昨日と同じ今日
今日と同じ明日

世界は繰り返し時を刻み
変わらないように見えた

だが　人々の知らないところで

世界は大きく変貌していた……
　

虚に宿る心、それが例え作り物であったとしても。

その憶いが、ただ与えられたものでしか無かったとしても。

そこから溢れ出た想いは、自分自身だけのもの……そう、信じること。

Double+Ｃross　The 2nd Edition　Replay

迂路に宿る心　　―Twilight Requiem―

「それは、非難されるべきことですか？」

　

†Pre Play†

　ＧＭ：それではＰＣ１より自己紹介をどうぞ。

玲：（家の庭でバイクの整備中）

「ああ、なんだ。依頼持ってきたのか」

　　　「もう少しで終わるから中で待っててくれ」

「どこかに出かけるのかって？　この前オークションで買った剣が、税関でひっかかったんで、

手続きと受け取りに。３ｍの剣くらい大目に見ろっての」（何）

“傍若無人”逢杜玲。

売り子にメイド、荒事暗殺と万能の何でも屋兼イリーガルエージェント。

自分の背丈を凌駕する大剣を奮い立ちふさがる敵を文字通り粉々に叩き潰す少女――

ではなく残念ながら男。

基本的に手加減も容赦もしない性格だが妹と同居人、そして猫にはメチャクチャ甘い。

【ＨＰ】２４、【ＩＶ】１２、【基本侵蝕率】３５％。

［ＰＣ間ロイス：門脇 葵　感情：■純愛／□疎外感］

「ツンとしてちんまいとこがにゃんこみたいだ。でもそう言うと斧槍振り回して怒るんだよな……」

［シナリロイス：リオ　感情：■庇護／□不安］

「放っておくわけにもいかないが、何処となくモヤがかかったような不安は拭えない」

以上、よろしくお願いします。

　葵：「迷う事もある。辛い事もある。逃げる事もある。

だがそれでこそ人間だ。立ち直るように支えるのも、な」

“楽園を護る者”　山脇　葵。

他の街の元ＵＧＮ支部長こと現在イリーガルのちまい高校生。

苦労性の直情型気質によりどうでもいい厄介事も彼女の耳に止まる。

その為に今日も彼女は街に出向くのである。

ノイマン/ソラリス。基本侵食率３１%。

シナリオロイス：“Cinnabar”　■執着　□恐怖

「……別に怖くなんてないぞ。ほんとだぞ。」

ＰＣ間ロイス：“滅天使”風間 命　■有為　□劣等感

「優秀なんだが。まぁ。なんだ。同年齢で、な。背丈とか…」

以上で。よろしくお願いします。

　

　命：風間　命　１８歳　♀　キュマイラのピュア　ＵＧチルドレン／高校生

コードネーム“滅天使”　ＩＶ値１２　ＨＰ２９　初期侵食率３７％

戦闘が何とかできます。社会１と情報系は一切ありません。

ＵＧチルドレンで実験体の彼女にはＵＧＮ以外の世界は皆無と言っていいです。

戦闘時には紅い羽根を生やし手首の辺りから十字の剣を生やして戦います。

口調は優しいですが“悲しい”と言う感情の欠落した娘です。

戦闘の１Ｒ目は戦闘形態になって終わりです。のほほんチルドレンの一人です。

シナリオロイスは推奨どおりに　木内 穂　□誠　意／■不信感

ＰＣ間ロイスは　“三つの力”鍵岬　蒼さんに　□好　意／■隔　意　

「直情的な性格は好感が持てます（ニコニコ）あの……ゲームってそんなに面白いですか？」　

以上。宜しくお願いいたします。

　蒼：「ＵＧＮってお役所みたいなところかと思ってたけど、全然違ったねぇ」

「まあ、いいけど。今日は残業ありませんよーに！」

鍵咲　蒼　ＵＧＮエージェント　２３歳　女

ブラックドッグ／サラマンダー　ＨＰ１１　イニシアティブ１２

めんどくさがり屋のＵＧＮエージェント。態度にやる気がない。

そのわりに負けず嫌いで、ムキになりやすい。

趣味はゲームで、暇さえあれば携帯機でやっている。

ＰＣ間ロイス　逢杜 玲■信頼／□脅威

「すごいねー、いろいろ。まあ、頑張れ」

シナリオロイス　“Mickey Finn”□有為／■嫌悪

「人のこと言えた義理じゃないけど、遅刻はどうかと思う」

以上です、よろしくお願いします。

　

†　Opening Phase ０　　Scene Player ---　 Place --- Time ---　†

「どうしても、行くのか？　……多分、間に合わない。何もかもが」

「判っています。それでも、これは僕自身が解決したい」

非難するような、しかし、間違い無い気遣いの声をかけられながらも、目の前の影は、

宿した意志を覆そうとはしなかった。

「僕が今、ここにいる訳は、ただひとつの理由だけです。だけど……」

ひとつ、ため息がもれる。

「そんな、与えられた理由だけで……ただ、損なうだけでいたく無いんです」

だから。と続くはずの言葉は、背を向けた相手に届く事は無い。

去る影と、見送るそれ。佇む影の姿が、朧げに霞む距離で、彼は立ち止まり、呟く。

「だから……ごめんなさい。僕は、最初で最後に、あなたに背きます」

　

†　Opning Phase １ Scene Player 鍵咲 蒼　 Place 黒巣市支部 Time 夕刻　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　蒼：#1d10+33

kagi：1d10=(1)=1+33=34

　

ＧＭ：黒巣市支部、ホテル・エリュシオン内エージェント詰め所。

貴方はそこで、一人の他所からのエージェントの到着を待ち……

見事に待ちぼうけを食らっています。

　蒼：「…」無言でゲームソフトを交換。

「………」プレイ中

　ＧＭ：天城支部長代理から任務の呼び出しを受け、待機を命ぜられたのは今日の午前中のこと。

　蒼：「……………」

また交換しようとして、手が止まる

　ＧＭ：「今回の任務は、卯月氏から来るエージェントの一人と共同任務にてあるＦＨエージェントの

捕獲をお願いしたいのです。詳しい資料は残念ながらその方からお聞きするとして……」

と、手渡された資料はあまりに薄いもの。

　蒼：「………そういえば、遅いな…。なんてったっけ、あっちから来るエージェント」

資料を取り出しパラパラ。

　ＧＭ：資料にあるのは“Mickey Finn”と名打たれたＦＨエージェントとその傾向特徴のみ。

　　　　卯月氏から来るエージェントは、年配の男性らしい。としか知らされてない。

なんとも曖昧な任務依頼。

　蒼：「わっかんないなー、こんな薄い報告書、職務怠慢て奴じゃないのかなー」

　ＧＭ：天城支部長代理も、今回の協力要請の内容の流出量の少なさに、いささか

苛立っているような印象を受けた。

とにかく、詳しい事はその派遣エージェントより聞いてくれとのことですが……

そもそもその人物が現れないと言うのが現状。

　蒼：「連絡方法すら書いてないなー。

これはひょっとして、来なかったら帰っていいというサイン！　

…な訳無いよね。しゃーない。面倒だけと、ちょっと動こうかな。

支部長ー！　こっち動いちゃうからー！　

イリーガルに協力頼んだら、領収書切って持ってくるんだっけー？」

　ＧＭ：「ええ、そうしてください。必要あれば連絡と言うことで」

机の書類から顔を上げずに返事をし。

　蒼：「それでは“Trigon”、いってきまーす」

　ＧＭ：「宜しくお願いします」

それだけは、何時ものように微笑を以って貴方を見送った。

　

†　Opening Phase ２ Scene Player 逢杜 玲　 Place 市外付近公園 Time 夕刻　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　玲：#1d10+35

Rei：1d10=(2)=2+35=37

　

　ＧＭ：夕刻、すっかり秋の気配に染まった黒巣市の様相。

貴方は仕事依頼のために駅前にある喫茶店に脚を運ぼうと、ある公園の前を

通りがかるのですが。

日も落ちて、すっかり人気のいなくなった公園に、場違いな様子で一人でベンチに座る

少女の姿を認めます。

　玲：「あー、すっかり遅くなったなぁ」

ふと公園の前で立ち止まる。どんな様子なのでしょ。

　ＧＭ：年齢は小学校に上がるか上がらないかのくらいの子。

　玲：ふむふむ。

　ＧＭ：手に人形を抱えて、それをじっと見つめたまま、身じろぎもしない。

　玲：流石に幼児ほっといて去るなんてことができるほど薄情じゃないんでそっちに行ってみる。

　ＧＭ：では、貴方がその子に近づく直前に。

　玲：ふみ？

　ＧＭ：いきなり、彼女は立ち上がり、手にしたその人形を足元に叩き付けて泣き出した。

　玲：ちょ、反応に困る（何）。

「どうしたんだ一体、急に泣いたりして」

かがんで顔を向ける。

　ＧＭ：「……ちがうもん……！」

しゃくりあげながら小さく呟く。

「あたしのほしいのは……こんなものじゃないんだもん……！」

　玲：「ふぇ？」

あー家庭内問題に足突っ込みかけてるのかオレは、と困る（何）。

　ＧＭ：足元に転がった人形を睨みつけるように俯いて。

それでも、取り返しの付かないことをしてしまったかのような反省の色もその目には見える。

　玲：「もう暗くなるから、おうちの人たちも心配してるし、帰ろ？」

なんとかなだめすかそうと四苦八苦。

　ＧＭ：「………」

ふと、ようやく自分を慰めるようにしゃがむ貴方に気づいたように顔を上げて。

　ＧＭ：「………おうちのひと……」ぽつ、と呟き。

　玲：にこーと笑いながら手品（精密作業）でなんか出そうとするぞ。

　ＧＭ：何を出しますか？（笑）

　玲：モヤっとキティ（何）。

　ＧＭ：じゃ、それを見て一瞬戸惑った後、微かに笑顔を見せる。

「おにちゃん……ありがと」

小さく礼を言って、しゃがみこみ、叩き付けた人形を再度拾い上げて。

　玲：「これ、やるから帰ろ？」初対面で男って分かるのか、すごいなと思う。

　ＧＭ：「うん……おにいちゃん、おなまえは？

あたしは、リオ。……ありがとう、いきなりごめんね？」

　玲：「俺は玲。まぁ気にするな」鼻の下を指でこする。

　ＧＭ：れい。と、口中で何かを呟いた直後、ふと気づいたように公園の出口に視線。

「……ぁ」

そのまま其方に向かって駆け出していく。

　玲：そちらに目を見やる。

　ＧＭ：玲の視線とリオの向かう先には、一人の人物がいますね。

　玲：さえろ俺の知覚能力（何）。

　ＧＭ：暗がりで少々容姿は解り難いものの、恐らく１０台半ばから後半の少年かと。

　玲：しっかり姿確認するには目標値いくらくらい？

　ＧＭ：そうですな……一応知覚で振ってみましょうか。まぁ、さほど高くはなくて可。

　玲：#5r10+1

Rei：5r10=(10,2,10,4,3)=Critical!!

Rei：2r10=(5,3)=5+10=15+1=16

　ＧＭ：じ、十分です（汗笑）。

ちょっと冷たい印象を残す少年ですね。年の頃は１７，８と言ったところ。

　玲：ふむふむ。家族かな？

　ＧＭ：その人物もまた、貴方がたの様子を見ていたようですが、リオが側に来ると一緒に並んで

道の先に消えていきます。

その様子は、彼女を邪険にするものではないようには思えましたが。

　玲：了解。

「ま、何事もなくてよかったよかった――って、急がなきゃ！」

剣のトランクを握りなおして当初の目的地まで急ぐ。

†　Opening Phase ３ Scene Player 門脇 葵　 Place 市内喫茶店 Time 夕刻　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　葵：#1d10+31

Aoi：1d10=(3)=3+31=34

　ＧＭ：では、生徒会の仕事を終えて遅くなり、本日帰路。執行委員の一人に

とっ捕まり、喫茶店でのひと時。

その執行委員は口は達者だが余り仕事をこなさないタイプの人物。

その割りに葵さんには妙になれなれしく接してくる人物で。

　葵：むすっとした顔つき（常備）で珈琲に砂糖を２個投擲。

　ＧＭ：まー、いっちょ文句のひとつでも言ってやろうかと、誘いにしぶしぶと付き合っ

てるところですが。

　　　 「でさ、門脇さん、最近面白い噂があるんだけど、聞きたい、聞きたい？」

聞かなくても話す気満々だぞー。という様子で。

　葵：「だいたいな。前から言っていたように君は仕事をしなさすぎ……はぁ。

言ってみろ」

幾分諦めたように。

ＧＭ／執行委員：「秋口に怪談ってのもまた乙だと思うだろ？　

いやさ、最近“血を吸う人形”ってのがこの街に出没してるって話

なんだけど」

　葵：「君は馬鹿か。血を吸う人形？そんなものありえないだろう」

即答（何）。

　ＧＭ：「それが、見目は結構いいものらしくって。ただ、手にした連中が悉くえっらい目に

遭ってるってので、オカルトマニアにはみょーに人気らしいのな。

ありえなくたって現に話になってるんだから仕方ないっしょ？」

ずずー、とアイスコーヒー飲みつつ。

　葵：あーもー。こいつはー。眉潜めながらスプーンでかき混ぜる。

　ＧＭ：「門脇さん、その手の話どうよ、苦手？」

にんまり。

　葵：「そ、そんな訳ないだろう」

苦手といわれて幾分のけぞりながら。

　ＧＭ：弱みはっけーん、と言いたげな視線でその様子を眺め。

「ほら、噂の出所だったらちと見てみたいと思わない――」

と、瞬後、その表情が固まった。

　葵：「といってもな…」む、と。

　ＧＭ：同時に、葵には慣れた気配。《ワーディング》、そして――

　葵：「────」

　ＧＭ：『噂により――御呼ばれいたしましたよ？』慇懃に礼をする“人形”の姿。

　葵：「で、出た」

　ＧＭ：マリオネットの姿をしたそれは、作り物の姿で葵を見て笑い。

『……おや、貴方様はこの中で動けると。――“お仲間”ということですか』

傍らの友人は、その姿に恐怖したように硬直したまま、人形を凝視して。

　葵：「何で、噂だけでなく何で出るんだ。君は馬鹿か！」

指を突きつけて吼える。錯乱中（何）

　ＧＭ：『呼ばれたからですよ。影が差す。という言葉をご存知ありませんか？』

からかう様に嘯き、とん、と跳躍。

　葵：「知った事か」

　ＧＭ：そのまま目の前の級友の肩に乗る。

　葵：“血は嫌いだ。傷が疼く”

「────離れろ」

　ＧＭ：『貴方様は我らの“お友達”。でも、この方は違うようですね？』

ガラスの目で眼科の少年を眺め。

　　　 『ならば……我のお仲間にして差し上げます』

言い様、その手が級友の首筋に突き立った。

　葵：自分の得物はこのような場合には適していない。眼前の人形を……

　　　テーブルを乗り越えて人形を掴みあげる。

　ＧＭ：硬直した級友は、声もなく痙攣してその場にくずおれ、瞬後、人形は別の客の肩に飛び乗り、

同様に突き刺していく。

　葵：ＵＧＮに緊急の短縮ダイヤルを。通話中のままにして人形を追いかける。

　ＧＭ：『―――と』数人、同様に斃した所で葵の手に捕まり。

　葵：「喋ってもらうぞ。お仲間だと、ふざけるなっ。何が目的だ、言え！」

　ＧＭ：『貴方様のお相手は私ではありません。……ほら、“お友達”が立ち上がりましたよ？』

後ろを指して。

　葵：通話中のままで。

　ＧＭ：先ほど倒れた級友が、再度立ち上がる気配がする。

『“Cinnabar”の名の下に――演目をお楽しみください』

にぃ。と笑う。

　葵：「…………くっ」

何も知らないＵＧＮがここに来たら。ジャームとして処理するかもしれない。

級友たちを昏倒させる事を優先だ。

　ＧＭ：葵を見た級友の目には、既に先ほどまでの光はない。

堕ちた、眼。

　葵：「覚えておく。いや貴様こそ覚えておけ！」

　ＧＭ：するり、と葵の手から人形は抜け出し。一礼し。喫茶店の外へと姿を消していく。

　葵：「私は“楽園を護る者”だ！」

その名を冠した得物を組み立て一閃。鎮圧に向かう。

　ＧＭ：叫んだ葵を取り囲むように、かつての級友と数人の客は、その距離を狭めてきた。

　

†　Opening Phase ４ Scene Player 風間 命　 Place 市内路地裏 Time 夕刻　†

ＧＭ：登場どうぞ。

　命：#1d10+37

Mikoto：1d10=(9)=9+37=46

　

　ＧＭ：命もやはり学校帰りです。今日は特にＵＧＮとしての任務もなく、駅前で

何となく時間を潰し、少々遅くなった帰り道。

　命：「はぁ、遅くなってしまいましたね。友達づきあいと言うのは難しいものですね…」

　　　少し急ぎ気味に帰ろうとしていたり

　ＧＭ：では、帰り道。

そろそろ人緒通りも少なくなる道の路地裏から《ワーディング》の気配。

それと、同じ場所から言い合う声も、また。

　命：「おや？《ワーディング》？　…ん〜行ってみた方が良いのかしら？」

小首傾げながらワーディングの気配の方へ

　ＧＭ：すると、そこには二体の人影。

　命：戦闘中ですか？

　ＧＭ：一人は命に背を向けたまま立ち、もう一人は奥で膝を付いた状態で。

臨戦態勢っぽいですが、今は刃を交えている状態ではないですね。

片方が片方にしたたか傷を負わせ、休止中、と言った具合。

で、こんなやり取りが命の耳に届く。

「貴方も理由は知っている……いや、解るはずでしょう？」

「だからって……そんなことを許せるとは思えない！」

「さて、望んだのは“彼”であり、“君”。――貴方だって解るでしょう？　

そんなことは」

　命：「あの〜、お取り込み中すいませんけど、どちらかＵＧＮの方ですか？」

のんびりと聞いてみる

　ＧＭ：さらに何か言いかけ、命に背中を向けていた人物は、呼びかけられて意識を

其方に向ける。

「――誰だ？」

　命：「“滅天使”と申します。で、そちらはどちら様ですか？」

ニッコリと微笑みながら問いかける

　ＧＭ：その様子に、奥の人物も一瞬目を見張り――

「―――っ！」

いきなり手を打ち振るった、それは伸びて真ん中の人物を突き刺す瞬間、

その人物はその場から“掻き消えた”。

「邪魔が入りました。またお会いしましょう“Emptiness heart”」

そんな声を残しつつ。

　命：「あらあら、忙しない人ですねぇ……」

消えた人物のいたところをみつつ

　ＧＭ：ふぅ、と、奥の人物も息をつき。立ち上がり、礼を取ってくる。

　命：「それで、貴方はどちらさまです？……“Emptiness heart”？」

ＧＭ：「間に入っていただき助かりました。……はい。そうです。

“Emptiness heart”木内穂と申します。……貴方は、黒巣支部の方ですか？」

どこと無く距離を置いたように問いかけ。

　命：「間に入ったというのでしょうかね？

（首を傾げながら、問いかけに気付き）ええ、黒巣市部のチルドレンです。

貴方は何処の方ですか？　黒巣市部に何かごようでも？」

こちらは微笑を浮かべたままで

　ＧＭ：「そうですか、支部の……」一瞬目を逸らし。

　命：「（微笑を浮かべたまま答えを待っている）」

　ＧＭ：「僕は、卯月市支部より来ましたＵＧエージェントです。先ほどの……」

一瞬言葉を切り。

　ＧＭ：「“Mickey Finn”捕獲任務を受け、この街へとやってきたところです」

ふと、今気づいたと言う風に、落ちた眼鏡を取り上げ、掛けなおし。

　命：「そうでしたか、ご苦労様です」

深く頭を下げ。

　ＧＭ：「―――」

こちらこそ。と口中で呟くように頭を下げる。ここで、命に少々違和感が。

　命：なんでしょう？

　ＧＭ：この木内穂、という人物、ＵＧエージェントと名乗ってますが、その容貌は

あまりに若い。せいぜい命と同年。１７，８歳といったところ。

まぁ、若いなりにＵＧエージェントとして身を立てている者はいますが、彼の

雰囲気はむしろ、エージェントと言うよりもチルドレンのそれですね。

　命：それはふぅんとだけ思っておきましょう

ＧＭ：「それじゃ、僕、まだ任務の途中ですので……」

言って、命に再度頭を下げ、表通りに出て行きます。

　命：「お一人で大丈夫ですか？」と後姿に声をかける

　ＧＭ：「………はい。ご心配には及びません」

にこりと微かに笑みを見せ、彼は人ごみに姿を消した。

　命：「そうですか」

微笑みながら答え、心の中で、失敗した場合はこちらに話が来るのかなぁなどと

思っている

　ＧＭ：と、その姿を見失ったところで、命の携帯にメールが。

　命：「はいはい、なんでしょう？」

メールに一々答えながら確認

ＧＭ：メール内容は、恐らくこの街のＵＧＮ関係者全てに送られたと思われるもの。

あるＦＨエージェントの捕獲任務依頼ですね。

『ＣＮ未確認。姿を確認次第、速やかに身柄拘束のこと』

その様に書かれた文章と添付された写真。

遠くから撮影したと思われる、少々ピンのぼけた写真には、たった今別れた

ばかりの少年と思しき姿が映ってます。

　命：「あら？え〜と〜……それじゃぁ仲間割れだったのかしら？」

写真を見て少し考え

「ま、取り敢えず任務了解♪」

と楽しそうに少年の消えた方へと向かう。支部に発見のメールを送りつつ

　

†　Middle Phase １ Scene Player 門脇 葵　 Place 喫茶店 Time 夕刻　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　玲：#1d10+37

Rei：1d10=(9)=9+37=46

ヒャッハー！（何）　

葵：#1d10+34

Aoi：1d10=(3)=3+34=37

　

　ＧＭ：喫茶店内。先ほどの続きです。

　　　　ジャームと化したかつての友人と、数人の客に囲まれた状態で。

　葵：「こんな時にメールか…誰だこんな馬鹿は！」

誰に言うでもない愚痴。とんっ、と鎚鉾を立てる。

　玲：「悪い、遅れた！」（からんからん）

「…………何やってんだ」（ぽりぽり）

　ＧＭ：理性の外れた叫びを上げて、ジャームの一人が葵に襲いかかろうというそんな

光景が玲さんの眼前に。

　葵：「見てわかれ。君は馬鹿か」

　ＧＭ：（まぁ、演出でざくっとなぎ倒していただければ）

　玲：「年上に馬鹿って言うか!?」

そのへんの灰皿でゴスっとジャームを殴る。

　葵：「という訳で薙ぎ倒せ。殺したら八代祟る」

　ＧＭ：がぁっ！　と人外の叫びを発してもんどりうつジャーム。

　玲：「猫かよ」マウントボジションでボコボコに殴る。

　葵：「猫って言うなー」

きしゃー。突っ立っているだけ。

　ＧＭ：５，６人いる元人間は、いきなりの闖入者に薙がれて死屍累々状態に。

ようやく静まった状態で……二人、知覚判定を。高い方にイベント。

　玲：#5r10+1

Rei：5r10=(3,5,2,7,9)=9+1=10

　葵：#2r10+0

Aoi：2r10=(10,7)=Critical!!

Aoi：1r10=(1)=1+10=11+0=11

葵：なんでクリティカル（何）。

ＧＭ：んでは葵さんが気づく。

騒動の治まった店内を遠くから見ていた人物がいますね。

面白くなさそうな舌打ちの気配を残して、直ぐにその姿は見えなくなりますが。

容姿的には、高校生くらいの少年。

　葵：「────つけられてたか？　君は」

名前も浮かばない乱入者に問う。

　玲：「だったとしたら気づいてるけどな。この騒動を起こしたやつじゃないのか、

そいつは」

　葵：パキパキと得物を分解して仕舞う。

「“Cinnabar”と名乗っていたがな。用事があったのだろうが。このザマでね」

周りを見渡して。来ていたメール確認。

　ＧＭ：では、その内容は、命に届いていたものと同じ。

　玲：「なんだなんだ？」

メールを覗き見。

　葵：ではさっき見た少年と同じ感じですな。

　ＧＭ：画像もありますが……それに映っている人物は、先ほど葵さんが知覚した人物と

酷似してますね。

　葵：「む。首謀者の顔写真だな」

ＧＭ：それと、玲さんにも見覚えがあります。　

玲：「ん？　確かさっき公園で見た……」

　葵：ほれ、と玲に掲げるようにして見せる。

　玲：「間違いない、さっき公園で見かけた顔だ」

　ＧＭ：です。玲さんはさっき公園で見た人物と同じだろうな。と思える。

　葵：「血を吸う人形の噂話をしていたら突如人形が現れてな。それでこの様子だ。

事件を解決したい。手伝ってくれ。名前忘れたが何でも屋」

　玲：じゃあ、あの子供もＦＨの関係者なのか……と思いつつも。

「ＯＫ、この際ＵＧＮの依頼で手を打とう……あと、名前は逢杜玲」

　葵：「しょうがない。天城の代理には私からも話を通しておく。

私は門脇葵だ。よろしくな、逢杜」

　ＧＭ：それでは、葵の携帯連絡を受けて、ようやくＵＧＮの処理班車の音が

聞こえてきます。

ばたん、と数人の処理班の姿。手際よく喫茶店の封鎖を開始。

†　Middle Phase ２ Scene Player 鍵咲 蒼　 Place 市街 Time 夕刻　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　蒼：#1d10+34

kagi：1d10=(5)=5+34=39

　ＧＭ：それでは、天城支部長に言い置いて外に出てしばらくすると、貴女を追うような形で支部の

処理班車がやってきます。

　蒼：「おー、お勤めご苦労さーん。最近暑かったり涼しかったりで、安定しないねー」

　ＧＭ：２台ほど貴方を追い抜き、道の先に行過ぎて行きますが、一台が車を止め、

ウィンドウを開けて中の人が声をかけてくる。

　ＧＭ：「あ、鍵咲さん、丁度良かった。お暇なら現場検証付き合ってくださいよ」

ぱ、と助手席の扉を開けて言ってくる。

　蒼：「開口一番人を暇呼ばわりするとは!?　何かあったの？」

　ＧＭ：「いやね、街中の喫茶店でジャーム騒ぎだとかで。

ちょっとエージェントクラスで手すきの方がいなくてねー」

困ったもんだーと若い処理班のおにーちゃんが笑いつつ。

　　　 「さっきまで支部詰め所でゲームしてたっしょ、鍵咲さん。だから暇なのかなーって。

ダメっすかね？」

　蒼：「ふ〜ん…一応任務中だけど、事件がいくつも起こるより、関係してる可能性の方が高いか…

そうでなくても放って置くのもあれだろうし…」

考え、乗り込み。

「オッケ、クーラーガンガン効かせてね」

　ＧＭ：「あれ、任務中だったんすか？　……と、すんませんねー」

乗り込んできた蒼にへこと頭を下げ。

　蒼：現場に着くまで渡された資料を読んでおこう。

　ＧＭ：「んじゃ、ちゃっちゃと終わらせますさー」

言い様アクセルを踏み込む。

　蒼：ということで、資料に書かれていた特徴・傾向を教えてください。

　ＧＭ：現場に着くまでには２回ほど読み返し出来ますね。表紙合わせて２枚ほどしか

資料に記述はありませんし、空白だらけ。

では、今のとこ得られる情報は以下。

推定ソラリス絡みのオーヴァード。

『人形』を使い、無差別に一般人をジャーム化させている。

ここ最近、黒巣市で活動を始めた様子。

以前、卯月市で活動していたが、ここのところ黒巣市に流れてきたらしい。

ＧＭ：その際にどうも、卯月市支部に関わる辺りで活動していたらしいのですが、その詳細は

書かれていません。

　　　　で、その詳細を持って“Mickey Finn”を追跡・捕獲するために卯月市よりエージェントが

派遣されたはずなのだが、いまだ支部に到着していない

　蒼：「なんだかなー、駄目駄目だね、卯月市は。逃がして、報告ぼかして、その上遅刻なんて。

ねえ、運ちゃん」

　ＧＭ：「ふーん、困ったもんすねー。……と、着きました」き、とブレーキ。

と、まぁ、Midlle１の現場に着くわけですが。

　蒼：「あー、暑いのやだ。どれどれ…」

　ＧＭ／兄ちゃん：「何か最近この支部圏内で似たよーな事件多発してるらしくって。

困ってるんすよ、うちら下っ端も」

　蒼：「こりゃ酷いね。相当暴れたみたいじゃない」

ＧＭ：「報告では、“楽園の護り手”から、５，６人のジャーム発生ってことらしく。

あと１０人近くはお亡くなりになったとか？　で」

蒼の背後から道具を取り上げつつ、そんなことを言う処理班の兄ちゃん。

　蒼：「この様子じゃ、かなり危険で凶暴な奴だったんだねぇ」

玲：#1d10+46

Rei：1d10=(5)=5+46=51

ＧＭ：「みたいっすね……あ、“当事者”のひとりっぽいすね、んじゃ鍵咲さん、

現場監督宜しく」

しゅた。と手を挙げロープの中に入るにーちゃん。

　葵：#1d10+37

Aoi：1d10=(9)=9+37=46

　蒼：「おや、玲君じゃん。おひさ」

　玲：「こないだはどーも」（しゅた）

葵：「人脈関係広いな。お前」

玲の後ろからひょこっと。

　蒼：「いい所に。見なよ、相当凶悪なジャームが暴れた後みたいだよ」

　葵：「現場に居合わせたからわかってる」ぶすっとした顔つきで見上げる。

　命：#1d10+46

Mikoto：1d10=(5)=5+46=51

　ＧＭ：喫茶店の中からは、玲が昏倒させたジャームと、人形にやられてそのまま

お亡くなりになってしまった客とが担架で運ばれていきますね。

　命：何処からか走ってやってきて、集団をみてブレーキ

　蒼：「そ。とりあえず、報告書出すから、何があったか説明お願い」

　葵：「こっちだ。風間」

　命：「あら？ＵＧＮの方がお集まりですか……ではこちらではなかったのかしら？」

主に女性二人に目を向けて言ってみる

　葵：「ああ。簡単に言うと。”血を吸う人形”という噂話をしていた所、人形が現れて、一般人を攻撃、

ジャーム化させた」

　命：「人形ですか？」

目をしばたかせた後

「それもシンドロームですか？」

　蒼：「人形ねぇ、関係ありか。やっぱいろんな所にマメに顔出しとくもんだねぇ」

　葵：「実行した人形は”Cinnabar”と名乗った。まぁ。現場から立ち去る人間は発見したが逃げられた。

人相はその逢杜も知った顔だ」

　命：「あぁ、いけない、それよりもこの人見かけてませんか？」

とメールの写真を見せる。

「追いかけてきたんですが見失いまして」

困ったように。

　玲：「さっき見た」

　葵：「ああ。その顔だ」

メールの写真を背伸びして見て。

　命：「本当ですか？どっちに行きました？」

　葵：「あちらだな」

見て去った方向を指す。

　蒼：「ほほう、命ちゃんの知り合いかな？」

　命：「ありがとうございます、門脇さん」

と走ろうとして、

「え？いえ知り合いというほどでもないのですが…えぇ、そうですね顔見知りにはなったばかりですが、知り合いなのでしょうね」

　葵：「《ワーディング》も感知したからオーヴァードだな。言うまでも無いが」

　　　疲れたように買って来た缶コーヒーを一口。

　命：「まちがいないでしょうね、先ほどワーディングの中で闘っていましたし」

　玲：「ああそうだ」

と皆に。

「小さい女の子を連れてたんで、そっちの子もＦＨの関係者だと思う」

命：「はい？」

　玲：「もっともその子は俺が此処に来る前に公園で２，３話したけなんだが。

一人ぼっちで

『……ちがうもん……！　あたしのほしいのは……

こんなものじゃないんだもん……！』

とか言ってたのが気がかりだったりする」

　命：「女の子ですか…あぁ、こちらもその写真の人――“Emptiness heart”と言うらしいんですけど、

ＦＨの人間らしい人と戦闘中に遭遇したんですよね」

　玲：「そっちの男は知らないなぁ」

蒼：「ん。それじゃおねーさんから皆に提案。

現在私は“Mickey finn”なるＦＨエージェントを追っています。

その人形の糸持ってる奴がその可能性が高そう。というわけで、とりあえずその相手を

“Mickey finn”と仮定して捜索の協力要請します。

これはＵＧＮからの正式依頼って事で。どうかな？」

　葵：「らしい、な。要請を受けるよ。他人事でもない」

　玲：「分かった。こっちも別の依頼があったのに殺されちまったからな」

　命：「私に断る理由はありません（ニッコリ）」

　蒼：「ありがと。じゃ、契約って事で」

　葵：「少し席を外す。後は任せた」級友の縁者に連絡を取りに消える

　玲：「さてと、足取りを追わなきゃな」

　命：「それで、まずはどこからあたります？

“Emptiness heart”の追跡はどうしましょう？」

　玲：「それも調べよう。後は“Cinnabar”も。

この街にいる限り、俺の情報網からは逃げられない」

いつの間にか後ろにずらりと並んだ猫・猫・猫。

　命：「一度黒巣市部に戻ります？」ボケーっと猫をみながら問うてみる

　玲：「戻るか。ついでに猫にも相談しておこう」

　命：「え？猫にですか？？？」

顔に？一杯

　玲：「皆が思ってるよりも猫は頭いいんだ」

うなーと同意する猫。

「情報ソースは多くて困ることはない」

　命：そう言えば動物と話せる人もいたのかと納得する。

　ＧＭ：それでは、現場検証を終えてさっきのにーちゃんが近寄ってくる。

「鍵咲さーん、終わりましたっと。撤収しますがどーします？」

何か人数ふえてるなーと好奇の視線で。

　玲：猫の群れにカルカン渡して手振ってる女の子が（何）。

　蒼：「みんな歩き？　乗れるスペースあるかな？」

後半運ちゃんに

　ＧＭ：「大丈夫だと思いますよ。一部死体と一緒になりますがー……って女の子ばっかでそれは悪いかな」

見回しつつ。

　蒼：「私はそっちでもいーよ。ほら、乗った乗った、子供達」

　ＧＭ：「てきとーに乗り別れてください。んじゃ俺、けーさつに連絡ありますんで」

ほい。と蒼に車のキーを投げて。

　　　　携帯片手に現場へと戻るにーちゃん。どうやら留守番役を押し付けられたらしい。籤か何かで。

　命：「乗せて頂けるんですか？有難うございます。そんなこと全然構いませんよ

（ニコニコ）」

　玲：「屋根借りるぞー」ずしりとトランクを積む。

　蒼：「運転しろと！？　ペーパーだよ、私…まあ、いっか。それじゃ、『スリ●ドライブ』レッツゴー！」

（マテ）

玲：降ろしてくれー！（何）

命：死体と一緒に人は死体にまみれてそうだ（笑）。

ＧＭ：事故らないかどうか振ってみぃ、目標値１０くらいで（何）。

蒼：《リザレクト》準備用意（マテ）。

#3r10

kagi：3r10=(6,8,3)=8

ＧＭ：…………。

『がしゃん』

派手な音と共に電柱にぶつかる衝撃。

　命：「キャン！」

死体の中へ顔からつっこむ。

　玲：「くそっ、ＦＨの仕業か！」（何）

†　Middle Phase３　Scene Player 風間 命　 Place 黒巣市支部 Time 夜半　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　命：#1d10+51

Mikoto：1d10=(9)=9+51=60

　玲：#1d10+51

Rei：1d10=(2)=2+51=53

　葵：#1d10+46

Aoi：1d10=(3)=3+46=49

蒼：#1d10+39

kagi：1d10=(2)=2+39=41

　命：汚れた制服を着替えて戻ってきた（何

　ＧＭ：では、支部長代理に１部屋割り当てられてそこへ向かう集団の向こうから

資料を抱えた六会の姿。

　蒼：「六会さーん。チルドレンの出動要請書とイリーガルへの協力要望書どこだっけ？

あと、事故申請書も」（マテ）

ＧＭ：「……あれ、鍵咲さん。まだ卯月市の方はお見えでないのですか？」

はて？　と首をかしげ。

「要請書ですか……って何やったんですか」

はぁ。とため息をつきつつ数枚の書類を抱えた中から取り出して。

　玲：「ＦＨが俺らを謀殺しようとした」

事故った原因がＦＨのせいに（何）。

　ＧＭ：「それは災難でしたね」

玲さんに応えつつ。

　命：「六会さんはいつ見ても苦労されてますね（ニコニコ）」

　ＧＭ：「……お気使いどうも」

トオイメ。

　蒼：「事後承諾ですが、イリーガル逢杜玲、門脇葵及びチルドレン風間命に任務協力を要請します。

　　　というわけで、あとよろしくね。事後承諾の場合、申請処理面倒だから」

　ＧＭ：「あー、形式なんできちんと記述はしてくださいねもう。後が面倒なのは処理する方なんですから」

鍵咲にいささか非難の眼で。

　葵：「私が言うのもなんだが。大変だな。六会さん」

幾分、眉を顰めつつ登場。すっかり温くなった缶コーヒーを飲みつつ。

　ＧＭ：「いえいえ、慣れてますから……まだいらしてないのですね。おかしいな……」

眉をひそめて。

　葵：「“また”かな。まぁいいか」

　玲：「資料室借りるんで」と移動。

　ＧＭ：はいどうぞ。と頷きつつ。

　蒼：「では、レッツゴー！」（聞け）

　葵：「六会さん。私がやっておこう。鍵咲に任せたら終わらない」

書類を奪いつつ（何）とっとこ資料室に移動。

　ＧＭ：「ああ、すみません。では」と、諦めて葵に渡しつつ頷き。

　命：「鍵咲さん、待ち合わせは良いんですか？」

　蒼：「ああ、そうか。卯月市には文句言っておかないとね。そういえば、卯月支部への連絡先って

どうだっけ？」

　ＧＭ／輔：「連絡先ですか？」

　蒼：「そもそも、こっちに来るエージェントの顔も名前もはっきりしないってどうなのよ。

ちゃんと仕事してるの？」（オイ）

　ＧＭ：「いえ……そもそもあの卯月市は隠蔽癖が激しくて……私もアクセスは良く知らないのですよね。

でも、此方に来られると言うエージェントの方は。かなりしっかりした方のようでしたがね」

おかしいなぁ。と呟きつつ。

「では、私も他の用事がありますので」

ぺこりと頭を下げ、室内へ戻っていく。

　蒼：「どこの不思議の国よ………って、待った。顔見たの？　あたしそれすら知らないんだけど」

　ＧＭ：と、と足を止め。

「ああいえ、お電話で声だけ。かなり年配の方で、対応もしっかりされてましたよ？」

それでは。と、再度頭を下げて今度こそ退場。

　ＧＭ：では資料室。

　玲：“Emptiness heart”“Cinnabar”“Miceky Ffinn”の３人の他に調べることあります？

　命：卯月市の事件について調べられればですかね

　玲：一番難易度高いやつはこっちで引き受けるよ。

　ＧＭ：キーワードは以上でいいですかな？

　命：【社会】は１です。（挙手）

　葵：”血を吸う人形”も一応。

　玲：らじゃー。

　蒼：こちらに来るはずだったエージェントを調べるつもりです。

　ＧＭ：キーワード了解。では、“Emptiness heart”“Cinnabar”“Mickey finn”、卯月市“血を吸う人形”

と全て〈情報：ＵＧＮ〉判定。

難易度は……Mickeyが少々高め。後は同じくらいですね。

　玲：んじゃMickeyはこっちでやろう。

　命：おぉ、ＵＧＮだと３個振れる（笑）

　葵：《天性のひらめき》、“血を吸う人形”について。　　

　　#5r8+1

Aoi：5r10=(4,4,7,5,2)=7+1=8

　葵：８で。侵蝕率５３．

　蒼：３個なら私と変わらないですね。

　ＧＭ：判定出揃ったら情報流します。

命：では“卯月市”で。ＵＧＮコネ込み。

#3r10+1

Mikoto：3r10=(7,5,1)=7+1=8

８です。

玲：《情報の泉》《天性のひらめき》でコンボ“ねこねこ探偵局”でMickeyを。

#14r8

Rei：14r10=(7,8,8,5,6,7,10,9,7,7,5,5,5,7)=Critical!!

Rei：4r10=(3,3,2,1)=3+10=13

１３＿|￣|○

ついでにEmptyとCinnbarも素で振っておくか。

#10r10

Rei：10r10=(1,3,2,7,2,9,5,7,7,2)=9

#10r10

Rei：10r10=(9,2,8,10,2,6,2,7,8,2)=Critical!!

Rei：1r10=(4)=4+10=14

９と１４

ＧＭ：素の方が高い（笑）。

　玲：エフェクトの意味ＮＥＥＥＥＥＥ！（笑）

　命：流石は玲さん(゜゜)(。。)

　ＧＭ：えーと、人形＝８、卯月市＝８、みっきー＝１３、えんぷてぃー＝９、しなばー＝１４、かな？

以上でよいですかの？

　命：鍵岬さんエージェントはよろしいので？

　蒼：上がらなかったから卯月市に含まれてるのかと思ったのですが。

　ＧＭ：エージェントはみっきーからかな。

　命：御意

　ＧＭ：ので、“Mickey”はもう一押し欲しいかも。

　葵：んではチャレンジしましょう。

　葵：《天性のひらめき》、侵蝕値：５７。

　　　#5r8+1

Aoi：5r10=(1,3,6,10,10)=Critical!!

Aoi：2r10=(1,10)=Critical!!

Aoi：1r10=(6)=6+20=26+1=27

　玲：おー。さすが支部長経験者。

　命：すご

　葵：２７。

　ＧＭ：十分（笑）では随時。

“血を吸う人形”

最近黒巣市で発生した怪談のひとつ。

見た目にも美しい人形が人を襲い、その血を啜るのだと言う、要約すると陳腐な怪談。

但し、ＯＶ絡みの面から見ると、その“人形”を使ったれっきとした事件。

被害者は無差別と見えるがその実、カップル並びに友人の片方を襲い、ジャーム化させた上で

もう片方を襲わせている。

また、その現場に居合わせたものも同様に殺害・ジャーム化させているので、あながち愉快犯と

言えなくもない。

　

“Mickey finn”

ＧＭ：蒼のミドル２で付加した情報に上乗せして――

“目撃情報”に寄れば、少年の姿をしたオーヴァード。

現場状況から察するに、単独犯ではなく、複数の手によるものとも推測される。

また、卯月市より派遣されるはずのエージェントは、情報収集系の年配者とのこと。

　

　ＧＭ：“Emptiness heart”

『木内 穂』、コードネームは“Emptiness　heart(虚ろなる心)”卯月市在籍のＵＧエージェント。

推定年齢16〜18歳。立場的に「ＵＧチルドレン」ではあるのだが、特例により身分は

「ＵＧエージェント」として扱われている。

卯月市のＵＧエージェントの任務担当記録によれば、現在同人物が遂行中の任務の記載は無し、

となっている。

　ＧＭ：卯月市にれっきとした登録があるエージェントです。

　

　　　　卯月市

黒巣市からそう離れていない都市。

ＵＧＮの支部としてはかなり《中央》に近いところにあり、大掛かりな実験施設も設置されている。

その実験施設はＵＧＮの日本支部直属となっており、詳しい研究内容は部外者に対しては厳重機密

となっている。

今回の卯月市からのエージェント派遣はその研究内容に関連することのようで、詳しい資料を文書等

で送信する訳にもいかず、エージェントを派遣するという措置で、機密が外部に流れることを極力

阻止しようという思惑らしい。

　

ＧＭ：以上が判定より。で、“Cinnabar”なんですが……ＵＧＮのデータバンク内に“Cinnabar”

のコードネームは登録されています。但し、現時点ではロストナンバー扱い。

　玲：理由は？

　ＧＭ：現時点で、“Cinnabar”の詳しい資料の閲覧は出来ません。

ちなみに、“Cinnabar”のデータがあるのはどうも卯月市らしい。というのは解ります。

判定からは以上です。

　命：「あれ？ＦＨじゃ……ない？　……じゃあ、あの写真は？」

“Emptiness heart”の情報を見て困惑。顔とかってわかりますか？

　ＧＭ：解りますよ。

　命：会った人と同一人物でしょうか

　ＧＭ：送られてきたメール写真と同じだろうな。と思えます。

まぁ、証明写真とスナップ写真の違いはありますが。かといって他人とは言えないでしょう。

　命：御意

　玲：うむぅ。

　命：どうしましょう？　卯月市に出向きます？

　葵：「情報を整理しなおそう。誰が敵か不明瞭だ」

椅子にもたれ掛かってきーころきこーろ。

　命：「私が会ったオーヴァードは確かに“Emptiness heart”そして木内　穂と名乗っていました。

そしてＵＧＮから捕縛するようにきたメールの写真も彼のもの………ですよね」

　葵：「さて」

　蒼：「私は玲君達が見かけたのを“Mickey finn”と推測したが、命君が言うには、それは

“Emptiness heart”だという…って事はなんだ、正確にはまだ誰も“Mickey finn”には

会ってないって事なのかい？」

　命：「あ〜え〜と………（思い出すようにしながら）確か彼、“Emptiness heart”が戦っていて追っていた

のが“Mickey finn”だと言ってました」

　葵：「何処からか嘘が混じってるか？」

　玲：「その可能性は否定できない」

　命：因みに背中しか見てないっぽいですが、あの時の“Mickey finn”は少年でしたか？

　ＧＭ：違います。青年ですね。声も姿も。

　葵：「いや。もっと簡単に再確認しよう。違っていたら言ってくれ。

　　　まず卯月支部から“Mickey finn”と呼ばれるFHエージェントの捕縛を要請された。

担当者は情報支援系のエージェント。年配の男性。

卯月支部は中央寄り。よって隠蔽する権限はある。ここに“Emptiness heart”が在籍。

“Cinnabar”も在籍。“Cinnabar”は今回の事件の犯人でもある。さておき、

“Emptiness heart”とおぼしき人物の捕獲は『黒巣市全体のエージェント及びチルドレン』

に依頼されている。この辺は不明瞭だな。なお罪状はFHエージェントとしての捕縛だ。

──以上。箇条書きで纏めて、みた」

　蒼：「あれ、って事は私にも来てるってことじゃん。メール？　

…チェックチェック…送信者は誰かな？」

ＧＭ：エージェントたちへのメール送信者は黒巣市支部名義。

どっかの犬のおとーさん(ぽちぱぱ)がざくっと送ったのかも（何）。

　玲：「“Emptiness heart”に直接問いただすことが適切なのか……」

ＯＰで見た青年って、“Emptiness heart”と思しき人物の顔でいいですかね？

ＧＭ：少なくとも、エージェントたちが受け取ったメールの画像の人物と他人とは思えませんね。　

　命：「もしも、“Emptiness heart”の言っている事が本当だとした場合、“Mickey finn”は

“Emptiness heart”ではなく別の人物。

彼の言っていた“Mickey finn”という人物で目撃情報のほうが間違っている、

という可能性もありますよね。或いはわざと目撃証言を捻じ曲げたとか」

　玲：「卯月支部にとっての邪魔者を始末させるためにか？」

　命：「そう言う可能性もあるってだけですけど。そもそも“Emptiness heart”と言う人物の事を

よく知りませんからその発言の信憑性も………」

玲：「“Emptiness heart”だったらこの辺りにまだいるはずだ。子供と一緒なんだしな」

命：「先程の少女ですね…探した方が早いですかね？」

困ったなという風に

　葵：「ま。基本的なことなんだが。卯月支部から送られてくるエージェントのコードネームとかは

どうなんだろうな。幾ら秘密主義でも連絡ぐらいするだろう」

　ＧＭ：派遣されるエージェントの名前は先の判定で知っていてもいいか。

“太公望”戸叶康平。彼自体はオーヴァード能力の無い一般人です。

　　　　ああ、ごめんなさい、ひとつ言い忘れた（汗）。“Cinnabar”の情報閲覧は、パス制で、

キーワード打ち込みで開けそうではある。

玲：ふむふむ。使用技能は？

　ＧＭ：〈機械操作〉……かな。でもおいそれと開く情報ではないですよ。

関係者の名前と、パスワードが必要。

　葵：パスワード制か。

　玲：精神２しかない＿|￣|○

　命：精神が４あっても技能無いですよ（笑）

　葵：キーワード：metacinnabar　　関係者：木内　穂　でトライしてみる。

キーワードミスでログ監視なら失敗した時点で電源を消そう。

　ＧＭ：残念ながらそれではエラー。木内穂の名前だけは受け付けますが。

　葵：「外れ」電源落としつつ。最後の試しに〈機械操作〉で振ってみます。個人用のモバイルで。

ＧＭ：はい。どうぞ。

　葵：《天性のひらめき》、侵蝕値：６１。

#6r8+0

Aoi：6r10=(8,7,10,8,6,9)=Critical!!

Aoi：4r10=(8,6,4,4)=Critical!!

Aoi：1r10=(8)=Critical!!

Aoi：1r10=(5)=5+30=35+0=35

３５でトライ。

　ＧＭ：あー……。では、一部のみハッキング可能。

　葵：「良くても悪くてもあんまり良くない話だな。嗅ぎつけられる」はーぁと溜息。

　ＧＭ：卯月市において密かに研究されていた課題は、“賢者の石”の人為的“適合者”の作成。

　葵：「……」遠い目線。

　ＧＭ：その研究テーマのみ、今の判定で引っ張ってこれた。

　葵：「……だから“石”か？まぁ“Cinnabar(辰砂)”だからな。意味合いも」

　命：「門脇さん凄いですね〜」

笑顔で拍手して感心している。

　葵：「だー、見るな、お前」むきー、と髪逆立てて威嚇（何）

　葵：「あんまり見ていいものとは思えんよ。特にお前は」

　命：「？」きょとんとして見つめる

　葵：とりあえず、とでも言いたそうに咳を一つ。

「現状は手詰まりだ。各々で情報を集めてまた集まろう。解散」で、いいのかと鍵崎を見る（何

　玲：「俺は“Emptiness heart”と連れてた女の子を当たってみる」

蒼：「そうねー。いいんじゃない？　ま、あたしは調べること少なそうだし、危ない方につくわ」

　葵：「それでいいのか。エージェント。まぁ。そんな感じで解散」

　命：「じゃあ、二組にします？」

　葵：「まぁそれならそれで。風間は逢杜にひっついて行ってくれ。顔見てる分だけ対応しやすいだろう」

　命：「任務了解です♪私の携帯番号は鍵岬さん知ってますよね？　

じゃあ、また後でという事で、いきましょうか、逢杜さん？」

　玲：「ああ」

†　Middle Phase ４ Scene Player 逢杜 玲　 Place 市街公園 Time 未明　†

　玲：#1d10+59

Rei：1d10=(5)=5+59=64

　ＧＭ：一旦支部より出て。当て所も無く探しても目的の人物は見つかるはずも無く――結果、

夜なべして朝に。仕方無しに、一旦休もうかと、命と別れての帰り道。

　玲：「あー徹夜頭に糖分が行き渡るー」コンビニでケーキ買って歩いてる。

　ＧＭ：昨日と同じ公園で、同じ姿を見た。

　玲：「お」とことこと寄ってみる。

　ＧＭ：昨日と同じ場所で、同じようにベンチに一人で座る小さな少女。探していた片割れの一人。

　玲：「おはよう。今度はどうしたんだ？」

かがんで挨拶。

　ＧＭ：その寄ってくる姿に気づいたように少女、リオも顔を上げて。

「……あ、れい、おにいちゃん？」

　　　　暗い表情は同じだけど、微かに微笑んで。

昨日と同じ。ただ違うのは、手にしているそれだけ。

　玲：モヤっとキティ？（何）

　ＧＭ：いえ、奇妙なまだら模様をした猫のぬいぐるみですね。ぱっと見も相当古い。

　玲：昨日のことを思い出す。

「そっか、このぬいぐるみと取り替えられそうになったから泣いてたのか」

　ＧＭ：「………」

ふるふると首を振って。

「……れい、おにいちゃん、あさはやいね？　どこかおでかけ?」

じ、とその顔ををみて。

　玲：「ちょっとさがしもの」

　ＧＭ／リオ：「……ふぅん」

　玲：「昨日のお兄ちゃんと一緒に住んでるのか？」

　ＧＭ／リオ：「れいおにいちゃんは、おねがいしたらいろいろやってくれる人なのかな？」

　玲：「悪いことは頼まれてもやらないけど、な」と前置きをしてうなづく。

　ＧＭ：「………」

こくん、と首をかしげる。玲の言葉に肯定とも否定ともつかぬ仕草で。

「……もし、あたしがおねがいしたら、かなえてくれる？」

じ。と見つめる。

　玲：「誰かを助けてほしいのかな？」

　ＧＭ：「……うん」

小さく肯定。

「しぃちゃんをね、たすけてほしいの。

……しぃちゃん、前のしいちゃんとはもう、ちがうから……」

うわ言の様に言って。

　玲：一巡りしてから、

「“しなばー”？」

　ＧＭ：「―――」

一瞬細めた眼は、何も反応せずに。

いきなり、手にしていたぬいぐるみを押し付けて、玲の脇をすり抜けていく。

「――約束、してね」

小さく耳元で囁かれた声は、大人びたもので。

玲の言葉も聞かず、思いのほかの速さで朝もやに消える。残されたのは、古いぬいぐるみ。

†　Middle Phase ５ Scene Player 風間 命　 Place 市街 Time 未明　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　命：#1d10+60

Mikoto：1d10=(7)=7+60=67

　

　ＧＭ：では同時刻。玲と別れて一旦寮で休もうと道を行くときに。

　命：「当てもなければしょうがないですよね」

溜息つきつつとぼとぼ

　ＧＭ：ふと、人気の無いガードレールで軽く腰を下ろし、転寝でもしているかのような様子の人物

が眼に留まる。普段はそんな手合いは気にしないのだが……その格好は、夕べ会った人物と

酷似している。

　命：「こんな時間に何してるんですか？」

思わず声をかけてみる

ＧＭ：命の気配に気づき、顔を上げた相手は、少々ぎくりとしたようだが

「……ああ、風間さん、でしたっけ？」

直ぐに表情を緩め、立ち上がって挨拶をしてきた。

　命：気付かぬ様子で微笑みながら

ＧＭ：昨日も怪我をしたまま命の前から姿を消した彼ですが、その姿は昨日以上に憔悴している様子。

命：「やっぱり、木内さんですよね、何されてるんです？こんな所で」

言いつつ怪我などの確認

　ＧＭ：「まだ任務途中で……あ、すみません」

命の視線に腕の怪我とかを抑える様子で頭を下げて。

　命：「手当てした方が良いですよ。私の住んでる寮が近いですから行きましょう？」

　ＧＭ：「……いえ、それは困ります」

焦った様子で一歩身を引いて。

　命：「どうしてですか？　仲間同士助け合わないと……そんなに嫌ですか？」

きょとんとして見つめる

　ＧＭ：「……ちょっと……風間さん、ＵＧＮ関係って仰ってましたし……ご迷惑ですから」

目を逸らし、言い訳がましく。

　命：「迷惑では無いですけど……ＵＧＮだといけないんですか？　

木内さんも卯月支部の方なのでしょう？」

相好を崩さず

　ＧＭ：「…………貴女も、此方の支部の方でしたら、辞令は受けているんでしょう？」

さらに一歩、身を引いて。

「そろそろ……誤魔化しが利かないところまで来ているのは解っていましたし。

――僕にも時間が無い」

　命：「それに、例の“Mickey finn”について詳しく知りたい事があるんです、ギブアンドテイク

じゃないですか？　――って辞令？」

少し考えて。

「これの事ですか？」とメールをだす

　ＧＭ：「やっぱり受け取っているんですね」

はぁ、とため息。

「“僕”を探していたんでしょう？　――数人、お会いしましたよ、そういう方に」

　命：「誤魔化す………人に言えない事があるんですか？　…正直に話すと貴方の事調べました。

でも、名前もコードネームも顔も一致してました」

　ＧＭ：無言で、先を促すように視線だけ向けて。

命：「“Emptiness heart”と言うエージェントが存在し、それがあなたであると言う事は間違いない。

考えられる可能性は……貴方がＦＨの２重スパイなのか、この写真が故意に間違った情報なのか。

で、本当の所どうなんですか？」

と、屈託なく微笑む

　ＧＭ／穂：「――僕が答えを出すことを許されるなら、その推測はどちらも外れです」

　命：「あらら」

　ＧＭ／穂：「“僕”は今までＦＨに就いた事はないし、その情報も間違っていない」

　命：「………同じ顔の他人？」

ＧＭ／穂：「………」

　命：嫌悪と言うよりも恐怖の顔になる

　ＧＭ：「そして、僕は僕の理由で、貴女方の協力を得ることを善しとしないんです。……ごめんなさい」

ぺこり、と頭を下げ、無理に命から遠ざかるように走り出す。

　命：「………」

体がいう事をきかず見送る

　

†　Middle Phase ６ Scene Player 門脇 葵＆鍵岬 蒼　 Place 黒巣支部 Time 早朝　†

　ＧＭ：登場どうぞ。

　蒼：#1d10+41

kagi：1d10=(6)=6+41=47

玲：#1d10+64

Rei：1d10=(6)=6+64=70

葵：#1d10+61

Aoi：1d10=(9)=9+61=70

命：#1d10+67

Mikoto：1d10=(1)=1+67=68

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ＧＭ：一旦玲と命と別れ、詰め所とした資料室での一夜。

結局夜には二人の連絡は無く、まんじりとした朝のひと時。

　葵：「連絡無いな」

　蒼：「…六会のヤロウ…任務中のエージェントに机仕事持ってきやがって…」（マテ）

　葵：「暇そうに見えたからだろう。ほら。エージェント要請書出来たよ」（待て）

ばらばらと書類を纏めて。

　玲：んではそこで電話を。

　葵：『こちらエリシュオン資料室』

玲：『やっと手がかり掴んだぞ……はふ』

あくびしながら顛末を。

　葵：『む。わかるようなわからないような。まさしく手がかりだな。ともあれこちらまで顔出してくれ。

早急に』

　玲：『分かった』（がちゃ）

　命：じゃあ、電話が切れたと同時になる感じで

　葵：『はい。こちら資料室。なんだ風間か。手がかりか』

　命：『と言うか、“Emptiness heart”に接触したんですが、逃げられてしまいました』

少し疲れたように報告

　葵：『それはもうどうしようもないな。とりあえずこちらに来てくれ』

　蒼：「まあ、裏取りにはなったよ。それに、なんだか時間がなさそうな雰囲気だねぇ…」

　葵：『──まぁ。時間が無いというのも推測は立てられるが』

　命：『そのようです、取り敢えず向かいます』

と電話を切る

　葵：ふぅ。と一息。

「事務仕事は終了だ。これからは足を使う」

　玲：移動しながらリオについて調べてもイイデスカ？

　ＧＭ：んーと。では、〈情報〉ではなく〈知覚〉で。

　玲：《天性のひらめき》ー。

#5r8

Rei：5r10=(10,2,3,10,3)=Critical!!

Rei：2r10=(4,5)=5+10=15

　ＧＭ：うん。いいね。

では、先ほどリオから押し付けられたぬいぐるみに気になる箇所が数点。

まず、そのぬいぐるみは１０年知覚前に流行ったタイプのキャラクター。

元々白猫だったとは思うのですが。それに付着したまだらは、どうも古い血痕ぽい。

で、その首に跡付けっぽいタグがあるのですが。

表面には『里緒へ　−木内茂−』、裏面には薄く、つたない文字で『ＯＲＬＯＦＦ』との記述

があります。

とりあえず判定からは以上。

　玲：……再度電話。

『葵、聞こえるか。パスワードが分かった』

　葵：『なんだ』

　玲：『ぬいぐるみについていたタグに書いてあった。［ＯＲＬＯＦＦ］』

　葵：『わかった』

　玲：再度切って先を急ぐ。

　葵：かたかたとモバイルを操作。そのまま言われたそのまま打ち込む。

　ＧＭ：到着待たずに打ち込んだのですね。では。

【コード認証　情報閲覧可能】

ＧＭ：で、得られた情報は以下の通り。

　葵：「そもそも”これ”はなんだ」

自分の推測と照らし合わせ。

“Cinnabar”の名。それは、コードネームであり、『計画』でもある。

卯月市において密かに研究されていた課題は、“賢者の石”の人為的“適合者”の作成。

その被検体のオーヴァードの名前が、笠置里緒。そして、木内茂。

もちろんその様な実験が人為的に成功する確率は高いものではなく、それ故に隠蔽され続けてきた。

“Cinnabar”計画において８年前、笠置里緒はその適合実験に置いて事故死。

木内茂は暴走の上、隔離。 その計画はそのまま頓挫し、現在に至る。

ＧＭ：パスから得られた詳細な実験データは要約して以上の通り。

　葵：「……」

　ＧＭ：また、付随ページで木内茂の体細胞を下に、“爆弾”および“抑制剤”、“代理”として、

１体の人間が作られていたことも解る。

その人物は木内茂の隔離後に作成されたが、早々にオリジナルと同様のポテンシャルを出すために、

かなり無理な加齢処理を施されていることも記述から解りますね。

追加情報は以上です。

葵：「……どう思う。鍵崎」

　　ぺんとモバイルを投げ出して。

蒼：「命君が会ったのは、木内茂に対抗した爆弾なのは間違いなさそうだね。

“Cinnabar”と“Mickey finn”の目的はわからないが」

　玲：「戻ったぞ」

フル武装、ぼろぼろのぬいぐるみを手に。

　蒼：「案外と、本当にお化けになっちゃたのかもね。それでも不思議って程じゃなさそうだけど」

笑うでもなく

　命：遅れて無言で入って来る

　葵：「実際どうかな。卯月市にしてみれば暗部をさらけ出し続けている状況だからな。

纏めて闇に葬りたい感じかな。二人ともおかえり」

ことんと、飲みかけの珈琲を置いて。

「加齢措置により寿命が無い、と言い換えられるな。時間が無いとは」

　玲：ついでにＵＧＮ戦闘服も調達。

#10r10+11

Rei：10r10=(1,6,2,5,5,7,4,8,5,2)=8+11=19

ＧＭ：成功ですね（笑）。

　玲：「気に入らねぇな。連中のやり方が」

　　　ぬいぐるみに針を通す。

　葵：「”何処”の」

やり方がの部分に淡々と。

　玲：「（ちくちく）“何もかも”」

　蒼：「まあ、殺気立つな、子供達。生きてりゃいろいろ見る。こっち側は、特に」

　命：「結局、私たちが相手にするのはＦＨではないんですか？」

　玲：「俺たちが相手にするのはＦＨでもＵＧＮでもない。人のエゴだよ」

　葵：「否定しないがね」

　命：「エゴですか」

まだその目に怯えの色を残しつつ

　ＧＭ：では、そこにノックの音。

　葵：「どうぞ。空いてますよ」

　ＧＭ：「失礼します」

と、一拍おいて、ドアを開けたのは、六会。蒼を見て。

「――ようやく、待ち人来たりですよ。鍵岬さん」

一瞬苦しげに笑んで、背後の人物を促す。

　蒼：「ああ。―――まったく、間が悪い」（苦笑）

　ＧＭ：紹介された人物は、ぺこり。頭を下げ。

「遅くなりました“太公望”戸叶康平と申します

――そして“Cinnabar”計画の、チーフが私です」

俯いたまま、外とで聞いていたのだろう。その言葉。

　玲：ぬいぐるみをちくちくと修繕していた手が一瞬止まる。

　葵：「うん。わかった。これからの対処方法を問いたい。戸叶さん」

さらりと。

　命：「。」

恐怖で体が竦んでいる

　ＧＭ：「……責めないのですね、貴女は、私を」

ぱたん、とドアが閉じられ、六会は退出。戸叶はドア口に残ったまま。

　葵：「そんな処遇や実験は厭と言うほど見てきた。以前からの体質で変わらないといえばそれまでだ。

貴方を問い詰めるよりも先の事を模索したい」

　ＧＭ／康平：「――貴方がたの推測への補足は、ある程度出来ると思います」

　葵：「それだけです。席にどうぞ。戸叶さん」

　蒼：「面倒くさい。さっさと終わらせるのが吉」

　ＧＭ：何が聞きたいですか？　と、進められるままに席に。

　玲：「頼まれた。“救ってくれ”と」

汚れたぬいぐるみを見せる。

　ＧＭ：それに視線を投げ。

「……里緒……いや、茂はまだそれを持っていたのですか」

苦い笑みで呟き。

　葵：「“Mickey finn”とは何でしょうか。あなたなら現状を客観的に見る事が出来る筈。」

　ＧＭ：「“Mickey finn”は、隔離されていた茂を施設より連れ出し、逃亡したのです。

実験に失敗したとは言え、茂に与えられた“賢者の石”の力は損なわれておりませんでした。

それ故、此方も彼を……処断……しようが無く、隔離で済ませていたのですから

――諸刃と解っていても、です」

言葉に嫌悪の気配を載せた声で。

　葵：「続けて」

　ＧＭ：はぁ。と息をつき。

「暴走したオーヴァードは、ジャームと同じ。……ＦＨならばあるいは、茂も自分の世界が

施設の中だけでは無くなることを解っていたのでしょう。

茂が……自ら“Mickey finn”の誘いに乗ったとしても、驚くことではない。

そして、自由になった茂が、まず卯月市で……此処で行ったのは“復讐”です。

　　　　自分の犯した過ちと、それを行わせた“世界”への、ね……」

　葵：「でしょうね。それが流れ流れて噂になった」

　ＧＭ：「ええ……そういうことだと思います」

深く、椅子にもたれ。嘆息を。

　葵：「笠置里緒は死亡しているという事で宜しかったでしょうか」

ぬいぐるみを見つつ

　ＧＭ／康平：「……笠置里緒は“Cinnabar”計画の適合実験に置いて事故死

――暴走の末、茂がその手にかけたのですよ」

　蒼：「そちらから話すことは以上？　聞きたいことがあるのだけど。

逃亡って言葉を使ってたけど、結局“Mickey finn”が何者なのか」

　ＧＭ：「“Mickey finn”はＦＨエージェントの一人。“賢者の石”を巡る件にたびたび顔を出す輩です。

我々の研究データも、たびたび狙われた」

　蒼：「ふぅん。あともう一個、これはどうでもいい話だけど。

今回の任務、“Mickey finn”の捕獲に託けて、木内茂も消すつもりがあったのか」

　ＧＭ：「………」

その言葉に戸叶ははっきりと憤怒の眼差しで蒼を見る。

　葵：「貴方が怒るのもわかる。でも無いとは言い切れない」

　ＧＭ／康平：「私は、茂、里緒、そして穂に償いきれない罪がある。

――彼らのどれをとっても私の口から“排除”などと言えはしない……！」

　蒼：「あっそ、私にお鉢が回って来るわけだ」

　命：「彼の、木内穂の残された時間は？」

　蒼：「仕事を増やすなんて面倒なこと、私がしたがるはずないもんな」

　葵：「まったく。君は馬鹿か」

　ＧＭ：ぎ、と再度鍵岬を睨み、しかし何も言えずに黙り。今度は命に。

「……そう遠くは無い。それは確かです。穂……」

　命：「だとすれば、そろそろ決着つけたいですよね。きっと」

　葵：「出来ればな」

　ＧＭ／康平：「あの子は、それを知って、私の受けた任務を密かに引き継ぐと言ってきた。

“爆弾”である自分が“処理”をする、とね」

　命：「何か行動に出るのではないでしょうかね？」

　葵：「出るじゃない、な。『出ている』が正確だな」

　ＧＭ／康平：「殆ど、あのこの最初で最後の願い。――だからこそ、私は突っぱねられなかった。

その点の情報隠匿には私に全面的に非がある。……申し訳ないことをした」

葵：「自分でも死期がわかっていると思うよ。だから、な」

　命：「先回りできると思います？」

　玲：「行くか」

ちくちくと縫い終えたぬいぐるみを手に。

　命：「あてがあるんですか？」

　蒼：「どこだと思う？　情報収集の専門家」

淡々と。

　玲：「あてはない。でも――」

　　　ぬいぐるみを抱く。

「“彼女”が案内してくれる」

　ＧＭ／康平：「……里緒は、ひとつところで遊ぶのが好きだった子だな。

お気に入りの場所があれば、そこを離れたがらなかった」

　命：「そうですか。了解です（微笑む）」

　ＧＭ：「……私ががこのようなことを言えた義理ではない事は解っている。だが……」

立ち上がり、身体ごと頭を下げて。

「茂、里緒、そして、穂を救って下さい。――お願いします」

　葵：……。

「わかった」

言う事も無いだろう。かける言葉も望まないだろう。だから行く。予想地域は立てられる。

ドアを開けて出て行く。

　命：「了解です」

微笑みながら、（何を持って救いとするのか、私にはわから無いですけど）と呟いた。

　蒼：「子供達は優しいねぇ。私は任務増やす気ないよ。面倒だから。

“Mickey finn”の捕獲。まあ、ぶち倒すかもしれないけど。それ以上の『任務』をする気はないね」

肩をすくめ。

玲：無言で得物を手にし、ドアを出る。古ぼけて汚れた人形とともに。

　

†　Middle Phase ７　　Scene Player ---　 Place --- Time ---　†

そこに在るのは、少年と、幼い姿の少女。

抱き合っているかのようにも見紛うその静寂の中、不意に、少年の姿がくずおれた。

……かしゃん、と、軽い金属音を立てて、地に落ちたのは、ひび割れた眼鏡。

呆然と立つ少女の手には、血塗れた赤き剣。

そして……その背後に冷笑を浮かべるのは……たった今倒れた少年と同じ、顔。

「……『人形』同士の恋だってのかい？　……笑わせないでよ」

†　Crimax Phase　Scene Player ALL　 Place 郊外公園 Time 早朝 †

命：#1d10+68

Mikoto：1d10=(3)=3+68=71

玲：#1d10+74

Rei：1d10=(4)=4+74=78

　葵：#1d10+70

Aoi：1d10=(6)=6+70=76

　蒼：#1d10+4

kagi：1d10=(7)=7+47=54

ＧＭ：黒巣市郊外、公園。そこは、玲とリオが今朝も顔を合わせた場所。

早朝とは言え、何時もはそれなりに犬の散歩やら何やらで数人の人影を見るその場所は、

この日に限ってまとう空気が違った。

それは――“一部のもの”には馴染みの気配による、結界の所為。

公園入り口。いまだ朝霞の抜けない中、奥の方には数体の人影が見て取れた。

その中、手前の小さな影。

――目の前の、倒れた少年を呆然と見下ろすように。大剣をぶら下げるように手にし、血塗れた姿で

立つ、リオの姿があった。

葵：「……………………ッ！」

　命：「え〜と…どちらの木下さんですか？」

小首傾げ

　蒼：「あー………これって、想定してたケースに含まれる？」

　玲：バイクで公園の中へジャンプして突っ込む！

「遅かったか、畜生！」

　葵：「間に合わなかった、とも言える」

　ＧＭ：「よくやったね……リオ。さすが、君は僕の大事な“人形”だよ」

呆然と立つリオの後ろから、倒れた少年と同じ顔。

　　　　「………」

ぴく、と、玲の声に反応して、リオの顔が上がる。

「……あ、れい、おにいちゃん……？」

微かに、そんな声。

　玲：「これで３度目だな」

バイクから降りて積んでたトランクを立てる。

　ＧＭ：命は解りますね。リオの背後にいる人物は、穂と同じ顔をしていながら、どこか冷たい印象

を受ける。

そして、玲も判別できる。彼は、初めてリオと会ったときと同じ少年だなと。

　玲：「で、そこのテメェが『しぃちゃん』か？」

挑発するように“Cinnabar”へ。

　ＧＭ：「しぃちゃん、か。……そんな風に呼ばれるのも懐かしいね」

は。と嗤い。

「でも、僕をそう呼んでいいのは“リオ”だけだ」

その背後、増えた人数を笑うかのように立つもう一人も見える。

　命：「倒れている方が穂さんかしら…」

　ＧＭ：「穂、か。――止してよ、僕と同じ顔の人形に、そんな大層な名前は必要ないな」

命の言葉にどこか不快げにも反応して。

　命：「大層ですか？では倒れている方が“Emptiness heart”さんでいいですか？（ニコニコ）」

ＧＭ：「好きに呼べばいいさ。どの道そいつはもう長くない」

ふん。と足元の同じ顔の青年を一瞥し。

葵：「御託はいい。お前は――いいやお前たちは私の目の前で人を殺した。

殺させた。

叩き潰すには充分な理由だ」

　玲：「まったくだ。俺の目の前で好き勝手暴れてくれたツケはきちんと取り立ててもらう。

“しぃちゃん”、そして”Mickey finn”」

　命：「そちらの方は今回の首謀者の方ですか？どこかでお会いした気もしますが（ニッコリ）」

　ＧＭ：「そうですね、改めて。“Mickey finn”と申します、お嬢さん」

にぃ、と、笑い、一礼する

　蒼：「来たね。まあ、この状況、来なきゃ嘘だ」

命：「これはこれはご丁寧に」

こちらもスカートの裾を掴み優雅に一礼。

　葵：「…………………フン」

　ＧＭ：「それにしても……」

は、と息をつくのは茂。

「まさか、“リオ”に自立行動があるとはね……」

　玲：「自分で殺して言えたクチかよ」

　ＧＭ：「あんたが“リオ”の用意したナイトって訳か」

玲を一瞥し。

　玲：「そんなご大層なモンじゃねぇよ。通りすがりの“傍若無人”だ」

　ＧＭ：「まったく……予想外だよ。リオは、里緒であり、リオ(従者)なんだよ

……もっとも、僕のコントロールを外れて思考するとは思わなかった。

それが、“血”の為せる業なら、見事だね」

どこか遠い目をして、小さく呟く。

　玲：「よっぽど人望ないようだなぁ？　黒巣にさえ自分の従者に愛想つかされるヤツなんていやしない。

そこが『失敗作』『出来損ない』の理由か！」

あははははははと嘲笑う。

　ＧＭ：「仕方ないね……“リオ”は僕が手がけ、……その血を受け継いだ“里緒(従者)”だから。

……何とでも言うがいいさ」

目を細め。

「僕にとってはＵＧＮもＦＨも変わらない。連中がやってることは、結局同じだ。

レネゲイドの力を独占し、自分達の利益のみに使う……それによって奪われるものがあるモノの

存在なんて、考えちゃいないのさ！」

　葵：レッグポーチから部品を取り出し。ほおって宙で組み立てる。現れたるは銀の鎚鉾。

「──ここに私がいるのは”番兵”として以上に。友人を手にかけられた”私怨”によるものだ」

　ＧＭ／茂：「……僕は、僕と同じ目に遭う奴が増えればいいと思ったんだ。

自らの手で、大事なものを奪う……そんな自分を止めることが出来ない絶望を……ねぇ？　

解るかい？　君達が？」

　葵：「──お前に奪われる筋合いは無い！」

　玲：「だからってテメェが好き勝手していい道理なんざねぇ！」

一喝。

　蒼：「自分が奪われただけみたいな言い方をするな…餓鬼が」

　葵：「”判っている”が。押し付ける気もない！」

　ＧＭ／茂：「だったら止めて見せろ。僕は繰り返すよ、この先も」

　葵：「言われるまでも無い。特に念入りにお前はぶちのめしてやる。”Mickey finn”」

　命：「わかりませんし理解する必要もありません。私たちはそれを止めるのが仕事ですもの（ニコニコ）」

　ＧＭ：不意に、その表情は穏やかになる。目前の少女に向けて。

「リオ……いい子だ。君は僕のものだよ……だから、僕を否定するものは排除するんだ！」

言い様、指を噛み切り、その血を柳刃と化す。それは、狙い違わずリオの背に突き刺さり――

　蒼：「被害者面、自分の嫌な物は除ける…餓鬼の所業、私の仕置きはぶっ叩くだけじゃすまないよ」

葵：「──行くぞ」

　玲：「依頼人は笠置里緒。依頼はお前を止めること。そして報酬は血と涙で汚れたぬいぐるみだ！」

己の２倍の背丈に匹敵する巨大な剣を手にする。

「まだ試し切りしたことがないんでね。一つテメェらで試し切りさせて貰おうか！」

ＧＭ：びく。と震える小さな身体は、玲に、最後の“自分”の言葉。

「おにい……ちゃん。やくそく……ぜったい……だよ。まもって……っ！」

――そして、意識は掻き消える。

「……我が主の……邪魔をするものは『斬る』。それが、私の在る意義なのだから」

構え、見据えるのは、ただの小さな“従者”

　玲：「今日がテメェらの“THE FINAL DAY”だ」

　

　ＧＭ：衝動判定を。

　玲：#4r10

Rei：4r10=(3,9,10,2)=Critical!!

Rei：1r10=(4)=4+10=14

成功。

#2d10+78

Rei：2d10=(2+9)=11+78=89

葵：#6r10+2

Aoi：6r10=(7,3,3,3,6,4)=7+2=9

#2d10+76

Aoi：2d10=(7+6)=13+76=89

　葵：成功の８９％。

　命：#4r10+2

Mikoto：4r10=(2,7,5,8)=8+2=10

#2d10+71

Mikoto：2d10=(4+6)=10+71=81

　蒼：#5r10+4

kagi：5r10=(3,5,10,10,3)=Critical!!

kagi：2r10=(9,4)=9+10=19+4=23

#2d10+54

kagi：2d10=(5+1)=6+54=60

　ＧＭ：ＩＶ申告をー。

　玲：１２−。

　命：１２。

　蒼：１１です。

　葵：１１で。１００％超えたら１３に。

　ＧＭ：ＩＶ了解。

［茂＞玲＝命＝リオ＞葵（１００％以上で茂＞葵＞ＩＶ１２）＝蒼＞Mickey］　

エンゲージは、リオが前。茂とMickeyが同エンゲージで後ろ。其方は任意で。

　玲：リオを倒さないと接近できませんか？　

　ＧＭ：そうですな。そうなります。

　玲：ではリオのエンゲージで。

　ＧＭ：了解。

　命：ではこちらも前に行っておきます。１Ｒ目何も出来ませんが

　ＧＭ：はい、了解。

　葵：では後ろで。必要があれば移動しますので。

　蒼：ＧＭ、場合によっては途中成長ありですか？

　ＧＭ：別にダメとする理由ないすよー。　

　蒼：了解です。

　ＧＭ：葵も了解。蒼は？

　蒼：では、後方に下がっておきます。

　ＧＭ：了解。

[micky　茂][リオ　玲　命]マイナー距離[葵　蒼]　ですかな。

後方へは、リオが邪魔してマイナーでの接敵は不可。では改めて戦闘開始！

　†　Ｒｏｕｎｄ　１　†

●Set up

ＧＭ：此方は《ヴァイタル》使用で。

葵：なしー。

　玲：宣言なし。しいて言えばしなばーにロイスを。

　ＧＭ：いえっさ。

　蒼：ありません。

　命：ないです

　ＧＭ：●茂

《氷の加護》→《ブリザードブレス》《ブレインコントロール》《静かなる霧》

命中時そのラウンドのＤＰ５個。前衛エンゲージに。

#15r7+4

GMtat：15r10=(2,8,5,6,10,4,6,1,1,8,10,9,5,4,9)=Critical!!

GMtat：6r10=(1,9,1,2,7,2)=Critical!!

GMtat：2r10=(2,2)=2+20=22+4=26

２６。回避ＤＰは特になし。

　玲：《転生のひらめき》ー。

#10r7+1

Rei：10r10=(10,2,2,7,8,10,2,8,2,2)=Critical!!

Rei：5r10=(5,4,2,3,9)=Critical!!

Rei：1r10=(8)=Critical!!

Rei：1r10=(6)=6+30=36+1=37

大剣を振り回してぶるんと弾く。

命：《竜鱗》使用で

命：侵食率＋２の８３％

　ＧＭ：いえす。ダメージ。

#3d10+9

GMtat：3d10=(5+4+9)=18+9=27

　命：腕をクロスして防ぎきる。

　ＧＭ：２７点装甲有効。命中なので命にはこのラウンドにＤＰ５個付与。

　命：ダイスペナ受領のノーダメージで

「ふぅ、面倒ですねぇ」

　玲：「微風だな」からからと笑う。

　ＧＭ：「防ぎきるのか……」

ふん。と、つまらなそうに。

●玲　命　リオ

　ＧＭ：リオは最後に。其方は任意で。

　玲：ではリオにマイナーで接近、メジャーで〈白兵〉《オウガバトル》《コンバットシステム》

《マルチウェポン》で“EDGE OF DEATH”をリオに。

　ＧＭ：いえっさ。

　玲：これで１０２％。

#17r7+2

Rei：17r10=(5,5,5,7,1,2,5,7,1,6,10,2,6,2,10,6,4)=Critical!!

Rei：4r10=(7,1,2,5)=Critical!!

Rei：1r10=(8)=Critical!!

Rei：1r10=(5)=5+30=35+2=37

３７で攻撃ー。

　ＧＭ：当たれば吹っ飛ぶこの怖さ（笑）。《意思無き者の舞い》《血族》《始祖の血統》。

#14r7

GMtat：14r10=(3,3,8,1,6,5,2,1,10,6,4,3,4,1)=Critical!!

GMtat：2r10=(9,7)=Critical!!

GMtat：2r10=(1,1)=1+20=21

ヒット。

　玲：#4d10+44

Rei：4d10=(10+1+3+4)=18+44=62

「くっ、何迷ってるんだ俺！」

無意識に手加減を。

　ＧＭ：ダメモトで《不死者の恩寵》　達成値の半分回復……だが。

#10r10

GMtat：10r10=(7,5,1,5,6,9,7,1,6,3)=9

届かないな。その身にやすやすと刃は埋め込まれる。致死ダメージ。

「………っ」小さく息をつき、かくん。と膝が折れる。

最期、にこりと玲に笑いかけ、その身はぱん、とはじけ飛んだ。

　玲：「――」

血しぶきを浴びる玲。涙を流したように見えたのは気のせいか。

　ＧＭ：「……よくも、里緒を……！」

その目前、震える茂の声が届く。

玲：「さぁ、もうお前を守ってくれる人形はいやしないぞ。

ほら、殺しに来いよ――里緒を殺したようになぁ」

　命：《戦闘本能》３レベルの取得申請を

　ＧＭ：許可。

　命：有難うございます。

マイナー：《ハンティングスタイル》《破壊の爪》《戦闘本能》侵蝕率＋８の９１％。

メジャー：《獣の魂》《マインドエンハンス》侵蝕率＋６の９７％、目標値１１。

#7r7+2

Mikoto：7r10=(10,9,2,1,5,9,8)=Critical!!

Mikoto：4r10=(6,8,5,1)=Critical!!

Mikoto：1r10=(3)=3+20=23+2=25

ダイスペナは《戦闘本能》により打消しで、《獣の魂》成功。

　ＧＭ：了解。

　命：「“戦闘形態”」

剣を生やし、胸の辺りにクリスタル状の何かが浮かんでいます

ＧＭ：リオは死亡。それでは次に。

●葵　蒼

　葵：《狂戦士》《アクセル》《天性のひらめき》。目標値：１４、対象：蒼。

　　　#9r7+5

Aoi：9r10=(5,7,8,6,2,9,8,10,10)=Critical!!

Aoi：6r10=(3,10,10,1,5,5)=Critical!!

Aoi：2r10=(1,5)=5+20=25+5=30

成功。次の判定のＣＲ値に−［１］。＋［４］Ｄ。セカンド追加行動可能。

公園の中心に投げた鎚鉾から澄んで響く音色。侵蝕率：１０１。

蒼：ありがとうございます。ここはとりあえず、普通にミッキー撃つか。

マイナーでジェネシフト。

#4d10+60

kagi：4d10=(8+5+2+8)=23+60=83

対象：“Mickey finn”、メジャー《ＭＡＸボルテージ》《雷の槍》《氷の塔》《焦熱の弾丸》。

#10r7+4

kagi：10r10=(6,2,9,5,6,2,1,6,8,5)=Critical!!

kagi：2r10=(5,6)=6+10=16+4=20

止まった、２０。

　ＧＭ：《幸運の守護》《絶対の空間》。

#14r8+4

GMtat：14r10=(9,2,3,8,2,5,1,1,8,2,7,7,3,1)=Critical!!

GMtat：3r10=(3,8,10)=Critical!!

GMtat：2r10=(2,5)=5+20=25+4=29

　葵：「………………予想以上に避けるな。修正しよう」

　ＧＭ：「大した事無いですね、ＵＧＮの走狗も」

　　　　嘲笑。

　蒼：「様子見で全力出すバカいないよ。まず基本はパターン作りだ」

　葵：「そして詰める」

ＧＭ：●Mickey finn

「では此方も様子見をさせていただきましょう」

《領域の支配者》→《破砕の顎》《惑いの一撃》《絶対の空間》回避判定時ＤＰ３個。後衛に。

#16r8+4

GMtat：16r10=(7,10,6,7,5,5,7,5,7,6,2,5,1,10,6,9)=Critical!!

GMtat：3r10=(10,10,5)=Critical!!

GMtat：2r10=(6,6)=6+20=26+4=30

３０。回避にＤＰ３個で。

　蒼：葵、こちら《マグネ〜》取って庇います？　当方、まだ１００％超えてませんし。

　葵：んー。そうですね。出来れば。

　蒼：それではＧＭ、《マグネットフォース》取得申請します。

　ＧＭ：了解。

　蒼：こちら、目が無いので回避しません。

　ＧＭ：ではダメージを。

#4d10+2

GMtat：4d10=(8+6+9+1)=24+2=26

葵：まぁ試しに回避してみます。

#5r10+1

Aoi：5r10=(10,2,2,2,4)=Critical!!

Aoi：1r10=(1)=1+10=11+1=12

無理か。回避失敗。

ＧＭ：はい。では先のダメージ適用。蒼に５２点装甲有効で。

　蒼：では、《マグネット・フォース》で葵をカバー。装甲ないから昏倒。《リザレクト》。

#1d10+95

kagi：1d10=(4)=4+95=99

○セカンド

　玲：ありませーん。

　蒼：《アクセル》により、あり。

　命：ないです

　ＧＭ：此方は二人ともあり。

　葵：こちらはなし。

　ＧＭ：了解。

　　　　○茂

き、と憎悪を込めて玲を睨みつけ……攻撃。

《ブリザードブレス》《ブレインコントロール》《静かなる霧》《エネルギーマイスター》、

命中時そのラウンドのＤＰ５個。前衛へ。

#15r7+4

GMtat：15r10=(10,10,2,2,3,10,8,1,8,8,8,8,1,10,8)=Critical!!

GMtat：10r10=(8,7,4,8,6,9,5,7,2,1)=Critical!!

GMtat：5r10=(7,7,5,8,8)=Critical!!

GMtat：4r10=(5,3,9,1)=Critical!!

GMtat：1r10=(7)=Critical!!

GMtat：1r10=(4)=4+50=54+4=58

きゃー（汗）５８で！

　玲：えらい剣幕だなぁ（笑）。

　ＧＭ：怒らせましたね（激汗）。

　葵：ＫＩＡＩ（何）。

　玲：そのままくらいー。どうせこのラウンドは行動できない（笑）。

　命：ん〜もう一度《竜鱗》で侵蝕率＋２の９９％

　ＧＭ：では、ダメージ。

#6d10+0

GMtat：6d10=(10+7+4+3+7+2)=33+0=33

３３点装甲有効。

　命：３点受領、ＨＰ２６／２９。

　玲：ＧＭ。一ついいかな？

　ＧＭ：はい？

　玲：ＨＰ１で立ってる（何）。　　　　　（内訳　ＨＰ２４、装甲１０）

　ＧＭ：わっはははは（大笑）。

　玲：「おらおらどうした、殺せるのは年端もいかないガキだけかよ！」

にたぁと笑う。

　ＧＭ：「……っ、こいつら！」

手ごたえにも拘らず、立つ周囲に歯噛みして。

○蒼

　蒼：「挑発が好きね、君ら」

　葵：「……今の状況では、な」

　蒼：「まあ、怒るのは悪くない。というか、私も結構頭に来てる！」

マイナー無し、メジャー《ＭＡＸボルテージ》《雷の槍》《氷の塔》《焦熱の弾丸》、

対象：“Mickey finn”

　葵：「じゃあ任せた」

　蒼：「くらえ！　ライトニングソー…もとい、“雷光の閃剣”！」

#8r7+4

kagi：8r10=(1,10,3,8,7,8,5,2)=Critical!!

kagi：4r10=(9,6,6,2)=Critical!!

kagi：1r10=(7)=Critical!!

kagi：1r10=(4)=4+30=34+4=38

３８、防御ペナ２個。

ＧＭ：《幸運の守護》《絶対の空間》。

#13r8+4

GMtat：13r10=(10,7,6,7,7,2,4,1,5,1,8,7,5)=Critical!!

GMtat：2r10=(8,2)=Critical!!

GMtat：1r10=(7)=7+20=27+4=31

ヒット。

　蒼：#4d10+14

kagi：4d10=(8+10+6+7)=31+14=45

４５点装甲有効。

ＧＭ：蒼き雷剣が腕を貫く――直撃……だがまだ生きてる！

　蒼：「おやおや、ライトニン…雷光の閃剣は一撃必殺だってのに」

葵：「ボスだからな」

ＧＭ：「……っ、参りましたね……」いささか余裕を失ったように。

○Mickey

「それでは此方も本気で参りますよ……お返しです」

《破砕の顎》《惑いの一撃》《絶対の空間》《ふたつめの牙》《完全なる世界》、

回避ＤＰ３個、Ｃｒ値＋１。

#17r8+4

GMtat：17r10=(1,10,8,2,2,6,5,8,2,9,5,9,1,2,10,6,2)=Critical!!

GMtat：6r10=(6,10,9,1,6,1)=Critical!!

GMtat：2r10=(10,1)=Critical!!

GMtat：1r10=(4)=4+30=34+4=38

後衛に。

　蒼：ちょっと回避はきつそうだな…庇います？

　葵：そちらにタイタスの備蓄があれば、なんですが…

　蒼：Ｄロイス無いし、スロット二つ空いてます。まだ余裕。

　葵：こちらもＤロイス無いのですが。ではお願いします。回避放棄。

　蒼：では、回避しないで《マグネット・フォース》にて葵カバー。

　葵：「恩に着る」

　ＧＭ：ではダメージ。

#4d10+2

GMtat：4d10=(3+1+5+8)=17+2=19

　　　……１９点装甲有効（何）

　葵：……。

　蒼：「大人として、横で子供やられてるの見てるのはね」

昏倒。“Mickey finn”のロイスをタイタス昇華して復活。

「おいおい、撃ち返し弾は、やられた時だろうに」

葵：「子供というなよ。これでもいい乙女でね」

刺していた鎚鉾を引き抜く。

　蒼：「だったら、いい女になりな…って、こんなこと言ってると、私死にそうだね」（マテ）

　葵：「死にフラグだからね。この話は次だな」

●Clean up

　命：ないです

　玲：ありません。

　蒼：ありません。

葵：なし。

ＧＭ：此方も無しで。

　†　Ｒｏｕｎｄ　２　†

　

●セットアップ

玲：なし。

　命：ないです

　ＧＭ：此方もなし。

　蒼：《フルインストール》宣言。ダイスボーナス６個。

　葵：「いい加減決めるぞ。皆」

《戦術》使用。自分を除く三人に＋［１］Ｄ。侵蝕率：１０４．

　命：「了解♪」

　玲：「ああ」

　●茂

ＧＭ：「許さない……“里緒”を殺したおまえ達を、僕は！」

絶叫して。

《氷の加護》→《ブリザードブレス》《ブレインコントロール》《静かなる霧》《炎神の怒り》。

　葵：「勝手な言い草だな」

　ＧＭ：命中時そのラウンドのＤＰ５個。前衛に。

#18r7+4

GMtat：18r10=(10,3,1,8,4,6,3,1,4,10,8,7,5,7,7,10,2,7)=Critical!!

GMtat：9r10=(3,8,5,8,6,8,7,8,9)=Critical!!

GMtat：6r10=(2,6,1,7,4,1)=Critical!!

GMtat：1r10=(5)=5+30=35+4=39

３９。振るわないな！

　玲：《転生のひらめき》ー。１０６％。

#10r7+1

Rei：10r10=(2,4,4,7,4,5,8,4,1,2)=Critical!!

Rei：2r10=(1,2)=2+10=12+1=13

失敗わはー。＿|￣|○。

命：回避は無理だろうから三度《竜鱗》、侵蝕率＋２の１０１％

　ＧＭ：熱波すら感じる雪つぶてを。

　　　　#4d10+9　

GMtat：4d10=(8+9+7+1)=25+9=34

３４点装甲有効。

玲：“Cinnabar”のロイスをタイタスにして蘇生。

　命：ノーダーメージです。

　　　「いい加減飽きますねその攻撃（微笑む）」

　ＧＭ：「何で……何で、立つんだよ、おまえらは！」

どこか恐れを感じた眼で。

　葵：「……さてね」

　玲：「そりゃこっちの台詞だ！！　勝手なこと言ってんじゃねぇ！」戯言など意に介さぬ。

●葵

　蒼：「あー、葵ちゃん。私はいいから、今度は前の子達お願いね」

　葵：「わかった──“楽園は鎚鉾持つ番兵を前には滅びず門を閉ざす”」

マイナーで二人のエンゲージに移動。鎚鉾を大地に叩きつける！

葵：《狂戦士》《天性のひらめき》《オーバードーズ》《ポイズンフォッグ》、目標値：１３。

#10r7+5　

Aoi：10r10=(1,3,6,8,1,10,5,2,8,8)=Critical!!

Aoi：4r10=(6,4,6,9)=Critical!!

Aoi：1r10=(9)=Critical!!

Aoi：1r10=(5)=5+30=35+5=40

　葵：次の判定のＣＲ値に−［１］。＋［１２］Ｄ！

行動終了。侵蝕率：１１９。

　●玲　命

命：「逢杜さん、あのもう一人の木内さんのお相手、お一人でされます？」

玲：「なんだったら二人まとめてでも構わない――でもあそこの馬鹿は俺直々にぶっ壊す」

命：「う〜ん、それじゃあ取り敢えずお任せしますね（微笑む）」

玲：「ＯＫ」

命：マイナー：移動接敵。

メジャー：《獣の力》《鬼の一撃》、侵蝕率＋５の１０６％。

#25r6+4

Mikoto：25r10=(1,8,3,9,9,8,6,7,9,8,10,4,4,3,9,3,3,3,6,1,3,10,9,5,7)=Critical!!

Mikoto：14r10=(6,4,8,1,7,6,1,4,4,4,10,10,3,3)=Critical!!

Mikoto：6r10=(4,5,8,7,10,5)=Critical!!

Mikoto：3r10=(5,6,3)=Critical!!

Mikoto：1r10=(10)=Critical!!

Mikoto：1r10=(9)=Critical!!

Mikoto：1r10=(6)=Critical!!

Mikoto：1r10=(9)=Critical!!

Mikoto：1r10=(10)=Critical!!

Mikoto：1r10=(8)=Critical!!

Mikoto：1r10=(2)=2+100=102+4=106

うわぁ。１０６だそうです

ＧＭ：《幸運の守護》《絶対の空間》。気張れ、みっきー！（何）

　　　#15r8+4

GMtat：15r10=(10,5,8,10,1,2,3,5,6,5,10,4,7,10,5)=Critical!!

GMtat：5r10=(3,1,7,3,4)=7+10=17+4=21

むりっす、だめーじを。

命：#11d10+23

Mikoto：11d10=(7+8+4+6+8+7+1+2+3+10+4)=60+23=83

８３点装甲有効で

ＧＭ：それは無理！

葵：「どうした。様子見は終りか」

冷たい目で。鎚鉾を手に取る。

ＧＭ：「―――っ！？」

貫かれた衝撃に身体ががくん、と沈む。

命：「ごきげんよう（右手の剣を突き刺したまま微笑む）」

　ＧＭ：おびただしい吐血。焼け焦げた腕を“Cinnabar”に伸ばす。

「―――そこ、に……“石”が――ある、のに……―――」

か細い声で呟き、力尽きる。

　玲：「さて……と」

マイナーで、指で喉を掻っ切る仕種。

メジャーで〈白兵〉《オウガバトル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《リミットリリース》

の“VANISHING FULLY FROM THE WORLD”マシラ抜きver.で。トツカの特殊能力併用。

#23r5+2

Rei：23r10=(9,3,6,3,7,2,5,7,10,9,10,6,9,6,10,4,2,3,7,10,8,5,2)=Critical!!

Rei：16r10=(1,1,8,1,3,9,6,7,6,9,4,10,7,6,8,7)=Critical!!

Rei：11r10=(2,7,5,1,3,1,5,10,1,8,9)=Critical!!

Rei：6r10=(10,6,5,1,2,10)=Critical!!

Rei：4r10=(3,10,6,2)=Critical!!

Rei：2r10=(5,10)=Critical!!

Rei：2r10=(8,9)=Critical!!

Rei：2r10=(9,10)=Critical!!

Rei：2r10=(8,5)=Critical!!

Rei：2r10=(7,9)=Critical!!

Rei：2r10=(5,2)=Critical!!

Rei：1r10=(5)=Critical!!

Rei：1r10=(1)=1+120=121+2=123

“暴力”の名を冠した慈悲を、哀れなる子羊に。

　ＧＭ：「―――っ！」

息を呑み、身を翻すように。回避。《陽炎》《ブレインコントロール》《炎神の怒り》。

#18r7+2

GMtat：18r10=(2,9,8,2,1,1,1,3,5,5,4,6,3,5,4,7,9,7)=Critical!!

GMtat：5r10=(8,9,4,6,9)=Critical!!

GMtat：3r10=(4,8,1)=Critical!!

GMtat：1r10=(2)=2+30=32+2=34

流石に無理よね……ダメージを！

　玲：#13d10+54

Rei：13d10=(4+3+5+2+4+1+1+5+4+9+10+2+5)=55+54=109

　　　疾風のように駆け抜け、立ち止まる。

それと同時に“Cinnabar”の体が衝撃に耐え切れず、軋み、ひしゃげ、亀裂が走る！

ＧＭ：「………っ、里、緒……！」

呼びかけた、それが最期の言葉。砕けて宙を舞い、落ちる。

――戦闘終了。

　玲：「残念だけどな、死んでも一緒にはなりゃしねぇよ。お前は――逝く世界が違う」

ぬいぐるみをぎゅっと抱く。

　

　数瞬の後、車の音。公園前、そこに経つ人影は一瞬立ち尽くし――深々と、皆に一礼した。

　

†　Autonomous judgment　†

ＧＭ：あまり高くなかったかなと思いつつ、申告の後に振ってくださーい。

　命：初期ロイス２個、Ｄロイス１個、シナリオロイス１個、ＰＣ間ロイス１個の計５個。

侵蝕率は１０６％。このまま振ります。

#5d10-106

Mikoto：5d10=(6+8+5+8+1)=28-106=-78

７８％で〜

　蒼：現在侵蝕率１１４％　ロイス４　タイタス１　空き２。

門脇葵にロイス。■誠意／□隔意、これで５個振り。

#5d10-114

kagi：5d10=(4+1+10+2+2)=19-114=-95

９５％、生還

　玲：１２１％で初期２つと葵、リオのロイス４つ。命にロイス結んで５つで判定します。

#5d10-123

Rei：5d10=(10+4+10+10+1)=35-121=-86

　葵：現在値１１９。タイタス０、ロイス５、空き２。

“Cinnabar”をタイタスに。ＯＰの友人をロイスに。■友情／□隔意。計６個。

#6d10-119

Aoi：6d10=(9+5+4+2+6+2)=28-119=-91

ＧＭ：んではＥＤ希望などあれば（ネタ下さい）

玲：特に希望はないです。ＧＭの思うままに。

蒼：オチつけていいなら、六会と会話したいです。

　ＧＭ：いいすよ。　

葵：まったく何事も無い様に友人が出てきたら（何）。

　ＧＭ：そ、それは無理（激汗）。

葵：まぁ。喫茶店でぐだぐだやってます（何

　ＧＭ：せめてＵＧＮ管理の病院かなと。

　命：学校帰りにでも穂さんが現れるとか、お見舞いしに行くとか

　ＧＭ：じゃ、葵さんはその他のご友人とということで。

命ちゃんは穂のお見舞いという感じで行きますね。

　

†　Ending Phase １　Scene Player 鍵岬 蒼　†

　

ＧＭ：黒巣市支部。事件後、ある程度の処理を片付け、その日の夕刻。

　蒼：「ただいまー。疲れたー」

　ＧＭ：支部長代理への報告も終え、エージェント詰め所に帰ってきた蒼の目に止まったのは、

六会の姿のみ。

どうやらその他のエージェントは出払っている最中らしい。蒼の声に顔を上げ、

六会は声をかけてきた。

　　　　「ああ、鍵岬さん、お疲れ様でした。珈琲でも飲みますか？」

　蒼：「お………戸叶さんは、帰ったの？」

　ＧＭ：立ち上がり、据付の珈琲ポットを手に取る。中身は訊くな。

　　　　「ああ、なんでも少々やることがあるとかで。まだこの近辺にいるようですが」

　蒼：「まあ、あの人は、本当に止めるべき時に止めず、遅れるべきでない時に遅れてたからね。

（フゥ）でも、あの子達、頑張ったからね。少しは、助けられたよ」

　ＧＭ：「――“人”ですからね、彼は。間違いが間違いを呼ぶことの典型でしょう」

苦笑しつつ、紙コップで珈琲を差し出して。

「助けられた……なら、いいですね」

　蒼：「はい、報告書と、“任務中に渡された書類仕事”」

棘をチクチクさせつつ書類の束を手渡す

ＧＭ：一瞬目を逸らし、微笑。

「ああ、ありがとうございます。おかけで助かりましたよ」

受け取る。

ぱらぱらー。と書類をめくる手。

　蒼：機械で打ち出すところは、形式滅茶苦茶。

手書き部分はミミズがのたくったような文字。

　ＧＭ：「…………」

　蒼：報告書は、押して知るべし（マテ）

　ＧＭ：「あの、鍵岬さん？」

ぎぎ、と音を立てて上がる顔（何）

　蒼：「さて、じゃああたし、物損事故で警察に出頭しなきゃならないから。じゃね！」

珈琲一気飲みし、ダッシュ！

　ＧＭ：悲鳴のような制止の声が上がるも、無情にもドアは閉められた。

　

†　Ending Phase ２　Scene Player 門脇 葵　†

　ＧＭ：疲れた身体に鞭打ち、登校。生徒会の仕事もきちんとこなし。

すっかり日の暮れた夕刻。昨日とは違う面子、違う場所での一休み。

　葵：「……この学校の生徒会は何でこうも仕事量が多いのだ」

疲れたように。一息。

　ＧＭ：「なんかさぁ、アイツでも、いないとやっぱ困るよねー」

はー。と、やはり目の前には執行委員の一人。

葵：「…………そう、だな」

苦々しそうに笑う。

　ＧＭ：「いきなり入院なんて、びっくりしたよ。事故なんだって？　葵も居合わせたって聞いたけど」

　葵：「……………ああ。そうだ。事故だ」

歯切れ悪そうに。答える。

　ＧＭ：「何か退院にも時間かかるっぽい話だし……そんな酷かったの？」

心配げな声音。

　葵：「そうだな。酷かった」

　ＧＭ：「そっか……」

はぁ。と、息。

　葵：「そのような怪我をさせてしまった事は。私にも責任はある」

　ＧＭ：「うーん、葵はちょっと責任感じすぎじゃないかな？　

むしろ、葵だけでも無事でよかったよ、一緒にいたのにさ」

それは、多分友人の本心だろう言葉。

　葵：「そうでも、ない。あの時。”手を引いて逃がしていれば”。こうはならなかったのかもしれない」

　ＧＭ：「そうなの……？」

心配そうに眉をひそめるも。

「じゃぁ、さ。早く元気で戻ってくればいいね？」

こくん、と首をかしげる。

　葵：「そうだな」

　ＧＭ：「仕事も溜まっちゃうしね、面子が足らないと」

あはは。と笑う。無理なまぜっかえし。

　葵：「ちまいちまいと人をからかうし、仕事をしないし、人に仕事を押し付けるような奴だが。

いないと……その、なんだ。寂しいものだな。皆もそんな感じだろう」

　葵：幾分、慌てたように。

　ＧＭ：「そう思うよ」

うん。と、頷く。からからと空になったグラスの氷をかき混ぜて。

　葵：「まぁ。そうだな。では、まぁ暇があれば見舞いでも行こうか」

笑みを浮かべて

―“嘘だ”―

―どうなっているかは、自分が一番良く知っている―

　ＧＭ：「そうだねー。生徒会皆でお邪魔しよ！」からっと、笑う。

　葵：しかし今の日常についたヒビワレを広げたくない。それだけの欺瞞だ。

「ああ」

それは外敵を打ち倒した後においても。何も変わらない。

からん、とグラスの氷をかき混ぜた。

†　Ending Phase ３　Scene Player 風間 命　†

　ＧＭ：翌日。ＵＧＮ関連の病院にて。

あの場所でリオに刺された穂の傷は深手ながらも、何とか一命を取り留めた。

しかし、彼に施された“処理”のためか、オーヴァードの特徴である驚異的な回復力

は働くことなく、今は静かにベッドで眠る姿を晒している。

　命：顔が隠れるほどの大きな花束と果物の詰め合わせを持って病室に入って来る

「こんにちは。失礼しますね」

　ＧＭ：入る気配に目を開け、一瞬其方に視線を投げ。

「……風間さん？」

驚いたような顔。

　命：「お見舞いに行くなら花束か果物だって言われて、どっちが良いのかわからなかったので両方」

微笑みながら

　ＧＭ：「え……あ、すみません、わざわざ」

わたわたと慌てたように半身を上げ、椅子を勧めてくる。

　命：「いいえ〜どうですか、お元気ですか？　って言うのは入院してる人には言わないかしら？　ふむ」

小首傾げながら

「有難うございます。（微笑む）」

　ＧＭ：「……ええ、何とか」

どこか苦しげに、呟くように。

「――どの道、僕に残された時間はもう少ない。……こんな治療も、意味の無いものですけど」

はは、と、空笑いで。

　命：「（じっと見つめながら）諦めたらそこで試合は終了なんだそうですよ？」

意味は解っていない様に。

　ＧＭ／穂：「……初めからのデキレースだったんですよ、僕の存在は。

僕のこと、調べたって言いましたよね――じゃ、僕の“処理”も、風間さんは

知ってるんでしょう？」

　命：「特別な加齢処置でしたっけ？」

　ＧＭ：こくり、と頷き。

　命：「それで？いつまで持つんですか？」

　ＧＭ：それに、穂が応えようとした時に、廊下からノックの音。

　命：「？」

無言で振り向く

　ＧＭ：「――はい？」

と、応えた穂の声に一拍置いて、戸叶が姿を現した。

「……ああ、風間君も来ていたのですか」

少々驚いたような声音。

　命：「あ、卯月市の」と立ち上がり挨拶

　ＧＭ／康平：「少々失礼する。……彼の、木内穂の卯月市における処遇が決定したのでね」

　命：「お邪魔ですか？」

　ＧＭ：「いえ、そのままで構いません」

そして、無言の穂に向き直る戸叶。

「支部決定により、本日付をもって、卯月市支部エージェント、“Emptiness heart”

木内穂の登録を抹消する」

　命：椅子を譲るように示しながら壁際へ移動。

　ＧＭ：「今後、君にはエージェントとしての任務要請及び、支援は行われない」

淡々と告げられるそれ。

穂の方もまた、無言で俯き。決定を甘受するように。

　命：「え〜と、それは彼の実験も終了と言う事ですか？」

　ＧＭ：「実験ではない。もはや彼は、“卯月市と何も関係が無い”」

にべも無い言葉で。

「――それと、同本日付けで……」

ここで一旦言葉を止めて。

「卯月市支部エージェント戸叶康平と、同市ＵＧ『チルドレン』、『戸叶』穂の、

如月市配属が決定した。……つまり」

にこり、と、初めての笑顔。

　ＧＭ：「穂、君は私が養子として引き取り、その身体を延命のために治療する」

そのための、昨日までの行動の空白。

　命：「あらら、ハッピーエンドと言う奴ですね（ニコニコ）」

　ＧＭ：穂もまた、一瞬理解なし得なかったように瞬きを繰り返したが……。

「……ありがとう、ございます」

微かにほころんだ。それは歓喜の言葉。

　命：「おめでたいですねぇ、お祝いに何か食べましょうか」

と自分の持ってきた果物を指す（マテ

　ＧＭ：「風間さんも……本当に……って」

あっけに取られたようにそれを見て。

「お勧めの、ものを。……果物ってあまり食べたこと無くて」

　命：「え〜と………メロン辺りが受けが良いようです。あ、皮剥きますね」

と言って『メロンの皮を剥き』始めた

　

†　Ending Phase ４　Scene Player 逢杜 玲　†

　ＧＭ：翌日、夕刻。

すっかり片付いた公園の様子。

あたりはすでに薄暗く。事件の陰も無く遊んでいた子供達の姿も今は無く。

初めてリオの姿を見たその場所、そのベンチに、貴方は座っています。

　玲：はぁ、と溜息一つ「夕焼けが血の色に見えやがる」

手には例のぬいぐるみが。

取れていた目玉は別のぬいぐるみの補修部品を使った。

ほつれた部分はオリジナルのぬいぐるみを見て寸分たがわず縫い直した。

血の跡や汚れたところは脱色・染色し直した。

つまりはほぼ元通り、もっとも――

「持ち主はもういない」

はぁ、とまた溜息。

　ＧＭ：――ふと、貴方に近づく気配を感じる。

　玲：顔をそちらに向ける。まだ帰ってなかった子供でもいたのだろうか。

　ＧＭ：何も、誰もいないはずなのに。

“何か”が、いる。そんな気がした。

ふ、と、一陣の風が吹いた、一瞬、玲の身体をまき。

『……ありがとう。茂を、救ってくれて』

聞こえた気がするのは、この公園で聞いた、少女の声。――いささか大人びたそれ。

玲：一瞬、自分の耳を疑う。沈黙、そして理解する。

ああ、そうか。

今は黄昏時――逢魔が時。

昼と夜の境目――人と魔が交わる時――人でありながら人ならざる者達の時。

一人納得してぬいぐるみをベンチの上に置く。

「悪いが、やっぱり受け取れないな」

“彼女”に別れを告げてバイクにまたがり、公園を去る。後ろは振り向かない。

　　　

　

　

　茜色の空。降りる帳。

　ベンチへと伸びる手。

　夕焼けに染まった公園に響いた、りん、と澄んだ音は、錆付いた、ぬいぐるみの猫の鈴の音。

　

　彼女は彼と手を繋ぎ、黄昏と共に、公園を去る。

　

　

　†　Ｃａｓｔ　†

ＧＭ：たつき

ＰＣ１：“Outrage”　逢杜 玲（福坂真央）
ＰＣ２：“Gate keeper”　門脇 葵（久流）

ＰＣ３：“The ruined angel”　風間 命 (優雅)

ＰＣ４：“Trigon”　鍵岬 蒼 (Ｎオレンヂ)

Double+Ｃross　The 2nd Edition　Replay

迂路に宿る心　　―Twilight Requiem―

End