧＭ：そして出て行くと同時に外ではザワザワとした声が。

進：「なあ、とっつぁんよ――」

葛城：「へぇ、この子が。なるほど、女の子は男親に似るっていいますもんねぇ（うんうん、と納得したように）」

綴：「………人間の子供みたいな子犬ですね」

と勘違いした声。

鳥越：「この場合は迂闊さを笑うべきか、それとも気概を讃えるべきか、

お前ならどう思う？」

ぽちと会話する声が聞こえてきます。

進：「――お嬢ちゃんだけ外に出すのってまずくね？」（何）

輔：鳥越さんの言葉に、［ぐらっ］よろめきつつも。

「私には“眼”が二つありますから……まぁ大丈夫でしょう………………多分」

加賀津さんの言葉の意味の一部には気づかない振り！

叶：「もしご養育に心配がありましたら金銭面でよろしければご相談に応じますから

ご心配なさらず」

天然。

輔：「………………ぅぅ」

机に突っ伏す（何）。

玲：「で、予想外の出来事に

“プランナー”も血迷ってマスタークラスを緊急招集

って情報も流れてるこの状況、どうするんだ」（何）

輔：「私も正直何がなにやら……」

叶：「先日お家を購入されたとかで大変でそうですし…」

一人ピントがずれつつ。

進：「（煙草咥え）…ん〜まあ…何だな」

ＰＣ弄って件の告発メールを表示させつつ。

「何処のどちら様かね、この支部をこんな愉快な状況にしてくれたんは？」

煙草ぴこっと（何）。

輔：「一介のエージェントに状況錯綜しすぎです……」

うわぁん。泣きそう（何）。

メール内容本文手どんな感じですかね？

進：とりあえず、メールアドレスを見てみましょう、というか…支部の皆も真っ先に

見ようよ…ｗ

輔：まぁ、とりあえずメールの出所など調査したいですね実際。

「susumu-k-ely@xxxx.xx.xx」とかなってるんじゃないかな（何）。

進：ガーン（何）。

ＧＭ：『六会 輔には隠し子がいる。６年前の子供だ。ＤＮＡ鑑定も済んでいる』

とあり、添付で鑑定書の写真が付いています。

輔：「ちょ、これ思いっきり個人情報侵害じゃないですか!?」

メール内容見て叫び。

ＧＭ：アドレスは調べればわかりますがあちこち経由されているみたいで身元不明です。

進：「ふーん…複数経由ねえ…これって素人じゃねえよなあ、つか支部員のメアドまで判明してるってどうよ？

叶：「あのう、最初のメールの着信はいつになっていますか？」

進：「あ〜」

いつです？

ＧＭ：最初は本日の朝６：００頃です。

叶：「……早いですね」

輔：美輔さんがうちに来たのはどれくらいでしょう？

ＧＭ：出かけようとした頃ですから１０：００頃ですね。

早くても９：００よりは遅いです。

輔：了解です。

ＧＭ：さて、ここで<知覚>判定と<機械操作>の判定をお願いします。

輔：全員ですか？

ＧＭ：はい。機械いじらないのであれば判定しなくてもいいですが（何）。

玲：〈知覚〉……《天性》しとくかな。進はどうします？

進：使用しようかと

玲：〈機械操作〉お願いできます？

進：了解。ではそちらを受け持ちましょう。

輔：まず〈知覚〉、《無限の瞳》使用。侵蝕率４１％で。

#5r10+1

tasuku：5r10=(5,2,7,8,8)=8+1=9

玲：では此方が〈知覚〉で。

#5r8+1

Rei：5r10=(2,4,1,2,1)=4+1=5

叶：〈知覚〉か……念のためふっていいかな。（保険ほけーん）

#3r10+1

kanae：3r10=(10,2,2)=Critical!!

kanae：1r10=(2)=2+10=12+1=13

１３。（目を丸くして）

玲：……エフェクト入れてて素振りに負けるってどうよ＿|￣|○

輔：おおー。

ＧＭ：ぱぱさんは《機械の声》があったような………。

輔：〈機械操作〉は《機械の声》入れとこう。

#6r10+3

tasuku：6r10=(10,10,7,9,8,2)=Critical!!

tasuku：2r10=(1,6)=6+10=16+3=19

進：《天性のひらめき》４６％。

#5r7+

susumu：5r10=(1,4,4,10,4)=Critical!!

susumu：1r10=(6)=6+10=16+0=16

進：ぬお？　ぱぱに負けた……ｗ

ＧＭ：〈知覚〉は１３で、〈機械操作〉は１９ですかね？

輔：最高値はそうですね。　

玲：「ノイマンの立場ないな俺ら」

マジ凹み中。４７％

進：「あ〜……ほれ、とっつぁんは俺等と違って人生かかってるからじゃね？」（何）

輔：「…………何か言いましたか加賀津さん」

視線向けず低い声（何）。

進：「イエイエ、ナンデモナイデスヨ」（何）。

ＧＭ：では、まず叶さんが気付いたのですが、メールは支部やオーヴァードたちには

届いていますが、輔のプライベートな知り合いにはまったく届いていません。

有希さんにもです。で、メールなんですが何か細工をしてある気がします。

具体的にはエフェクト使用した形跡が

玲：画像に細工かなぁ。

ＧＭ：それが何かは特定できませんでした。

進：ほむ…。

玲：つまり、何者かが意図的にこの支部へ流した、と。

ＧＭ：そういうことです。

進：ＧＭ、《暗号解読》って使えます？

ＧＭ：いいですよ〜。

進：「（細工云々聞いて）……ちょいつついてみっか…」

ＧＭ：達成値は先程の目じゃ駄目とだけ。

進：《暗号解読》《天性のひらめき》。

#8r7+1

susumu：8r10=(2,10,9,7,9,3,6,1)=Critical!!

susumu：4r10=(9,7,6,5)=Critical!!

susumu：2r10=(5,8)=Critical!!

susumu：1r10=(4)=4+30=34+1=35

輔：おおっ!?

進：３５です。

ＧＭ：さすがノイマン。細工してあるのは確かに画像ですね。

元の画像がどんなものかまではわかりませんが。

進：「（ちょいちょいと）…あ゛〜どうやら画像に細工してんなこりゃ……

弄くられまくってて原版修復は出来んわ…と」

ＧＭ：で、暗号解読の中で画像の中に隠された暗号を見つけました。

進：オオ。

ＧＭ：『ざまあみろ、ＵＧＮの犬め』

知能が知れます。

輔：……………………。

進：……………………。

玲：……………………。

輔：「正直……どうしましょう」（何）

ＧＭ：それと、メールの発信元はどうやら、この市内からだったようです。

進：「発信場所が市内？」

ＧＭ、美輔って何処から来たんでしょう？　聞いてます？

ＧＭ：木之下家は調べればわかりますが二つ隣の県です

輔：了解で……って二つ向こうの県から来たんですか、美輔？

ＧＭ：そう、二つ隣の『県』です。

進：「推測するにだな……とっつぁんの隠し子の存在を知った誰かが、これを使って支部を混乱させて

とっつぁんを追い込もうとしてる、てのが…自然だよな？」（何）

あくまで隠し子は否定しない。（酷っ）

玲：「隠し子は否定しないのか」（何）

輔：「いえだから私に心当たりは……って聞いてくれます？」（何）

叶：「一人で来たとは考えられませんよね」

輔：「５歳の女の子が朝から一人で二つ向こうの県から迷わずやってきた……？

そんな馬鹿な」

進：「だとすっと……一緒に誰かが連れてきた、てとこか？」

輔：「可能性はありますね」

意識を相棒の方に。美輔さんは今どちらにいます？

ＧＭ：美輔は喫茶店のようですよ。

玲：<情報：噂話>で誰が連れてきたかわかりませんか？

ＧＭ：噂………う〜ん………噂かな？　この場合。

玲：了解。

《知識の泉》《天性のひらめき》で<情報：噂話>を判定。

#14r8

Rei：14r10=(7,8,4,10,6,4,5,4,4,1,10,9,1,5)=Critical!!

Rei：4r10=(10,6,6,9)=Critical!!

Rei：2r10=(5,3)=5+20=25

ＧＭ：なんだ２５て。（汗）

玲：侵蝕率５３％。窓を開けて

「にゃー！」

と叫ぶと

「「「うにゃー！」」」

と猫達の返事が（何）。

ＧＭ：ツラはわかったようですよ（笑）。

進：２５あれば…大丈夫ですね…ｗ

叶：猫に聞くのか。この猫ひ○し。

玲：“ねこねこ探偵局”っていうんだがこのコンボ（何）。

ＧＭ：ネコが教えてくれます。

輔：……誰ですか（何）。

ＧＭ／猫：「玲さんがさっきフッ飛ばしてた奴と一緒に歩いてたの見たにゃー」

玲：「あいつか……」

そういやブラックドッグ／ソラリスだったな、桐生。

ＧＭ：ええ、ブラックドッグです（笑）。

進：「あ〜ん？　誰だそれ？」（何）

輔：「え、と、何方でしょう??」

玲：「（かくかくしかじか）で可愛そうなやつ」（何）

輔：「………………はぁ」

進：「……なあ、とっつぁん」

輔：「はい？」

進：「そいつの潜伏先洗うか？」

輔：「……ええ、そうですね……」

叶：「首を切っただけでも飽き足らず……」

輔：「しかし私は直接面識が無いのですが……よく解りましたねぇ、此方のことを」

小声で呟く。

玲：「食中毒騒ぎ起こすほうが本命じゃなかったのか」（何）

叶：「案外セットだったのかもしれません」

輔：まぁともかく、桐生捕獲の網を張りましょう。潜伏先など解れば。

進：「んじゃま…早速捕獲の準備しますかね〜、えーと（連絡連絡）

『“P.P.P.”の隠し子の情報を持つ敵対的ＯＶを確認。

情報隠蔽の為至急捕獲の必要あり』

…でいいんか？」（何）

輔：「…………加賀津さん」

玲：「だから隠し子は（ry」

輔：「貴方、騒ぎ大きくしようとしてませんか」

座った声、視線（何）。

叶：「隠していらっしゃったのですか？」

きょとんと

進：「ＨＡＨＡＨＡ、キノセイデスヨ」

目を逸らし（何）。

ＧＭ：では、そこに美輔が申し訳なさそうに入ってきます

「パパ………………あのね？（もじもじ）」

輔：「……おや？　どうしました？」

入ってきた少女に怪訝な顔で身をかがめ。

ＧＭ／美輔：「（耳元で小さく）おしっこでちゃった」

輔：「……………………ち、ちょっと失礼しますね!?」

慌てて美輔の手を引いて、お手洗いに駆け込んでいきましょう……と、その前に。

輔：「深守さんすみません、これくらいの子供の服一式、下着から上まで一そろい買ってきてください！」

一万円札渡しつつ。

ＧＭ：お手洗いって言うか、着替えを取りに行ってくださいね？

叶：「ああ。はい、わかりました」

受け取って。

進：「ん〜、つかよとっつぁん、一回家戻った方がいいんじゃネエか？　

此処は子供を置いとく場所でもねえべ？」

輔：「え、あ、そう、ですね……」

少々歯切れ悪く。

「……じゃぁ、帰りましょうか、美穂さん？」

ＧＭ／美輔：「うん（小さくなっている）」

輔：「それでは失礼を……どうしました？」

小さくなっている美輔に声を。

ＧＭ／美輔：「その、ごめんなさい」

輔：その言葉に、一瞬何を言われたか解らず、きょとんとするも。

「……ああ、いえ、こちらこそ……すみませんでした」

ぼそっと呟き。手を引いていきましょう。

ＧＭ：その言葉に顔を輝かせてついていく美輔であった。

○モル談義

叶：叶に頼めば買いに行かなくてもすむんだが。

輔：…………モルフェウスか（何）忘れてたな。

ＧＭ：モルフェウス万歳（笑）。

叶：一万円を素に作るか（何）。

ＧＭ：おつりなしだ（笑）。

進：いやいや。叶でですね、一万円貰って服は自前で作って、お金はぽけっとにないない（何）。

玲：ちょっとまてｗ

叶：それを元手に競馬に（いきませんから）。

玲：一万円相当の子供下着練成するといい（想像できません）。

叶：有名ブランド物作るのか。

ＧＭ：しかも下着だけになるんですか。

叶：まさか。全部これを元に練成するんだぜ。

進：「GUCCO」とか書いてあるんですね（何）。

輔：普通に服を買ってきてくださいー（汗笑）。

玲：モルの存在意義をうばわないでー（何）。

叶：1万もありゃ結構いい服買えるしねえ（苦笑）うまく立ち回れば５〜６着できる。

輔：まぁなんだろう、個人的感覚として、モルの練成ってその場しのぎで持続性がない感覚

なんですよね、どうも。ので、やはり普通に品物は用意してもらうほうがよいような。

玲：手を離れれば消えてしまいそうなイメージはある。

ＧＭ：期間がシーンとかのせいですね。

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Middle　02　◆

　Scene Player：“P.P.P.”六会 輔

　Place/Time：やたら出てくる六会邸／夕方前

　Entry：可

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

輔：六会邸大人気（何）。

#1d10+42

tasuku：1d10=(7)=7+42=49

ＧＭ：では、美輔の手を引き帰って来た六会邸。その玄関に見知った影が。

輔：ぬぉぅ!?

ＧＭ：有希「お帰りなさい」

輔：「あ、あれ？　有希さん……？」

ＧＭ：「ご両親、まだ見つからないんですか？」

その声は怒っている様ではない

輔：「ただ今戻りました……ええと、はい……」

いささか引きつつ言葉に頷く。

ＧＭ：美輔「あ〜『有希さん』だ〜。いらっしゃ〜い★」

輔：「あぅ、その、ええと……っ」

ＧＭ：「いらっ？」

唖然とする有希。

輔：「こ、この子、何だ　か私のところを自宅と勘違いしてるようで……あまり言葉を気にしないで

いただけますか、有希さん」

耳打ち。正直、巧い言い訳とはまったく思えない（何）。

ＧＭ：「は、はぁ」

何でとも聞き返せずに納得したかのように

輔：「とりあえず……中にどうぞ？」

二人を促す。

ＧＭ／美輔：「は〜い★　たっだいま〜★」

輔：ああ、よろめくよろめく（何）。

ＧＭ／有希：「…おじゃま、します」

輔：さてどうしたものか……とりあえず、自分と有希さんにはコーヒーを、美輔には通りがかりで買ってきたジュースをついでと。

ＧＭ：美輔はパタパタと台所に入っていき何かしてます。

そこに電話がかかってきます。

輔：「と……失礼を」

立ち上がり、受話器を取り上げて

「はい。此方六会」

ＧＭ／電話の声：「“P.P.P.”六会 輔だな？　どうだい、楽しんでいるかい？」

輔：声にかすかに眉をひそめ、子機を耳に当てたまま二人に声が届かないよう玄関まで

移動して。

「……失礼ですが、どちら様ですか？　名乗りの無い方のお話はこれ以上聞くほど

暇ではないのですけどね」

ＧＭ：「別に、俺はそれでもいいぜ？」

嗤っているようです。

輔：「……………………」

はぁ。とため息をついて。

「“Satanist”。おふざけにしては悪乗りが激しすぎますね。

以前痛い目にあっただけでなく今回も性懲りもなく……一体何が目的ですか？」

ＧＭ／桐生：「ほぉ、俺の事は突き止めたのか、なかなかやるな。

で、次は俺の居場所探しかな？」

輔：「そうだと言ったら教えてくださるのですか」

そっけない声で。

ＧＭ／桐生：「別に。お前が混乱するのが見たかった、じゃ理由にならないか？」

輔：「八つ当たりの持って行き所が間違ってませんか？」

冷静に指摘。

ＧＭ／桐生：「うっ、うるさい!!　ＵＧＮはみんな敵だ！」

輔：「ああそうですか。だったら私にとってＦＨは敵ということですね」

すげない言葉で。

ＧＭ／桐生：「そんなことより、面白いもん見せてやるから、娘を連れて出てこないか？

輔：「…………はぁ？　言うことを聞く義理がありますか？

私はあの子を本当の親元に帰す用がありますのでね、貴方の戯言にこうして付き合っているのも

時間の無駄なのですが？」

ＧＭ／桐生：「俺に会えたらそいつの母親のこと教えてやる、といったら？」

輔：「………………木之下、美香、さん、ですか？」

ＧＭ／桐生：「そうだ」

輔：「…………場所はどちらに？」

ものっそ不機嫌な声で言ってやる。

ＧＭ：「この市内にある一番大きな川の沿いにある野球場。あとは自分で探しな」

それだけ言うと電話は切れます。

輔：「………………」

不機嫌な表情で受話器を見て、そのまま加賀津さんの携帯に電話。

進：#1d10+52

susumu：1d10=(7)=7+52=59

輔：「こちら六会。加賀津さん、今宜しいですか？」

進：「あ゛〜、はいはい、こちら加賀津進でございます〜…て、あ〜とっつぁんか…

どしたん？」

輔：『 “英雄を補佐する者”から連絡がありました』

進：『（キーボード叩く音が向こうから聞こえてくる）そりゃまた、ずいぶんと向こうさんも目立ちたがりだわな〜』

輔：『この市内にある一番大きな川の沿いにある野球場』にハイキングのご案内がありましたよ』

進：『へいへい、なら最適のハイキングコースの検索しときますかね〜』

輔：『折角ですので、此方はご案内を受けようと思います』

進：『んじゃ、こっちは山ほどのお弁当(情報・武器)持って、後から合流しときまさあ〜な』

輔：『加賀津さんたちも、お暇でしたら“現地でお会いいたしませんか？”』

進：『あ〜、こっちにも暇そうな連中いるしお誘いかけてみるよ…ああ、んじゃな』

輔：『はい、お待ちしてますよ。それでは』（がちゃん）

ＧＭ／美輔：「ハイキングに行くの？　私もいきた〜い★」

輔：「…………」

声に振り返り。

「……そう、ですね。行きましょうか、美輔さん？」

ＧＭ／美輔：「うん！」

輔：「有希さん、すみませんが２時間ほど外出してきます。

……夕食、準備お願いできますか？」

ＧＭ：しばし考え込んで

「……はい」

と下を向く有希。

輔：「…………そのとき、話せることは全てお話しますから」

ＧＭ／有希：「（下を向いたまま頷く）」

輔：それだけ、彼女だけに聞こえるように耳元で告げて、視線を合わせることなく、

玄関に下りましょう。

ＧＭ：有希は何かを考える風に胸元に手を握り締めながら俯いたままです

輔：「有希さん」

ＧＭ／有希：「（顔を上げずに）はい」

輔：「……貴女が信じてくださる限り、私は貴方を裏切りません。

絶対に。

だからそれを信じていただけますか？」

それは、既に『嘘』の混ざった言葉と自分では解っているけれど。

ＧＭ／有希：「（僅かに首を縦に振る）」

輔：「ありがとうございます」

頷きに微かに安堵の混じった顔で笑い。

ＧＭ：そしてそのまま有希は玄関まで見送りに出ます。

「ねぇ、パパ『有希さん』はいいの？」

耳元で、なんで？　と言うように呟く美輔。

輔：「…………“信じて”ますから。だから、有希さんは残ってくれるんですよ。

美輔さん」

ＧＭ：よくわからないと言うように、

「ふ〜ん。ま、いっか。パパ、はやくはやく〜」

そう言って飛び出していく美輔

輔：では行きましょうか。と呟き、背後の有希さんに手を降って出て行きましょう。

ＧＭ：そこに折り悪く突っ込んでくる、住宅街を我が物顔で走る乗用車。

輔：「────美輔さん、危ないっ！」

「キキーッ!!!」

ブレーキ音が響き、何かが跳ね飛ばされる音が聞こえた――

しかし道路に横たわっていたのは有希であり、美輔は道路の向こう側で転がっている。

輔と美輔は理解した。

『有希が美輔を庇って跳ねられたのだ』ということを。

輔：「──……有希さん!?」

ＧＭ／有希：「美輔、ちゃん、だいじょう、ぶ？」

輔：駆け寄り、その身を抱え起こして。

ＧＭ／美輔：「『有希さん』？　なんで？」

輔：「有希さん……しっかりしてください。すぐに病院に……！」

言い様に１１９番通報。

ＧＭ／有希：「輔、さん。美輔ちゃんは？　美輔ちゃんは大丈夫、ですか？」

輔：「美輔さんは無事ですから……それよりご自分の心配をしてください！」

コールの音がもどかしい。早く繋がれと願う時間。

ＧＭ：「よかった」

ホッとしたような表情の有希。

ＧＭ／美輔：「有希さん！　有希さん！　どうして!?　美輔は、美輔はいらない子なのに！　なんで?!」

輔：「美輔さん……美輔さんは『要らない子』ではないですから……落ち着いてください」

ＧＭ／有希：「いら、なくなんか、ないよ？　あなた、が本当に、輔さんの子供だったら、私に、も大事な、人だもの」

ＧＭ／美輔：「違う！　ママが美輔はいらない子だって言ってた！　

美輔の為に『有希さん』が傷ついたら駄目だよ！

待ってて！　今、美輔が治してあげる！」

ＧＭ／有希：「美輔、ちゃん？」

輔：「……美輔さん？」

言葉に、唖然として。

ＧＭ：そう言うと美輔の手から一滴の雫が有希に落ち、有希の傷が癒えていきます。

車に乗っていた人は唖然と見ていますが？（何）

輔：あ、それはやばい。今更ながら《ワーディング》張っておきましょう。

ＧＭ：「パパ、この人達の記憶消した方がいい？」

諦めたような顔で聞く美輔。

輔：「…………いえ、それは……いいですよ、美輔さん」

ＧＭ／美輔：「………うん」

輔：「貴女の“力”を使うことはありません。これ以上、不必要に」

腕の中、息の整った有希さんの様子を見て、胸をなでおろし。

ＧＭ：「ごめん、ごめんね、パパ」

泣き出す美輔。

輔：「美輔さん、ありがとうございます……貴女の“力”のおかげで、有希さんは

助かったのですから」

輔：有希さんを抱えた逆の腕で、美輔を抱き寄せ、その耳元で呟き。

ＧＭ：泣きじゃくりながら何度も頷く美輔。救急車のサイレンの音が近づく。

有希は《ワーディング》で眠りにつきます。眠ってる、車の運転手はどうします？

輔：耳に届いたサイレンの音に安堵。再度携帯で連絡。──ここ一体の『記憶』の改変を依頼しましょう。

ＧＭ：では、運転手達はそのままで有希さんだけ救急車で運ばれ、あとからＵＧＮの

処理班が到着します

輔：お願いします、と救急隊員と処理班に告げて。

事情を説明の後、美輔をつれて指定の場所に向かいましょう。

ＧＭ：美輔は泣きながら従います。

○ひぐらしのなく頃に

舞台裏での会話。

叶：う、嘘だ……蝉が鳴いてる。

輔：……蝉??

進：セミ…まだ５月なのに…。

ＧＭ：蝉って………そんなに暖かいんですか？

叶：ここ大阪だよ!?　今日はちょっと雲が多くてさほど暑い日ってわけじゃない。

ＴＶ見てるけど蝉鳴いてるような番組じゃない。

ＧＭ：その蝉は何か勘違いしている（何）。

玲：それ異常だなぁ…。

輔：うわー（汗）。

玲：高千穂の山に登山に行くとたまに鳴いてたりするけど５月に大阪か…。

叶：ただのボケた蝉が一匹いるってだけなんだろうが蝉が鳴くって普段６月の末か7月ごろから

なんだけどなあ。

ＧＭ：５月ですよ、しかもまだ１３日………異常ですねぇ、なんか、ミツバチも消えたりしてる

そうですからね。

玲：あと２ヶ月で蜩蝉の鳴く季節になるんだよなぁ。朝夕の風情――

（ぽん）だから「〜かな？　かな？」って言うのかレナ（何）。

頭文字Ga：気付くの遅っ。（何）

輔：え、はじめからそうだと……。

玲：今頃きづいたよ＿|￣|○

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Middle　03　◆

　Scene Player：“サポート・デバイス”加賀津 進

　Place/Time：ＵＧＮ黒巣支部

　Entry：可

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

進：#1d10+59

susumu：1d10=(9)=9+59=68

進：やるき満々（何）。

玲：#1d10+53

Rei：1d10=(2)=2+53=55

　

ＧＭ：ところ変わって事故前のＵＧＮ黒巣支部。美輔を送っていった輔を除いて調べものをしている

ところです。で、何調べます？（何）

進：「さて…んじゃ、とっつぁんの隠し子説の駄目押しでもしとくか（煙草咥え）」（何）

玲：「俺は桐生の動向でも調べとくかね」

進：美輔についてですかね。後、ここ数日で発生した誘拐事件等関連ありそうな事件の情報を。

ＧＭ：では、〈情報：警察〉または〈〜：報道〉で。

玲：桐生は〈ＦＨ〉でいいかな？

ＧＭ：桐生は〈ＦＨ〉ですね。

進：はーい。

玲：了解。では再び《知識の泉》《天性のひらめき》で〈〜：ＦＨ〉。侵蝕率６１％。

#14r8

Rei：14r10=(8,6,10,2,9,7,2,2,8,5,2,10,5,8)=Critical!!

Rei：6r10=(2,5,3,5,5,5)=5+10=15

進：まあ、その二つにはコネも無いので、ＥＦのみ組んで《知識の泉》《天性のひらめき》

侵蝕値６、合計７４％。

#9r7

susumu：9r10=(8,2,5,7,3,6,4,4,7)=Critical!!

susumu：3r10=(4,8,8)=Critical!!

susumu：2r10=(9,9)=Critical!!

susumu：2r10=(2,10)=Critical!!

susumu：1r10=(8)=Critical!!

susumu：1r10=(8)=Critical!!

susumu：1r10=(4)=4+60==64

玲：ちょｗ

進：６４ｗ

輔：すげ!?

ＧＭ：え〜と桐生に関しては以前調べた事くらいです。ブラックドッグ／ソラリスだとかＣＮだとか。

事件についてですが誘拐・殺人などの事件に該当はありませんでした。

　　　が――

進：「ん〜…誘拐系無し、殺人系無し…こりゃ本当に隠し子かあ…あん？」

ぴたっと一つの情報に目が止まる。

ＧＭ：二つ隣の県で“木之下美加”と言う女性が死んでいました。３日前のことです。

玲：「何しに来てやがんだか……って、何か見つかったか？」

進：「こいつだ…“木之下美加”、三日前に死んでる…」

ＧＭ：死因は心臓麻痺のようですね。

進：「死因は心臓麻痺、か……“木之下美加”についても調べといた方がいいな…」

ふうっと紫煙吐きつつ、灰皿に煙草突っ込んで消し。

ＧＭ：どうしようかな……情報収集の目が以上に高かったのでこのまま行きましょう。

進：どもです〜。

ＧＭ：木之下美加：３６歳。バツイチ子持ち。幼児虐待で保健所の世話になっていたらしい。

六会輔の以前の同僚。

進：「あの子は、前の旦那との子か……幼児虐待ねえ……（渋い顔になり）」

玲：「……」

ＧＭ：調べていくと前の旦那の事がわかりますが、ＤＶの家庭であったようです。

旦那の名前は『桐生』勇人。

進：「……ひでぇなこりゃ――て、おい…」

ＧＭ：離婚後何処にいるかわからなくなっています。

玲：「な？」

ＧＭ：ええ、桐生です。

玲：顔、桐生に似てます？

ＧＭ：美輔と似てるとは思いませんでした。母親の写真とは似ている気がします。

玲：「……似てるよなぁ、あいつに」

進：「あ〜ん……いとこかなんかかねえ〜？」

玲：桐生の情報に、家族構成とかは載ってませんでした？

ＧＭ：あっと、失礼子供は二人でした。

進：おお？

玲：なぬ!?

「いとこどころか兄妹じゃねーのか……？」

進：「そんな気もすんな…」

玲：兄の方は離婚してどうなりました？

ＧＭ：すぐに家出てますね。子供の写真はないので答えは出ません。

進：「親がいねぇがなんとか育った奴と、親がいてもそれがまともじゃねえ奴――

どっちが幸せなのかね……」

玲：「『実の妹すら利用して復讐を画策する外道の所業』か、

『せめて真っ当な家庭で育てさせてようとする不祥の兄貴なりの思いやり』なのか、

どう判断すりゃいいんだろうな、この騒ぎ」

桐生のデータを見つつ。

進：「さあな…本人に確かめるしかねえんじゃねえか？」

玲：「だな。理由がどうあれあいつはＦＨだ。さっさと探すか」

進：「そうすっか…あ゛〜、ったく…面倒な事になってんなあ〜（頭掻き掻き）」

ＧＭ：そこに進の携帯へ電話がかかってきた。

　

　†　CLIMAX PHASE　†

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Climax　　◆

　Scene Player：全員

　Place/Time：野球場／夕方

　Entry：−

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

玲：#1d10+61

Rei：1d10=(7)=7+61=68

進：#1d10+74

susumu：1d10=(10)=10+74=84

叶：#1d10+42

kanae：1d10=(10)=10+42=52

進：ＨＡＨＡＨＡ(何)。

叶：ぶ。

輔：#1d10+49

tasuku：1d10=(9)=9+49=58

　

ＧＭ：輔の話と玲の話とを総合してやってきた、いつかの野球場。

そこには果たして、桐生が待っていた。

「よくきたな、ＵＧＮの犬ども」

叶：「犬はこちらに」

ぽちを指し示して（何）。

輔：さっきの調査の結果は聞いておいていいですかね。

ＧＭ：どうぞどうぞ。

進：まあ、メールはしておいて途中でそれ見た感じでＯＫでは？

玲：桐生の体はどうなってます？

ＧＭ：いや、ついてます（笑）。

玲：「リサイクルで回収されてなくてよかったなぁ、体」

ニヤニヤと笑う。

ＧＭ／桐生：「だ、誰が中古で販売してそうな身体じゃ！」

進：「いやいや、そりゃちゃうだろ？」

輔：墓穴な人がいる……（笑）。

叶：「中古で販売しているんですか？」

ＧＭ／桐生：「売ってないっての!!」

進：「最近はほれ、パソコンとか捨てるのにも金がかかるから、不法投棄が多くてなあ〜、

そっから拾ってキタンジャネ？」（もっと酷）

輔：「……まぁ、ともかく……」

少々複雑な表情で桐生を眺め。

玲：「ところで――今度の騒ぎはお前の独断だな？」

ＧＭ／桐生：「英断さ」（威張り）

輔：「あまり馬鹿話に付き合っている余裕でも気分でもないのですよ。

……さっさとお話願いたいものですね」

玲：「モノはいいようだな。で、俺達はお前を外道かそれとも不器用なヤツとどっちで斬ったらいい？」

ＧＭ／桐生：「外道？　不器用？　何の話だ。俺は、ＵＧＮが倒せれば何でもいいんだよ！」

美輔：「お兄ちゃん、もう、やめよ？　ダメだよ。パパも皆もイイ人だもん。

美輔、もうイッパイだよ。だから、やめよ？」

輔：おおぅ。美輔さんいた（汗）。

ＧＭ／桐生：「美輔!!　お前わかってるのか？　このままだとお前は孤児院に行くんだぞ！」

進：「つうか、あんま孤児院孤児院って嫌がらねえでくれるか？

……俺もその『孤児院』出身なんだが、な。

（頭掻き掻き）…ん〜まあ、お前さんの出自にゃあ、同情するがな……」

ＧＭ／桐生：「うるさい！俺を憐れむんじゃねぇ！」

叶：「あのう……それなら普通にお願いしますってくればよかったのではないですか？」

ＧＭ／桐生：「ＵＧＮに頭下げられるかタコ!!」

叶：「そうすれば、もう一度頭と身体も切り離しますし、妹さんも引き取りますよ？」

ＧＭ：何気に切り離すとかいってるし（笑）。

叶：何気と言うかＰＬは確信犯（ぼそ）。

玲：「それでも頭下げんのが兄貴だろうが、テメェは馬鹿か!!」

ＧＭ：「馬鹿っていったやつが馬鹿だ！」

論点が幼稚園児。

進：ＧＭ、桐生にロイスとっときますね、■憐憫で（何）。

玲：同じく桐生に□同情／■憐憫。

叶：わたしも取ろう。うん。なんか■憐憫……。

輔：ですね、私も取って置きます。桐生に。□誠意／■憐憫 辺りで（何）。

ＧＭ：桐生よかったね皆で憐れんでくれてるよ（爽）。

輔：「…………」

はぁ、と息をつき。

「ええと、桐生さん……では貴方のプライドに免じて、貴方を叩き伏せて妹さんを此方に

頂きましょう。貴方が勝てば美輔さんは好きにすればいい──それでいかがですか？」

ＧＭ／桐生：「!!　っち、借りじゃねぇからな？」

輔：苦笑して、周囲に目配せ。

「──そういうことで、宜しくお願いできますか？　皆さん」

叶：「じゃあ。また切り離しましょうね。悪い事出来ないように」くすくす

ＧＭ／美輔：「………………パパ、じゃなかった六会さん。ゴメンね」

進：「あ〜、ちょっと待った」

ＧＭ／桐生：「待った？」

進：「戦闘前にこいつをだな〜」

で、背中に背負ってたリュックをごそごそ。

「お嬢ちゃん、こいつやっから、ちいっと抱いててくれ…なに、すぐ終わるし、この後の事も

心配する必要はねえからよ」

で、でっかいトト●のぬいぐるみ渡し（何）。

「お〜、お嬢ちゃん、そのぬいぐるみはプレゼントすっから、大事にしてくれよ〜

（にっと笑いつつ手を振り振り）…あ〜、代金はまけといてやるよ、馬鹿兄貴」

ＧＭ：「ありがと、おじ…おにいさん。でも、私向こうに行かなきゃ。

どうしようもないけど、私のお兄ちゃんだもん」

そういって、美輔は手を振って去る。

輔：「……美輔さん？」

歩き出した少女に怪訝な声で。

ＧＭ／美輔：「なに？　パパ、じゃないや六会さん」

輔：「何処に行くのですか？」

ＧＭ／美輔：「お兄ちゃんのところ。あんなんでも私にとってはたった一人のお兄ちゃんなの」

輔：「…………」

ＧＭ／美輔：「ゴメンね、ＵＧＮのパパ。あ、お兄さんもありがとう、大事にするね！」

輔：「……確かに、どういうものであれ、自分の家族の元が一番大事ですからね」

進：「兄思いな子だねえ〜（しみじみ）」

叶：「あ！　アレです、一万円」

ぽんと手を叩いて手の平を差し出す。

ＧＭ／桐生：「一万円???」

叶：「だってお兄さんなんですもの、ちゃんと面倒見て上げなきゃ……先ほど、彼女のために購入した

服代です。無いとは言わせませんよ……ええっと。ジャンプしてください？」

ＧＭ／桐生：「ぐっ………ちょっと待て…（財布を調べ）………………あとで、届ける!!（威張り）」

叶：「お身体で働いてくださるなら、いいお仕事紹介しますよ？」

玲：「――妹ともども、生きて帰れたらな。

俺のＣＮ名づけたのはお前等なのを忘れたとは言わさねぇぞ？」

得物をガシャンと取りだす。

ＧＭ：「ま、待て！俺は知らん！！」

慌てる桐生。

玲：「老若男女問わず、敵と認識したらどんな理由でも皆殺し。だからこう呼ばれてる。“傍若無人”と」

ＧＭ／桐生：「………………………俺関係ないじゃん（汗）」

玲：「関係なくてもな、お前が妹を引き込もうとするのはそういう世界だ」

輔：「桐生さん、ひとつお訊きします」

ＧＭ／桐生：「まだ、なんかあんのかよ？」

輔：「今回において、貴方が行ったことは“私に対する嫌がらせ”であって、その件に関する限り……

まぁ、私の心象はともかくとして……私は“任務”として貴方を拘束する権限はありません。

だから、今回貴方が『悪ふざけが過ぎた一般人』としてこの場を去るならば、私は今回に限り

見逃しましょう。

――しかし、貴方は今、どんな立場でここにいますか？　

『美輔さんの兄』として？　

それとも『“英雄を補佐するもの”』として？」

ＧＭ／桐生：「………美輔はオーヴァードだぞ？　………俺の妹だぞ？

親が死んでいく当てもない。ＦＨがチルドレンとして育てるんだよ。

しょうがないだろ？　俺に何ができるんだ？」

輔：「貴方が後者の立場で私に対して今回の件で動いたならば――後はお解かりですね？」

ＧＭ／桐生：「（しばし沈黙）」

進：「（ぷふ〜っと紫煙吐き）」

叶：「あの……」

挙手。

玲：「ん？」

叶の挙手に。

ＧＭ／桐生：「なんだ？言いたい事があるなら勝手に言えばいいだろ？」

叶：「ＦＨの行動理念をＵＧＮが知る限り、『汝の欲することを為せ』というものであったと思います。

だったら、貴男は何をなさりたいのかはっきりされたほうがいいのではないでしょうか…………

ちなみにO-157の件はお仕置きが簡単にしか済んでいませんので、きっちりさせて戴きますよ？」

にっこりと笑顔で。

「それにお支払いもまだです。如何ですか？」

ＧＭ／桐生：「だから支払いは待て！　言いたいことは勝手に言え！　此処は学校じゃねぇ！」

玲：「そういえば俺もあった。“プランナー”が今回の事態のためにマスタークラスを全員召集

してるんだがなぁ」

ＧＭ／桐生：「へ？　マスター？　“プランナー”が………………マジ？」

玲：「それがどれだけのプランに影響を与えるか、どれだけの詰め腹切らされるか分かってるか？

どの道生きて戻れやしないと思うんだが」

叶：それを聞いてぽんと手をうつ。

「前門の虎、後門の狼……ですねえ」

輔：「……………………」

脱力、トオイメ（何）。

進：「ああ、要するにあれか。

しこたまぶん殴られてウチに拘束されるか、素直にウチに降参すっか…

　　どっちかしかねえのか」（ぁ

ＧＭ／美輔：「お兄ちゃん、もう、諦めた方がいいと思うんだけど？」

桐生：「うっ、うるさいうるさいうるさ〜〜〜い!!」

叶：「なんだか見ていて思うのですが。貴男の能力は高く評価いたしますよ？　

それがどういうことかは解りますよね」

進：「ん〜、なあ、とっつぁんよ〜」

輔：「……はい？」

いささか疲れた声。

ＧＭ／桐生：「“ディアボロス”様に認めてもらうんだ!!　いくぞ、美輔！」

進：「なんかこう、癇癪起こしたガキな訳だし…一回叱りつけないと駄目っぽくね？」

肩すくめ。

輔：「…………ですねぇ」

ＧＭ：「え？　あ、うん……わかった」

そういうと美輔は何事かをする。そうするとそこにジャームが６体湧き出てきましたとさ（何）。

輔：「……まぁ、少々頭を冷やしていただきましょうか、死なない程度に……と」

進：「つうわけだ、まあ、俺もあんまちっこい子供に残酷シーンは見せたくねえんで、その方向で

たのまあ〜」

玲：「無茶言ってくれる」←現在の装備：トツカ二本　両手剣二本　しめて固定ダメージ＋４４

輔：「美輔さんも……聞き分けの無い子供には、お仕置きが必要ですからね？」

軽くにらみ。でも起こった様子ではない。

叶：「あらあら」

ＧＭ／美輔：「（ごめんねと、声に出さず口だけで）」

　

○萌えキャラ

叶：こいつ可愛いぞ……。

輔：………………桐生いいな（何）。

叶：ＵＧＮに来ませんか（誘うな）。

ＧＭ：ディアボロスが寝返ればころっと（何）。

叶：ディアボロスみたいな駄目な人より叶についたほうが有意義ですよ。

叶お金持ちですし（そこかよ）。

進：ＵＧＮハスバラシイってうつろな目で呟くようにシテアゲマショウ（何）。

叶：あと『人生って素晴らしい』って耳元で始終言ってあげないと。

頭文字Ｆ：懐かしいネタを（笑）。

叶：これはもうお約束に入れていいと思うぜ。

玲：「あと、ＵＧＮに来るといいよ」（何）

頭文字Ｇａ：ＦＨ勧誘と一緒かよ誘い文句（何）。

ＧＭ：ＵＧＮに借金してるＦＨチルドレン………いいのかな？　こいつ。

輔：もう可愛くて仕方が無い、桐生（笑）。

叶：可愛いぞ。

輔：いいなコイツ。ＦＨの使い捨てにしてるのもったいない（笑）。

叶：ＵＧＮにちょっぴり欲しい逸材だと思わないか、桐生。

輔：いいな。凄くいい。

叶：こんな面白い子、欲しい逸材だわ（本音）。

ＧＭ：気に入っていただけて本望です。

玲：あとで解体して動けなくしてから洗脳するよ（何）。

ＧＭ：って、洗脳方法が怖い（笑）。

叶：ＵＧＮって素晴らしいでもいいし深守叶って素晴らしいでもいいし（待て）。

ＧＭ：下僕に狙われてるっ（笑）。

叶：下僕に（とうとう本音を）。

輔：こんなおいしいキャラ殺すのはもったいないです（何）。

まぁ、ＦＨにいてくれるほうがきっとおいしいのでしょうが……美輔もＦＨチルドレンに養成

されるのはちょっと……ねぇ。

ＧＭ：戦闘開始。衝動判定を。

玲：#2r10

Rei：2r10=(7,9)=9

ち（何）。

#2d10+68

Rei：2d10=(3+3)=6+68=74

輔：#6r10+4

tasuku：6r10=(8,4,10,10,2,6)=Critical!!

tasuku：2r10=(7,5)=7+10=17+4=21

#2d10+58

tasuku：2d10=(9+9)=18+58=76

げ!?　せ、成功の７６％にー。

進：#5r10+1

susumu：5r10=(10,4,2,5,8)=Critical!!

susumu：1r10=(9)=9+10=19+1=20

#2d10+84

susumu：2d10=(3+10)=13+84=97

叶：#3r10+3

kanae：3r10=(9,10,3)=Critical!!

kanae：1r10=(3)=3+10=13+3=16

あ。回った。

#2d10+52

kanae：2d10=(2+4)=6+52=58

ひく!?　５８％で。

ＧＭ：エンゲージは[敵]マイナー距離[ＰＣ]にて。

◆ＲＯＵＮＤ　１

○Set up

ＧＭ：こちらは《ヴァイタルアップ》です。

輔：なしで。

玲：なし。

叶：なしです。

進：《戦術》を使用。ぱぱ、叶、玲の最初の能動判定に＋１ＤＢ侵蝕率１００％。

戦術内容「おーし、んじゃちゃっちゃと、あの馬鹿兄貴にお仕置きしておわらせんぞ〜」（何）

叶：「実にシンプルですね……」

ＧＭ：武器作成などマイナー行動は済ませたことでもいいです。

叶：マジで？　武器作りまーす（嬉々）。

６１％へ。（やっとぼーなすだわ）

輔：まぁ特には無しですが（笑）。

○Initiative

進（15）→桐生（14）→叶（13）→美輔（10）→玲（9）→輔（8）→トループ

○Action

【“サポート・デバイス”加賀津 進】

進：「んじゃ、いくぜ〜」

たたんと《支援射撃》開始。

《支援射撃》《天性のひらめき》。１０７％。

#5r7+4

susumu：5r10=(6,6,9,7,9)=Critical!!

susumu：3r10=(2,8,6)=Critical!!

susumu：1r10=(7)=Critical!!

susumu：1r10=(7)=Critical!!

susumu：1r10=(2)=2+40=42+4=46

輔：ごっつい鋭い支援来た（笑）　さんくす。

進：成功、このラウンド中の三人の全判定に＋７のＤＢ。

玲：ばんざーい。

叶：合計で＋８ＤＢか……

【“英雄を補佐する者”桐生 英人】

ＧＭ：「支援が得意なのはお前だけじゃないんだ」

と待機。

【“死神の大鎌”深守 叶】

叶：マイナーで前進。

「ちゃんと借金は取り立てますからね〜」

“死神の刃は汝の命を奪う”　《音速攻撃》《カスタマイズ》《レインフォース》《錬成の掟》、

７０％へ。

#14ｒ7+4

kanae：14r10=(5,8,6,2,3,3,2,5,1,7,6,4,9,7)=Critical!!

kanae：4r10=(9,1,3,8)=Critical!!

kanae：2r10=(9,1)=Critical!!

kanae：1r10=(10)=Critical!!

kanae：1r10=(10)=Critical!!

kanae：1r10=(7)=Critical!!

kanae：1r10=(6)=6+60=66+4=70

ＧＭ：７０（笑）。

叶：７０。やっぱり支援って凄いね。

ＧＭ：目標は？

叶：「殺す気はないんで避けて下さいね」

とお兄さん。

ＧＭ：《見えざる僕》《ＭＡＸボルテージ》。無理っぽいけど回避。

#14r8

GM-Y：14r10=(6,1,3,5,1,3,8,5,9,5,2,2,4,4)=Critical!!

GM-Y：2r10=(2,6)=6+10=16

ＧＭ：てんで無理なのでジャームがカヴァー。ダメージどうぞ。

叶：（ジャームが飛び込むのを見て）「ああ〜よかった〜」

ぶうんと首狩り。

#8d10+6

kanae：8d10=(8+9+2+6+10+8+7+6)=56+6=62

ＧＭ：ジャーム散りました。残り５匹。

叶：「なんて酷いことを……ごめんなさいね。ちゃんと弔いますから」

ＧＭ／桐生：「なっ?!　殺ったのはてめぇじゃねぇ〜か!!」

叶：「だってかばうんですもの」

　

○這い寄る混沌

叶： ……なんだろう。このドクロちゃんチックな発言。マイメロ的黒さを感じる。

頭文字F：か、かなえ黒いっ！（笑）

玲：ラクス的黒さよりいいじゃないか。

頭文字F：あれは……ナイアさんと同類(旧支配者レベルの邪悪さ)だから、比べてもしょうがない（マテ）。

叶：いや、桐生を手に入れたら、ラクス的黒さも手に入る（多分）。

もっとも邪悪なトリックスターと比べられるヒロインって正直どうよ。

そーか。歌姫と称して地球圏に争いを撒いていたのも正体がナi（手記は此処で終わっている）

【“万物の娘”桐生 美輔】

ＧＭ：「ごめんね〜」と言いつつ《オールレンジ》《伸縮腕》《骨の武具》《ジャイアントグロウス》

《アドレナリン》《命の剣》。攻撃力＋２４、ラウンド間２ＤＰ。目標は後衛です。

#21r7+3

GM-Y：21r10=(3,2,8,4,8,8,4,9,1,8,10,7,7,6,6,6,8,1,7,8,10)=Critical!!

GM-Y：12r10=(2,7,1,7,9,10,6,10,5,7,2,4)=Critical!!

GM-Y：6r10=(2,1,3,2,9,7)=Critical!!

GM-Y：2r10=(9,4)=Critical!!

GM-Y：1r10=(7)=Critical!!

GM-Y：1r10=(1)=1+50=51+3=54

輔：ぬを……！　５４か……進さんをカバーしよう。今回Ｃ低下支援は諦めた。

進：すみませぬ（汗）。

玲：６歳児の腕がガモォン！　と唸る瞬間を見ることになるとは（何）。

無理ですので避けません！

ＧＭ：#8d10+24

GM-Y：8d10=(4+3+9+3+10+4+5+8)=46+24=70

７０ダメージで。

玲：《リザレクト》。

#1d10+74

Rei：1d10=(5)=5+74=79

「強化スーツの意味ないぞオイ」（へろへろ）

輔：「…………まったく、聞き分けない子供は困りますね……」

がご、と食らった。《リザレクト》。

#1d10+76

tasuku：1d10=(1)=1+76=77

おや？　ＨＰ１に（笑）。

進：安ｗ

ＧＭ：「？　美輔　？」

怪訝な顔の桐生。

【“英雄を補佐する者”桐生 英人】（インタラプト）

ＧＭ：《解放の雷》《アクセル》《熱狂》《ファクトリー》《狂戦士》《さらなる力》。対象は美輔。

目標値１５。成功時、対象：ラウンド間、【肉体】５ＤＢ【精神】９ＤＰ。次の判定に６ＤＢ。

Ｃr−２、攻撃力＋３Ｄ１０、再行動。２ndあり。

#14r7+2

GM-Y：14r10=(10,10,5,4,1,9,5,10,1,6,1,1,7,10)=Critical!!

GM-Y：6r10=(9,8,3,6,10,3)=Critical!!

GM-Y：3r10=(5,2,7)=Critical!!

GM-Y：1r10=(1)=1+30=31+2=33

ＧＭ：成功。

　

【“万物の娘”桐生 美輔】（さらなる力）

ＧＭ：「（溜息）いくね？」

《オールレンジ》《伸縮腕》《骨の武具》《ジャイアントグロウス》《アドレナリン》《命の剣》。

攻撃力＋２４、ラウンド間２ＤＰ。目標は後衛。攻撃力＋３Ｄ１０＋２４。ラウンド間２ＤＰ。

　　　#32r5+3

GM-Y：32r10=(1,1,10,6,1,10,8,5,7,8,6,4,2,6,4,1,1,2,10,9,9,7,8,1,1,6,8,9,2,1,6,4)=Critical!!

GM-Y：18r10=(4,9,6,1,2,1,9,6,7,4,10,9,7,9,1,10,4,4)=Critical!!

GM-Y：10r10=(8,6,10,3,10,1,9,8,3,5)=Critical!!

GM-Y：7r10=(7,6,9,9,1,9,10)=Critical!!

GM-Y：6r10=(2,6,7,10,10,5)=Critical!!

GM-Y：5r10=(8,2,10,7,5)=Critical!!

GM-Y：4r10=(6,2,9,9)=Critical!!

GM-Y：3r10=(2,2,6)=Critical!!

GM-Y：1r10=(9)=Critical!!

GM-Y：1r10=(1)=1+90=91+3=94

玲：避けられるかー！（笑）

輔：ちょ、無理（汗）　回避放棄で……！

進：「ちょっ、それ無理!?」

すぱこ〜んと吹っ飛ばされるエージェントＡ（何）。

叶：「あら。あらあら〜」

ＧＭ：#13d10+24

GM-Y：13d10=(10+1+8+9+1+5+6+3+4+7+1+9+4)=68+24=92

９２点です。

輔：《リザレクト》……。

#1d10+77

tasuku：1d10=(9)=9+77=86

玲：「手加減ってレベルじゃねーぞ！」（ぷち）

#1d10+79

Rei：1d10=(4)=4+79=83

ＧＭ／桐生：「美輔………まぁ、調子良さそうだしいっか」

輔：「…………美輔、さん……」

名前だけ呟く。続く言葉なし。

ＧＭ／美輔：「（目を逸らす）」

【“傍若無人”逢杜 玲】

玲：マイナーで接近。《オウガバトル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《獅子奮迅》の

“CALL　OF　THE　HUNTER”

#22r7+4

Rei：22r10=(3,6,7,2,4,6,1,4,4,10,4,8,8,3,10,9,6,4,4,8,6,2)=Critical!!

Rei：7r10=(6,8,7,2,8,8,4)=Critical!!

Rei：4r10=(5,1,1,8)=Critical!!

Rei：1r10=(5)=5+30=35+4=39

３９の装甲有効範囲攻撃。

ＧＭ：美輔−《フィジカルエンハンス》《アドレナリン》《異形の踊り》。

　　　#29r8

GM-Y：29r10=(1,5,2,1,4,4,3,6,4,7,1,3,3,4,10,1,8,3,5,4,9,2,4,8,1,9,9,4,3)=Critical!!

GM-Y：6r10=(5,5,1,6,2,5)=6+10=16

桐生−《見えざる僕》《ＭＡＸボルテージ》。

#14r8

GM-Y：14r10=(10,5,3,8,8,10,8,7,5,1,8,8,1,2)=Critical!!

GM-Y：7r10=(6,3,10,8,6,2,10)=Critical!!

GM-Y：3r10=(6,9,3)=Critical!!

GM-Y：1r10=(8)=Critical!!

GM-Y：1r10=(7)=7+40=47

トループＡが美輔をカバーリング。

　　ＢＣＤＥは（ころころころころ）失敗。

玲：「まだ体が痛いんだがな、っと」

#4d10+37

Rei：4d10=(8+9+1+3)=21+37=58

「当たりが弱かったか」

５８点ダメージ。

ＧＭ：トループ全滅ですね

　

【“P.P.P.”六会 輔】

輔：加賀津さんカバーにより行動終了です。

○Second Action

玲：申請。

ＧＭ：美輔ができるのですがダメージないので放棄で。

叶：ないです

進：なしです

輔：挙手っておきましょう。

　

【“傍若無人”逢杜 玲】（セカンド）

玲：《オウガバトル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《獅子奮迅》《デュアル・デュエル》で

“CALL　OF　THE　HUNTER”。

#21r7+4

Rei：21r10=(2,8,10,4,4,6,7,7,9,10,5,3,4,9,5,6,1,2,3,9,2)=Critical!!

Rei：8r10=(5,2,5,6,9,8,10,7)=Critical!!

Rei：4r10=(8,7,10,9)=Critical!!

Rei：4r10=(4,2,6,3)=6+30=36+4=40

ＧＭ：美輔―《フィジカルエンハンス》《アドレナリン》《異形の踊り》。

#29r8

GM-Y：29r10=(8,3,1,10,1,10,1,7,3,8,7,8,10,4,1,5,4,9,1,4,6,6,1,1,5,3,2,7,1)=Critical!!

GM-Y：7r10=(8,2,1,4,9,3,10)=Critical!!

GM-Y：3r10=(10,7,7)=Critical!!

GM-Y：1r10=(8)=Critical!!

GM-Y：1r10=(4)=4+40=44

桐生―《見えざる僕》《ＭＡＸボルテージ》。

#14r8

GM-Y：14r10=(8,7,5,3,3,6,3,1,6,6,7,5,5,7)=Critical!!

GM-Y：1r10=(5)=5+10=15

玲：桐生のロイスをタイタスにして達成値を上げる！

#1d10+40

Rei：1d10=(8)=8+40=48

ＧＭ：ん〜それでは、桐生は美輔をカバーです。ダメージどうぞ。

玲：#5d10+44

Rei：5d10=(9+2+9+10+6)=36+44=80

ＧＭ：あ〜………

玲：粉々？

ＧＭ：桐生は放送できない事になってしまいました（何）。

○お持ち帰りぃ〜

玲：装甲あったとしても１５０点くらい直撃してるよな（あはははははは）。

ＧＭ：１５１点頂きましたとも(゜゜)(。。)

進：戦闘終了です？

ＧＭ：終了です、美輔に戦う理由はないので。

輔：てか、桐生死んじゃったのかなぁ……。

玲：《自爆装置》なければまだ昏倒でしょう。それにギャグセッションですし今回（何）。

輔：では回収手配しておきますかね。

叶：《折り畳み》でも取って持って帰るかな。

ＧＭ： あ、いやまって（笑）。

叶：（虎視眈々）。

―戦闘終了―

ＧＭ／美輔：「お兄ちゃん？　………なんで美輔のこと庇うの……」

輔：「…………家族だから、でしょう？　美輔さんが、彼を兄と呼んだと同じように」

ＧＭ／美輔：「家族………お兄ちゃん、私のこと妹だと思ってくれてたんだ…」

進：あ〜、此処で桐生のロイスタイタスにして復活しときます。

「あ〜…頭いてえ…（むくっと起き上がり、頭掻き掻き）」

ＧＭ／美輔：「パパ達、もう、やめてもいいよね？」

輔：「貴女と戦う理由はありませんよ。美輔さん」

玲：「妹を邪魔だって思う兄貴はいやしねぇよ。俺にだって妹いるしな、あいつの気持ちは分かる」

ＧＭ／美輔：「そうか、な？　そうだといいな」

輔：「だからこそ……貴女を私の元に遣したのだと。そう思いますよ」

ＧＭ：「そう、かな……それは、ちょっと寂しいな、お兄ちゃんといられないのは」

そう言いながら桐生だったものに近づきます。

「ね、パパ」

輔：携帯取り出し、まずは連絡を。……そのさながら、兄に近づく美輔を見て。

「はい？」

呼びかけに思わず返事。

ＧＭ／美輔：「お兄ちゃんの事、直してもいい？　私には大切な家族なの。

酷いことしたとしても、だめ、かな？」

輔：「……是非直しておあげなさい」

微かに笑い。

玲：「…………ただ、新しいフレームを準備しなきゃならないがな」

粉々を通り越して砂になったボディを見ながら。

進：「あ〜あ、手加減しろって言ったろうに」（何）

輔：「彼もまぁ、今回のことで少々懲りたでしょう。きっと」

叶：テクテクと寄っていってしゃがみこむ。

ＧＭ：「ありがとう!!」

そう言って《奇跡の雫》を使用します。

叶：「あの……」

ＧＭ／美輔：「なに？　お姉さん」

叶：「そのままですと、服が……」

目をそらして。

ＧＭ：徐々に復活する桐生………ってボロボロな服？（笑）

輔：あーぁ（何）

ＧＭ：桐生は意識を取り戻す。

「はっ？美輔？　戦闘はどうなった？　………って、てめえら生きてやがるじゃねぇか!!」

叶：桐生から目をそらすように背中を向けている

輔：「“英雄を支持するもの”。終了ですよ。貴方と、貴方の妹さんの身柄を確保します」

進：「（ぽん）…うら！」

服をとりあえずひっぺがす（何）。

ＧＭ：「あ、ちょっと、お兄ちゃん、それよりも、服！　服！」

キョロキョロと見回して取り敢えずぬいぐるみを押し付ける美輔。

進：つ『最初に持ってたカメラ』（何）。

叶：！

輔：ぱたん。大騒ぎする周囲をも見回しながら苦笑して携帯を閉じ。

進：で、ぬいぐるみを抱いて素っ裸の桐生をぱしゃっと（何）。

ＧＭ／桐生：「………………また、逃げてやるからな。いいな？　これは借りじゃねぇぞ？（ぷい）」

輔：「……妙な証拠も取られましたしね。まぁ、大人しくしてくださいよ、今のところはね」

ＧＭ／桐生：「って、てめぇ、何してやがる!!!」

進：「つうわけで…大人しく来ねえと、この写真を色んなところに色んな素敵文章入りでばらまくぞ？」0 ＧＭ：美輔もつられて笑う。

「てめっ！！そのカメラよこせ！！」

ぬいぐるみ片手に追いかける桐生。

叶：「ふ、服を……」

真っ赤になって。

ＧＭ：「アハハハハ」

それを指差しながら笑う美輔。

進：「まあ、大人しくしてりゃ、返してやるよ（にっと笑いつつ煙草をぴこっと）」

輔：少女の笑い声と大騒ぎの様子に、思わず表情をほころばせて。

遠くから届く車の音に、外への出入り口へと視線を投げた。

叶：「……さて。じゃあお片づけしましょうか」

気を取り直したらしい。

進：「ま、子供にゃ笑顔が一番だな、なあ、とっつぁん」

ぽん、とぱぱの肩を叩いて、外に来た連中との連絡に向かう

輔：加賀津さんの言葉に、そうですね、と呟き。一歩遅れて外へと。

玲：「一件落着、でいいのかね。事後処理つーか隠し子のことでまだいろいろ言われそうだが」

同じく得物を納めて去る。

ＧＭ：「くっそ〜〜〜おれは、み・と・め〜〜〜ん!!!」

桐生(負け犬)の遠吠えが夕暮れの野球場に木霊した。

◆自律判定

ＧＭ：申告とともに振っちゃってください。

輔：恐ろしいことに１００％に届いておりません（笑）ロイスもそのまま、６個振りで行きます！

申し訳ない！（何）

#6d10‐86

tasuku：6d10=(6+9+3+6+3+2)=29

５７％帰還です（汗笑。）

ＧＭ：お帰りなさいませ、すいません侵蝕率………。

進：最終侵蝕率１０７％、ロイス（初期３、ＰＣ１、シナリオ１、取得１＜タイタス＞、Ｄロイス１）

通常で。

#5d10-107

susumu：5d10=(10+9+2+6+8)=35-107=-72

７２％で帰還です〜。

玲：１０８％でロイス４個。

#4d10-108

Rei：4d10=(1+4+9+1)=15-108=-93

叶：Ｄロイスなし。初期３、シナリオ・ＰＣ間３、現在侵蝕率７０％。

#6d10-70

kanae：6d10=(3+6+4+7+7+1)=28-70=-42

ＧＭ経験値へってますな。

進：ぬお…ｗ

ＧＭ：叶さんも７０％でしたか（汗）。

叶：ええ。まあ基本的にこの子、伸び悩むほうなんでｗ

ＧＭ：ともあれ、皆様お帰りなさいませ。もう少しシーン増やすか、戦闘強めでもよかったみたいですね。

玲：軽めで終わらせるのもたまにはいいかとー。

叶：ライトにライトに。

ＧＭ：何かご希望がありましたらお申し付けください。

叶：肉体で借金支払ってる桐生君が見たい。（それは希望か？）

ＧＭ：御意（笑）。

玲：桐生に「新しいからだよー！」（CVバタ子さん）で女性型フレームを（何）。

進：良いデスナ（何）。

ＧＭ：桐生楽しそうだ（笑）。では、ＰＣ３のお二人は女性型の身体つけて肉体労働している桐生君を

からかうということで（何）。

叶：叶の意識としては。からかってないんですよ？（中は超絶からかう気満々だが

ＧＭ：では、無意識でからかうということで（何）。

叶：イエス。御意に（悪笑）。

偽美輔「わーい、お兄ちゃんきれーい」とか。

ＧＭ：（爆）。

進：進はどうしよう…。

ＧＭ：ＰＣ１と合同で茶化しに入るとか。

進：いやむしろぱぱにですね、仕返しとばかりに押し付けられた山ほどの書類に埋まってそうな（何）。

ＧＭ：そう言えば、たつきさん。

輔：と、はい？

ＧＭ：事故の後、有希さんの記憶は消したのでしょうか？

輔：………………あ、れ？　け、消してないかもしれない（滝汗）

少なくとも事故の直後での処置はしてないような……救急車呼んだ後でＵＧＮ処理班来てますし。

ＧＭ：それは病院に言って検査入院してるだけとΦ（。。

輔：きゃー（汗）やばいやばいやばいっ!?

進：あーあ（何）。

ＧＭ：ＵＧＮは後ですね、車の運転手の記憶を処理しました(゜゜)(。。)

輔：マジで忘れてたぁぁぁ（ド阿呆）。

ＧＭ：今からですと随分長いこと記憶が消えますねぇ（何）。

輔：ぐほぉ（汗）ＥＤ前にそのときだけの記憶処理ってのは出来ませんかね??（何）

ＧＭ：事故の後怪我が無いことを不思議に思ってるところも消さないとおかしくないです？

あと何かＥＤの希望はございますか？

輔：有希さんと話すか美輔さんと話すか迷ってるとこなんですが。（ぬぅ）

進：つ「一緒」（何）

輔：一緒……。（トオイメ）

ＧＭ：あ〜そういうことなら病院の有希さんを、二人で見舞いに行く形で。

輔：……ものっそ墓穴っぽい気がしないでもないですが……まぁそれで。

でもって記憶改竄は……うーうーうー……とりあえず美輔が《癒しの水》で治したところを消して

奇跡的に怪我が軽くて済んだという風にねじ曲げる方向で。

ＧＭ：美輔のその後の処理はどうするんでしょうか？　ＵＧＮ預かりで良いです？

輔：ですね。ＦＨには回しません。

ＧＭ：ではその方向で。桐生は勝手に帰ります（何）。

叶：いっちゃうんですか……（しょんぼり）。

ＧＭ：美輔は日本支部長霧谷さんの所に行くでしょう。

輔：まぁ桐生兄妹は現状ＵＧＮ預かり方向で……ってお兄さん（汗）。

ＧＭ：彼はＤ様の所へと（何）。

叶：あれおにいちゃんバイトするんちがうん。

ＧＭ：勿論、律儀に働いてから帰ります（何）。

輔：…………素直な子だなぁ（笑）。

ＧＭ：ちなみに、彼の【肉体】は１だったりします。

輔：あっははは（笑）。

叶：いいんですよ、お友達フラグ立てとくんで。（なんだそりゃ）

ＧＭ：きっと、また軽いノリのセッションの時にでてきます。(゜゜)(。。)

輔：期待してます（こく）。

ＧＭ：あんまりシリアスなのに出せないという話も（笑）。

輔：いやー桐生、ファンになりましたわ。可愛いったらもう（笑）。

叶：シリアスはシリアスでいけそうですけどねえ。

ＧＭ：と言うか、あんまり悪いこときっとできないんです。馬鹿なことはできても。

叶：なまじまっすぐなもんだから。

ＧＭ：騙される役でなら出せますが。利用されるというか。

輔：シリアスだと、捨て駒にされたうえで死んでしまいそうなので。

叶：あとは、妹想いなんでその辺で突付くとなかなかよさそうですよ。妹攫われるとか。

輔：勿体ないので、優雅さんの軽いノリのセッションでＮＰＣレギュラー張ってもらえるといいなとか。

叶：何でもするから助けてクレーとか言ってくるとか。（そして弄られる）

ＧＭ：彼にはずっと馬鹿な事しててほしいとも思います。(゜゜)(。。)

輔：そして美輔が年齢の割りに大人びてるなぁと。苦労してるんですね、彼女……。（ほろり）

ＧＭ：かなり苦労してますね………年齢、ありえないなぁ（笑）。

進：なんというかですね。１０歳の祭より年上に見えるという（何）。

ＧＭ：（笑）。

輔：あはは（笑）まぁ可愛かったので。（こく）

叶：いいなあーＰＬはもって帰ってやりたいくらいだ（何）。

ＧＭ：桐生は割りと幼い所が大きいのですが美輔は意識しないと年齢不相応に………。

輔：１０歳以下のロールは難しいですから。（こくこく）

叶：１０歳くらいの女の子ならおませだったりするとあんなもんだけど。

ＧＭ：１０歳だと輔さんの年齢が（笑）。

輔：ぐほっ（汗笑）２２歳時の子供疑惑（笑）。

ＧＭ：それこそ若気の至りと言うことに（何）。

進：ですねえ（何）。

　

†　ENDING PHASE　†

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Ending 01　　◆

　Scene Player：“サポート・デバイス” 加賀津 進

　Place/Time：エリュシオン／昼

　Entry：−

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ＧＭ：桐生兄妹の一件が終わって数日後、進は大量の書類に囲まれていた。

輔から回ってきた事後処理その他の書類である

進：「だああーーー!!!　何だってこんなに書類が多いんだーーー!!!

つか、とっつぁんの仕事だろこれ!!!」

埋もれつつ（何）。

ＧＭ：「ご苦労様です。その書類は手伝わないようにとの指示ですのでスイマセンね」

珈琲を届けにきた葛城がすまなそうに。

進：「…………あ〜の〜お〜や〜じ〜は〜〜〜!!（ごごごご）」

で、出された珈琲を一口含んで

「ったく、変なとこでガキみてえな仕返ししてくんな」

文句言いつつも普段の三倍速位でちゃっちゃと書類を処理して行く。

ＧＭ：「あ…あと手付かずの書類が部屋の外にダンボール一箱分ありますので」

そう言うと申し訳なさそうに立ち去る。

進：「…て、おい」（何）

ＧＭ：山積みの書類。そして減っては増えていく書類………。

進：「だああ!!!　ったく、やってられっかーーー!!!」

バンとペンを置いて、ＰＣ起動・回線を繋げて桐生兄妹のその後の処置について検索。

ＧＭ：桐生兄はその後、フルボーグ（女性）の身体にされ現在肉体労働奉仕中。

桐生妹は日本支部の霧谷の下で『ＵＧＮチルドレン』として教育を受けている。

進：「（かちかちとマウス弄り）…あ〜まあ…あの人んとこなら大丈夫かぁねえ〜」

煙草咥え火を付け一息吸い込んでぷふ〜と紫煙を吐き。

ＧＭ：密かに、輔に会いに行くことを許されていたりするらしい。

進：「なるほどね……（かちっと窓を閉じてＰＣを終了させる）」

で、机の上の写真立ての写真を見て、にっと笑う。

進：それは、最初にぱぱと美輔を玄関先で撮った写真。

進：「ま…こいつも届けねえとな、そのうちよ……さ〜ってと（伸びをして）しゃあねえから、

こいつらをとっとと片すかねえ、甲斐性の無いぱぱに会いに来た娘が会えなくなるのも困るしな〜

（煙草をぴこっとやり）」

そして、再びカリカリと書類にペンを走らせ始める。

ＧＭ：と、そこに扉の開く音ともに人影が。

進：「あ〜ん？」

視線を入り口の方に向け。

ＧＭ：「あの、こちらですか〜？　事務処理を全部してくださると言うのは〜（ニッコリ）」

と言って、両手に書類を抱え入ってくる命。

進：「て……おい」

ＧＭ：よく、見ると後ろにも書類を抱えた人だかりが………。

進：「………………あ〜…もう、そこらに置いといてくれ（涙）」

ＧＭ：書類は何も語らない。が、写真の中の美輔は本当に楽しそうに笑っているように思えた。

進：「はあ…（ため息）俺にも愛が欲しい……（涙）」

書類が涙でゆがんで見える進であった（何）。

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Ending 02　　◆

　Scene Player：“P.P.P.” 六会 輔

　Place/Time：病院／昼前

　Entry：−

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ＧＭ：事件後、しばらく後に検査入院をしている有希の元へ美輔を連れて見舞いに行くことになった。

有希の記憶は昏倒しているうちに書き換えられ、奇跡的に無傷で済んだことになっている。

美輔は来る途中何度も自分が言っていいのだろうかと輔に尋ねてきた。

輔：その言葉には大丈夫ですよ、と繰り返しておきましょう。

そして、病室の扉を此方が先にノック。

「失礼します。……有希さん、お加減はいかがですか？」

ＧＭ：美輔と一緒に入ってきた輔に一瞬困った顔をしたものの、いつもの笑顔で出迎える有希。

輔：手には小さな花束を持って。それを差し出しつつ。

ＧＭ／有希：「いらっしゃい、美輔ちゃん。輔さん」

美輔：「ごめんね、私のために入院してるのにすぐに来れなくって、はい、お見舞いのケーキ

（小さな箱を渡す）」

輔：「検査が長引いているようで……今日は様子を見に来ました」

ＧＭ：「ありがとう、美輔ちゃん（箱を受け取り）ええ、脳波とか見てもらってるので、大丈夫なんです

けどね」

とやさしく微笑む。

「ごめんなさい、心配かけちゃって」

輔：そうですか、と微かに笑顔を見せて。

「……本当に……無事でよかったですよ、有希さん」

ＧＭ／有希：「私は美輔ちゃんが無事でよかったです」

輔：一瞬、美輔を見下ろす位置での視線で眺め。

「──ええ、そうですね。」

ＧＭ／美輔：「へへへ、有希さんが助けてくれたから私は平気」

輔：「……とりあえず、美輔さんは……“親元”に戻ることになりました」

『裏切らない』と言ったのに、『嘘』の混じる言葉。

ＧＭ：美輔は一瞬その言葉に固まる。

「ごめんね、パパは本当のパパじゃなかったんだ」

輔：「……でもこうして、時々私のところに遊びに来ることもありますから」

ＧＭ：「そう、ですか。少し寂しくなりますね」

静かに美輔の頭に手を乗せて。

輔：「──その時は……今度は、有希さんもご一緒して、３人でお出かけしましょう？」

ＧＭ：「そうですね、ええ、今度は一緒に楽しみましょう」

美輔は有希の温かい言葉に俯いてしまいます。

輔：俯く美輔の小さな肩を軽く抱き寄せて。

ＧＭ：有希はそれを愛おしそうに見ています

輔：「楽しかったですよ。……まぁ、正直身に覚えのない騒動には参りましたが……」

苦笑して。

身に覚えがないのも無理もない。酒を飲んだ後の記憶云々も、有希が卒倒して倒れた混乱に

乗じて美輔がエフェクトで作り上げたものだったのだから。

ＧＭ：「ごめん」

美輔はその言葉の後に目を拭い顔を上げ。

輔：「今度は歳の離れた“友人”として。いつでも遊びに来てくださいね、美輔さん」

ＧＭ：「私先に帰るね！　約束があるから。うん、また来る！　じゃあね、ＵＧＮのパパ！」

そう言って元気に駆け出していく。

輔：「………………」

ＵＧＮと言う単語に、一瞬肝を冷やし、有希さんを覗き見る。

ＧＭ：有希は気づかない様子。

「いい子でしたね、ね？　輔さん」

「ええ、そうですね……何やら色々ご迷惑をかけて済みませんでした、有希さん」

今更、思い出したように頭を下げる。

「……またいずれ来るあの子を、今度は一緒に待っていただけますか？　有希さんも」

「迷惑じゃないです。ちょっと驚きましたけど……私、ああいう子供なら欲しいな」

輔を見つめる有希。

「──……」視線に、軽く眼を瞬き。「………………ぁ、えーと、その……」

軽く狼狽する野暮天。

「輔、さん？」少し顔を赤らめる。

「────」恐る恐る腕を上げ、その肩に手を振れようと──

てっど：「ぱぱー。報告書って全部すすむんにあげちゃえばいーんだっけ？」

ノックと同時に扉を開けて入ってくる（何）。

「…………あれ？」

ＧＭ：ばっと身体を引き離す有希。

輔：「──────…………」

ずる、と身体が傾き、宙を泳ぐ手（何）。

ＧＭ：「………え？　パ、パ???」

またも固まる有希。

輔：「あ、そ、そうですね……ってちょ!?　ち、ちが……有希さん、この方は同僚の……!?」

てっど：「あー……。ぱぱ、取り込み中っぽいからまた後で来るよ」

くるりと１８０度ターン。

俺って空気を読む良い子！　内心そう思いつつ扉を閉めて退出（何）。

ＧＭ：「あんなに大きな………」

卒倒。

輔：慌てて指を指……ってあああああっ!?

「ゆ、有希さん────っ！」

狼狽した声が、閉ざされた部屋より廊下へ響き。

その後輔がどんなに大変だったのかは、彼と有希のみが知ることとなる。

ひとまず、隠し子騒動はおしまい。

　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　◆　Ending 03　　◆

　Scene Player：“傍若無人“逢杜 玲＆“死神の大鎌”深守 叶

　Place/Time：黒巣市内／深夜

　Entry：−

　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ＧＭ：ここは夜間の工事現場。

何故か、不釣合いなほどナイスバディな女性が働いているのが目を引く。

いや、女性の身体をした男性らしい。

彼（彼女？）はぶつくさと文句を言いながら働いているのだが、そこに、若い男女がやってきた。

叶：「こんばんは〜。差し入れをお持ちしましたよ〜」

ＧＭ／桐生：「なっ？！てめえら！何しにきやがった！！！………って、差し入れ？（キュピーン）」

玲：「ブラックドッグ／ソラリスでも肉体労働できるんだな」

ＧＭ／桐生：「俺は肉体労働向きじゃねぇんだって………しょうがないだろ、日給がいいのが少ない

んだから（ブツブツ）」

叶：「はい」

おにぎりに出し巻き卵、多胡さんウインナーなどが入ったお弁当を差し出して

ＧＭ・きりう：「（生唾飲んで）食ってもいいのか？」

叶：「差し入れですから」にっこり

ＧＭ：「……これは借りじゃねえぞ？」

言うが早いかがっつく桐生。

叶：「でも……せっかく綺麗なのにどうしてこんな重労働を……」

至極残念そう。

ＧＭ／桐生：「ひれひっへひうんじゃへぇ（綺麗って言うんじゃねぇ）〜〜〜〜」

叶：「あらあら。お行儀悪いですよ？　ほらほら、ほっぺた、おべんとうついてます」

手を伸ばして。

ＧＭ：「★＄▲◆％●＃〜〜?!?!」

手を伸ばされてビックリ

叶：「はい、取れました。あまり慌てると喉に詰めますよ？」

水筒のお茶をコップに注ぎつつ。

玲：「まーその借りを返すために働いてるんだが、耐久限度越えたボディの代わりに使ってるそれ、

レプリカでも結構高いの忘れるなよ」

鋭く突っ込む。

ＧＭ：自分の身体見下ろし、

「はかひほは？（高いのか）」

玲：「固定値３５＋１０だからな（何）ってメタな会話はおいといて、一応ワンオフだぞ」

ＧＭ／桐生：「（お茶で流し込んで）マジデスカ？俺いつ自由になれんのよ………」

叶：「いっそ鞍替えなさればよろしいのでは？　それならきっと利子なども低くすみますよ？」

ＧＭ：「俺はな、“ディアボロス”様の為に頑張るんだよ」

そういって別のおにぎりにかぶりつく

玲：「ＦＨに帰っても居場所ねーんじゃないのか」

叶：「結構な騒動になっていましたしね」

ＧＭ／桐生：「（はむはむ、ごっくん）ＵＧＮには“ディアボロス”様が居ないからな（ボソ）」

玲：「…………こっちで複製ればいいんじゃないのか、“ディアボロス”」（何）

ＧＭ／桐生：「いや、まて、つくるな、そう言うんじゃないんだ」

玲：「そういやなんでそこまで浸水心酔してるんだ？」

ＧＭ／桐生：「だ、大体、お前ら馴れ馴れし過ぎだぞ！　俺は敵なんだ！」

叶：「ああ。なるほど、いま流行のぼーいずらぶというものですね？　それでは無理に推し勧める

わけにはまいりませんね」

ＧＭ／桐生：「いいだろ、別にそんなの………って、だれが男色家か!!!」

叶：「それに、別に今は敵というわけではありませんし……美輔ちゃんのお兄さんだからこうして

来ているんですよ？」

ＧＭ／桐生：「………美輔は元気なのか？」

叶：「元気だと聞いています。聡明でいらっしゃるので優秀だそうですよ」

ＧＭ／桐生：「そっか……………………………美輔の事、頼むな」

玲：「…………心配するな。俺も兄貴だ」

ＧＭ：「そうなのか？　ふ〜ん………そっか」

何か考えるようにして。

「さ、仕事だ仕事！　邪魔すんなよお前ら」

玲：「じゃ、もう一千三十八分張りだな」

一踏ん張りにあらず（何）。

叶：「あまりご無理をなさらないでくださいね」

ＧＭ／桐生：「おぉ！　じゃあな　！今度あったら敵同士だかんな！」

叶：「でも、美輔ちゃんのお兄さんですよ〜？」

否定文。

ＧＭ／桐生：「余計な事言うな〜〜〜！！」

玲：「今度会ったら脳改造だからな、せいぜい頑張れよ！」

敵とはいえ、手を振って別れる。

叶：「余計ですか？」

と、玲君のほうを見る。

玲：「余計じゃないな、事実を客観的に言ってるだけだし」

叶：「（ほっとした顔で）〜♪」

片づけを開始。

玲：「正直言って阿呆兄貴だがまっすぐ生きているのは褒めてやるべきか」

叶：「とてもいい人材ですのにね」

玲：「ある意味悲しいことだがな」

叶：「あの純粋さはうらやましい限りです」

片付け終了。

叶：「あ……お弁当の感想を聞くのを忘れていました……（ほふ）」

玲：「話しても理解できない奴等のなんと多いことか」

今まで手にかけてきた、人の姿をした天魔外道の数々を思い出す。

叶：「いつかよくなると信じてやみませんね。そのためにお仕事をしているのですし」

玲：「ああ」

叶：「さぁ。帰りましょうか。…………ところでボディは代用品とのことですが、その後、元のものに

換装しなおすのでしょうか」

玲：「あれをくれてやる訳にはいかねーしな。かといってジェイムスン教授みたいなので帰すのも」

叶：「あらもったいない。あのままでもかまいませんのにね」くすくすと笑って歩きだす

玲：「発信機と盗聴器山ほど積んで帰すことになるだろうがな」

叶の言葉に、違いないと笑い返す。

「あ〜あ、ＵＧＮに借り作っちまったなぁ――へっくし、へっくし!!……風邪か？」

「それもこれもこんな身体のせいだ！早くもとの身体に戻りて〜〜〜」

負け犬の遠吠えは月夜によく通った。

Double+Ｃross　The 2nd Edition　Replay

This child, whose child?

The End