■プリプレイ■
奈央:「…むにゃむにゃ…、んん、後5分…」 布団の中で、至福のひととき。
「あ、そういえば今日は雑誌の発売日かぁ…、帰りに、本屋寄ってこっと」
久々湊
奈央。県立黒羽学園高等部に通う、これと言って特徴のない二年生。未覚醒オーヴァード。
父と母、それから一つ違いの兄と暮らしている。ついでにグッピーも。
異種不同視であり右目の視力が極端に低いことと、優秀な兄の存在がコンプレックス。
シナリオロイス:OP終了後に取得予定。
PC間ロイス:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫 P:■感服/N:□疎外感
「いかにも物語のヒロインって感じの子。ああ、後
凄いよね。胸が。うん」
以上、よろしくお願いします。(ぺこ)
瑞姫:「今日もいいお天気ですー。ちなみに今日はシュークリームの特売日ですよー」
「でも最近胸が苦しいので乙女心と食欲の二律背反に苛まれてます。ぐすん」
“嵐の皇女”妹瀬瑞姫。
UGN所属のイリーガルでも屈指の天然娘にして中国拳法使い。
髪の毛を拳として繰り出すため髪は豊かすぎるため毎日のケアが大変な16歳。
シンドローム:【エグザイル/ノイマン】
ワークス/カヴァー:【格闘家/高校生】
HP16:イニシアチブ10:基本侵蝕率33%
PCロイス:セレーネ・月野【■憧憬/□嫉妬】
「おとなの女性なんですよー。憧れです。でも彼氏さんができたので羨ましいです。
早く私にも黄飛鴻みたいな彼氏さんが欲しいですよー」
以上、よろしくお願いします。
セレーネ:「悪かったわね! どうせ私は行き遅れ……じゃ……なくなる……かも(/////)」w
名前:セレーネ=月野
性別:女性 年齢:大台突破……じゃなくって32歳(笑)
シンドローム:バロール/モルフェウス
コードネーム:重力井戸の深淵(アビス・ホール)
HP:16 IV:9
戦闘タイプ:盾使い(カバーリング系)
端正の取れたボディーライン、ウェーブのかかったロングの茶髪。
白い肌にダークグリーンの瞳を持った美女。
日本人とギリシャ人のハーフで、大型バイクを乗り回す変わった女性。
明朗快活で周囲に気遣いもできるが、32歳現在まだ未婚……ではあるものの、最近やっと彼氏ができた(笑)
最近この町に個人病院を建てた開業医である。
同年代なら知らぬものはいないといわれた伝説の走り屋チーム『翡翠の女教皇(エメラルド・ハイプリーステス)』
の元チームリーダー。
これでも一応由緒正しき家系の父とギリシャ対日大使の母の間に生まれた、いわゆる『おぜうさま』である(笑)
PC間ロイスは朱鷺坂
雫さんに■好意/□不安。。
以上ですー。
雫:「わ、私は19歳ですよ!? そんなこと、どうでもいいじゃないですかー」(ニヘー)
“賢明なる魔徒”朱鷺坂 雫 研究生 ブラム=ストーカー/ハヌマーン HP12 行動値12
レネゲイドを中心に、生命工学を中心に学ぶ研究生。
実年齢は25歳だが、自分を19歳と強弁する。
実際、アップダウンが激しく天然な部分があるだけに、歳相応には見えない(ただし19歳にも見えない)。
PC間ロイス、久々湊
奈央■庇護/□偏愛で。
「夕ちゃんとは違うけど、このくらいの子は放っておけない性分なんです」
シナリオロイスは後ほど。以上です。
昨日と同じ今日
今日と同じ明日
世界は繰り返し時を刻み
変わらないように見えた
だが 人々の知らないところで
世界は大きく変貌していた……
当たり前だと思っていた日々。
そんなありふれた日常が、あっけなく消え去っていく
Double+Cross The 2nd Edition |
「さらば、愛しき日々よ」 |
もう、前の自分には戻れない。
■オープニング「小さな異変」SP:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫 登場:不可■
瑞姫:#1d10+33
Mizuki:1d10=(7)=7+33=40
GM:授業中。君は前の席で寝こける奈央を、授業を受けながらじっと見ていた。
瑞姫:「むー」(じーっ)
GM:登下校の最中や昼食時も大抵張り付き、レネゲイドチェッカーで時折侵触率をチェックするが、今日も表示はなし。
彼女は一ヶ月前、オーヴァード絡みの事件に巻き込まれ瀕死の重傷を負った。
早急な治療を行ったので奇跡的に助かり、オーヴァード化の兆候も見られない。
瑞姫:「そこまではよかったのですよねー」胸の下敷きになったノートをずらす。
GM:しかし、小さなきっかけで覚醒する危険性がある為、元々交友関係にあった君が彼女を監視する事になったのだ。
教師が「であるからして〜」と黒板に漢詩をかつかつと書き込んでいく。字が汚いので読みづらい。
あれから一ヶ月。監視を続けているが覚醒する様子は見られない。
瑞姫:「明日が監視の終わる日ですし、終わったら黒熊のプリン乗せを食べに行くんですよー」ほややん。
GM:しかし、奇妙な点がある。事故から復帰した後、彼女の趣味、嗜好が以前と違うようなのだ。
おまけに、授業中の居眠りが極端に増えた。本人には自覚がなさそうだが。
瑞姫:「事故の後遺症なんでしょうかー…。あ、でもわたしもおとなになってからピーマン食べれるようになりましたしー」
根本的に違う。
GM:まあ、小さな変化といえばそれまでなんだが。とりあえず違和感の正体がわかるまでは、監視を続けるべきかもしれない。
そう思った。
瑞姫:「とにかくスイーツのためにがんばるですー」友情より甘いものをとった娘。(何)
■オープニング「夢か現か」SP:“片端の闇”久々湊 奈央 登場:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫(途中で退場要請)■
瑞姫:#1d10+40
Mizuki:1d10=(3)=3+40=43
最近、授業中に夢を見る事が多くなった。
幼い頃の夢、つい最近起きた事の夢。「ああ、こんなことがあったな」と追体験する夢。
……だけど、時折異質な「夢」を見ることがある。
奈央:「むーん…」むにゃむにゃ。微妙にうなされちっく。
水で満たされたガラスの中から見える、殺風景で真っ白な部屋。
近付いてくる白衣の青年。彼はこちらを見て、泣き笑いのような表情を浮かべ……
そこでいつも目が覚める。
GM:出席簿の角が直撃。
奈央:「あいだっ!? ちょ、暴力反対ー!」 がばっと。
GM/教師:「久々湊ー、お前ここんとこたるんでるぞ。ちっとは兄を見習え」(ため息)
奈央:目の前に広がる“日常”に、先程の光景が夢であった事を知り。
「角はいけないと思います角はー…、下手したら訴えますよーって兄はどうでもいいんです兄は。私は私ですったら」
捲くし立て。兄の事を引き合いに出されれば、むぅ、と。
瑞姫:「いたそーですー」胸の谷間に入ったシャーペンを取り直す。
GM:「ああ、兄と言えば最近欠席してるらしいからな。向こうの担任が様子を見ておいてくれと言ってたな。
……っと、この漢詩の意味は?」びし、とチョークで奈央を指す。
奈央:欠席して…、って知ってるんですか奈央。
GM:いや、知らない。てか普通に学校へ行ってるもんだと思ってた。
奈央:「へ? けっせ…」と、問いかけようとするも。チョークの先を見て。
「……………」じー。視線を瑞姫に向け、へるぷ・みー(何)
「先生! ここはプロにやってもらった方がいいと思います!」主張。
瑞姫:「ダメですよー。これも試練なんです。獅子は我が子もろとも崖に落ちて子を試すんですよ」(何)
奈央:「いやそれ違うと思う」 ずびし。教師の前で漫才を繰り広げる二人。
GM:それを見てさらに深いため息をつく教師。いつもの光景だった。
GM:放課後。何してる、下校?
奈央:自己紹介で言った通り雑誌の発売日なので立ち読み予定で下校中。(何)
瑞姫: 同じく下校中。アニメの再放送があるので。(何)
GM:おう、一緒?(笑)
瑞姫:奈央が許せば。
奈央:本屋まで一緒かな。
GM:本屋まで近道をする為に、人通りのやや少ない裏道を歩く二人。
瑞姫:ハレ晴レユカイをくちずさんで歩いてます。(何)
GM:裏道を抜け、本屋の前にたどり着いた瞬間――
奈央:「全くちょっと寝ていたくらいで怒るなんて先生カルシウム足りないってば…」とかぶつぶつ。
GM:――世界が、『凍った』。周囲の風景が灰色に煙る。奈央:「――え?」
瑞姫: 「……ふぇ?」
GM:「……何故、あなたがそこにいるの?」
奈央:目を瞬かせ。色の変わった景色を見やり。
瑞姫:周囲を警戒しつつ奈央の手をとる。
GM:二人の背後で響く、静かな、怒りを押し殺した声。
奈央:手を取られるも、その感覚が何故か遠く。声の方を、ゆっくりと振り返る。
GM:振り向くと、そこには――
――一振りの刀を携え、黄金色に輝く獣の右目を持つ……「もう一人の自分」がいた
奈央:「…ああ。夢か。また、リアルな夢だなぁ…、あはは」空笑い。
瑞姫:「とにかく逃げるんですよー」
奈央:瑞姫の言葉にも、足は動かない。
瑞姫:ワーディングが張られている中動けるということは――やはり彼女は。そう思うとちょっと悲しくなってくる。
奈央: 空いた手で、自然と自らの右目を押さえた。
「漫画の読みすぎ、かな。何、『あなたを倒して私が本物に』とか、そういう展開?」
呆然と呟く。何もかも、現実とは到底思えなかった。
GM:「…………」何も答えず、目の前の少女は刀を正眼に構えた。
■オープニング「『裏切り』の理由」SP:“重力井戸の深淵” セレーネ 月野 登場:不可■
セレーネ:侵蝕ダイス〜。
#1d10+32
Serene:1d10=(3)=3+32=35
GM:「いやあ、悪いね。来てもらって」研究室の空いたデスクに座るよう促し、茶を出す。
セレーネ:「あ、わざわざど〜も〜♪」(素直に好意に甘える)
GM:君は、黒巣市支部長代理の命を受けてこの研究室に来ていた。なんでも、何か盗まれたらしい。
セレーネ:「……で、盗難ですか?」(雰囲気を真面目な感じに変えて)
GM:「そ、盗難。……盗難?どうなんだろう。うーん」腕を組んで考え込み。
セレーネ:「……?……何か盗まれたんでしょう……?」
GM:「ま、いいか。とりあえず話を聞いてくれよ」茶啜りつつ。
セレーネ:「……ええ。わかりました。」
GM:「まあ、持ち出した奴はわかってるのさ。何処行ったかは知らんけど」ずずず。
セレーネ:「相手の目処は立っていると……どなたか聞けます?」
GM:「探さなきゃいけないのは開発中の複製体。持ち出したのは―――」
ファイリングされた書類を一枚引き抜いて、渡す。研究者の資料らしい。
セレーネ:「……」(資料を閲覧)
GM:書類の頭には『“時の紡ぎ手”久々湊
麻琴』と書かれている。
「うちの研究室でもとびきり若くて優秀な子だったんだけどねー。どういうわけか唐突に失踪しちゃってさー。困ってるのさ、うん」
セレーネ:「……心当たりは無い……と……?」
GM:「んー、あるとしたらあれかな。一ヶ月前にあいつの妹がレネゲイド絡みの事件に巻き込まれた、アレ」茶を注ぎつつ。
セレーネ:「……? 妹さんがいるんですか?」
GM:「いるんですか、も何も。あんたが診たって聞いたが?」
一ヶ月前に、急患で運ばれてきた女子高生を診た覚えならあります。
セレーネ:な、なんだってーw
GM:事前に治療用のエフェクトを使ってたせいか、外傷少なかったけどね。
セレーネ:「……それは失礼しました(……そう……彼女が……)」
GM:「んでな、手がかりっていったらこれくらいか」何処にでもある茶封筒を開き、中身を出す。
セレーネ:「……」(中身を閲覧)
GM:薄っぺらくてちゃちな鍵。玩具の錠前に使う鍵かもしれない。
「ここの鍵じゃないみたいでな。あいつの自宅にそれを使うものがあるかもしれん」
セレーネ:「……お預かりしてもいいですか?」
GM:「ん、問題なし。後で怒られるようなら俺がなんとか言っとく。……それに、俺たちじゃ自宅に行っても怪しまれるしな」苦笑。
セレーネ:「……わかりました。じゃあ、早速調査をはじめます……あ、後一つ。」
GM/研究者:「ん?」
セレーネ:「……事件が起こっている割に冷静ですね?」(まっすぐと相手を見て)
GM:「いや、単に慌てても仕方ないってだけさ。他のプロジェクトもおしてるし、そっちにばっかかまけてられないってのが現状でな」
疑われてるのを察知してか、再び苦笑い。
セレーネ:「…………そうですか。失礼しました。それでは、行ってきます。」(踵を返し、外へ)
GM:「ああ、ちょっと待ってくれ」慌てて追いかける。
セレーネ:「……(……この人たちにとって……複製体は所詮そんなレベルの物でしかない……って事か……)……? 何か?」
GM:「一ヶ月前の事件に関わった朱鷺坂ってやつに連絡を取るといい。童顔だしあいつの友達でも通るはずだ」と、名刺を渡す。
セレーネ:「……ありがとうございます」(名刺を貰う)
GM:「んじゃな」しゅた、と手を上げて研究室に取って返す。
セレーネ:「……生命は……そんなライトな感覚で預かるものじゃないわよ……」再び踵を返し、外へ。
■オープニング「潜む悪意」SP:“賢明な魔徒” 朱鷺坂 雫 登場:不可■
雫:#1d10+30
shizuku:1d10=(6)=6+30=36
GM:一ヶ月前、君は“陽気な友人”というFHエージェントを追っていた。
そいつはUGNに所属する研究者の家族を拉致し、レネゲイドウイルスに感染させてジャーム化させるつもりだったらしい。
被害件数自体はそれほど多くはないが、UGNに対する最悪の嫌がらせだった。
「ふー、キミもしつこいね。とっとと見逃してくれてもいいじゃん」奇術師めいた服装に身を包んだ青年が、ため息をつく。
雫:「そういうわけにはいかないです。あなたのしていること、私にとっても他人事ではないですから」銃をポイントして
GM:一連の事件で最後に狙われたのは“時の紡ぎ手”と呼ばれる研究者の妹、久々湊奈央。
君は“陽気な友人”をぎりぎりまで追い詰めたが人質を盾にされ、手も足も出せない状態だった。
雫:「投降してください…そんな手で私から逃れたって、他にもまだ…!」
GM:“時の紡ぎ手”こと、久々湊
麻琴は雫の後ろで何も出来ず、悔しそうに“陽気な友人”を睨みつけている。
「あーはいはい。投降するつもりはないけど人質は返そうじゃないか。それでいいだろ?」
飽きた玩具を放り出すかのように、奈央を雫たちのほうへ突き飛ばす。
雫:咄嗟に奈央の方に意識が全部行ってしまう。「奈央さん…!」抱きとめ
GM:「じゃ、今回はこれで」蟲が集まり、彼の姿を覆い隠していく。
奈央は生きてはいるが背中の傷が深く、早急に治療する必要がある。
雫:「…ック、まっ…」銃口を向けるが
そんなこともしてられず、銃を放り出して、奈央を見る。
「…!? 血が…」クラッ。
GM:「朱鷺坂さん、妹は……助かるんですか?」麻琴はおろおろとうろたえている。
雫:「麻琴さん、医療班を、早く!」真っ青な顔になりながら、応急処置を
GM:そして現在。君は、UGNから“陽気な友人”の掃討指令を受けて行動している最中である。
雫:「あれから一月…何も進めないまま…」
GM:黒巣市に潜入して、また何かしでかそうとしているらしい。
雫: 「でも、許すわけにはいきません…絶対に見つけて…!」
GM:携帯電話に着信が入る。見覚えのない番号だ。
雫:「はい〜、朱鷺坂です〜」平気で出る(マテ)
「(ふぁ!? いけない、番号確かめずに出ちゃった! また夕ちゃんに怒られる!?)」
GM/??:「あ、もしもし。朱鷺坂さん?久々湊です」ややトーンの低い少年の声。
雫:「あ、え、あ、ああ、麻琴さんですか〜、おひさしぶりです〜」(ホッ)
GM/麻琴:「一ヶ月前はどうもありがとうございます。助かりました」
雫:「…私は応急処置しただけですから。それに、解決できたわけでもありません…」
GM:しかし、どうもまだ声の調子が暗い。
雫:「麻琴さん、今は、どうしているんでしたっけ?」声が暗いのを気にしつつ
GM:「あの、朱鷺坂さん。お願いがあるんですけど、いいですか?」雫の問いには答えないまま、唐突に。
雫:「なんでしょう〜? 言ってみて下さい〜」あえて何も言わず
GM/麻琴:「妹達を、守ってやってもらえませんか。ぼくだけでは、手が回らなくって。
勝手なお願いなのはわかってます。けど、UGNにも研究室の面々にも頼れないし……」(ため息)
雫:「奈央ちゃんを? ええ、放っておくつもりはありませんが…でも、守るって? え、それに『達』? ? ??」
GM/麻琴:「すみません、今はこれ以上何も言えません。……また、連絡します」(ぷちっ)
雫:「どういうことですか? 麻琴さ〜ん? もしもし〜? …うう、わかりません…。…わかりませんけど〜
…放っておけるわけないじゃないですか!」
GM:幸い、彼の自宅が何処にあるかわかっている。そこへ行けば、何か聞き出せるかもしれない。
雫:「何は無くとも、行きます…! わからないなら、調べるまでです…!」麻琴の邸宅に向かいながら
GM:というわけで、シナリオロイスへの感情を改めて提示してくださいなっ(誰が提出したのかわからなくなった(ぉ))
奈央:もう一人の自分にP:□懐旧/N:■隔意にて。夢だ夢、これは夢。(何)
セレーネ:シナリオロイスは“時の紡ぎ手”に□尽力/■猜疑心で
雫:“陽気な友人”■執着/□憤懣。敵愾心推奨ですが、憤怒にしたく。
瑞姫:シナリオロイス 久々湊 奈央【■友情/□不信感】
「なかのいいお友達なんです。でも私の野生のカンがピキーンときてるんですー」
■ミドル「実像と虚像」SP:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫 登場:“片端の闇”久々湊
奈央のみ最初から登場。あと任意■
瑞姫:#1d10+43
Mizuki:1d10=(7)=7+43=50
奈央:登場2回目カウント。
GM:「……あくまでも、とぼける気?」黒と黄金の瞳が、奈央をまっすぐ射抜く。
奈央:両黒の瞳で、それを見返す。とぼけると言われても。何が何だか、さっぱりだ。
瑞姫:「……一つ質問ですー」武装してる奈央に。
GM:「いいけど、何?」構えは解かず、瑞姫に視線を移す。
瑞姫:「おなまえはなんですかー?」ふにゃ。
奈央:…緊張感のない問いかけ方をする友人に、少し強張っていた身体が緩み。
GM:「ちょっと……。瑞姫まで、あたしのこと疑うの?」表情に、戸惑ったような笑みが混じる。
瑞姫:「ふみ。もう一つ質問ですー。
むねをおっきくするために学校中の牛乳買い占めて飲んでおなか壊した
ことは憶えてますかー?」
GM:「…………思い出したくないけど、覚えてる」憮然とした様子で、ぼそっと。
奈央:「んなことしてなぁあぁぁぁぁあぁああいっ!?」思わず大声で突っ込み。
「ちょ、事実捏造しないそこ!」シリアスムードがぶち壊れ。完全に突っ込み役。
GM/奈央?「…………あー、えっと。とにかく。邪魔はしないで、瑞姫」
奈央:「瑞姫。お願い。黙ってて。つか、黙れ。うん」
瑞姫:「えー」
GM:再び構えなおしてから奈央に向かって突っ込み、斬りかかる!
奈央:いつものペースを取り戻し、相手に向かって。「で、結局あなたは…って、ちょっと、待――っ!」
武術の心得も無い自分に避けきれるはずもなく。気づけば、相手は目の前に迫り。
瑞姫:「おともだち同士で斬り合うのはイヤなんですよー」“ツインテール”がもぞもぞっと伸びて剣を絡めとる。
GM:瑞姫の髪の毛ごと、ばさりと袈裟懸けに切り裂く。
奈央:「……………」もぞっと動くツインテール。何事?
GM:「……邪魔しないでって、言ったのに……っ?!」急にうろたえる。
瑞姫:「――もうおともだちが目の前で死んじゃったりすることはイヤなんです」思い出すトラウマ。にじむ涙。
奈央:「…瑞姫?」 さっぱり話がわからない。
GM:「だって、だってそいつは――――っ」何か言おうとするが、瑞姫の涙を見て思考停止状態に。
「……もういい、どいてっ!」瑞姫を突き飛ばし、再び奈央に斬りかかる。
奈央:「――っ!」 あっさりと胸に突き刺さる刃物。衝撃。痛み。赤い物が見えた。
瑞姫:「あぅっ!」突き飛ばされて壁に頭を打つ。朦朧とした頭で髪を伸ばそうとするも間に合わず――。
奈央:目を見開く。 「…っ……………」 声にならない。
瑞姫:「奈央ちゃん!」キッと剣持った奈央に振り向く。「なんでこんなことするんですか!」
――なんで、私が?
――私は、別に――平穏な毎日を暮らせれば、それで――
がくん。刀を引き抜かれ、膝を突いた。
赤。アカ。あか。視界が染まる。
一瞬、暗転。目の前が真っ暗になった。
身体が力を失い、倒れこむ。
GM:「なんでって……瑞姫だって、あたしの事情を知らないくせに、勝手な事言わないでよっ!!」
倒れ伏した奈央をそっちのけで、半泣きになりながらも言い返す。
――どくん。
貫かれた筈の胸。気が遠くなるような痛み。全てが、消え失せていく感覚。蘇生。
瑞姫:「何も言われてないのに、そんなので事情が分かるわけないじゃないですかー!」同じく泣き。
奈央:「………も、…瑞姫も、泣いて…訳、わかんな…」遠い声に。
瑞姫:「教えるんです、なんで奈央ちゃんが奈央ちゃんを斬らなきゃならないんですかー!」
身体の底から、“何か”が生まれる。そんな気がした。
手を突いて。無理やり、身を起こす。視界がぐらりと揺れた。おかしい。
右目のコンタクトレンズが落ちた。途端、世界が“開かれる”。
GM:「だから、とにかくあたしはあたしなのっ! でも、そいつは……」気配を感じ、視線を再び奈央の方へ。
その右目は、純粋な黒ではない。全ての色が混ざり合ったような、闇の渦巻く混沌の色。
ゆらり、立ち上がった。周囲に小さな闇が生まれる。
奈央:「…………あっはっは……、ありえない…っ」笑う。哂う。
GM:「……っ?!」周囲の闇に怯えたのか、一歩後ずさる。
瑞姫:「だからって、覚醒させることなんてないじゃないですか!」奈央の有様を見て。
奈央:「こんなの現実な訳が、ない…っ。夢なら、すぐ覚める…!」聞こえない。もう一人の自分も、瑞姫も。何を言っているのか解らない。
GM:「違う、あたしは知らない。あたしは、こうすれば全部うまくいくって聞いて……っ」刀を構えることすら忘れ、闇に怯える。
奈央:奈央の叫びに呼応するように、闇が深さを増す。
#2d10+30
Nao:2d10=(4+1)=5+30=35
登場分侵蝕率上昇。
ぉん、と唸りのような音。「――覚めるには、壊してしまえばいい!」闇が拡大し、目の前の“自分”へと迫る。全てを破壊せんと。
瑞姫:「話は聞きますからあとでわたしのお家に来て下さい! ついでに山海堂のプリン持って!」刀持った奈央に叫ぶ。
GM:「わかった。……後で、またっ!」すんでのところで闇をかわし、空へと逃げる。
奈央:目標を逃した闇は、地面にぶつかり。ごがん!と音を立て、地に大きな亀裂が入った。
「…なんで、覚めないの…」 ぽつり、呟き。闇が再び生まれる。
瑞姫:「奈央ちゃん止めなきゃ、ですねー…」
奈央:――邪魔をするのなら、目の前に立ち塞がるもの全てを壊して―― 頭の中に声が響く。
瑞姫: 両方のツインテールがしゅるりと伸びて拳となる。八極拳の構え。
奈央:それは、殆ど無意識。この“夢”から覚めようする主人の意志に従い。瑞姫へと闇の塊が飛ぶ。
瑞姫:髪の拳で受け流すように割り込む。吹き飛ぶ髪。「ちょっと痛いですよー!」
ボロボロになった髪をそのままに滑り込み――“鉄山靠”。
奈央:「……………ッ!?」 闇を操り、防ごうとする――が、間に合わない。まともにくらう。
瑞姫:「――っ! もう少しで修羅覇王靠華山で追い撃ちかけるところでした」壁に激突する奈央を見て(何)。
奈央:背中を打ちつけ、簡単に意識を手放す。全てが再び、闇に沈む。
それと同時に、奈央の周囲を覆っていた闇も晴れていった――目が覚めた時には、この悪い“夢”が覚めていますようにと。
一瞬、願った。
瑞姫:「それにしても――ううん、今はとにかく病院へ連れて行かないと」
髪でぐるぐる巻きにしてワーディング張りつつ急行。たしかセレーネの診療所が近くにあったはず。
■ミドル「傷」SP:“重力井戸の深淵”
セレーネ 月野 登場:“賢明な魔徒” 朱鷺坂 雫のみ任意、他強制登場■
奈央:#1d10+35 危うく《リザレクト》させられるところだった(何)
Nao:1d10=(9)=9+35=44
瑞姫:#1d10+50
Mizuki:1d10=(2)=2+50=52
セレーネ:登場〜。
#1d10+35
Serene:1d10=(4)=4+35=39
GM:急遽、奈央はセレーネの診療所で傷の手当てを受ける事になった。
オーヴァードに覚醒したとはいえ、傷を放っておくと命に関わるだろう。そう判断したからだ。
セレーネ:「…………」(無言でテキパキと医療処置)
奈央:まだ意識を失ったまま、処置され中。
瑞姫:「ひどい怪我ですー……いったいなんでこんなことを」刀の傷跡を見て。打撲の痣は不可抗力なので無問題。
奈央:いやいやいや(何)突っ込みたいが意識がない。
セレーネ:「……どうしてこうなったのか……聞ける?」(点滴を変えながら)
瑞姫:「(かくかくしかじか)ということで……わたしにもわからないんです」と聞いたことをありのままに。
セレーネ:「……そう。ちょっと待っててね。」(内線より外線をつなげ、朱鷺坂さんに電話)
雫:『はい〜、朱鷺坂です〜』
#1d10+36
shizuku:1d10=(5)=5+36=41
セレーネ:『セレーネよ。ちょっといい?』
雫:『なんでしょう〜?』
セレーネ:『私のクリニックの場所知ってる? できれば来て欲しいの……“時の紡ぎ手”に関する事で。』
雫:『ほぇ? ちょ、ちょ、えーと…』
セレーネ:『お願いできない?』
雫:『…あー、すぐ行きます〜。なんか、一気にいろいろ起こったみたいですね…』
セレーネ:『私もまだ全てを把握してはいないけどね。』
雫:『こちらからも、話せることもあると思います〜。では〜』
セレーネ:『ええ、待ってるわね』「……って言うわけで、応援呼んだから少し待っててくれる?」(再び患者さんの様子を見つつ)
瑞姫:「わかりましたー」
雫:では、十分位経ってチャイムを鳴らします。「こんにちわ〜」
奈央:チャイムの音に、何故か目覚ましと勘違い。「…むにゃむにゃ…、んん、後5分…」
セレーネ:「……わざわざありがとう♪」
雫:「いえいえ、とりあえず話を」
セレーネ:「ええ。それじゃあ、場所を移しましょう」
奈央:そんな事には気づかず、眠りこけ。
GM:で、移動した?
セレーネ:私はそのつもりですー
瑞姫:おなじく。
雫:ついていきます。
GM:んでは、移動したところで情報判定を。
“陽気な友人”(Smiley Face)相田 光
<情報:UGN、裏社会、黒巣市>5、9
“時の紡ぎ手”久々湊
麻琴
<情報:UGN>6
久々湊
奈央
<情報:UGN、警察>5、7、9
GM:以上。
セレーネ:こっちはまず〈情報:裏社会〉で相田 光でしょうかー。
瑞姫:こっちは奈央で。社会1だけどね!_| ̄|○
雫:素振りしかないのー。麻琴を振ってみるべし。
セレーネ:では、振りますー……。
#5r10+1
Serene:5r10=(2,10,9,8,1)=くっりてぃっかるー
Serene:1r10=(6)=6+10=16+1=17
17ですー。
瑞姫:#1d10
Mizuki:1d10=(3)=3
あはははははは、3。_| ̄|○
雫:#2r10
shizuku:2r10=(4,1)=4
4。(エー)
GM: まあ、後で調べなおすといいよ。(何)
奈央:他の人も振ろうよ。(何)
セレーネ:……では、素振りで麻琴さんを振ります〜。
#3r10
Serene:3r10=(1,7,4)=7
ふぅ。何とか7に到達〜。
雫:では、奈央の方も振ってみるか…。
#2r10
shizuku:2r10=(10,10)=くっりてぃっかるー
shizuku:2r10=(2,8)=8+10=18
GM:んでは情報を。
“陽気な友人”(Smiley Face)相田 光
悪意とレネゲイドを無差別にばらまく悪質なFHエージェント。
ブラム=ストーカー/ソラリス、《抱擁》、《奇跡の雫》を使用出来る。
コードネームの由来はにこやかな笑顔とフレンドリーな笑顔で標的に近付き、油断させることから。
現在、久々湊 奈央そっくりの人物を黒巣市に潜入させて高見の見物を決め込んでいるらしい。
どうも、細々と見えないところでちょっかいを出しては久々湊 奈央の力量を試そうとしている節がある。
“時の紡ぎ手”久々湊 麻琴
ノイマン/バロールのレネゲイド研究者。久々湊 奈央の兄。
家族思いで、非番の日は大抵家族と一緒に過ごす事にしていたらしい。
複製体の研究が専門。
一ヶ月前、密かに複製体を盗み出し何処かへ持ち去った。
五日前から学校にも行っていないようだ。
久々湊 奈央
一ヶ月前、レネゲイド絡みの事故で瀕死の重傷を負い、一週間の入院生活を強いられるが
奇跡的に覚醒する事なく完治した……と書類上には記されている。
病院に運ばれた後、血液検査の為に採血をしたようだが血液が紛失。
その時点でオーヴァードかどうかは判断出来なかった。
また、病院搬送時のどさくさで一時行方不明になっている。
しかし、あの傷ではオーヴァード化の他に助かる方法はなかったのではないか、というのが
事件当時に関わったホワイトハンドの見解である。
治療したとしても、背中の傷跡は一生消えないだろうとのことだ。
GM:以上。
なお、補足。セレーネが診た時は背中に傷どころか傷跡一つなかった。
セレーネ:「……だ、そうよ。」
雫: 「そんなことになってたんですね…」
瑞姫:「へんですねー…」
雫:「じゃあ、麻琴さんが言ってた『達』って…」
奈央:その頃、診療室で目を覚まし。ぱちり。 「…ん〜……………?」
きょろきょろ。何でこんなところにいるのやら。しかも、身体が何か痛い。
瑞姫:「あ、気がついてよかったですー」(目そらし)
奈央:やってきた瑞姫に。「あれ? …あ、夢か。変な夢見たな…」先程の出来事は夢だと思い込んでいる。
セレーネ:「……体の調子はどう? どこか痛む?」(微笑)
奈央:「何だか壁に思いっきり打ち付けたみたいに背中が痛いです」きぱ。(何)
胸の傷も痛むには痛むが、まずはそっち。
セレーネ:「どこかひどく打ちつけたのかしら」w
奈央:それにしても変な夢だった、と瑞姫に先程の出来事を話し。「…そんなこと、あるわけないよね」空笑い。
瑞姫:「奈央ちゃん、よく、聞いてください。
奈央ちゃんのいま感じている痛みは精神的疾患の一種ですー。
しずめる方法は先生が知っています。先生に任せてください」
奈央:「それ、感情じゃなかったっけ」突っ込み。突っ込みつつも、視線はセレーネへと向け。
セレーネ:「……まぁ、とにかく……一つ聞きたいことがあるんだけど、いい?」
奈央:「…なんですか?」怪訝そうな顔。
セレーネ:「……この鍵、知ってる?」(OPで手に入れた鍵を出しつつ)
奈央:出された鍵を見やり。特徴的な鍵。「…何で、先生がそれを?」兄の日記帳の鍵だと気づいて。疑問の言葉。
セレーネ:「私が貴方のお兄さんを調べてるから」(まっすぐと見る)
奈央:「はい?」素っ頓狂な声。「…あの馬鹿兄、何かしたんですか…、ああ、そういえば学校行ってないって…」
セレーネ:「何かしたかといわれれば何かしたわ。だから私が調べてるんだし」
奈央:「答えになっているような、なっていないような…」むぅ。どうせ調べれば解る事だろう、と溜息一つ。
「…多分、日記帳の鍵だろうと」
セレーネ:「日記帳? 彼の?」
奈央:こくり、と頷き。「中身は読んだことないけど」
セレーネ:「……その日記に私の求める情報があるかもしれないわ」
奈央:はあ、と曖昧な返事。「…とゆーかー…こっちは事情がさっぱりなんですが…。なんでここに寝てたのかも解らないし。
馬鹿兄が何かやらかしたなら、とっちめないとだし」
セレーネ:「……できることなら貴方には知って欲しくない。知らなければいいことも世の中にはあるの」
奈央:納得し兼ねる、といった表情だったが。その理論には、頷けるところもあり。
「…とりあえず」再び、溜息。「自宅には帰っていいんでしょうか。せめて、連絡入れなくちゃ」
セレーネ:「……ええ。そうね。出来れば私も行っていい? 医者として患者さんを無事家まで送り届けるのも義務だし……
日記のこともあるから」
奈央:「…わかりました」ちなみに、両親共働きなので日中は誰も居ません。
瑞姫:「(あ、じゃあ私ちょっとさきにおうちに帰りますー。奈央ちゃんが来ると思うので)」
セレーネ:「……」(ウインクで答える)
雫:「それじゃあ、私も付き添いますねー(気になることもありますし)」
奈央:とりあえず、点滴を外して貰って身支度を整え。制服どうなったんだろう。(何)
瑞姫:刀で突かれたところは穴開いてるのでは。
奈央: …それにちょっとというか、物凄くいぶかしみながら。というか、そもそも傷痕に疑問を抱くも。答えは聞けず。
ともあれ。「それじゃ、案内します」鞄を持つと、セレーネと雫に告げた。
セレーネ:「おねがいね」
雫:「はい、お願いしますー」
■ミドル「複製体の行方」SP:“片端の闇”久々湊 奈央 登場:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫のみ不可■
奈央:#1d10+44
Nao:1d10=(1)=1+44=45
何も知らないのでやる気がない。
セレーネ:登場〜。
#1d10+39
Serene:1d10=(1)=1+39=40
雫:#1d10+41
shizuku:1d10=(9)=9+41=50
GM:奈央は、セレーネ達を連れて家に帰ってきた。まだ、誰も帰ってきていないようだ。
奈央:「ただいまー…って、いや、誰もいないんだけど」思わず一人突っ込みしてしまう哀しい性!
雫:「お邪魔します〜」
セレーネ:「…………」
奈央:「あ、どうぞどうぞ」って、え、いや、あれ、お邪魔されるんだ? と思いつつ。
セレーネ:「……(……いくら仕事とはいえ……あまり乗り気にはなれないわね……)」
GM:玄関に置かれた水槽の中で、グッピーがすいすい泳いでいる。
雫:「ここまで動いて、身体に別状はないですか?」
奈央:餌を欲しがるグッピー達に、朝あげたでしょなどと声を返し。「あー、大丈夫みたいです。うん。案外」
雫:「なら、もう平気そうですねー」
奈央:あれ? と違和感。そういえば、右目にコンタクトの感覚がないのに、世界がはっきりと見える。
「…どこに落としたんだろう」ぽつり。まあいいか。
セレーネ:「…………せかす様で悪いけど、日記、いいかしら?」
奈央:「…あー…」いいのかなぁ、と思うも。気にならない訳ではなく。「内緒、ですよ?」
ちょっと待ってて下さい、とリビングに二人を待たせ。兄の部屋に行って、日記を探す…でいいかな。
GM:いいよ。机の上にでーんと置いてたりする。いつもは本棚の中に紛れ込んでるはずなんだが。
しかも見ようとすると必死で隠すし。
セレーネ:「……ありがとう」
奈央:「あの妙なところで几帳面な麻琴兄が…、珍しい」呟きつつも、日記を手に二人の元へ戻り。
雫:こっち、待ってる間に、相田 光の捜索任務と、麻琴からの電話の内容をセレーネに話しておきたいです。
GM:OK、問題なし
雫:ということで、一通り話しました。
セレーネ:では、こっちも手持ちの情報を渡しますねー。
奈央:じゃ、話が終わった頃に戻って来たということで。
雫:はいー。
奈央:「…別に、お礼を言われる事じゃないです。兄が何かやらかしたんなら、とっちめないとだし」はー、やれやれ。と。
セレーネ:「見させてもらうわね?」
奈央:まずは自分が見るべきだと思ったが。なんとなく、見る気になれず。「…どうぞ」
14:48 セレーネ:では、日記を見させていただきます。
GM:日記帳には、彼の身の回りに起こったなんでもない日常ばかりが書き留められている。
しかし、一ヶ月前の日付から奇妙な記述がちらほらと見受けられた。
以下、日記の記述。
4月 28日
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
奈央がこのまま目を覚まさなかったら。父さんや母さんにどんな顔をすればいいのか。
5月 7日
このままでいいはずはない。
けれど、今はこうするしかない。いつまで、誤魔化しきれるのだろう。
5月 20日
あの子の誕生日プレゼント、どうしようか。
何か送らなきゃいけないとは思うけど、何が好きなのかわからないし。
もうすぐ誕生日から一ヶ月過ぎちゃうのに。困った。
何をあげたら、あの子は喜んでくれるんだろう?
5月 21日
……見つけた。でも、様子がおかしい。
怒っているのだろうか。……当たり前か。
5月 28日
ぼくはどうなっても構わない。
けれど、あの子と奈央が傷付け合わない事を、『世界の真実』を知らないままでいることを切に願う。
あの子達は、何も悪くないから。
GM:日記は、ここで終わっている。まあ、最後の日付は今日のものなのでそこで終わっていて当たり前なのだが。
奈央:台所に行って簡単にお茶請けを用意し、戻ってくれば。日記を読み終えた様子のセレーネを見やり。
セレーネ:「……どう想う?」
雫:「麻琴さんは、妹『達』と言っていました。これで、二人いるのははっきりしましたね」
奈央:机の上にお茶請けなどを置いて、「どうぞ。で、何かわかりましたか」会話は聞こえていなかった様子。
雫:「私は、一月前の件に関わっていましたから………二人とも、無事で起きたいです…」
セレーネ:「…………」
奈央:二人の様子に、首を傾げつつも。自らも椅子に座る。
雫:「でも、その奈央’さんは、もう知っているんですよね…なら、なんでこんなことをしたのかを、知らないと…」(ポソ)
セレーネ:「…………そうね」(一つ大きく息を吐く)
奈央:なんとなく居心地が悪くて。置かれた兄の日記を、手に取ろうとする。
セレーネ:「……夢」
奈央:ぽつりと呟かれた言葉に、はっと顔を上げ。「………?」
セレーネ:「夢を見たって……言ってたわね?」
奈央:「…ああ。瑞姫に話した…、変な夢ですよね。心理学的にはどうこう、とかあるのかな?」冗談めかして。
セレーネ:「どんな夢だった?」
奈央:「…瑞姫と一緒に帰ってる途中、もう一人の私が現れて…、突然、斬りかかってきて。そしたら、瑞姫の髪が伸びたりして…」
途切れ途切れに、夢の様子を語り。
「…で、私が超能力みたいなのを手に入れて、相手を追い返しちゃうんです。漫画みたいでしょ」
セレーネ:「…………」
奈央:おかしそうに言うのとは対照的に、乾いた笑みを浮かべ。
セレーネ:「……もしそれが夢じゃなかったら……?」
奈央:「ありえない」きっぱりとした、否定。「…ありえるわけ、ないでしょう」
セレーネ:「……そうね。ありえるわけ無い。ありえるわけ無いわ。『似たようなことをできる人間が貴方の目の前にいるなんて』ね。」
奈央:セレーネの言葉の意味が、咄嗟には理解できず。じっと見つめ。「何、言ってるんですか?」
セレーネ:「貴方の制服はどんな状態だった? 何で私の病人に運び込まれたの? どうして今、貴方はそんなに元気なの?」
奈央:「……………」言葉に、詰まる。
夢だ。夢だ。違う。夢じゃない。夢だと思い込もうとしていた。
――夢じゃないなら、何?
そう、それは――
奈央:「…現実…」
セレーネ:「……」(無言で奈央さんを抱きしめる)
奈央:「…事実は小説より奇なり、…って言葉…何か、今…、改めて理解した気分…」掠れた声。
抱きしめられ、セレーネに身体を預ける。突然の事に、どうしていいか解らない。
セレーネ:「……そうね……私も目覚めたときは混乱したもの…………」(抱き寄せたまま)
奈央:懸命に、理解しようと努める。けれど、思考はそれを拒否する。
「…あー、そーゆーことだったんだ…」知らない方がいい事もある、との言葉に。今更ながら、頷いて。
セレーネ:「……どう……? ……何処がわからない? 何処もわからない?」
奈央:「わかるけど、わかりたくない…が、正しいかなぁ…」
セレーネ:「……嫌? 自分がこうなったことが……自分が……?」
奈央:「…わかんないです」それは、素直な気持ち。「…みんな、こうなんですか? 兄も、そうなんですか?」
こんな力を持ってしまっているのか、と。最初から。説明を求める。
セレーネ:「……私はそう。貴方のお兄さんも、おそらくそう」
(そしてこの世界の真実をゆっくりと話す。抱き寄せたまま、ゆっくりと)
奈央:それを、静かに聞く。受け入れたくはないけれど。知らない振りをしたままではいられないと、理解してしまったから。
GM:と、話し終えたところでセレーネの携帯に連絡が入る。
セレーネ:「……ちょっとごめんね」(携帯に出る)
GM:診療所で簡易的に行っていた、奈央の血液検査に関するものだ。つい先程、結果が出たらしい。
できれば、本人も交えて話がしたいのだという。
セレーネ:「……引っ張りまわすようで申し訳ないんだけど、ちょっとウチに来ない? 貴方のこと、もう少しわかるかもしれない」
奈央:暫し、躊躇うも。「…わかりました」 頷きを返した。
セレーネ:「私を信じてなんておこがましい事は言いたいけどいえない。
貴方が自分で見て、自分で感じて、自分で判断して欲しい。私には……何もできない…………」
奈央:その言葉には、何も返さず。ただ、もう一度頷きを返して。
セレーネ:「それじゃあ、行きましょう?」
雫:無言で立ち上がる。
奈央:「…はい」立ち上がり、“日常”の残る部屋の中を見回した。…何故だか、妙に懐かしかった。
■ミドル「fake or truth」SP:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫 登場:不可■
瑞姫:#1d10+52
Mizuki:1d10=(3)=3+52=55
GM:奈央達と別れ、帰宅する瑞姫。
瑞姫:髪の毛を元の長さに伸ばして部屋に入り着替える。
GM:着替えた直後、呼び鈴が鳴る。
瑞姫:「はーい(とてとて)」(がちゃ)
GM:玄関の前には「山海堂」と書かれた袋を持って、所在なさげに佇む『奈央』の姿があった。
「……山海堂の、プリン。あたしも食べるから二つ買った」ぼそり。
瑞姫:顔が自分の胸に隠れて見えないのでしゃがんで挨拶する。「入っていいですよー」
GM:「……ん。それじゃ、お邪魔します」行儀よく自分の靴を揃えつつ。
瑞姫:部屋に入れる。袋からプリンをとって食べながら「――それではおはなしを聞くですよー」
GM:「……ところでさ、瑞姫」部屋に入り、プリンを食べつつ。
瑞姫:「はひ?」匙加えたまま。「はんへふはー?」(なんですかー?)
GM:「ああ、うん。さっきはごめんね。あたし、ちょっとどうかしてた」喋り終わってから、もぐもぐ。
瑞姫:「んー。状況が状況だから仕方ないです」
GM:「でさ、最近学校どうなってる?……って言っても、あんまり変わりはないのかな。球技大会なんかもまだだし」もぐもぐ。
瑞姫:「全然普通ですよー」
ごくん。あっちの奈央がすり替わっていたのに誰も気づかなかったことを気にしてるのだろうか。
GM:「そっかー。……そうなんだ」ため息。
瑞姫:「ところで」匙を置く。
GM:「ん、何?」首を傾げつつ。
瑞姫:「さっきからこれ見ても驚かないんですねー」匙を置いた髪の毛をしゅるるんと戻す。
「誰かから教えられたんですかー?」首かしげ。
GM:「……あたしを『生き返らせた』人」匙を置いてから、ぽつりと。
瑞姫:「誰なんです?」
GM:「確か、相田って名乗ってた」それがどうかした?とでも言いたそうな顔。
瑞姫:その名前に気づく。さっき診療所で聞いた名前。「むー。なんだか危険なにおいです」
GM/奈央:「……ねえ、瑞姫」話の流れを、変えようとする。
瑞姫:「なんですー?」
GM/奈央:「あたしさ、学校に行って、教科書開いて授業受けて。で、放課後は目一杯遊んで。それが当たり前だと思っていた」
瑞姫:「うん」
GM/奈央:「でもさ、今はその『当たり前』からとっても遠い所にいるの」
瑞姫:「うん」
GM:「……今、当たり前のように学校に通ってる子は一体誰?
なんであたしがこんな目に遭わないといけないの? あたし夢でも見てるの?!」
喋っているうちに、興奮してきたらしい。
瑞姫:「落ち着くですよ」
GM:「落ち着いていられるわけないじゃない! 学校のみんなやお父さん達は全然気付かないし、麻琴兄だって何にも言ってくれないし!」
唐突に立ち上がる。
瑞姫:「いいから座るんです!」きっとみつめ。「わたしの話を聞いてください」
GM:「……わかった」何処かへ行こうとしていたらしいが、瑞姫の迫力に押されて再び座る。
瑞姫:「わたしの推理が正しければ、どっちの奈央ちゃんも掌で踊らされてるんです。その相田光って人に」
GM:「何よ、それ……そんなことして、何か意味があるの?」狐につままれたような顔をして、聞き返す。
瑞姫:「世の中には採算度外視で悪意をばら撒く人種がいるのですよー。
なんで奈央ちゃんがもう一人いるのかは分からないですけど、わたしの見た限りだと奈央ちゃんに奈央ちゃんを殺させて、
奈央ちゃんを人の心持たぬ生き物にしようとしてるんです」
GM:「……それじゃ、あたしはどうすればいいわけ?」戸惑いが隠せない様子。
瑞姫:「決して負けちゃいけないんです。自分の中から滲み出す悪意に。
利用されちゃいけないんです。きっと奈央ちゃんを憎悪の塊にしようとその男は考えてるはずなんですから
そして、屈しちゃいけないんです。人を人とも思わない輩には」
GM:「う、うん」反射的に頷く。
瑞姫:「何よりも、あっちの奈央ちゃんを憎んではダメなんです。あっちの奈央ちゃんも被害者なんですよー…」
GM:「……わかった。よくわからないけど、もう一人の『あたし』と一度話し合わなきゃいけないみたいってのだけは、
なんとなくわかった……でも、会ってくれないだろうなあ」ため息。
瑞姫:「とりあえず、話し合いの場を設けなきゃ、ですけど。奈央ちゃん自身は話し合う気はあるんですね?
GM:「そう、だね。あたしも何がなんだかわからなくなってきたし、今あたしが何をやりたいのかってことも、
わからなくなってきちゃって」
苦笑いを浮かべつつ。
瑞姫:「それじゃあ話が早いですー」とセレーネに電話して落ち合う段取りをつけよう。
■ミドル「Who are you?」SP:“賢明な魔徒”朱鷺坂 雫 登場:全員■
奈央:#1d10+45
Nao:1d10=(10)=10+45=55
瑞姫::::#1d10+55
Mizuki:1d10=(5)=5+55=60
セレーネ:登場〜。
#1d10+40
Serene:1d10=(2)=2+40=42
雫:#1d10+50
shizuku:1d10=(9)=9+50=59
GM:というわけで、再び診療所に戻ってきました。
セレーネ:「……さ、どうぞ?」
GM:瑞姫と一緒に、『もう一人の奈央』もひっついてきましたが。
奈央:話された直後のショックは収まったが、まだぼんやりとしながら、セレーネの後に続く。
GM/奈央:「…………」(やっぱりどこか所在なさげ)
奈央:「……………」 さすがに、自分と同じ顔を見るとぴしりと固まって。
瑞姫:ひとまずはお互いの情報交換をしとこう。
セレーネ:了解ですー。では、こちらの情報をお渡ししますねー
瑞姫:ではこちらも。
雫:なるほどー、と思いつつ聞いている。
セレーネ:「……貴方が『もう一人の奈央さん』?」
GM/奈央:「……誰かのコピーみたいな言い方、しないでよ」(憮然とした表情で)
セレーネ:「……ごめんなさい」(苦笑)
奈央:「…ドッペルゲンガーって、何かあったっけなー」まだぼけっとしたまま呟く。
瑞姫:「おともだち2倍ですー」ぽややん。
奈央:「2倍て、お徳用パックか何か私は」 やっぱり突っ込む。
GM:「……」そんな奈央と瑞姫を見て、複雑な顔。誰かが、ドアをノックする音。
セレーネ:「ん?」(インターホンのカメラを確認)
GM:セレーネに依頼してきた研究員がいる。
「ああ、ごめんごめん。ちょっと探し物についての資料を届けにね」へらっと笑いつつ。
セレーネ:「ああ、今あけるからちょっと待ってて……嫌な予感がするわ。皆は別の部屋にいてくれる?」
瑞姫:「わかりましたー」二人をきゅっと抱えて奥へ。
雫:「はいー。じゃあ、あちらに」
奈央:抱えられてじたばたじたばた。
GM:『もう一人の奈央』も、抱きつかれつつ奥へ。
セレーネ:「……(皆が別の部屋に行ったことを確認して)……わざわざありがとう。外で待たせてごめんなさい」
GM:「あ、別にいいんだけどね。なんかそれっぽいの見つかった?」茶封筒に入った紙束を手渡し、
いやー下っ端研究員も大変だ、などとぼやきつつ。
セレーネ:「以前調査中ですね……」(紙束に目を通しつつ)
GM:では、情報判定。
開発中の複製体
<情報:UGN、学問>6、8、10
セレーネ:取りあえず振ってみて、でなかったら他の人に任せようw
素振り〜……って学問持ってた。(爆)
#3r10+1
Serene:3r10=(10,5,5)=くっりてぃっかるー
Serene:1r10=(8)=8+10=18+1=19
ですぎw
GM:出すぎだw
開発中の複製体
複製元の髪の毛一本、少量の血液などと合成させると急速に成長。
僅か数時間で複製元とそっくりの容姿に複製が可能な複製体。
ただし、記憶の調整にはやや難あり。後付けで記憶を植え付ける必要性がある。
記憶の定着は睡眠時間に行われ、完全に定着が終わるまで一日の睡眠時間が極端に増える。
盗まれた複製体には何故かレネゲイドの抑制処理を施し、「覚醒しにくいように」されていたらしい。
よほど強いショックを与えない限り覚醒する事はないそうだ。
セレーネ:「……追加情報、ありがとうございます。」
GM:「とまあ、そういうタイプのらしいんだけどさ。誰のコピーを作ったのかさえわからない状況なわけよ。せめてそれさえわかればねー」
さんざん喋った後、ため息。
セレーネ:「そうですね……」
GM:「あ、見つかったら教えてね。場合によっては処理する必要があるかもしれないし」席を立ち、退出する準備を。
セレーネ:あ、ところで、今まで失念していたんですが、お名前を教えていただけませんか?」>研究員さん
GM:あー、俺が疑われてるわけ?小林 健一って言うんだけど。ほらこれ身分証明証」ぺいっと提出。
疑うようなら知覚でどうぞ。
セレーネ:では、知覚〜……無理♪w
#3r10
Serene:3r10=(9,6,3)=9
一応9w
GM:特に化けてるっぽいとかそういうのはないと思った。「それじゃ、また」特に気を悪くした風でもなく、とっとと帰っていった。
セレーネ:「……大変失礼いたしました」(深々と陳謝)「……」(皆の元へ)
奈央:どうしたもんかな、と。視線を周囲に彷徨わせつつ。
瑞姫:こういうときは支部長さんに相談しよう。正確には代理デスガ。
GM:何を相談するのー?
瑞姫: 奈央(後期型)の処遇かなー。
奈央:´(ダッシュ)とか後期型とかいうなっ!?
瑞姫:奈央(前期型)を狙って何か画策してそうなのも気になるしー。
GM:というか前期型ってあんたw「……事情は大体わかりました。現状、ジャーム化したわけではないようですね?」
電話口で、事情を確認。
瑞姫:「でも、今後もジャーム化させようとしてくるはずですー。だから奈央ちゃんを奈央ちゃんに殺させようとしたんですし。
だから対処法としては潜伏先を発見してですとろーいする方法がいいと思います」
GM/美鈴:「そうですね、その辺りは全面的にお任せします。こちらも人員を割けませんので。
それから、“黄金の右目”と名乗るオーヴァードには注意してください。
保護しようとしたUGNエージェントを返り討ちにしているらしいですから」
瑞姫:「らじゃー」
GM:「それでは、失礼します」電話を切る。
奈央:自分の名前が連呼されて、非常に微妙な気分になりながら。もう一人の自分をちらり。
GM:相変わらず、沈黙したままだ。
雫:「…えーと、お二人はお互い分かり合おうと話し合いに来たんですよね?」沈黙をとりなすように
GM:「……何を話していいんだかわからない」ぼそ。
奈央:「同意」ぼそ。
GM:「というか、あたし追われてるし。その、なんだっけ。UGN?に」ぼそぼそ喋りながら、なんとなく落ち着かない様子。
奈央:…一応、先程までの情報収集の話は、全部聞いたために。自分が“どういう存在か”は、大体想像がついてしまう。
セレーネ:「……」(少しはなれてその様子を見る)
雫:「先頃、私のところに麻琴さんから電話が来まして…その時、妹『達』を守って欲しいと言ってました。
麻琴さんは、どっちがどうとかではなく、二人とも無事であって欲しいと願っています。だから…」
GM/奈央:「……そう、なんだ……」
奈央:「…麻琴兄らしいなあ… ぽりぽり。「で、さ」改まり。暫し沈黙。それから、重い口を開く。
「…私って、要するに。“偽者”な訳、かな?」
セレーネ:「……そういう事いうと殴るわよ?」
奈央:いきなりのセレーネの言葉に、どびくぅ、と。「……………でも、客観的事実ではそうなんじゃない?」
セレーネ:「客観的事実でも違うわね。まだクローン法は確立されていないけど、
『とてもよく似た別の存在』って認識が強いわ。貴方も、彼女も、『本物の生命』よ」
GM:『もう一人の奈央』も、黙って聞いている。
奈央:「……………」むぅ、と悩み。
セレーネ:「第一医者の前で本物とか偽者とか言うわけ? なめんじゃないわよ。生きたきゃ好きなだけ生きればいいのよ」
奈央:ごめんなさい、とか。ありがとう、とか。何か言おうと思ったが。「…うん」ただ、素直に頷いた。
セレーネ:「ん。わかればよろしい。幸せは自分の手で掴むもの。掴むためには生きなさい。精一杯、楽しく。ね?」
(二人の『奈央さん』を抱き寄せる)
GM:「……なんか、照れくさい」でも、嫌そうではない。
奈央:「…だよねー…」同意。同じく、嫌そうではないが。
セレーネ:「……」(二人の頭をやさしくぽんぽんとたたく)
GM:「あのー、先生?血液検査の結果なんですけど……」遠慮がちに、診察室の外から看護士の声が聞こえる。
セレーネ:「……っと、ああ、ありがと。すぐ行くわ」(二人から離れて看護婦さんの下へ)
GM:「あのー、あの子のシンドローム……バロールとオルクスと、もう一つなにかあるみたいなんです」ぼそぼそ。
セレーネ:「……もう一つ?」
GM/看護士:「ブラックドッグか、キュマイラのどちらかみたいなんですけど……完全に判定するには、設備が足りなかったみたいです」
セレーネ:「……まぁ、それは後で本職に調べてもらうわ。教えてくれてありがと」
GM:「あ、はい。それでは」一礼して、退出。
セレーネ:「……さて、これからどうしようかしら?」
奈央:「どうしよう、と言っても」頬杖ついて。
瑞姫:「悪者退治ですー」腕をふるって。
雫:「あの、奈央さんと奈央さんは、なんてお呼びすればいいですかねー」オズオズと。
「いえ、なんでも奈央さんは相田にあったとか。私、今相田を探しているんですよー」
奈央:「……………」思わず、もう一人の自分を見た。
GM/奈央:「いや、あたしに聞かれても」
奈央:「困ったね」
瑞姫:「奈央ブラックと奈央ホワイトではだめですかー?」(何)
セレーネ:「ルミナス誰よ」(何)
GM/奈央:「瑞姫。……はたくよ」(にこり)
奈央:「それ、どっかのアニメ思い出すんだけど」(何)
瑞姫:「じゃあ『ナオ』と『なお』でー」
GM:「呼びづらいから」突っ込み。
奈央:「全くだ」同意。
GM:「あのー、先生」また、さっきの看護士の声だ。
「朱鷺坂さんと言う方、おられます?お電話が入ってるんですけど」ドア越しにおずおずと。
雫:「あ、はーいー」
セレーネ:「……じゃあ……取りあえず、相田って人に会う……かしら?」
奈央:「…麻琴兄がどうなってるかも、気になるしね」
雫:「はいー、朱鷺坂ですー」受話器受け取って
GM:「あ、もしもし。いやー、携帯に繋がらないからどうしようかと思ったよー」不愉快になるほど、フレンドリーな声。
「そっちに、例の女子高生の子達いるかな?」
雫:「ごめんなさいー、病院では電源を切っておかないといけなかったのでー。ところで、どなたでしょうー?」
GM:「やだなー、もう忘れた?“陽気な友人”相田 光。はい、ちゃんと覚えたかなー?」けらけら笑いながら。
雫:「ああ、なるほどー。なるほどー。今、どちらに?」
GM:「ん、今は人質取って立てこもってるところ」事も無げに。
雫:「やっぱりそうですかー。私に電話をするくらいだから、そんなとこだと思ってましたー。
本当なら、何も教えたくなかったんですけどねぇ。要求はなんですか?」
GM/“陽気な友人”:「連れてきてくれない?オリジナルとコピー。別に君たちがついてくるのは止めないからさ」
雫:「そうですかー。仕方ないですねー。私も会いたいと思ってましたし、ちょっと話してみますねー」
GM:「今ボクはオリジナルが通ってた高校にいるから。言うの忘れてたね、ははっ。
あ、早くしないとその子達のお兄ちゃん死んじゃうからね」言いたい事だけ言って、電話を切ってしまった。
雫:「………携帯だったら、壊してましたね」
奈央:その頃、未だに名前の事で討論中の皆。(何)…というネタはおいといて。
雫:「あ、お待たせしました」皆の所に戻って。「今、相田さんから連絡がありました。奈央さん奈央さんを待ってるそうです」
銃の具合を確認しながら。
奈央:「…待ってる?」きょとん。
セレーネ:「…………そう」
雫:「確認はしていませんが、麻琴さんを連れて」
GM/奈央:「麻琴兄が?!何処、何処行ったのっ?!」
奈央:「……はぁ!?」ばっと立ち上がり。予想はつく。「…あの、馬鹿兄…っ、普通逆でしょうに!」
雫:「学校にいるそうです。奈央さん奈央さんがいれば、他に誰がいてもいいそうです」
奈央: 頭を掻いて。
瑞姫:「罠ですねー…これ異常ないくらいに」
セレーネ:「……どうする?」
奈央:「…だからって、行かない訳にはいかない…」そうでしょ?ともう一人の自分を見。
GM:「当たり前でしょ」きっぱりと言い切る。
セレーネ:「それじゃあ決まりね」(すっと立ち上がって)
瑞姫:「でしたら一つ約束です」とキュマブラド奈央(待て)に。
「さっきも言いましたけど、自分に負けないようにー、です」
GM:「……ん、わかった。どこまで出来るかわからないけど、やってみる」頷く。
雫:銃の具合を確かめて、弾を全部抜く。「あ、セレーネさん、メス一本貰って行ってもいいですか?」
セレーネ:「まぁ、いいけど」
雫:「ひさしぶりに、私怒ってるみたいです。これを使いたくなるくらい」キランとメガネを光らせて。
奈央:「一つしか違わない癖に、私より頭が良くって、その癖マイペースで、余裕っぷりがむかついたりするけど…」区切って。
「…私…、ううん、私達にとっては、大事な兄だから」
セレーネ:「レネゲイドはヒトをヒトじゃなくす存在……だけど同時に戦う力をくれるわ。
飲まれるのも押さえつけるのも駄目……整えるの。そうすれば自然とレネゲイドが力を貸してくれるわ」
奈央:「…わかった。まあ、頑張ってみる」なんとなく、気楽に言う。精一杯の虚勢ではあったけれど。
「物語の主役なんて、まっぴらごめん――だけど」はぁ、と息を吐いて。「舞台に上がっちゃった以上、やるしかない…っか」
■クライマックス「二つの命」SP:特になし 登場:全員■
奈央:#1d10+55
Nao:1d10=(6)=6+55=61
瑞姫:#1d10+60
Mizuki:1d10=(7)=7+60=67
雫:#1d10+59
shizuku:1d10=(8)=8+59=67
セレーネ:#1d10+42
Serene:1d10=(3)=3+42=45
GM:奈央達は、学校の校庭までやってきた。日はとっぷりと暮れ、辺りは真っ暗だ。
校庭の真ん中に、二つの人影があった。
片方は倒れ伏し、もう片方はその傍らに立っている。
奈央:「……………」 沈黙を保ったまま、そちらを注視。
GM:「やあ、やっと来たみたいだね。もう来ないかと思ったよ」場違いなほど、軽い口調。
セレーネ:「…………」
奈央:「ありきたりな映画みたいな台詞はいい。…用件は」じっと見据えたまま。
GM:「ん、用件は簡単。そこのオリジナルとコピー、戦ってみてくれない?
まだデータ取れてないんだよねえ、どっちが強いのか」と、奈央達を指差す。
奈央:倒れ伏した方の人影に目をやる。…誰か解る?
GM:麻琴だね。夥しい血を流して、ぐったりしてる。
奈央:息を呑む。次いで、もう一人の自分へと視線を移し。
GM:「あー、ちょっと抵抗されちゃってねー。大丈夫、まだ死んでないから。このまま放っておいたらどうなるかわからないけどね」
麻琴の方をちらっとみて、事も無げに。
セレーネ:「……………………」
GM:「こいつ……っ!」奈央が咄嗟に走り出す。
瑞姫「奈央ちゃん!」手を止める。
セレーネ:「……そろそろいい加減にしない?……もう限界なんだけど……?」
GM:「止めないでよ、瑞姫!」手を振り払い、再び走り出そうと。
奈央:自分も走り出しそうだったが、“彼女”を見。固まった。どうしたらいいか解らない。
作り話で、こんなシーン…たくさん見たと言うのに。実際に遭遇するとは。
GM/“陽気な友人”:「そうだねえ。……そろそろ、データ採取を開始しようか」瑞姫に手をつかまれているほうの奈央に、
何かを投げつける。
奈央:ぎゅ、と片手で自分の腕を掴んだ。力に飲まれそうになるのを抑え。
瑞姫:カバーリング宣言!
GM:《竹馬の友》《タブレット》使用。……だったんだけど?(はて)
まあいいか、カバーされたのなら無効だ。
瑞姫:投げつけーってあったからてっきり何かの薬かと思ったので。
GM:「うわ、邪魔された。……ま、いっか。邪魔者を排除してから二人とも連れて行くことにしよう」にまっと笑う。
瑞姫:けほけほと咳き込むが「そんなことはさせないですー」
奈央:「…何か、もう…」 黒い衝動が襲って来そうになるのを、必死に堪え。
GM:同時に、《ワーディング》が張られる。衝動判定を。
奈央:#9r10+4
Nao:9r10=(1,5,7,2,7,3,4,6,9)=9+4=13
#2d10+61
Nao:2d10=(10+6)=16+61=77
セレーネの言葉を思い出し。何とか、留まった。
セレーネ:「…………(ふぅっと上を向いて大きく一回深呼吸)……みんな、空気に飲まれないようにね……」
#3r10+1
Serene:3r10=(2,7,9)=9+1=10
#2d10+45
Serene:2d10=(10+6)=16+45=61
雫:#5r10
shizuku:5r10=(7,2,4,5,6)=7
#2d10+67
shizuku:2d10=(5+2)=7+67=74
瑞姫:#5r10
Mizuki:5r10=(6,6,5,2,9)=9
#2d10+67
Mizuki:2d10=(3+4)=7+67=74
奈央:大きく首を振って、びしぃと指を突きつけ。「…悪者決定! あなたを倒して、“日常”へ還る! …そう決めたっ」
GM:「……っ。どうしよう、体が……動かない」衝動に飲まれ、動けなくなっている。
雫:「あなたの実験に興味はありません。何を思って私達まで呼んだかは知りませんが、終わりにします、さようなら」
GM:というわけで、奈央はエキストラ扱い。動けません。攻撃対象にもなりませんが。
瑞姫:「私のおともだちを傷つける悪人は許さない!」ぶわあっと広がる髪。
セレーネ:「……大丈夫。ここは……貴方の絆を信じて。ね?」
奈央:「…あなたの分も、私がやるよ」ぽん、と肩を叩いて。体内に巡る力を呼び起こす。
…正直、怖くて仕方なくって、膝はがくがく震えていたけれど――やるっきゃない。
GM:おっけ。それでは配置を。
瑞姫:前衛だろうなぁ。
┌─────┐
│ 陽 │
│ │
│ │
│ P │
│ 黄 │
└─────┘
セレーネ:黄?
GM:P…PC
陽…“陽気な友人”相田 光
黄…“黄金の右目”(Odd Eye)久々湊 奈央(今回はエキストラ)
最後の関係ないです。
セレーネ:なるる。
GM:うん、元々は関係あったんだけど。では各自イニシアチブを。
セレーネ:では、奈央さんにエンゲージしますね。
IVは9ですー
奈央:IVは9にて。
雫:IVは12です。
瑞姫:IV10。
GM:こっちは14。……あれ、意外に皆遅い?
瑞姫:肉体系ですので。
奈央:RC型なので、こんなもの。
雫:ブラムの射撃じゃこんなものです。
セレーネ:盾なのでw
陽14→雫12→瑞姫10→奈央、セレーネ9
【ROUND 1】
■セットアップ■
GM:《ヴァイタルアップ》を。
セレーネ:今回は無いですー。
雫:無しです。
奈央:なし。
瑞姫:ありません。
GM:おっけ。ではこちらから。
《声無き声》《錯覚の香り》《絶対の恐怖》《蝕む声》。ダイス17個、クリティカル値7。攻撃力+4、対象は3体。
射撃距離にも使用可能。装甲値無視、〈意志〉で抵抗可能。とりあえず奈央以外に。
#17r7+2
GM_Blue:17r10=(4,9,3,9,9,2,1,10,8,7,6,3,2,9,1,8,10)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:9r10=(10,4,3,3,8,10,1,7,10)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:5r10=(2,4,9,3,1)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:1r10=(5)=5+30=35+2=37
瑞姫:いちおうやっとこう。
#5r10
Mizuki:5r10=(8,9,3,8,4)=9
セレーネ:素避け〜。
#5r10
Serene:5r10=(8,10,3,7,4)=くっりてぃっかるー
Serene:1r10=(7)=7+10=17
無理♪
GM:「ホント君たち邪魔だね……ちゃっちゃと片付けさせてもらうよ」くるり、と手にしたステッキを回しながら。
雫:《血族》《ブラッドコントロール》。
#7r8+2
shizuku:7r10=(3,5,1,5,9,9,1)=くっりてぃっかるー
shizuku:2r10=(7,3)=7+10=17+2=19
駄目でした。
GM:ではダメージを。
#4d10+4
GM_Blue:4d10=(1+1+3+8)=13+4=17
低いな。17点装甲無視。
瑞姫:《リザレクト》。
#1d10+74
Mizuki:1d10=(6)=6+74=80
雫:《リザレクト》。
#1d10+78
shizuku:1d10=(3)=3+78=81
セレーネ:ギリギリアウトで《リザレクト》〜。
#1d10+61
Serene:1d10=(10)=10+61=71
GM: 次、雫。
雫:一応最後まで待機します。
GM: では瑞姫。
瑞姫:「はああああああっ!」と八極拳の構えで突っ込み、打撃! 《オウガバトル》《コンバットシステム》《貪欲な一撃》《踊る髪》。
#13r8+3
Mizuki:13r10=(1,4,1,10,9,8,2,1,4,1,9,4,1)=くっりてぃっかるー
Mizuki:4r10=(2,4,3,5)=5+10=15+3=18
_| ̄|○
GM: 素で避けてみる。
#11r10+1
GM_Blue:11r10=(7,5,4,4,2,3,8,10,8,4,5)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:1r10=(3)=3+10=13+1=14
GM: あ、ダメだ。
瑞姫:#2d10-5
Mizuki:2d10=(9+5)=14-5=9
そういえば素手のままだったよ。_| ̄|○
GM:「んー。あんまり痛くないね」後ろ頭を掻きながら。次、奈央かな?セレーネかな?
瑞姫:でもまぁ転倒なのでマイナーで回復するまで-1Dペナです。
セレーネ:では先に行きますねー
奈央:おねがいしまーす。
セレーネ:マイナーでシールドクリエイト、侵食率73%になってメジャーで応急手当キット使用。
#1d10+10
Serene:1d10=(9)=9+10=19
HP全快して終了〜
GM: では次、奈央。
奈央:一度
目を閉じて、精神を集中させる。自らに眠る力を解放させるかのように。
マイナー:《ダークマター》小さな“魔眼”が周囲に生まれ。
メジャー:《インビシブルハンド》《絶対の空間》 侵蝕率:77→85 対象:“陽気な友人”
目を開けば、その右目は全ての色が入り混じった混沌の色。
#12r8+4
Nao:12r10=(7,7,2,7,10,2,8,10,5,10,4,2)=くっりてぃっかるー
Nao:4r10=(4,5,7,7)=7+10=17+4=21
低いな、21の射撃攻撃。
GM:転倒したままだけど一応避けておこう。
#10r10+1
GM_Blue:10r10=(1,5,6,8,5,5,8,6,2,10)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:1r10=(10)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:1r10=(1)=1+20=21+1=22
奈央:かごだいすー!(笑)まだ力を操り切れていないのか。制御不能に陥った闇は、あらぬ方向へと。
GM:「覚醒したてならこの程度……かな?」不敵に笑う。
奈央:「…っくー、やっぱりそう簡単にはいかないか…」舌打ち。
雫:即戦馬なら、《血族》いらないか…。素で《血の従者》
雫:#6r10
shizuku:6r10=(3,3,3,2,1,3)=3
HP3の従者ができました。(笑)
瑞姫:貧弱っ!(笑)
雫:「うう、やっぱり血を見るのは苦手です…」
GM: 確か全員セカンドはないんだっけ。
奈央:うむ。
雫:無いです。
セレーネ:ないですー
GM: では、こっちはセカンドを。
■セカンド・アクション■
GM:《鮮血の矢+痛みの水+罪人の枷+盲目の羊+血族+夜魔の領域》+<射撃>4。
攻撃力+6 装甲値無効。ダイス10個、クリティカル値8。
命中すると、避け判定にシーン中1個ダイスペナ。さらに感覚の判定に3個のダイスペナ。この効果は4ラウンド持続。
行動後に2点ダメージ。対象は瑞姫。
瑞姫:雫が目票じゃなかっただけいいか。(感覚にペナ)
GM: #10r8+4
GM_Blue:10r10=(9,4,9,6,10,1,3,7,10,6)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:4r10=(5,4,5,5)=5+10=15+4=19
瑞姫:#6r10+3
Mizuki:6r10=(9,8,5,4,5,6)=9+3=12
ダメだったよー。
GM: #2d10+6
GM_Blue:2d10=(10+9)=19+6=25
ダメージは25点。装甲無視。
21:36 瑞姫#1d10+90
21:36 <kagoDice> Mizuki:1d10=(7)=7+90=97
21:36 瑞姫リザレクトして蘇生。
21:37 瑞姫「っく!」皮膚の焼ける痛みに耐える。
■クリンナップ■
GM:あるかな?
瑞姫:ありません。
雫:無しです。
セレーネ:ないですー。
奈央:なし。
GM:では、こちらもないので次のラウンドへ。
【ROUND 2】
■セットアップ
GM: なし。
瑞姫:同じくナシ。
雫:《血の戦馬》宣言
奈央:と、なし。
セレーネ:《重力の城》ー。侵蝕率77%になって行動終了。
雫:左手にメスを刺すと、そこに従者が纏わり付く。
GM: ではまたこちらから行動。
GM:《声無き声+錯覚の香り+絶対の恐怖+蝕む声》+交渉2。ダイス17個、クリティカル値7。攻撃力+4、対象は3体。
射撃距離にも使用可能。装甲値無視、意志で抵抗可能。
再び、奈央以外に攻撃。
#17r7+
GM_Blue:17r10=(2,8,3,2,10,7,6,7,9,3,3,8,6,3,2,6,2)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:6r10=(10,8,4,10,4,3)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:3r10=(3,1,1)=3+20=23+2=25
瑞姫:#7r10
Mizuki:7r10=(5,4,8,6,10,2,7)=くっりてぃっかるー
Mizuki:1r10=(7)=7+10=17
雫:《血族》《ブラッドコントロール》
#9r8
shizuku:9r10=(1,7,6,7,7,6,6,3,10)=くっりてぃっかるー
shizuku:1r10=(1)=1+10=11
セレーネ:よっけ〜。
#7r10
Serene:7r10=(6,7,7,6,8,5,4)=8
ダメージください〜。
GM:#3d10+4
GM_Blue:3d10=(2+1+1)=4+4=8
今回はもっと低いな、8点。
雫:死んでる(笑)《リザレクト》。
瑞姫:リザレクト。#1d10+97
21:43 <kagoDice> Mizuki:1d10=(9)=9+97=106
#1d10+91
shizuku:1d10=(9)=9+91=100
セレーネ:重力の城で5点軽減されて3点ダメージw 残り13点
GM:「んー、しぶといな」ため息。
雫:丁度100個えたから、切り札ー。
《血族》《鮮血の矢》《かりそめの狩人》《ライトスピード》で2回攻撃。「…ッ…この左手は、弾倉です…!」
#9r7+1
shizuku:2発目9r10=(3,2,1,7,6,7,8,6,9)=くっりてぃっかるー
shizuku:4r10=(1,8,5,3)=くっりてぃっかるー
shizuku:1r10=(8)=くっりてぃっかるー
shizuku:1r10=(5)=5+30=35+1=36
雫:1発目36
GM: #10r10+1
GM_Blue:10r10=(4,9,4,8,9,1,2,4,1,2)=9+1=10
一発目当たった、次。
雫:で、二発目、相田のタイタス昇華して命中のダイス10個増やします。「まだ、弾はありますよ…!」
#19r7+1
shizuku:19r10=(7,8,1,3,7,4,1,5,4,8,6,4,5,10,7,10,6,8,3)=くっりてぃっかるー
shizuku:8r10=(1,8,10,2,8,2,7,7)=くっりてぃっかるー
shizuku:5r10=(2,4,5,7,7)=くっりてぃっかるー
shizuku:2r10=(1,10)=くっりてぃっかるー
shizuku:1r10=(3)=3+40=43+1=44
GM:#10r10+1
GM_Blue:10r10=(3,7,7,9,4,10,10,5,3,7)=くっりてぃっかるー
GM_Blue:2r10=(9,3)=9+10=19+1=20
GM: だめだ、やっぱり避けられず。それぞれダメージを。
雫:#4d10+8
shizuku:4d10=(2+1+8+7)=18+8=26
#5d10+8
shizuku:5d10=(3+6+5+7+7)=28+8=36
両方装甲有効です。
GM:痛いなそれはっ。まだ生きてるが。「んー、意外な伏兵。キミから片付けるべきだったかな?」
ボロボロになりつつも、余裕ぶった笑み。
雫:「こう見えても、怒ってるんですよ? 前回だって、人質がいなければ…」
GM:「今回もいるんだけどね、ここに」と麻琴を指差しながら。
雫:「それでも今回は、私だけじゃないから…」
瑞姫:《爪剣》起動。髪が拳・足の巻きつきバンテージに。ツインテールが伸びて拳に、それ以外の髪も拳に。構えるは八極拳。
ついでに相田にロイスを結んでタイタス即昇華。
《オウガバトル》《コンバットシステム》《貪欲な一撃》《踊る髪》《マルチアタック》、
CRを下げる! ついでにリアクションの際にはCR+3してください。
#21r6+3
Mizuki:21r10=(8,3,8,1,9,9,10,7,4,6,1,7,7,3,5,10,1,5,8,5,10)=くっりてぃっかるー
Mizuki:12r10=(3,4,3,7,4,6,9,7,2,9,2,2)=くっりてぃっかるー
Mizuki:5r10=(10,5,10,7,10)=くっりてぃっかるー
Mizuki:4r10=(6,4,9,1)=くっりてぃっかるー
Mizuki:2r10=(8,8)=くっりてぃっかるー
Mizuki:2r10=(6,5)=くっりてぃっかるー
Mizuki:1r10=(9)=くっりてぃっかるー
Mizuki:1r10=(8)=くっりてぃっかるー
Mizuki:1r10=(5)=5+80=85+3=88
GM:えー、それは避けられないですから。一応ダメージを。
瑞姫:#9d10+3
Mizuki:9d10=(1+8+10+5+1+9+6+10+7)=57+3=60
崩撃雲身双虎掌で吹き飛ばしたあとで髪で掴み鉄山靠、最後に崩拳で止め!
GM:「っと、コレは痛いね……」ずるり、とその場に崩れ落ち……《イモータルライフ》。
#2d10
GM_Blue:2d10=(8+6)=14
「いやあ、痛かった痛かった」ふう、とその場に座り込みながら。
セレーネ:「…………」
奈央:目の前の超能力合戦に。「…なんていうか…」はぁ。嘆息。ともあれ。まだやる気? という目。
GM:「やめる気はないよ? 折角『コピーさせた』のにデータも取らずに引き下がるわけにはいかないし、さ」にまにま。
奈央:その言葉に。再び息を吐いて。マイナー:ジェネシフト。
#3d10+85
Nao:3d10=(4+8+6)=18+85=103
右目の混沌はますます深まり。
「痛いのも、苦しいのも、怖いのも。全部嫌いだけど――みんなが頑張っているのに、傍観者になる訳にはいかないっ!」
メジャー:《インビシブルハンド》《絶対の空間》《完全なる世界》
#16r7+4
Nao:16r10=(5,2,5,3,8,1,1,5,10,6,4,5,9,6,10,6)=くっりてぃっかるー
Nao:4r10=(8,9,10,10)=くっりてぃっかるー
Nao:4r10=(8,8,2,9)=くっりてぃっかるー
Nao:3r10=(5,5,6)=6+30=36+4=40
対象の防御判定のCR値[+1] 。
GM:回避不能。
奈央:それは、単なる闇の一片に過ぎない。けれど、明確な意志を持って対象へと迫り――と、侵蝕率は113%へ。
#5d10+6
Nao:5d10=(10+2+8+8+10)=38+6=44
44点、装甲有効。
GM:「あはは……まさか身をもって威力を知ることになるとはね。まったく、ドジ踏んじゃったねえ」べしゃり、と闇に押しつぶされる。
起き上がってくる気配は今のところ、ない。
戦闘終了。
セレーネ:「……さ、早くお兄さんを。」(警戒は緩めず)>二人
奈央:「…う………ぁ…」小さく、声を上げる。目の前で潰れた、“ソレ”に。一瞬、気が遠くなった。
セレーネ:「……っと!?」(あわてて支える)<奈央さん
奈央:危うく、意識を手放しかけるのを支えられて何とか踏みとどまり。「…あはは、大丈夫…」小さく。
「でも、私が、やったんだよね…?」
雫:「………キュゥ」こっちは倒れた(マテ)
セレーネ:「…………ええ。そうよ。それは変わることの無い事実、って雫ちゃんまで!?」
雫:「…あー、大丈夫だけど、やっぱり苦手ですー。でも、血を使いすぎましたー…」力なく手を振り。
瑞姫:「わたしもばたんきゅーですー…」ツインテールで支えて転ぶのだけは避ける。
セレーネ:「……みんな大丈夫?」(汗)
奈央:「……………うん」吐き気がする。けれど、何とか我慢して。自分の足で立つ。
GM: 「……奈央?」意識を取り戻したのか、真琴が小さく身じろぎする。
奈央: 声に気づいて。「…麻琴兄!」セレーネから離れ、駆け寄る。
セレーネ:「それでも、貴方が掴んだ幸せがあるのも変わらない事実……さ、二人でお兄さんのところに言ってらっしゃい?」
GM: さっきまで動けずにいた『奈央』も、ふらふらと兄の方へ近付いていく。
奈央:二人の『奈央』が兄の元へと辿り着き。ぺたり、と座り込んで。「…も…、馬鹿…」 片方の手を取る。
GM/麻琴:「……ごめんな、お前達には辛い思いさせちゃったな」(傷の痛みに顔をしかめながらも、無理矢理笑う)
セレーネ:「……」(疲れた二人をケアしつつ見つめる)
瑞姫:疲労から回復して立ち上がる。「ふー。めでたしめでたしです」
奈央:「そんなこといいから、さっさと手当てしてもらう!」 びし、と言い切り。
GM:「あ、いや……お兄ちゃんの話、最後まで聞いてくれると嬉しいんだけどなあ」ぼそぼそ。
奈央:「お兄ちゃんって呼ぶのは中学生で止めました」じー。場違いな程、のんきな会話。
セレーネ:「……」(平和な光景を眺める)
雫:倒れたまま携帯をかける「…はい。“陽気な友人”の排除完了しました。…はい。…はい。
…これで奴の脅威にさらされる者はいなくなりました…」
GM:「どちらも『奈央』じゃ可哀想だから、新しい名前を考えてたんだ」奈央の方を真っ直ぐ見つめつつ。
奈央:「…名前?」きょとん、として。
GM:「麻琴の麻と奈央の奈を一文字ずつ合わせて『麻奈』っていうのはだめ、かな」自信なさげに。
奈央:…なんとなく、照れくさくなって。ほおをかき。
「…センスのない麻琴兄にしては、頑張ったんじゃない?」捻くれた言葉。「麻奈、か。うん。いいよ」
GM:「あはは……安心したら、ちょっと眠くなってきちゃったよ。膝枕してもらっても、いいかな?」
奈央:「後で料金請求するから」 ぼそ。言いつつ、膝は貸す。
セレーネ:「…………(……女性関係で苦労しそうな子ね……)」(ぁ
GM:「ん、わかったわかった。それじゃ、お休み」にこりと笑いかけた後、目を閉じる。
直後、静かな寝息が聞こえてくる。
奈央:…再び、頬をかいて。もう一人の自分――奈央を見上げる。
GM:「……寝ちゃった。昔っから寝つきいいよね、麻琴兄は」言いつつ、携帯で救急車を呼ぶ。
奈央:「そうだねえ」 へらり、と力なく笑い。「…まあ、なんか。これから、よろしく?」
GM:「ん。よろしくね、麻奈」右手を差し出し。
奈央: 同じように、手を差し出して。「…よろしく、奈央」握手を交わす。
瑞姫:「正式におともだちが2倍になりましたー」
奈央:「――ま、あれかな。“日常”に…ただいま、ってところ、か」呟いて。右目を閉じ。左の目で、開けた世界を視た。
■自律判定■
GM: 多分大丈夫でしょう、下がりすぎる人はいそうですが。
雫:そういえば、ロイス全然結んでなかった…。
セレーネ:初期ロイス5つにPC間で1つ、シナリオロイスで1つの七個振り行きますー。
#7d10-77
Serene:7d10=(3+3+6+7+5+6+10)=40-77=-37
記録更新! スッキリしたっ!!(笑)
奈央:ロイスが5個、侵蝕率113%…あれ、Dロイスの複製体はどんな扱い。(何)
GM: DロイスはDロイスです(きぱ)
奈央:普通にスロット1個埋めろと!
瑞姫:奈央→麻奈になったのであらためて奈央に結んで初期3+シナリオ1+PC1+1で6つですね。現在地124%で素振り。
#6d10-124
Mizuki:6d10=(10+4+4+1+8+5)=32-124=-92
GM: そうなる。(きぱ)固定化は任せるけど。
雫:セレーネさんに■誠意/□嫉妬、麻琴に■有為/□不快感で改めて結びます。
これで侵蝕率119%、ロイス6個。
#6d10-119
shizuku:6d10=(3+5+6+10+7+1)=32-119=-87
87で生還。
奈央:えーと…ここはセレーネに取らないと嘘だと思うので…
“重力井戸の深淵”セレーネ
月野にP:■尊敬/N:□不安。ついでに、“もう一人の自分”のネガポジを反転。懐旧を表に。
セレーネ:どぞどぞ〜。
奈央:で、タイタス化はせずに。改めて、ロイス6個、侵蝕率113%。
#6d10-113
Nao:6d10=(8+7+5+9+2+1)=32-113=-81
期待値、かな。生還。
GM: というわけでみんなおめでとう。(しゅた)
雫:おめでとうございますー!
GM: エンディングの希望ある人ー。
セレーネ:お任せでー
雫:特別には。
瑞姫:同じく特にないです。
奈央:日常でも。うん。日常なら。
GM: 日常だよ、うん。(何)
奈央:おーけぃ、なら無問題(何)
GM: それじゃ、雫から行きますねー。
雫:はいー。
■エンディング「任務完了」SP:“賢明な魔徒”朱鷺坂 雫 登場:不可■
GM: 雫は任務の報告をする為、支部にやってきた。
雫:「こんにちは、任務完了の報告に来ました〜。“陽気な友人”相田 光は死亡、彼が狙っていた久々湊の兄妹も、無事でした」
GM:「お疲れ様でした。大変だったそうですね」お茶を入れつつ、労う美鈴。
雫:「そうでもないですよ。それに…これは前回の任務の延長上のものでしたから。
前回、私はあの兄妹を巻き込み、結果解決に至らなかった。
でも…今回は、無事のその身も絆も守れました。疲れはしましたけど、充分に満足ですよ〜」
GM:「……そうですか」雫の報告を聞き、微笑を浮かべる。
雫:「それにしても、あの兄弟は仲がよくって羨ましいです。そうそう、聞いてくださいよ。夕ちゃんってば、今朝…」愚痴りモードに突入
「………それにこの間だって………あ、その前の………」以降5時間にわたり、支部長相手に愚痴を言い続けましたとさ。
めでたし(エー)以上で。
■エンディング「命の形」SP:“重力井戸の深淵” セレーネ 月野 登場:不可■
GM/研究員:「でさ、例の件どうなったんだっけ?ほら、あの複製体盗難事件の」
セレーネ:「……『彼女』は無事UGNに保護されましたよ」
GM:「……ふーん。そうなんだ。あ、お茶もう一杯」アポなしで診療所に上がりこんであまつさえ茶を要求。
セレーネ:「……ええ。彼女も日常の中で幸せになっていくと想います」(お茶のお変わりを差し出しつつ)
GM:「取り戻してどうなるものでもないからいいんだけどね。問題は、書類上でどう扱うか、なんだよなー」茶啜りながら遠い目。
セレーネ:「……すみません。そういうことまで気が回らなくて。私のできることはこれで精一杯なんです」(深々と陳謝)
GM:「でさ、姐さん。結局『命』ってなんだろうな?」茶を飲み干してから、ぽつりと。
セレーネ:「…………かけがえの無い『宝』ですよ。」
GM: 研究員「『造られた』モノでも?」複製体のことを指しているのか。
セレーネ:「『生まれ方』が違うだけで、同じ『生命』ですよ」(微笑)
GM:「そっか。……やれやれ。因果な商売やってるな、オレ」ため息を一つ。
セレーネ:「因果かどうかはわかりませんけど……私は医者ですから。『生命』に関しては人一倍気を使うんですよ」
GM:「ま、オレももちっと真剣に考えてみるわ。『命』について」立ち上がり、軽く伸びをする。
セレーネ:「いい結果を期待しています。」
GM:「それじゃ、また。気が向いたら茶でもしばきにくるわ」手ぇひらひらさせながら退出。
セレーネ:「…………政義が死んだ後に……こんな事いえるようになったなんて…………椋君のおかげ……かな」
(軽く微笑みながら外を眺めてぽそりとw)
■エンディング「新しい日常」SP:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫 登場:不可■
GM: あれから数日後。隣のクラスに転入生がやってきた。無論、麻奈の事だ。
奈央は再び元のクラスに戻り、以前と同じように過ごしている。
瑞姫:ふみ。周りの反応はどうなんでしょ。奈央に双子の妹なんていたっけ? とか。
GM: 特に記憶の調整もしていないので、双子の妹は病院生活を送っていたらしい。という話になっている。
瑞姫:なるほど。「奈央ちゃんに双子の妹がいたんですかー」ほえほえ。
GM:「あんたまでとぼけたこと言わないでよ……」机に突っ伏し。奈央の表情にも、以前のような暗さはない。
瑞姫:「でもいいじゃないですかー。ハッピーエンドで」
GM:「まあ、ね。……この山のように増えた勉強範囲を除いては」付箋だらけの教科書をぱらぱらめくってから、再びくたり。
瑞姫:「一ヶ月お休みしてたから仕方ないですー。後で麻奈ちゃんに教えてもらうといいです」
GM:「もうすぐ中間テストだっていうのに、もうっ」ばたんと乱暴に教科書を閉じる。
「……いい。それくらいなら麻琴兄に教わる」密かにライバル意識。
瑞姫:「わたしも教えるんですよー。『漢詩』だけですけど」(何)
GM: こうして、日常は緩やかに過ぎていく。当たり前だけど、かけがえのない日常が。
瑞姫:「あ、そういえばおいしいたい焼きのお店が出来たんですよー」相変わらず日常が食べ物で占められたくいしんぼ娘であった……。
■エンディング「ただいま」SP:“片端の闇”久々湊 奈央 登場:不可■
GM:あの事件から数日が経った。しかし、まだ麻琴は家に帰ってきていない。思ったより怪我が酷いようだ。
奈央→麻奈:「麻琴兄も無茶するんだから…」ぶつくさ。
GM:「まあ、もうそろそろ退院してもいい頃じゃないかって言われてるらしいんだけどね」なだめつつ、水槽のグッピーにえさやり。
麻奈:夕食の準備等しつつ。両親はまだ仕事中。「まあ、気長に待ちますか…」
そういえば、数日で解った事だが。元は同じ自分であっても、嗜好は異なっているらしく。
昨日は餃子の調理でひと悶着あったりなんかして。まあ、平和と言えば平和だ。
GM:「あ、そうそう。グッピーの餌、やりすぎたでしょ。不恰好になったらあんたのせいだからねっ」びし。
麻奈:「一回くらい大丈夫大丈夫。奈央は心配過ぎ」どうやらこっちは大雑把らしい。
「…どちらも『本物』、ってことかな?」セレーネに言われた事を、思い出しながら。
GM:「そうかもね、うん」同じことを考えていたらしい。
麻奈:それでも。自分と同じ顔をした者を『奈央』と呼び、自分が『麻奈』と呼ばれる事には未だ慣れないが。
きっとそのうち、それも“日常”の中に埋没していくんだろう。
「というか、納得いかないことが一つあるわけですよ」 ばし、と机を叩き。
GM:「何よ、一体」ばし、と同じように机を叩く。
麻奈:「――なんで私の方が妹なのさー!」心底どうでもいい。ていうか、複製体なんだから仕方ないだろう。
GM:「あたしより後に生まれたんだから当たり前でしょっ!」びし、と力いっぱい突っ込み。
麻奈:ぬー、納得いかない顔。「何だかもの凄く負けた気分がする…!」
GM: 『ぴんぽーん』呼び鈴が鳴る。
麻奈:じー。私が行くのか。そうなのか。そんな視線を相手に向け。
GM:「何よその不満そうな顔。……じゃあ、二人で行こう。うんそうしよう」ずるずると麻奈を引きずって玄関先へ。
麻奈:おぶおぶおぶおぶ。引き摺られていきます。
GM:「はーい、どちらさまで……」ドアを開けたまま固まる。
麻奈:「キュマイラの馬鹿力はいけないと思…」と、固まった奈央に気づき。視線を上げた。
GM/真琴:「ただいま。お土産にケーキ買ってきたけど、いる?」
麻奈:「…って――麻琴兄ぃっ!?」
GM:いつものようにのほほんとした笑みを浮かべ、彼はそこに立っていた。
麻奈:「…あのね」思わずこめかみに手を当て。「退院するならちゃんと連絡してよ、全く…もう…」
GM:「そんな驚かなくても。しかも、奈央の方は固まってるし」あはは、と笑い。
麻奈:固まってる奈央を見て、ぽふぽふ、と頭叩き。
「て、いうか…よくわかるね、麻琴兄?」両親ですら、間違う事があるのに。
GM/真琴:「そりゃわかるさ。何年お兄ちゃんをやってると思ってるんだ」えっへん。
麻奈:「だから、お兄ちゃんは卒業…」とまで言って。くだらないやりとりをしている事に気づき、くすくすと笑う。
GM:「いや、まあそれはいいんだ。うん」フリーズ状態から立ち直り。
「とにかく……おかえり、麻琴兄」ぎこちなく笑いながら。
麻奈:先を越されたなぁ、と思いつつ。 「…おかえり、麻琴兄」 同じように。
GM:「うん……ただいま」二人に向かって、麻琴は満面の笑顔を浮かべた。
麻奈:奈央と顔を見合わせ。それから、同じように微笑みを向けた。“家族”へと。
Cast
GM:桜井蒼樹
PC1:“片端の闇”久々湊 麻奈(籠乃)
PC2:“嵐の皇女”妹瀬 瑞姫(福坂真央)
PC3:“重力井戸の深淵”セレーネ=月野(ラヴィル)
PC4:“賢明な魔徒”朱鷺坂 雫(Nオレンヂ)
Double+Dross The 2nd Edition |
「さらば、愛しき日々よ」 |
End