ダブルクロス The 2nd Edition リプレイ
裏切り者への答え

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■プリプレイ
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真吾:「……オレか?……越知、真吾。」  
   「……んだよ。あんまりジロジロ見んじゃねぇよ。…見られんの、好きじゃねぇんだ」
   ごく普通の高校生だった、とあるジャーム事件に巻き込まれて覚醒した少年。  
   獣化して戦う白兵系だが、人間の姿からかけ離れるバケモノバケモノした自分の能力を
   余り好いてはいない。  
   人に対してはぶっきらぼうだが、割りと根は真面目だったりする。  
   コードネームは『異端の羊』、シンドロームはキュマイラピュアブリード。  
   イニシアティブ値:9、HP:16、基本侵食率:36%、ワークス/カヴァー:高校生  
   PCロイスは逢杜 玲さん、感情は「P:■連帯感/N:□脅威」です。
   シナリオロイスは“ブラックウェーブ”、「P:□執着/N:■憎悪」で。
   それではよろしくお願いします。以上です。

春香:(カタカタカタとパソコンを弄りながら)
   「こんにちは、水樹春香です。普通の高校生やってます」
   「機械はいいですよ、嘘つかないから」
   「あの人、何か気になる。どうしてかな。わからないけど気になるのはしかたないですよね?」
   特徴のないのが特徴の女子高生。基本的に他人とは深く関わらないようにしていきているが、
   妹だけはとても大事に思っている。
   ハッカーとしての技術には自信を持っているがそれ以外はさっぱり。
   *モルフェウス/ソラリスの高校生
   *HP12 IV10
   シナリオロイス:雪の中傘を差さずに町を歩く悲しげな男(あるいは女)
   P庇護■/N不信感
   PC間ロイス :越知 真吾
   P同情■/N憐憫
   以上、よろしくお願いします。

玲:「……あ、俺の番か」
  「俺の名前は逢杜玲」 
  「何でも屋を名乗ってる以上大抵のことはやるぜ。払うものさえ払ってもらえるならな」
  「荒事だったら任せてくれ。『必要以上に』得意だ」
  ノイマン/ハヌマーンの専業何でも屋 基本侵蝕率35% HP14 INSV16
  PCロイス 水樹春香、:■連帯感/N:□不安
  シナリオロイス 奈古カムリ、P:■有為/N:□無関心
  以上です。

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■オープニング・フェイズ
SP:真吾 舞台:とある資産家の家、夜 登場:不可
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真吾:それでは、登場させて頂きます。
   #1d10+36 
       1d10=(8)=8+36=44
侵蝕率は44。
GM:さて、貴方は扉の前にいる。奥では激しい銃声、怒号。しかし扉は硬い鍵がかかっており
   開けることができない。
   貴方は、UGチルドレンの親友、高市信也と一緒に要人護衛の依頼を受け、貴方は外で
   監視し、信也は依頼人のそばにいることにしていた。
真吾:「…!ちくしょう!」
   苛苛と焦りながら、思いっきりドアを蹴る。
GM:ちょっとやそっとでは開かないみたいだね。もうしばらくかかりそうだ。
真吾:「……………クソッタレ」
   弱音のような言葉を吐き捨てると、一瞬躊躇した後…メキメキと手にバケモノめいたチカラ
     を宿す。
GM:侵入者は分かっていた。“ブラックウェーブ”と呼ばれるFHエージェント。
   彼は、隠密して敵地に進入し、オペを実行するのが得意です。
   貴方が扉を攻撃しているうちに、ズドン!!という銃声が響き、静かになる…。
真吾:「てめぇ……!何しやがった!?チクショウッ!!」
   一瞬青ざめ、扉の向こうに叫んで扉を人外の力で思いっきり殴る。
   「(………無事で居てくれ……!)」絶望の顔で、それでも少しの希望にすがりながら、
   祈る。
GM:破壊された扉の向こうには、倒れている“社長”と呼ばれていた依頼人、アタッシュ
   ケースを二つ抱えた男のシルエットが見える。
   そして、瀕死状態の信也……あなたの希望は残念ながら打ち砕かれた。
真吾:「……っ…」
   泣きそうな顔をして、親友の方に掛けつける……ちらりと視界に入ったシルエットを
   激しい憤りの目で睨みつけながら。
   「………てめぇ……!」
GM/男:「遅かったようだな。
          無駄に抵抗さえしなければ、チルドレンの命はとらなかったのだがな…」
真吾:「…何が目的だよ!何の真似で…何で、ヘイキなツラして人を殺せるんだよ……!」
GM:この男について、〈知覚〉で判定してください。
真吾:#3r10+2
    3r10=(6,3,10)=Critical!!
       1r10=(1)=1+10=11+2=13
GM:ならば顔が分かる。色の白い、しかしそれが神秘さを増して端正な顔つきを強調して
   います。たとえて言うならば氷の彫像の傑作……だがその中にもろさを感じる。
   そして、目の前の男が写真で見せてもらった“ブラックウェーブ”その人だと分かる。
   「そこにいる男が死ぬのが嫌…か?」
真吾:「人が死ぬのを喜ぶワケねぇだろ!?当たり前だ!」
   …少しそれに怯むが、怒号を浴びせ返し、立ち上がる。
GM:「人が死ねば嫌か?ただそれだけか?」越智を無視して帰ろうとする。
真吾:「そうか、てめぇが……許さねぇ。……“ブラックウェーブ”………チッ」
   睨み付けて、掴みかかろうとして…瀕死の友人が視界に入り、今はそっちが優先だと
   足を踏みとどめる。
GM/信也:「真吾…。君が、そいつと戦ったら負ける…。むりしちゃ…むりをしたら…
      ゴホゴホッ!!」
真吾:「信也、お前は喋るな!いいから黙ってろ!」
GM/信也:「真吾…もう駄目だというのは分かってるさ。最後の頼みだけ…聞いてくれるか?」
真吾:「そんなこと言うな!」
   叫ぶ。親友も、目の前の敵も、どうともできない自分の対応力と力の無さに思わず泣き声で。
GM/信也:「館山さんに謝っといてくれ…。後、ジャームになる前に…実験台にされる前に、
      楽にしてくれるか?」
真吾:「……お前…っ」
   苦しげに頭を振る…が、相手の目をしっかり見返し。
   「…それが、お前の、望み、なんだな……?」
   信也の死相でもう助からないと言う現実に直視して、泣き笑い。
GM:「あぁ…。悪いな、苦労させちまって。
      チルドレンに、ダチになってくれてありがとな。お前といたとき、すげぇ楽しかったぜ?」
   にこりと笑う。
真吾:「……ああ。俺も、だ…」
   その笑みを焼き付けるように、涙を拭いて、しっかり見返し。
GM:目を静かに閉じる。
   「…後は…頼む」
真吾:「……ああ。任せろ…………畜生ぉぉぉぉぉ!!!」
   搾り出すように言って、バケモノと化した、その手を振り下ろす。
GM:「……」“ブラックウェーブ”は真吾の行動を背中越しで見、やり取りを聞いていたらしい。
   信也が事切れたのを確認し、影が深くなって立ち去る。
真吾:涙を零したままの顔を上げて、“ブラックウェーブ”の消えた方を睨み付ける。
   「…………仇は、取るからな」

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SP:春香 舞台:雪の降るK市 登場:不可
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春香:#1d10+33
       1d10=(5)=5+33=38
GM:さて春香、貴女は雪の降るK市にわざわざ出歩く必要があった…それは、近所のおばさん
      が必死になって最近飼い始めた子犬を探してほしいと頼まれていたからだ。
   ちなみにこの子犬は妹も大変気に入ってる(笑)。
春香:「…寒いけど、春奈ちゃんのお願いでもあるし…。ぅぅ、なんで私が」
   ダッフルコートに身を包みぼやきながら、それでもがんばって探し回っている。
GM:で、貴女が探し回っていると…雪降る中で、傘もささずに何かを抱きかかえて歩く男の姿
   を見つけた。年は貴女と同じぐらい、品のいいハーフコートを着てるんだが、頭に雪が
   少し積もって、寒そうな感じがするね。
春香:「?」変な人と思いながらもちょっと近づいてみる。
   「あのー…すみません、ちょっといいですか?」
GM:「?」近づくと分かるんだが、ずいぶん華奢でかっこいい男だね。君の背よりもずいぶん
   高く、君の腰ぐらいに彼の股下がある(笑)。
春香:「(うわっ…何、この人、すごい)あのぉ。ここらへんで、こんな感じの仔犬みかけ
   ませんでしたか?」
   おどおどしながら上目遣いで見上げて聞くだけ聞く。
GM:「あぁ、これ君の家の犬かい?」
   というと、懐を見せると丸まってぐっすり寝てる子犬が。
春香:探している子犬ですか?
GM:そうですね。名前はコロという。将来大きくなりそうなイヌですが(笑)。
春香:「あ、コロ。そうです、ありがとうございます」
GM/男:「近くの公園にいたから、遊んであげたらすぐになついたよ。
     犬は社会性が高い生き物だが、子犬だとなおさららしい」
春香:ほっと一息ついて犬を受け取ろうとします。
GM/男:「変に動かすと起きてしまわないか?家にまで届けてあげてもいいけど?」
春香: 「(びくっ)あ…いえ、その大丈夫です、はい。それにご迷惑かけられません」
    ちょっとだけびくっとして、何度か首を横に振る。
GM/男:「別に何かするわけじゃないさ。
     まぁ、初めて会った女の子の家に行くのは礼儀に反するか(苦笑)」
春香:「は、はぁ。ぅぅ…じゃあ、お願いします。あの、すぐそこですから」
   少し警戒を解いたみたいです。ぺこっておじぎします。
   大男を見上げながら世間話でもしましょう。
   「あの、お名前を伺ってもいいですか?」
GM/男:「名前?」
春香:「はい、名前です。そうしないとお礼も…あ、私は水樹春香です」
   小首かしげながら簡単に自己紹介します。
GM:「角野 正次(かどの まさつぐ)。あ…。えーと。よろしく」
   ふふっと影のある笑みを浮かべながら、それでも楽しそうに自己紹介をする。
   「なかなか女の子とはしゃべらないからね。気の利いたことことを考えていたんだが」
   まぁ、第一印象からしたら女の子には人気がありそうなんだが、嘘はついてないようだね。
春香: 「(ちょ、ちょっとかっこいいかも。大きいけど)あ、角野さんですね。えっとよろしく
    おねがいします。コロの相手してくださってありがとうございました」
    もう一度おじぎをして家に案内します。

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SP:玲 舞台:UGN日本支部 登場:不可
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玲:#1d10+35
     1d10=(6)=6+35=41
GM:はい、玲は霧谷と貴方を雇った奈古(なご)カムリが、論争しているのを横目で聞いてる。
   内容は、実験のためのジャーム調達についてだね。
   奈古は色々理由をつけては霧谷に迫っているが、霧谷は上の空で、やんわりと却下してる。
玲:「…………(だろうな)」
GM/奈古:「いいですか!!UGチルドレンおよびガイチューたちのジャーム率低下はUGNの
      至上命題のはずですぞ?
      そのために頼んでいるというのに、何故貴方は認めないんだ?」
玲:外注?それとも害虫?
GM: 両方の意味があるんだろうね。外注=イリーガルの隠語ね。
玲:なるほど。
GM:「では、中枢評議会(アクシズ)の倫理委員会に意見書を出してはどうです?
   私の一存で決めるわけにはね…」
   「倫理委員会にジャームの実験の自粛を促すようにしたのは貴方ではありませんか?!
   貴方が意見を変えれば後はすんなりいくのですぞ?!
   …よろしい、ならばこちらも別の方法を使わせてもらう!!」
   奈古はかつかつと外に出て行き、ばたーん!!と扉を閉める。
玲:「……我ながら、なんであんなのに雇われてるかと思うと情けなくなってくるな」
  読んでた【猫の手帳】を閉じて立つ。
GM/霧谷:「…お疲れ様。ですが、彼の言っていることは事実でもあります。
      ジャームの傾向を探れば、次のジャームを生まない研究もできる。
      どこかの国ではジャームを軍隊に入れて、蝗の様に草木を一本も残さないで殺戮を
      行わせるところもあるようですよ?(やれやれという顔)」
玲:「ハン、どうせそいつ等もその蝗に食い散らされるだろうよ。
  で、中枢評議会の結論はどうなってるんだ?実験に関しては」
GM/霧谷:「半々というところですね。
      ミイラ取りがミイラになるのは、私達の稼業では日常茶飯事。それでは、軍隊として
      安心できる戦力にはならない。
      周りを巻き込んでひどいことになっては、さらに人が死にますからね」
玲:「全くだ」
GM/霧谷:「だから、必要悪だというのも意見として成り立つ。
      これを言うのは、正義が好きで、ジャームを悪魔のように嫌悪する人達で…
      こういう人は真ん中にもいるようですね」
玲:「世の中白黒はっきりつけられないモノだってのを分かってる連中がそう考えてるんだから
  な…ったく、不条理ばっかりだ。
  ま、減給されないうちに俺も帰るか…何かあったらまたよろしく、ってことで」
  部屋を出ようとします。
GM/霧谷:「高いところから下を見ると、まとまりでしか物を見れなくなる…。パンピー
      という言葉も、それと同じなのでしょう。
      君が彼についているのは違う意味もあること、分かっていてくださいね(にこり)」
玲:「了解」

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SP:越智 舞台:数日後の教室 登場:可
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GM:もうちょっと、オープニングが続きます。このシーンはすぐ終わります。
真吾:#1d10+44
       1d10=(5)=5+44=49
   侵蝕率は49。
GM:で、数日後の朝。まだ、あの日の記憶がはっきりと残っている中(他のやつらは信也の事
   なんてすっかり忘れてますが)HRが始まる。「はーい、席についてー」
真吾:「……」イライラしたオーラを周囲に振りまきつつ座ってます。
GM:「今日は急だが、転校生を紹介する。先生と同じぐらい美形だ。喜べ?おーい、入れ」
   と言うと、一人の男が入ってくる。
真吾:「………」一応、と言ったカンジでそっちに注目する。
GM:「角野 正次という。…よろしく」
   ちらりと顔を見ると分かる…“奴”です。
真吾「……テメェっ!?」
  やる気なさげだった顔が変わる。がたたっと席を立つ。
GM:「《ワーディング》」周りが灰色に変わる。
   「…今、君が何か行動を起こしたらどうなるか…分かっているよね」
   薄い眼をして睨む。
真吾:「……クソ野郎」
   チッ、と舌打ちして、射殺さんばかりに睨み付け……苛立った表情で、乱暴に席に座りなおす。
GM:「おーい、越智〜。美形だからって、嫉妬していきなり喧嘩するんじゃないぞ〜?」
   クラスメイトにげらげらと笑われる。周りは、元の風景に戻る。
真吾: 「………ああ、しねぇよ。“今”はな」
   一回深呼吸。で、周りに無理やり調子を明るく合わせる。
   目は未だに相手を見たままだけど。
GM:「…」角野は特に表情を変えず、席に着く。回りはHRにもかかわらず、女子が集まって
   色々聞いたりしてる。
   角野は困ってるらしい。
真吾:一人呟く。
   「…………償わせてやる」

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■ミドル・フェイズ
SP:春香 舞台:昼時の喫茶店 登場:可
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春香:#1d10+38
       1d10=(3)=3+38=41
   「(こくこく)ふぅ。やっぱり紅茶はダージリンに決まりですよね。春奈ちゃんもくれば
   よかったのに」
   喫茶店で、珍しくお茶会を楽しんでます。
GM:「相変わらずだね、あんたの妹好きもさ?」
   「あぁ、そうそう。今日、超カッコいい子が転校したって知ってる?」
春香:「ふ〜ん、今時転校生ですか。まあ、誰でもいいですけどね」
GM:「しってるしってる。2年生でしょ?」
   「実はね、もう写真撮った」と、壁紙を皆に見せるクラスメイト。
春香:「見にいったんですか…うわ、早っ」
   その壁紙を眺めるわけですが、見覚えはありますか?(笑)
GM:あぁ、角野君だね。
   「お、結構イケるじゃん?」
   「…それがね、意外に遊んでないみたいなの」
   「うそだ〜。ああいうのに限って裏では…」
   「でも、この人だったら…つまみぐらいなら…」
   「おいおい、彼氏持ちがそんなこといっちゃっていいの?」
   「惚れっぽいね、あんたは」
春香:「あ〜この人、この前の大きい人」
   驚いて立ち上がって、恥ずかしくて赤くなって席に座りなおします。
玲:#1d10+41
     1d10=(6)=6+41=47
  ちりーん♪と入ってきたのは、2メートルくらいあるトランク持ってるボーイッシュな
  女の子(?)。
春香:入り口のほうを眺めて
   「可愛い人がきましたね」ぼそっと。
玲:「(どっかのアイドルか?)」とか壁紙見て思いながらランチでも注文しときましょう(笑)。
GM:「え?」「ええっ?」大きい人という発言と、可愛い人という発言に両方反応してる(笑)。
真吾:出ます。
   #1d10+49
       1d10=(8)=8+49=57
   侵蝕率は57です。こっちも何となく入ってきた感じで。
   信也君との思い出の場所とかなんとかで(笑)。
   「…水樹に、逢杜さん?」怪訝げに。
春香:「あ…うん、ほら気にしないほうがいいと思いますよ――越智先輩?」
   ちょっと落ち着きなく店内をキョロキョロ。
玲:「ん?……なんだ、真吾に春香もいたのか」
GM:越智のオーラが怖いらしく、春香のクラスメイトは
   「あ…そういえば、委員会が」
   「あぁ、次の授業の宿題を…」
   と、それぞれ席を立って喫茶店を出て行く(笑)。
真吾:取り合えず、お互い気づけるように手を上げる…春香さんの方は友達連れで声を
   かけにくいな……って、ありゃ(笑)。
玲:真吾……普段どんな学生生活してるんだろう(ほろり)。
春香:「えっと…あ、うん、さよなら〜」
   不思議そうに見送って、立ち上がって二人に近づきましょう。
真吾「……。悪ィ」自覚はあるようで、バツが悪そうに謝り。
GM:「♪」逃げ帰る途中で、玲をカメラに撮る女子高生(笑)。
春香:「ん?先輩、何か悪いことしたんですか?」
   さっぱり分からない様子。
玲:「……しばらく見ないうちに威圧感出てきたなー(苦笑)」
真吾:「……今機嫌悪くてな。その苛々に当てちまったんじゃねぇか。後で謝って置いて
   くんねぇ?今日の転校生……角野とかいったか。そのおかげでな」
   不機嫌に。
春香:「はぁ。わかりました。玲さんは…えっと、お久しぶりです」
   ぺこっとおじぎして
   「角野さん?」
真吾:「……ちょっとUGNの方で仕事があってよ。
   まあ、その関係でな、色々と…って、悪ィがそっち座っていいか?
   …流石にここで立ってると営業妨害だ…(ぽりぽり)」
玲:「ま、愚痴くらいは聞いてやるから2人ともこっち来いよ」
春香:「あ、はい」
   てこてこと玲のところに。
真吾:「………サンキュ」
   と、それじゃあ同席させていただきます。
玲:「…よっと」(トランクどけてる)
春香:「ふう…じゃあ、お昼は食べたのでデザートを…パフェとプリンとケーキと…あ、
   先輩のおごりでいいですよね?」
   てきとーに注文してます。
玲:「おごるとは一言も言ってないんだけどな…ま、いいや、好きに頼んでくれ」
真吾:「…俺、オレンジジュースだけでいい。……あー、俺が持つわ、それ…さっき
   迷惑かけたしな、水樹には」
春香: 「はむはむ(越智先輩ってばこーやっていいように使われちゃうんですよね)。
   で、さっきの角野さんって人が何かあったんですか?」
   ケーキ食べながら。
真吾:「…ああ……。俺の親友を殺したがったヤツ―FHのエージェント―がのうのうと
   転校生ヅラしてクラスに来やがってよ……くそっ」
   苦い顔つき。
   「人の目もあるし表沙汰にもできねぇ。……UGNに報告しなきゃなんねぇな……って、
   喫茶店でする話でもなかったな。つまんねぇこと聞かせて悪かった」
春香:「………ぇ?角野さんが…、FH、ですか?」
   意外そうにそして少し悲しそうに、プリンをすくってる。
真吾:「…………どうした、水樹?まさか、知り合い……なのか?」
春香:「いえ、ちょっと。あはは…そうですか。いえ、知り合いってほどでもないですよ」
   スプーンを置いて、オープニングのことを話します。
玲:「――ああ、そんなことがあったのか」
真吾:「そうか……悪ィ」色々と複雑な顔。「……だけど、俺はそいつを……絶対に許せねぇ」
   吐き捨てる。
春香:「ただ、爽やかでちょっとかっこよかったかなぁとか思っただけで、後はとくにないです
   けど、優しい方だと思ったんですけどね」
   小さくため息。
   「あ、気にしないでください」
真吾:「…そか。………まあ、俺の愚痴としてはこんなもんだ。……この後、UGNにでも
   報告してくる……」苛々とジュース飲み。
春香: 「組織ってそういうものなんじゃないですか?
   それより、私に依頼がこないことを願いますよ。後、巻きこまれないように…」
玲:「FHのエージェントがねぇ…ま、UGNにだって人を人とも思わねー奴だっているからな、
  たまにはそんなのもいるだろ」
真吾:「心当たりでもあんのかよ」
   雰囲気を取り繕うように、軽く。
玲:「俺を今雇ってるのがそんな奴。ただそれだけさ」
真吾:「そだな……。アンタも大変なんだな。……それじゃ、そろそろ」と席を立つ。
   「俺はUGNに連絡入れてくる。……あ、後一応なんかヤツ関連で情報あったら
   連絡くれ。じゃあな」
玲:「さてと、お仕事再開っと」
  先に他の2人の勘定払って退場(笑)。
春香:「わかりました。たぶん、情報なんてないと思いますけど。じゃあ、私もそろそろ。
   帰って春奈ちゃんの――」
GM:あ、まって玲。玲が席を立とうとするとシーンが変わる。
玲:了解。でしたら着席。追加で甘味でも頼みましょう。
  「…デザート忘れてた」(笑)
春香:じゃあ、こっちも着席したほうがいいですかね?
GM:まぁまぁ、シーンが変わってから行動してください(笑)。

//////////////////// 
SP:真吾 舞台:そのまま 登場:真吾
  (真吾は侵蝕率を上げなくていいです。あとの二人は上げてください)
//////////////////// 

玲:#1d10+47
     1d10=(5)=5+47=52
春香:#1d10+41
       1d10=(7)=7+41=48
GM:ではいきます。貴方達がお開きにしようと思った矢先、カランカランと喫茶店に入る客が
   いるみたいだね。
玲:「?」
真吾:それはまさか(笑)。
春香:入り口のほうを横目でちらっと。
GM:「ここにいたか。確かに分かりにくい…」そう、そのまさかですよ(笑)。
真吾:「……!」
春香:「大きい人…」あまりのタイミングのよさに溜息。
玲:「噂をすればなんとか、か」
GM:「春香…いや、水樹さん。コロの具合はどうかい?」
   どっちの名前で呼べばいいか一瞬迷ったらしい。
春香:「…ええ、そうですね。おおむね良好ですよ。角野さん」
   こっちは迷いもせず苗字で、警戒はしてます。聞いちゃったのでイメージも少し変わりました。
GM:「そうか、それは何よりだ」
   ほっと溜息をつくと、席に座る。
玲:横目で真吾をチラ、と。
真吾:「……話が済んだらツラ貸せ。角野」
   怒りの激情を滲み出しながら睨み付ける。
GM/角野:「感情を出すのは勝手だが、それで人様に迷惑をかけるのは君の本望では
      ないだろう?座ったらどうだ、いい話をしに来た」
玲:「…暴れるなら、俺が食い終わってからにしろ」(待て)
春香:「せ、先輩…。とりあえず、アンミツ食べ終ってからにさせてくださいね…」
   玲の真似をしつつ身体を角野から離すように席の奥へ。
真吾:「…親友を殺した人殺しが目の前にいりゃあ、勝手にじゃなくても感情出すに決まってんだろ」
   剣呑に言い捨てるが、さすがに周りが周りなので、渋々席につく。
春香:「…(ぅぅ。空気がぴりぴりしてます。ここにいたくない)」
GM/角野:「親友か…。俺には分からない話だな」
真吾:「ああ、分からねぇだろうよ…………テメェにはな」
   チッと舌打ち。
   「………で、話はなんだって?」
玲:スプーン置いて「勧誘ならお断りだぜ?」
GM/角野:「面白いことを言う…。近いが、その逆の話をしに来た。
      UGNに入りたい。どうすればいい?」
玲:「は?」
春香:「(硬直、そして復活)へ?」
   呆けたようにスプーンを咥えたまま、アホ顔になっちゃいます。
真吾:「……なっ……何で」困惑しつつ。
GM/角野:「ただとは言わんさ、面白い話も幾らかつけてやる。」
春香:「あ…うん、私は直接関わりはないので、そういうのはわからないです…」
   逃げてみる。
真吾:「……」かなり文句を言いたいらしいが、とりあえず話を聞く姿勢。
玲:「“ディアボロス”が沖ノ鳥島支部にでも左遷されたか?」

沖ノ鳥島――台湾よりも南にある日本最南端の無人島。
島とは名ばかりで実際は高さ1m弱の岩が侵蝕されないように
テトラポットとコンクリートで周りが固められ、チタン製の蓋がかぶせてあります。
実際こんなところにとばされてたら、嫌がらせのレベルを超越してます。

GM/角野:「信用しないかもしれないが…前払いだ。
      K市の○○組にFHが出入りしている。鉄砲玉も行っているはずだ。
      そいつらがジャームだ」
      と、何枚かの写真を見せる。
春香:「(巻き込まれてます…思いっきり巻き込まれてます(泣)」
玲:「どういった心境の変化だ?」
GM/角野:「俺がもし、死んだときにどうなるかと思ったのさ…。
      俺の周りには、泣いてくれる奴がいない」
春香:「…?」何を言っているんだといった感じ。
玲:「言えてるな」
真吾:「……めでてぇ言い分だな」気に食わない顔。
GM/角野:「FHにいたら、水槽の中で何人も新しい俺ができる。
      だが、“俺”はいったい何者なんだ?…だから、生きている証が欲しい」
玲:「……!」
春香:「くろぉん、ですか? 大豆とかの…それって色々…」
GM/角野:「水樹さん、僕自身もクローンの仲間――遺伝子を変えた試験管ベイビー
      という奴さ」
真吾:「他人を殺し迷惑を撒きまくったクセに、自分は殺されたらどうかの心配かよ。
   そこまでそのオツムで考えられるのにな」
   言い捨てる。
玲:「…また、面倒なことになったな」
春香:「はぁ。それは、お疲れ様です……災難でしたね」
   目が宙に浮いてます。どーしたものか反応に困ってます
GM/角野:「初めは殺しに意味を考えなかったさ!!
      そりゃそうだろ?!生まれたときから拳銃持たされて人殺しか教わらなかったんだ、
      他に何ができると言うんだ!!」
真吾:「…テメェの境遇なんざ知ったことか。
   UGNに入るのも、泣いてくれる人間を作るのも、勝手にすりゃあいい。
   だが覚えとけ、俺は一生てめぇを憎む事には代わりねぇ」
GM/角野:「君の感情を羨ましく思うことがある。『憎む』ということは分からないからね」
真吾:「言い訳なんだよ!
   ああソウデスネ、それはとっても可哀想デスネ。
   同情はしてやるよ!だけどな、事実は事実なんだ!それを酷い境遇デシタの一言で消せると
   思うんじゃねぇよ!」
GM/角野:「…正直に言えば、普通に高校生として生活できるようにしてくれればそれが理想
      さ。ただ、それじゃ許してくれないだろ?
      だから、取引をしに来た」
真吾:「………」黙り込む。
春香:「あ、あの、そんなに熱くならないでください…」
   おろおろしてるばかり。
玲:「(ぴ・ぽ・ぱ)」
GM/角野:「?」
玲:「最初に言っておく。
  “青の女王”事件でUGN…特に日本は過敏になっててな、FHから逃亡してきた人間を
  おいそれと迎える状況じゃないんだ。
  特に今俺を雇ってる奴なんか、UGNこそが正義と信じて疑わず、ジャームを実験体にして
  弄ってやがる…元は同じ人間なのにな。
  それを踏まえてだ……。
  『保護を求めているFHのオーヴァードと現在接触している。
  どうすればいい?“リヴァイアサン”』」
GM/霧谷:「ふぅ…私も暇人じゃないんですがね。
      では、関係者を集めて私のところに連れて来てください。即決はできない問題です。
      言っておきますが…貴方も関係者ですからね。
      貴方がその問題に携わってるときは、奈古博士には他の人を派遣しましょう」
玲:「了解(ぷつっ)」
春香:「(ああ…どんどん逃げられない方向に話しがすすんでる気がします。
   春奈ちゃん、助けて)」
玲: 春香の肩に手を置いて「……(ふるふる、と首を横に振る)」
春香:「…玲さん。はははっ…あんみつ、追加していいですか?」
   がっくり肩を落として。
真吾:「運が悪かったな…悪ィ、俺が声をかけたから」
   済まなさそうに。
玲:「……好きなだけ食ってくれ(苦笑)」
GM:「…いい答えを期待してるよ。さて、授業に出なくてはな。あと5分だ」
   と言って席を立つ。
真吾: 「…角野」
GM/角野:「なんだ?」
真吾:「…テメェが生き方を変えるってのも…俺の感情をヌキにすれば、十分めでてぇこと
   なんだろうよ。だから……勝手にしやがれ。俺にゃ止める権利もねぇしな。
   ……だけどな、一つ言わせろ。
   …あいつを、そして今までの人を殺した重みを忘れやがったら、許さねぇからな」
   ふいと顔を逸らし、先に出て行く。
GM/角野:「忘れてはいないつもりだ…。だが、本当の意味が分かるのはこれからだろうと
      思っている」
春香:「……何か凄い事に巻き込まれてる気がします」ぼそっ。

////////////////////
SP:玲 舞台:UGN日本支部 登場:可
////////////////////

玲:#1d10+52
     1d10=(8)=8+52=60
玲:…日本支部?(汗)
GM:霧やんに電話したの玲でしょ?(笑)
玲:ごもっともです^^;
GM:さて、UGN日本支部の霧谷の部屋にいます。紅茶を軽く飲んだ後、玲を見る。
真吾:では出ます(笑)。
   #1d10+57 
       1d10=(10)=10+57=67
   わあ……もう67。
春香:こちらも出ます。
   #1d10+48
       1d10=(5)=5+48=53
   なんだかそわそわしつつ、玲の斜め後ろに立っています。
GM/霧谷:「さて、君達に集まってもらったのは、新しい司法制度として、裁判員を事件に
      関わったメンバーで構成し議論を戦わせてもらうという案を考えていまして――」
玲:「意義あり!」とか「待った!」って応酬をかますんですね。(違う)
春香:「待った!とかですか? あのゲームならやりましたけど…」

―出典・逆転裁判シリーズ―

GM/霧谷:「――これによって、裁判の証言をリアルなものにしつつオーヴァード達が
      フラストレーションを爆発させずにジャーム化しない方法とする、という狙いが
      あります」
真吾:「……議論つってもな…」うゎマジ面倒くせぇって顔(笑)。
春香:「えっと…よーするに、テストってことですか?」頭の中が?マークでいっぱい。
玲:「今から司法を覚えなおすのかよ…」
GM/霧谷:「まぁ、そう捉えてもらって構いません。堅苦しいことは気にせずに、
      言いたいことを言って下されば結構」
玲:「言いたいことをストレートに言っちまうと大抵白兵戦になっちまうんだけどな、
  俺の場合」
GM/霧谷:「私の前で殴り合いをする人はあまりいないでしょうけどね(くすり)」
春香:「と、とりあえず、それなら言いますけど…角野さんはいい人たと思いますよ?
   どーぶつ好きに悪人はいないっていいますし」妙にずれたことを力説。
真吾:「……言いたい事つってもな。アイツがUGNに入るのはいいんじゃねぇの。それよか、
   頭悪ィからよくわかんねぇけど……K市の組に出入りしてるFHとジャームの方が危なく
   ねぇ?」立派な部屋とお偉いさんの前で緊張しつつ。
玲:「そっちは腕に覚えのある奴等で殲滅しちまえば大丈夫だろ」
真吾:「……そだな」
GM/霧谷:「その件は、今回は対象外としましょう。弓削君に確認を取ったところ、角野君の
      言ったことは、事実であることが分かりました。」
真吾:「だったら誠意の確認も取れたし、希望どおりUGNに入れてやりゃあいいんじゃねぇの?
   色々問題はあるだろうけど、ソイツも承知の上だろ」
春香」「(よかった…嘘じゃなかったんですね)じゃ、じゃあ、彼がUGNに入るのも、大丈夫
   ですよね?」
GM/霧谷:「ならば、越智君は角野君とチームを組んで仕事ができる…ということで
      いいのですか?」
真吾:「……気に食わねぇけど、だからって人の命がかかわってるモンを………簡単に投げ出せる
   訳ねぇだろ」顔を逸らしながら。
玲:「で、普通の法廷でいうなら被告は角野、弁護人及び証人は俺等、じゃあ検事役は誰になるんだ?」
春香:「検事はいないんですよ。だって民事ですよね、これ。それに、もう決着はついたっぽく
   ないですか?」
GM:と、そこへ奈古博士が「霧谷君、どういうことかね!?FHのエージェントをK市に
   配属するとは!!」と、息を切らせ入ってくる。
真吾:「……もういい。アイツの仇、取りたかったんだけど…本人が改めたんだったら…一生
   信也達の命の重みを背負ってくれりゃあ、俺は、いい」
   悲しげに顔を伏せようとして……上げる。
GM/霧谷:「(にこりと笑って玲を見る)」
玲:「…検事が来やがったか」
春香:「なんだかやっかいそうなのが来ました…」小声で奈古を見ながら。
真吾「……何だあのオッサン」
玲:「雇い主」小声で真吾に。
真吾:「ああ、アレが」小さく返して、納得の顔。
GM/奈古:「改めた?誰かね君は?冗談を言うんじゃない。
      FHなんて何考えているか分かってもんじゃない!
      大体K市は、もう外注がたくさんいるではないか?
      あえて危険分子を置いておく必要はないだろう?」
玲:「人手不足なんだろ?UGNも」
真吾:「………アンタはそうやってイチャモンつけて、セイギの名の元に何かしたいだけ
   なんじゃねぇの?」露骨に不信。
春香:「その分危険もありますけど…その、彼が心を入れ替えたっていうの、信じてあげくてださい」
GM/奈古:「君たち、FHの罠にはまらぬことだよ。
      ジャームなんてものにはルールがないんだ。分かるかね?」
真吾:「俺にゃアンタの方がルールなく見えるけどな。……」
   何とかしてくれこのオッサン、といいたげに支部長見る。
GM/奈古:「弓削君の管理能力に問題があるようだな、友情ゴッコして庇っているようじゃな。
      霧谷君、君は分かってるだろう?」
春香:「むっ…あのですね。だったら私達が監視すればいいじゃないですかっ!そんな頭ごなし
   に決め付けたらダメですよ。
   私もFHってきいて驚きましたけど、でも改心したならいいでしょう!」
   ちょっと切れました。奈古さんに詰め寄りってまくしたてる。
GM:博士は「君が監視?能無しに何ができる?」とでも言いたげに鼻で笑う。
春香:「うっ…た、確かに私はほとんど部外者ですけどね!でも、その分外から物が見えるん
   です!考え方が一方的なのって頭が悪いとしかいえませんよ! 
   ほら、角野さんも何かいってあげてくださいよ!こんな人にいいように言われっぱなしで
   いいんですか?!」どんどん引っ込みがつかなくなっていきます。
玲:「いいんじゃないのか?なるようになるだろよ」
GM/奈古:「なるようになるだと?それでは困るのだよ。K市は生物学の権威もいる。
      彼らとFHが組み合わさったらどうするつもりなのかね?
      君一人で解決できることではないのだよ?!」
玲:「いいんだよ。そういうのは俺じゃなくてアンタ等の仕事なんだからな」
真吾:「……っつぅか。ウダウダアンタが言っても決めるのはそっちの支部長だろ。
   アンタにそんな権利、あんの?」
   嫌悪の顔。こういうのは嫌いなタイプらしい。
春香:「はぁ、はぁ…で、霧谷さんでしたよね? どーするんですか?!」
   今度は矛先が霧谷に向かったり。
GM:「霧谷君!!どうするのかね?!責任能力のない、子供達の意見を聞くのかね?」
   「…」とその横で角野はただ沈黙を守ってる。
   俺が意見する場所じゃないだろうとばかりにね。
真吾:「テメェも他人に任せてんじゃねぇよ。『僕はUGNを裏切りません』ぐらいの
   誠意っぽい意見しとけ、自分のことだろ!」
GM/角野:「君が、僕を庇ってくれてることに心から感謝してるよ。
      これだけでも生きた証となるわけだからね」
真吾:「…そうじゃねぇよ。…テメェは、自己満足以外で何かねぇのかよ」ぽつっと独り言。
春香:「だいたいUGNってオーヴァードを保護する機関なんじゃないんですかっ!?
   それがFHからの逃亡者だからダメって道理はないと思います!」
   エキサイティング。机(あるのか?)をばんっと叩く。
玲:「だったら、俺等でコイツをどうにかすればいいんだろ?」
GM/霧谷:「なるほど…君たちが身元保証人になって、彼が散らかしたおもちゃを後片付けする
      ということですか?それはそれで面白そうだ」
玲:「このままじゃ何時までたっても平行線だからな」
真吾:「……コイツに対しては何かあった場合俺らが責任取るってことでこのオッサンが黙る
   んだったら、別に構わねぇ」
   ひどくかったるげに。
春香:「そういうことですね。納得してもらえるんですか?」
玲:「それに、今後こういった事があった際の対処例としても参考になるだろ?」
GM/霧谷:「分かりました。では、君たちが責任を負うということで決着をつけましょう」
玲:「ああ」
春香:「…ふぅ。えっと、ありがとうございました?」
   おじぎをして、さっきまでのエキサイトっぷりが嘘のように数歩後ろに下がる。
GM/霧谷:「角野君には、生きて死んだ人への償いをしてもらう。その償いの一つとして
      取引にあった情報を頂きましょうか」
真吾: 「……だってよ。余計なマネすんじゃねーぞ」
GM:「わしはどうなっても知らんからな!!」どたどたどた、ばたーん!!…で、皆さん、
   〈知覚〉を判定してください。
真吾:#3r10+2
       3r10=(10,5,8)=Critical!!
       1r10=(9)=9+10=19+2=21
      うわ21。
春香:#3r10
       3r10=(9,9,5)=9
      9ですね。
玲:#5r10+1
     5r10=(3,10,4,9,7)=Critical!!
     1r10=(6)=6+10=16+1=17
    17ですー。
GM:皆達成値いいなぁ…。奈古は動揺してるようだね、決定への不満ではなく、むしろ保身
   のための策が必要だと感じて部屋を出て行った感じです。
春香:「…怪しい、ですね」ぼそっと。出て行ったドアを見つめて。
真吾:「…………何か企んでんじゃねぇの?あの雰囲気。
   ……アイツの方こそ監視居るんじゃねぇか」胡散臭げに支部長見やる。
玲:「…ったく、またまた面倒が起きるか」
真吾:「………アイツの行動までにゃ俺責任持てねぇからな」
GM:霧谷支部長は「ちょうどいい。では話して下さい」と、角野を見る。
真吾:オッサンが気になりつつも、黙って角野の聞く姿勢。
GM/角野:「ああ、単刀直入に言おう。僕を作ったのは、あいつだ」
玲:「どういうことだ?」
春香:「…うわぁ」絶句。
GM/角野:「奈古は、UGNという組織に見切りをつけて、自分なりの正義をFHに
      見出したらしい。俺がFHを裏切ったように、あいつはUGNを裏切った」
真吾:「……世の中には色んなダブルクロスがいるモンだな」
GM/角野:「俺が“社長”と呼ばれる人物の宅を狙ったのは奈古の正義を実現させるため、
      つまり金持ちを淘汰し、 貧乏に金を撒くためだと言っていた」
玲:「それ聞いて自分に腹が立ってきた…知らずに雇われてたのかよ、俺は」
GM/角野:「分かる訳がないさ。あの主義を持った奴にそんな裏があるなんて、誰も思いや
      しない(やれやれという仕草)」
玲:「…っざけやがって)」
春香:「まあ、まだわかりやすい図式でよかったですよ。ようするにあの人馬鹿なんですね。
   これで巻き込まれたとか 言ってられなくなっちゃいましたね…お仕事、ですか?」
真吾:「……オイ、だったらアイツ……追わねぇとまずいんじゃねぇ?こうなった以上、角野が
   全て喋る事は計算済みだろ?…何すんのか分かんねぇんじゃねぇの?」
真吾:「…まあ、俺らにはシゴトがあるけど……」どうすんだ、って顔。
GM/角野:「…あいつはまだ隠し兵器を持っている。それを見つけるためにはあいつに動いて
      もらわないといけないのさ。
      あいつも一大決戦のつもりで動いてくる」
真吾:「……そうかよ」
春香:「ふぅ。じゃあ、早めに追いかけたほうがいいですよね」
GM/角野:「俺の家に案内するよ。楽しいおもちゃで一杯だ」
春香:「ははは…じゃあ、角野さん、お願いします」がっくり。
真吾:「……頭痛ぇ……くそっ、何か被害出る前にとっととK市に戻るぞ!」
玲:「何が出てこようとぶっ潰せばいい。
  なんだ、シンプルになってよかったじゃねーかよ(苦笑)」
真吾:「つーか、確認なんだが、組に出入りしたジャームとエージェントはアイツと
   関係あんのか?」
GM/角野:「俺の出来損ないが、組にいるってことさ…
      ちなみに奴の理想の肉体が俺だということらしい」
玲:「出来損ないか…そいつ等は“還って来れる”のか?」
GM/角野:「ジャームになった時点で…OUTだ」
玲:「上等。もっとシンプルになった」
真吾:「……」チッと無言で舌打ち。
春香:「助けられるものなら、助けたかったですけどね…」
GM/角野:「ジャームにとっての幸せは、死を与えることなんだろうな…」
玲:「…だったらせめて泣いてやれ。悲しんでくれる人間がいるだけまだ救われるんだから」
真吾:「ジャームになった事ねぇから俺にゃ分からねぇけどよ…クソッタレ」

////////////////////
■クライマックス・フェイズ
SP:真吾 舞台:奈古(角野)の家 登場:全員
////////////////////

真吾:#1d10+67
    1d10=(2)=2+67=69
   侵食率は69。
春香:#1d10+53
       1d10=(2)=2+53=55
   侵蝕率55…あがりませんねぇ。
玲:#1d10+60
     1d10=(10)=10+60=70
  よし、ボーナスがついた。
GM:さて…貴方達は、UGNの他の部隊とともに、奈古の家…つまり施設研究室に潜入した。
   多少、楽しいおもちゃがあって、皆さんを楽しませてくれましたが、この話は語るのは
   やめましょう。
真吾:「………」もはや無言。
春香:水の入ったペットボトルを取り出すつつ、研究室を眺めてましょう。
  「まったく…あの方、いい趣味してますね。涙が出てきますよ」
玲:「かなり酷かったな…負傷してる奴は後退してくれ」
春香:「そうですね。怪我していたら治しますよ」
GM:「一番のメインのプレゼントは、地下にある。そこのコントローラー室に奴はいるはずだ」
   色々ところにセキュリティ装置があるのだが、角野がそれを一つ一つはずしていく。
玲:「ああ…分かった。そのメインを叩き壊すと、お前もついでに倒れるなんて
  オチはないよな?」
春香:「そんなの、困りますよ。あれだけ恥ずかしいことしたんですから…何がなんでも
   生き残ってくださいね」
GM/角野:「自己犠牲するほどの愛はまだ持ち合わせていないさ。安心してくれ」
真吾:「……んじゃ、まあ、いくか?」慣れない戦闘で多少顔色悪く。
春香:「なら、いいです。越智先輩…大丈夫ですか?」心配そうに。
真吾:「…お前らは、慣れてるんだな、こういうの……いや……俺も、覚悟を決める」
   微かに震える手を握り締め、言って敵を見る。
春香:「そう。私は春奈ちゃんのために立ち上がるんです…いきます!」
玲:「角野、ついでだからFHでは教えてもらえなかったことを教えてやる。
  誰か、大事な人間のことを覚えてろ。そうすれば何度だって立ち上がれる…行くぞ!」
GM:「ここが最後だ!!」と扉を開くと、やはり奈古がいるね。
   「…来たか…。せっかくだからいいものを見せてやろう」と言うと、コントロール室から
   見える窓の奥には、中距離ミサイルがある。
玲:「…テメェ」
GM/奈古:「いいおもちゃだろう?弾頭にはレゲネイドウィルス満載だ…くくく、作るのに
      苦労したが楽しませてもらったよ」
春香:「オバカのおもちゃにしては、ちょっと度が過ぎまくりです」うんざりしたように。
真吾:「……結局正義ヅラしやがっても、やることはクズ以下かよ!テメェ!」
玲:「ああそうかよ。だったらその努力に報いてボロ雑巾のようにしてやる!……雑巾にとっちゃ、
  お前と比べられるのは迷惑だろうがな」
GM/奈古:「わ、私の正義を否定する気か?!これを田園調布や、軽井沢…財界の集まる場所に
      ぶち込んで金持ち連中を一掃すれば日本は平等に裕福になれるのだぞ?」
玲:「んな事で裕福になれる訳ねーだろ、このスットコドッコイ!」
春香:「…ステキな考えですね。地獄でうたっててください。
   きっと鬼が100万回殺してくれますよ」
真吾:「テメェみたいに金=幸せなんて考えてるヤツなんざが、正義な訳ねぇだろうが!?
   人を殺して、ジャーム化させようとたくらんで、何が正義だ!
   そんな手段とったってな、幸せにはなれねぇよ!なれるのはテメェと同じ思考回路の
   人間だけだ!」
GM/ 奈古:「世の中には存在していいものとそうではないものがいるのさ。
      理解してくれとはいわんがね」
春香:「じゃあ、その存在しちゃいけない存在が貴方ですね。
   もうさえずるのはやめて覚悟決めてください」
真吾:「テメェ、やることが腐ってんだよ。………アイツの仇だ、もう遠慮も躊躇もしねぇ」
   吐き捨てる。
玲:「どうやって死にたい?嫌いな死に方で殺してやるよ」
  ここで奈古をタイタス!
GM/奈古:「死ぬことはないさ。天才は負けないからな。くっくっく」
真吾:「…地獄でほざいてやがれ」
GM:「さぁ、かかってきたまえ。愚民ども!!」というところで戦闘に入りますー。

◆ROUND 1◆

GM:玲→春香→奈古(敵)→真吾の順番で。
   とりあえず、相手は一人です。
   角野は、別のところでコントローラーを操作して、おもちゃが動かないようにしています
   ので戦闘には参加しません。
   あと、エンゲージと後衛だけ決めます。どちらにいるか教えてください。
春香:後衛です。
玲:前衛。
真吾:前衛かな。
GM:了解。では、玲。どうぞ。
玲:《オウガバトル》《コンバットシステム》《マルチウェポン》でコンボ“EDGE OF DEATH”。
  #8r8+2
     8r10=(8,10,9,1,5,7,9,8)=Critical!!
     5r10=(7,5,9,3,5)=Critical!!
     1r10=(7)=7+20=27+2=29
    …29でどうだ。
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
       6r10=(9,3,8,8,2,3)=Critical!!
       3r10=(3,4,2)=4+10=14
      はーい、ダメージプリーズ。
玲:#3d10+14
   3d10=(10+7+5)=22+14=36
  右の剣で叩き潰し、左の剣で断つ!「おらおらどうした!」
GM:ダメージ…でか!!《赤河の支配者》。
   #6r10
       6r10=(8,1,1,3,5,5)=8
   《ショックアブソーブ》つかいまーす(笑)。
玲:「ブラックドッグ/ブラム=ストーカーか!」
GM:「…いい手応えだ。君を実験材料に使えば、さぞやいいジャームができるだろうに」
   それでも半分持ってかれた…。
玲:「まだ本気出してねーのによ、勝手に死ぬんじゃねーぞ?(ニタリ)」
春香:ジェネシフトして《ハンドレッドガンズ》です。
      #4d10+55
       4d10=(5+1+9+8)=23+55=78
      侵蝕率81まで上昇。ペットボトルがべきべきっと音を立ててコルトガヴァメントに
   変形します。
      「…地獄への片道切符。すぐに渡してあげますから」
GM:ハンドレッドガンはすでにできているということにしましょう。攻撃してください。
春香:あ、はい。では《練成の掟》《ペネトレイト》で攻撃です。
      #6r8+3
       6r10=(10,5,3,6,6,8)=Critical!!
       2r10=(1,5)=5+10=15+3=18
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
    6r10=(1,9,6,6,9,7)=Critical!!
       3r10=(6,7,3)=Critical!!
       1r10=(8)=Critical!!
       1r10=(8)=Critical!!
       1r10=(7)=Critical!!
       1r10=(2)=2+50=52
春香:あ〜もう、きれーに避けられました。「なっ…よ、避けたんですか…?」
GM:回りすぎだよ…。「君は実験体には向いてないらしい(くすり)」
     「ではこちらだ…」マイナーアクションでにょごにょごにょごと…。
      で、メジャー。《血の呪縛》《血族》。
   #11r7
       11r10=(4,4,7,4,1,8,3,4,3,7,2)=Critical!!
        3r10=(3,4,5)=5+10=15
      ダメージなし、戦闘中〈回避〉と〈運動〉にダイスペナ4個。対象は玲。
玲:《天性のひらめき》で避けましょう
    #5r8+1
     5r10=(6,1,6,5,8)=Critical!!
     1r10=(3)=3+10=13+1=14
  …おしい^^;
真吾:うあギリギリなのにっ!
GM:じゃあ、戦闘中のダイスペナはよろしくね。ダメージはなしです。で、その直後――。
春香:直後?
GM:《MAXボルテージ》《雷の槌》《始祖の血統》。まずは対象はエンゲージの皆さん。
   #8r7
    8r10=(3,9,6,1,2,10,5,5)=Critical!!
       2r10=(10,5)=Critical!!
    1r10=(4)=4+20=24
真吾:うわぁい、《竜鱗》。「何だっ…!?」
玲:避けません…というか下手に避けるとファンブル(泣)。
GM:#3d10+4
       3d10=(4+7+2)=13+4=17
     装甲有効で。
玲:「……従者か!」《リザレクト》〜。
  #1d10+83
     1d10=(6)=6+83=89
  89%…まだまだ。
真吾:「……チッ……」がん、と一瞬鱗の生えた体に眉を顰めつつ、新しい敵に注目。
   侵蝕率71。HP9/16。
GM:もう一丁《MAXボルテージ》《雷の槍》《始祖の血統》、対象は春香。
   #8r7
    8r10=(6,6,1,8,8,10,4,3)=Critical!!
       3r10=(10,8,3)=Critical!!
       2r10=(6,1)=6+20=26
春香:避けません。むしろ避けられません。
GM:#3d10+12
   3d10=(3+10+1)=14+12=26
春香:《リザレクト》。
   #1d10+84
      1d10=(5)=5+84=89
真吾:「逢杜さん、水樹!……大丈夫かっ!?」
玲:「まだなんとかな…くそっ、一張羅が(プスプス)」
春香:水が集まって水樹の身体が再構築されていく。「いたたた…なんとか、大丈夫ですよ」
GM:次、越智どうぞ。
真吾:了解。…と、GM、信也にロイス取ってタイタス化していいですか?
GM:どうぞ。
真吾:さんくす。では、マイナーでジェネシフト。
   #5d10+71 
       5d10=(1+8+7+2+10)=28+71=99
   うあ。
GM:あがったねぇ(笑)。
真吾:《鬼の一撃》、タイタスは無し。侵蝕率102、 とりあえず親玉(オッサン)つぶしに
   いきます。
   #9r7+1
    9r10=(7,2,5,1,7,7,2,4,8)=Critical!!
       4r10=(5,3,9,2)=Critical!!
       1r10=(6)=6+20=26+1=27
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
       6r10=(10,1,7,7,4,4)=Critical!!
       3r10=(5,7,7)=Critical!!
       2r10=(8,1)=Critical!!
       1r10=(2)=2+30=32
真吾:「クソッタレ………バケモノになんねぇと、話にならねぇってか」悔しげ。
GM:「君は本気を出さなかったから、友達が死んだんじゃないのかね?(にやり)」
真吾:「…っ…黙ってろ!」反射的に怒鳴りかえす。

◆ROUND 2◆

玲:そうだなぁ…従者の配置はどうなってます?
04:23  そうですね。奈古の後ろにありますね。
玲:本体つぶすのが先ですね…ではもう一回“EDGE OF DEATH”を。
  #9r8+2
     9r10=(8,4,1,7,2,3,5,6,2)=Critical!!
     1r10=(10)=Critical!!
     1r10=(6)=6+20=26+2=28
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
       6r10=(1,8,4,4,1,10)=Critical!!
       2r10=(2,10)=Critical!!
       1r10=(7)=Critical!!
       1r10=(7)=Critical!!
       1r10=(10)=Critical!!
       1r10=(4)=4+50=54
      まわるなあ…回避。
玲:…だめか。現在98%。
GM:次、春香。
春香:同じく本体に《練成の掟》《ペネトレイト》。
   #7r8+3
       7r10=(9,4,6,6,2,2,5)=Critical!!
       1r10=(9)=Critical!!
       1r10=(6)=6+20=26+3=29
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
       6r10=(9,4,6,7,2,6)=Critical!!
       2r10=(4,8)=Critical!!
       1r10=(5)=5+20=25
      ちぃ…ダメージください。
春香:#3d10+3
       3d10=(8+3+7)=18+3=21
      21点装甲無視です。
GM:「…意外に効くな…。だが、まだまだ!!」《不死不滅》。
春香:「ま、まだ終わらないんですか!」
真吾:「なんとか世に憚ってちゃ迷惑なんだよっ!」
GM:では、こちら。《血の呪縛》《血族》。
   #11r7
    11r10=(7,8,8,9,7,6,3,3,7,8,8)=Critical!!
        8r10=(10,5,1,3,6,10,4,6)=Critical!!
        2r10=(7,10)=Critical!!
        2r10=(3,8)=Critical!!
        1r10=(8)=Critical!!
        1r10=(8)=Critical!!
        1r10=(4)=4+60=64+1=65
      ダメージなし、戦闘中回避と運動にダイスペナ4個、対象は真吾。
真吾:そのまま受けます。
GM:はーい。じゃあ、ダイスペナつけてください。で、従者2。《MAXボルテージ》
   《雷の槍》《始祖の血統》。
   #8r7 
    8r10=(10,2,7,7,8,7,3,3)=Critical!!
       5r10=(10,9,10,4,4)=Critical!!
       3r10=(6,9,9)=Critical!!
       2r10=(8,2)=Critical!!
       1r10=(10)=Critical!!
       1r10=(3)=3+50=53
      対象は、玲。
玲:避けられるかー!?くらいます。
GM:#6d10+12
    6d10=(9+9+7+10+9+4)=48+12=60
玲:最後の《リザレクト》。
  #1d10+98
     1d10=(2)=2+98=100
GM:「うむ…今日は電気が良く通る」従者1は春香。《MAXボルテージ》《雷の槌》
   《始祖の血統》。
      #8r7
       8r10=(3,5,8,3,3,3,2,9)=Critical!!
       2r10=(6,9)=Critical!!
       1r10=(6)=6+20=26
春香:回避なんてできません。もらいます。
      #3d10+12
       3d10=(2+3+2)=7+12=19
春香:《リザレクト》。
      #1d10+94
       1d10=(3)=3+94=97
GM:次、真吾。
真吾:「クソッタレ……、…見る……ナ…!…グガァアアァァァッ!!」
   制服のネクタイを緩め、マイナー、“覚醒”(《完全獣化》《破壊の爪》
   《ハンティングスタイル》)。
   「(……頼む……信也、力を貸してくれっ!)」メジャー、バケモノへと姿へ変え、
   強い目で親玉を見ながら、攻撃。
   《鬼の一撃》、信也のタイタスをクリティカル値低下に使用、侵蝕率115!
     #18r6+1
      18r10=(2,9,1,6,3,4,4,2,7,10,9,3,10,4,10,7,2,7)=Critical!!
        9r10=(9,4,3,7,6,2,7,8,5)=Critical!!
        5r10=(2,4,4,5,6)=Critical!!
        1r10=(5)=5+30=35+1=36
GM:《マグネタイト》《MAXボルテージ》。
   #6r7
       6r10=(2,6,1,1,8,3)=Critical!!
       1r10=(5)=5+10=15
      「な、なに!!体が動かぬ!!何故だ!?」ダメージプリーズ。
真吾:#4d10+7 
       4d10=(2+7+5+2)=16+7=23
      「ガアアアアッ!!!」ダメージは23。
GM:「ごふぅ…このコワッパどもに私の正義が負けるなんて…」
   おびただしい量の血を吐き…その場に倒れる。
   「…私が死ぬわけが…な…い」と、絶命。
真吾:「………」ちょっと呆然としながら獣化を解く。
玲:「……終わったか」
  プスプスと真っ黒焦げ。口から煙吐いてる(笑)。
GM/角野:「…こちらも終わった。全てのセキュリティをカットした」
春香:「地獄の片道切符、受け取ってもらえたみたいですね」
   何回か頭をふって、こっちも結構黒焦げ。
真吾:「(……結局、俺も、……ヒトの親を、殺してるんだな………)」
   べっとりと手についた血の香りに吐き気を耐えながら。
玲:「ご苦労さん」
真吾:「……あ……ああ、終わったか」
春香: 「お疲れ様でした」
真吾:「……帰る、か」

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自律判定
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GM:侵蝕率を下げてください。
真吾:あ、“ブラックウェーブ”タイタス化します。で、角野に新しくロイス取り直し、でいいですかね?
GM:OKです。
真吾:初期ロイス3+PC間ロイス1+シナリオロイス1の5個…ちょっと微妙かも、とう。
   #5d10-115 
    5d10=(5+2+1+8+10)=26-115=-89
   せーふ。
春香:#5d10-97
       5d10=(6+6+3+7+3)=25-97=-72
   72…まずまずの下がり方ですか。
玲:ロイス5個で…。
  #5d10-100
     5d10=(7+6+8+8+3)=32-100=-68
    あと3%…。
GM:では、エンディングです。やりたいことあればどうぞ。
真吾:GMにお任せしますが……あ、角野さんとちょこっとやりとりが出来ればいいかな?
GM:じゃあ、信也君の墓参りのシーンにしましょ。

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■エンディング・フェイズ
SP:真吾 舞台:墓参り 登場:可
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GM:さて、雪がやみ、青空の下、角野は信也の墓のところに来て雪を払ったりなどして掃除をしています。
真吾:「……ちっと寒ィけどよ、我慢してくれ」掃除が終わって、似合わない花なんか備えつつ
   「一応、だけどな。仇は、取ったから」
GM/角野:「死んだ者がこれで復活するわけではないが…彼に敬意を払い、生きた証を残すために来た。…これでいいのか?」
真吾:「そういう理屈なモンじゃねぇとは思うけどよ。…まあ、来たんだから、いいんじゃねぇのか」振り返って顔を上げて立って、
   角野君の頭を殴ります。べしっと(笑)
GM/角野:「…ありがとう。心から感謝している」
真吾:「……そうか。……でもな、俺はひとつだけ言っておくぞ」
GM/角野:「ああ」
真吾:「これからも、心の奥底でテメェを少しばかしでも恨むのは止められねぇ。アイツは、俺の初めて出来た親友で……
   オーヴァードの辛さも分かってくれるヤツだったんだ。
   ……でもな……これと、ここに来たことで、一応チャラって事にしてやるよ……お前のことも、少し分かったから。
   だから、背負った重み、絶対忘れるんじゃねぇぞ。忘れやがったらぶっ殺す(びし)。
   後、水樹を泣かすなよ」(余計なお世話)
GM:「…すまない…あれ?」と角野が言うと、目から、つつっと下りるものが。
真吾:「……泣けるんじゃねぇか、お前。……だったらよ、死人に泣いてやれるヤツは……自分が死んでも、泣いて貰えるさ」
GM:「…止まらない。止まらない…」さらに涙があふれてくる。
   「…とても申し訳ない気がする。君にも、この死んでいった者にも…」
真吾:「……止めなくていいんじゃねぇか、折角なんだからよ。……そのままでいい、もう一個お前に聞いて欲しいことがある」
GM/角野:「うん?」
真吾:「…お前ばっかり、悪者にして悪かった。…俺は、偽善者だ。だからテメェを非難する資格なんざ、なかった。
   …俺は…なんだかんだ言って、何人も……人間の命を奪ってる……お前の親も、な。
   だからこそ、だ。…お互い、これ以上道を誤らないことを、ここで誓おうぜ?…っつーと、都合イイか?(苦笑)」
GM:「馬鹿…。そんなこと言うな!!もっと、涙が出るじゃないか…」正面から腕をあげて、首に巻きつけ軽く絞めつける。
真吾:「……あのな、泣けつって、アレだけど、男がそうそう泣くんじゃねぇよ」ここで初めて笑いを見せて、ぽんと、背中を叩いてやる。
   「…“約束”だ。……それじゃ、寒ィし帰るとすっか?」あくまで、軽く。
GM:「そうだな…。帰るか…」と言うと、歩き始める。
真吾:「……信也、これで勘弁してやってくれ。またな」

……どことなーく、ボーイズラブなかおr(めきょっ、あ゛ー)

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SP:春香 舞台:クラス 登場:可
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GM:例の事件があってから、数日後の放課後。「水樹…さん?」ひょこと顔を出す角野。
   彼が来ると、クラスの女子は黄色い声になり、男どもは白い目で門野を睨む。
春香:「…あ、はい。どうしました?」立ち上がって。とりあえず、クラスメートは気にしない方向です。
GM:「…こんな手紙を貰ったのだけど、どうしたらいい?」と手紙を4,5通見せる。中身は全部ラブレターだね。
   「後、一緒にデートしろとか…家に遊びに言ってもいいかと聞かれているのだけど…」
   恋愛というものにまったく縁のなかった彼はかなり戸惑ってるね。
春香:「どうもこうも…好きにしてください。それに角野さんは越智先輩とラブラブなんじゃなかったんですか?」
   いたって冷静に、クラスにネタを振りまく。
GM:「え〜、越智先輩と角野先輩って、らぶらぶなのー?」「きゃー!!」「いやー!!」
   「き、君だって…、責任取ると言ったじゃないか!?」角野は素っ頓狂な声を出す(笑)。
   「おいおい、3人ですか?」「すごいね、水樹ってさ?」
春香:「ええ、とりますけどそこまで面倒見切れませんよ。私が責任とるのは角野さんが暴走しちゃったときだけです」
   全然動じてない。自分脳内ではもうすでに越智先輩×角野さんカプができあがってるので(笑)。

ええっ!?真吾が受けじゃな(ざっくり、あ゛ー)

GM/クラスメイト:「暴走したときに責任!!(どよどよどよ)」
春香:「そんなわけで、角野さん。これ以上ネタにされる前に退散したほうがいいと思いますよ?」
GM/角野:「…ちなみに君の妹からも貰ってるのだが?」
春香:「…は、春奈ちゃんからっ! ちょ、貸しなさい!! もう、あの子ったらこんなのに熱あげちゃって!」
   手紙を取り上げてびりびりに破いて満足そうに頷いて「さ、これで何も問題なくなりましたね。私は春奈ちゃん拾って帰りますね」
   早足で教室から出ていって、春奈の元に向かっていく。
GM:「…お、おい、待ってくれよ…」しばらくは、角野の自立にはしばらく時間がかかるらしい…。

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SP:玲 舞台:自宅 登場:可
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GM:「……そんなことがあったんですか」と同居人の良子がアイロンしながら話をしている。

「誰にでもある過ち(笑)」で登場した、『メイドさん』。GMのアランさん曰く
青みがかっかたポニーテールで、胸が大きい娘だそうです……玲って意外と煩悩多い(笑)。

玲:「そういうこと。おかげで一張羅がボロボロになっちまったけどな」
GM/良子:「そういえば、角野さんは、お食事とかお洗濯はどうされているのでしょうか…」
玲:「外食とか、インスタントだと思うぞ。昼は学食だろーけど」
GM/良子:「じゃあ、一度お誘いしてみてはどうでしょうか?(目きらきら)」
玲:「此処(2人しかいない、古いアパート)にか?」
GM:「えぇ、お食事とかご一緒にしてもいいかと…(目きらきら)」案外良子はミーハーなところがあるらしい(爆)。
玲:「ま、2人で住むには広すぎるし、いいか。んじゃ電話電話と…」トロのスリッパ履きつつ(笑)。
GM:「…あの?か、角野さんと私だけになることがあると思うのですが…(もじもじ)」良子は嫉妬してほしかったらしい(笑)。
玲:「…………(ぽん)」
GM/良子:「?」
玲:「ああ、そこまで気がつかなかった…すまない」きゅっと抱きしめたり(笑)。
GM/良子:「玲さんって、ときどきいい人になりますね…。私は、それも好きです。
      お呼びするのは止めましょう…」



   裏切り者への答え 〜完〜