昨日と同じ今日
今日と同じ明日
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた
だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた――
 
 
ブレイクアップ・アナザーエッジ−Break up Another Edge−
 
運命の剣
其れは物も心も時間でさえも
世界に存在する如何なる物を切り裂く事の出来る剣
ただその力はたった一度のみ
後は朽ちて消える
其れ故に誰もが求め 誰もが振るう事が無い ただの古びた剣
 
 
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終末を告げる竜が目覚め
赤々と夕日の世界が延び始めた
竜を倒す勇者は土に還り
剣は何処へと消えて眠りにつく
戦火の炎が再び生まれるまでは
 
System Reloading……………………
==============================
 
 
 :“地獄の業火”連城 聖。サラマンダーピュアブリード。
   エフェクトの火力の高さから“Hell Fire”のコードネームを持つ、
   UGNイリーガルの女子高生。
   生まれながらの能力の所為で両親に疎まれている為か、オーヴァード以外の人間とは余り関わりを
持たない様にしている。
   イシニアティブ値:12、HP:18、基本侵蝕率33%。
   ・PCロイス/“天翔ける龍” 九衛 統太【感情:■好意/□疎外感】。
      まあ、なんというか色々と面白いヒト。憎めない感じの。喋ると結構楽しい。
が、……どこか時折遠い所を見る目に自分は踏み入れられない(古代種っぽく)。
   ・シナリオロイス/セッション中に取得予定。
   以上です。よろしくお願いします。
 
 統太:「九衛統太、性別は男、年齢18歳。絶賛彼女募集中。かわいいお姉さん系で獣娘の
メイドさんならなおよし!(ぐっ)でも自分ではそこそこイケてると思ってるのに未だ
に彼女できません…世の中不公平だぁぁぁぁぁ!!!(涙)」
      “Last Dragoon”九衛統太。キュマイラ/ハヌマーン。
    希少なオーヴァード“古代種”であるため常に中枢評議会直々の監視を受ける。
    しかし本人はいたって自覚がないのか日々趣味と本能に従って生きる
       少々えちぃ大学生。
       イニシアチブ値:8、HP:20、基本侵蝕率36%。
    ・ PCロイス/“地獄の業火”連城聖【感情:■友情/□嫉妬】。
           彼女には異性であるものの、友情を持っている。
が、反面疎ましがられているとはいえ実の両親がいることにわずかではあるが嫉妬心を持つ。
    ・シナリオロイス/セッション中に取得予定。
    以上、よろしくお願いします。
 
 
† OPENING PHASE †
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 Scene 01 _" 振り上げる拳" +
Scene Player :連城 聖
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 #1d10+33
  Hijiri:1d10=(2)=2+33=35
    侵蝕率35%へ。
 GM:「気をつけて帰るんだぞー」
幾度も聞いた声。幾度も通った道。
月の光の明るいそんな夜。己の足跡しか響かない静かな夜。
  :「……」
静けさに、月の光に、ほうっと顔を夜空へ見上げる。
 GM:月の綺麗なそんな夜。月が霞がかかった様に、色を喪い――。
  :「──?」
 GM:――『白く』染まる。
  :「──!」
 GM:足元から蝕まれる感触。
  :「なっ」驚愕の表情。やや戸惑った様子で、後ろへ飛ぼうと。
 GM:跳んで距離を離す。それでも異質感が己の感覚を侵蝕する。
    その事に気づくと共に――
  :「……誰だ……くっ」 
迫り来るナニカの異質さに、呆けた様に気を取られながら。
 GM:――前方からズルッ、ズルッ、と何かを引きずったような音が向かってきているのが
分かる。やがて聖の声に呼応したかのように、赤髪の少女が人であったものを
引きずって前に立つ。
「みぃつけた」
  :「──」ぞくり。背筋に悪寒が走り、一歩後ずさる。
   「……あ、……な……、ん」
 GM:「遊ぼう。遊ぼうよ。あたしと遊ぼう」
少女はそういって人であったものをどさりと地に捨てる。
    「おねぇちゃん…壊れない人でしょう。おにいちゃんと同じ様に遊ぼうよ」
    そう言って毒々しい感情を込めた黒の瞳を聖に向ける。
  :それを見て小さく上げそうになった声を押し殺す。
「……断るっ」
 GM:渇望、欠損、絶望、etc……多くの負の感情を込めた瞳。
  :深呼吸。警戒心を剥き出しに、ぴりぴりとした厳しい表情で相手を見据え。
   「──お前が望むのはドレだ」
 GM:「足りないモノ」
  :「その遊びで埋まるのか……埋まるものか」
   小さく呟き、ごっと右手に炎を纏わせる。
 GM:「あたしに欲しいものを」「《喰》らって持っていく」
    そう言い放つと獣のような叫びを月に向かって放ち、その身に炎を纏わせる。
  :「・・・同病者」
小さく舌打ち。逃げても、逃げなくても危険だ。覚悟を決めたように──。
 GM:硬化した爪が眼前に迫り――時が過ぎた。
  :「…、…ッ……」
血を吐きすぎて 詰まった様な喉に咽ながら、倒れた身体で、汚れた顔で少女を見て。
   「……こんな埋め方じゃ、駄目だ」 
ぽつっと。
 GM:腕は焼かれ、胸が灼かれ、足が裂かれた。
    惨状を作り出した少女は泣きそうな顔を一瞬向けた後、ふぃと姿を消した。
    それと共に誰かがこちらにやってくる声。
  :誰かが来る声に安堵を感じながら無意識に、激痛から意識を切り離そうとしてか、
   ふっと気を失った。
「──…、…」
ブラックアウト。
 
 
“月だけは全てを見ていた”
“人の如何なる感情すらも無慈悲に”
“見つめていた”
 
 
† OPENING PHASE †
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 Scene 02 _"地に這う獣" +
Scene Player :九衛 統太
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 統太#1d10+35
 Touta:1d10=(9)=9+35=44
    なんかやる気デスガ。
 GM:「ありがとうございましたー」
    UGN黒巣市支部である喫茶店から『報酬』を貰ってそのついでにお茶を飲んだ帰り。
 統太:「やっと手に入れた生戸の『メイドさん(以下略)』…これの為に散って逝ったFH
    の名も無きエージェント達にA・RI・GA・TOH!」
月に向かって敬礼。
 GM:そんな月の綺麗な夜、統太の叫びに呼応したのか満月の月は三日月へと変わり――
    “白く”色を失った。
 統太:「…エライ急な皆既月食だなー……って、なんだよ一体!?」
 GM:そして自らの体内で呼応する『何か』。レネゲイドの共鳴。
 統太:「…ッ!  ………… 」
腕の震えを押さえつつ。
 GM:前方遠くにて飛ぶ”何か”と複数の“何か”。
    結界……《ワーディング》の中にて誰かが争っていた。
    己の感知できる範囲では、弱りつつある生命力からして一方的に――。
 統太:急いでブツの入ったリュックを安全な場所に置いて、そちらに急行する。
オーヴァード同士が引き合う習性なのか、本能がそうさせるのか。
 GM:駆けつけた時には、一匹の犬を思わせる大きな獣が頭を銃で撃ちぬかれて横たわっていた。
 統太:先日倒した独眼鬼(Episode1参照)に似ているような感じ?
 GM:ディフォルメはそんな感じ。
統太があのゲームをやりこんでるかどうかで知識は違いますが。
 統太:オタク寄りですからけっこうしてるのでは。
    多分、例の事件をきっかけにプレイしだしたんじゃないでしょうか。
 GM:まぁハウンド系の何かじゃないかな、と。ここで統太はふと疑問点を持つわけですがこれは後にて。
 統太:了解。こういうときに魔法があればな、とか言いつつ支部に電話。
    《ワーディング》張って、獣を担いで運ぼうと試みる。
 GM:獣は統太を確認すると弱弱しく声を出そうとする。
    「誰か…そこにいるのか」
 統太:「喋ると死ぬぞ、ちょっと黙ってろ」
 GM/獣:「いいや、もう長くない…すまないが、死んだ後も奴らの目から
隠してくれないか」
 統太:「分かった…“奴ら”って、どんな連中だ」
 GM/獣:「…FHだったかな。俺と“あいつ”とで実験をしていた」
 統太:「“あいつ”?」
 GM:「ここに来てからの知識だからあやふやだがな。ああ、すまない。死に際にしてはよく喋るな俺も」
ごほりと血を吐いて。
 統太:「折角だから言い残して成仏できなくなるよりはありったけ吐いとくのもアリ
だと思う」
 GM/獣:「“サナ”と呼んでいた。何処からか奴らが攫ってきた女だよ。
何でこうなったのか知らないが、突如サナが脱走して俺もひきずられるように
して…今に至るかな」
 統太:「どんな実験だったんだ」
 GM:「『同調』だよ。レネゲイドによる極度の同調(シンクロ)実験」
    統太からは推測にしか過ぎないけれど。エグザイルシンドロームの《融合》
《アニマルテイマー》に近しい効果ではないかと。
ある2人のレネゲイドを同調・共有して必要に応じて能力(エフェクト)を使用できる、と。
 統太:ふむふむ。
「――で、その相方の娘の行方は? ついでに“俺等”はその娘をどうすれば
いいんだ?」
 GM:通常、個人で使用する場合は負担が大きくジャーム化の可能性も高いが、この実験が
成功すると必要に応じて能力を取捨選択できる故に負担も少ない、と。
    「あの子はこの近辺にいる。お前達は…あの子を“屠って”くれないか。
    俺が死んだら…二人分のレネゲイドが彼女の中に流れ込む。耐えられる筈も無い」
    ごぼっと血を吐き出す。
 統太:「……なんてこったOh,shit」口調は軽いが表情は固く。
 GM/獣:「いや。お前達の好きにしてくれ。死人の頼みだ」
 統太:「ああ、そうさせてもらう」
 GM/獣:「UGNだった…かな。後は任せた。俺の死体を隠して…」
 統太:「最期に一つ。固体名は」
 GM/獣:「好きにしてくれ。……名前か。“壊れた獣”と呼ばれていた。
      サナには《獣の兄さん》と呼ばれていた。
      ……いい名称があるなら、見届け人のお前が呼んでくれ」
 統太:――先日の、死体も残さず消え去ったクリーチャーのことが脳裏に浮かぶ。
    「“ミルザム”(吠える者)だ。壊れた、なんてのは墓穴に供えたくはないだろ」
 GM/獣:「だな。悪いな。最後に、お前の名前も聞かせてくれるか」
 統太:「――統太。九衛 統太」
 GM:「統太か。この名を持って墓場に行く……後は任せた……」
急に重さが増えた気がした。
 統太:「……死ぬと魂の分だけ軽くなるんじゃなかったかな」
者から物になった彼を背負う。拍子にパサリと落ちる【クリーチャーカード:Mirzam】。
    その形見をポケットにしまいこむ。
 GM:零れた命。同時に何処かで増したる殺意。そして幾分弱りつつある見慣れた気配。
 
 
“それらを月だけは全てを見ていた”
“人の如何なる感情すらも無慈悲に見つめていた”
 
 
† MIDDLE PHASE †
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 Scene 03 _"零れたる血" +
Scene Player :連城 聖
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  #1d10+35
 Hijiri:1d10=(1)=1+35=36
   登場、侵蝕率は36%へ……やる気なッ(笑)。
 GM:お待たせしましたっと
  :いえいえー(さてどうなったかなっと)。
 GM:ここで言うのもなんですがー。各自シナリオロイスをプレゼント。
  :…………ソレだ(笑)。
 統太:推奨感情は?
 GM:聖には“サナ”【執着/恐怖】 統太には“ミルザム”【遺志/無関心】ぐらいで。
  :シナリオロイス/“Empty”もとい赤髪の少女(サナ)【感情:■尽力/□恐怖】、
   以上で。
 統太:【感情:■尽力/□無関心】で。サナにロイス結ぶときには【遺志】
を結びそうですので。
 
  :「……─── ん」
 GM:聖が目を覚ますと、支部の医務室の白い天井が見えた。
 :しばらくぼんやりした頭で天井を眺め。
   ──ふと、気づく。そうだ、ここには1、2度。
   「…私、は…………あの──後、…っつ」
起き上がろうとして痛みに眉を顰め。
   「UGN……《ワーディング》に引っかかって“同類”が来た……の、か…?」
 GM:傍らの椅子には片眼鏡をかけた女性、天城美鈴。
  :「……あ」
 GM:「駄目ですよ。急に起き上がっては」
ノートパソコンをぱたりと閉じる。
  :「…すみま、せん」
よろよろと身体をベッドに沈めなおして
「……あの」
   今の境遇にもの言いたげに。
 GM/美鈴:「相模さんが九衛さんの連絡により連城さんを見つけられまして」
  :「そう……なんですか──統太、さんが?」
ふと疑問に。
 GM/美鈴:「親御さんに連絡後、こうして医務室にて安静とさせていただきました…
申し訳ありません」(ぺこり)
  :「あ、い、いえ。こちらこそすみません……ありがとうございます」
   頭を下げられた事に、慌てたように。
 GM/美鈴:「そうですね。“獣”の輸送と言う通告を受けたのですが、その際に
連城さんが負傷して倒れられているのを発見したと言う次第でして」
  :「“獣” …………ですか」
歯切れ悪く。
 統太#1d10+44
 Touta:1d10=(4)=4+44=48
    「とりあえず、無事でよかった」
何故か隣のベッドで包帯ぐるぐる巻きになって寝てる統太。
  :「──って何時から横にッ!?」(笑)
 GM/美鈴:「こちらもお目覚めですか……」
  :ふと。「……統太さんもあの子にやられたんですか?」いちおー、と言ったように。
 統太:「いや、手荷物忘れて帰るところだったんで、取りに行って家までショートカット
したら派手に崖から転げ落ちてこんな感じ」
  :「……」
何も言ってないが。その半眼は確かに『…馬鹿?』と言っていた(笑)。
   「と、とりあえず……ありがとうございます。連絡してもらったそうで」
 統太:「まー細かいことは抜きってことで。それより、聖を襲った娘だけど――」
と美鈴に向き直る。
「何か情報は?」
 GM/美鈴:「そうですね。まずこの近辺で発生したジャームの類ではありません」
  :大人しく横たわりながら、聞いてよう。
 GM:「むしろ、この地域に向けてやってきたと被害報告からして考えるのが妥当だと
思われます」ばさりと地図広げる。地図上ではバッテンが一直線上に。
    「ここ最近でこの黒巣にて留まり犯行を繰り返しています」
  :「………この市、ナニカに呪われてるんじゃないですか」
最近、と言いつつ地図の方を見て。
 統太:「今に始まったことじゃないと思う
と同じく見てみる。
 GM:「……考えると胃が痛いので勘弁して下さい」
ふぅと一息。
  :「一直線上にあるなら──次は読み易いのですけれども。……、……」
んーむ。
 統太:「犠牲者は発症してる傾向があるとか?」
 GM/美鈴:「あります。そして目標にされている人間も目星がついています。
いえ正確に言えばつきかけています」
  :「といいますと」
 GM:ばさりともう一つの資料を出す。
「“賢者の石”の“適合者”。もしくはそれに類する者」
  :「……アレか」眉を顰める。
 GM/美鈴:「そういう事です。追記してデッドコピーの“適合者”も含みます。
         目的は判りません。ただ、目標は解っています」
 統太:「……俺もよく知ってる娘だな」
 GM:「幸いにして一人は行方の目星がついています。一人は任務中で行方を知りません」
    一旦美鈴は言葉を切ると連城にいびつな8角形の黒い石を渡す。
  :受け取ろう。「見たことも無いモノですが……“レネゲイド関連”の?」
しげしげと。
 GM/美鈴:「それが“賢者の石”のデッドコピー、“愚者の石”です」
  :「……デッドコピーとはいえ、良くそんなものを」少し引きつった笑みで。
 GM/美鈴:「今、連城さんが力を込めると数倍の炎が湧き出るでしょう。おそらく」
  :「──なるほど。これを、“エサ”に」
 GM/美鈴:「生憎、私達は『誰が』『何の為に』が全くといっていいほど解っていません」
 :「私が持っていればデッドコピーの“適合者”……扱いになるんでしょうか」
どうだろ、と首捻り。
 GM/美鈴:「そうですね。ある意味囮になっていただこうという訳です。
それを以て力を使役すれば出て来る人もいるでしょうし……危険ですが
やってもらえますか。残りの二人はガードを強めてみようと思いますので」
  :「……ええ、構いません」
 統太:「俺も、勿論手伝わせて貰う。色々因縁あるんでね」
 GM:美鈴はふぅと一息ついて
「実はこれを持って来たのがFHのエージェントでして」
連城の手にある石を目線で。
  :「……FHのエージェントが?」怪訝げに。
 GM/美鈴:「率直に事を運ぶのには抵抗があるのですが」
  :「他に取れる良い手段が今の所無いんですね……目的を見極める為にも何か役に立つかも
しれませんし」
 GM:「ええ。この支部にやってきた彼は“メフィストフェレス”と名乗りました。
    データベースに照会した所、間違いありません」
    ここで統太は《知覚》にてロール。
 統太#3r10+1
 Touta:3r10=(7,2,6)=7+1=8
    8…低いかな。
 GM:前の独眼鬼とは違い、この前の獣は額から「血を流していた」。
    つまりは身体自体は現実世界にある物を使用していると推測。
    ある意味レネゲイドの力は「自前の物」ではないのじゃないか、とか。
 統太:現実世界にあるものに電脳世界のデータをDLしたような?
 GM:そうですな。
 統太:ひとまずその仮説を場にいる皆に話しておこう。
「推量の域を出ないが、もしかしたら云々」
  : …… こっちの情報も流そうか。
知っている事は余り少ないが、女の子の様子だとかお兄ちゃんだとか。
   「…… 何だか、思ったより複雑な事が起こってたんですね?」
 GM:ここで聖も《知覚》ロール。
  :らじゃ。《炎神の怒り》《ブレインコントロール》、侵蝕率42%。調整調整(笑)。
   #6r7+1 
 Hijiri:6r10=(8,7,6,1,1,5)=Critical!!
 Hijiri:2r10=(5,9)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(3)=3+20=23+1=24
   24という。
 GM:意識が途絶える前、少女が立ち去る時にバチリと音を立てて宙に浮かんでいた
黒い石が一つ壊れたのが見えた。手元にあるものと比較してみれば…。
  :………む。それも伝えておこう。
 GM/美鈴:「結局の所、FHの策略なのか、どうなのか…正直判断が付き辛いのですよ」
  :「……そう──ですね。」
色々と考え込み。
 GM/美鈴:「またはFHとは違う組織なのか」
  :「…かもしれません。とりあえず」
 統太:「乗せられてる感が見え見えでも引っかかるしか方法がないのがな」(ぽりぽり)
 GM/美鈴:「いわば“敵”が解かっていない、と」
  :「ですね。……でも今は、現場で当たって情報を少しずつ集めてく──ぐらいしかないでしょう」
   先程よりは幾分声に力も戻り。…右腕包帯を取った。さっきまで合った傷はもう『ない』
……化け物だから。小さく笑い。
「……どうしましょうか、何時頃囮を?」
 統太:「被害を最小限に抑えるには早いうちがいい」
包帯をとく。
 GM:「そうですね…何時から出られます?」
統太に荷物返しつつ。
「それによりこちらでの包囲網も考慮します」
  :「今から──いえ、今夜あたり、どうでしょうか」
治った部分の包帯を半分外し。そういや当たったのは夜だったなーと思って。
 統太:「今すぐにでも」
  :「……………」ふむ。別にそれでも異論はない、と思いつつ。
   「では今より準備が整い次第」
 GM:「了解です。しばらくの間お待ち下さい」
そう言って席を立つ。
 統太:「その前に、腹ごしらえを」
ぐー。
  :「……分かりました」統太さんに笑いつつ。
 GM:「どうぞ。表の方にて好きな物を」
くすりと笑って出て行く。
  :それをなにげなく見送りながら。黒い“愚者の石”を握り締めた。
   《炎神の怒り》使用につき、HPは15/18へ。
 
“全てを嘲笑うかのように”
“石はただそこにあった”
 
  :《リザレクト》を1回行ないます。マジスイマセンでッ。そそくさと(笑) 。
    #1d+42 
 Hijiri:1d10=(2)=2+42=44
    侵蝕率は44%。HPは17/18。以上デス。
 
 
† Reserch PHASE †
==============================
 Scene 04 _" 三日月は血を求め" +
Scene Player :九衛 統太
==============================
 
 
 統太#1d10+48
 Touta:1d10=(7)=7+48=55
  :出ますや。
   #1D10+44
 Hijiri:1d10=(8)=8+44=52
 GM:情報収集の趣旨をどうぞ。
 統太:進行するサナの直線の延長線上にある施設、及びそこにある物。
 GM:地図の始点から物差しで線を引くと真政黒羽大学にぶち当たる、と統太は気づきました。
    始点は…2県先の山辺りですな。
 統太:ふむふむ、大学に最近搬入された代物でレネゲイド関連の代物なども分かりますか?
 GM:そこまでは。ただ、最近の大学の傾向として電子関係のソフトやパソコンを導入する
ことは多い。MMOの関係もあるので。
 :1.同調実験の実験体が何故石を目的にするのか
(サナがどうしていきなり脱走したのか含む)。
   2.オンラインゲームのキャラクターデータが現実世界にダウンロードされる実験の意図の推察。
   3.FHの目的。
   4.“愚者の石”自体。
   ………………かな?(苦)
 GM:推測でよいなら。砂原か他(NPC)にさせますかー?
 統太:お願いします。
 :お願いします……砂原辺りに(笑)。
 GM:んじゃ統太は…〈情報:噂話〉〈情報:学問〉に+1〜5Dのボーナスにてロール
してください。
    《〜:噂話》の方と《〜:学問》の方であわせてボーナス5Dになるように配分して
2回。(大学出席と教授との親密度によります)
    聖は砂原のデータ使用して〈情報:UGN〉にてロール3回どうぞ。侵蝕値は聖の
現状値に上乗せで。
 統太:ではまずは〈情報:噂話〉で情報を。2個足します。
    #3r10
 Touta:3r10=(8,10,9)=Critical!!
 Touta:1r10=(10)=Critical!!
 Touta:1r10=(5)=5+20=25
 :……うわあい(笑)。
 GM:うわぁい(笑)。
 統太:同じく〈〜:学問〉は3個足して。
    #4r10
 Touta:4r10=(6,8,4,9)=9
    どうやら教授には覚えが薄いようで。
 :…実はおにーちゃん情報強い?(笑) 連城いきまーす。
   一回目、侵蝕値56%。〈情報:UGN〉《天性のひらめき》コネあり。 
   #8r8+1 
 Hijiri:8r10=(2,9,1,7,6,4,9,5)=Critical!!
 Hijiri:2r10=(8,6)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(4)=4+20=24+1=25
   2回目、56%。〈情報:UGN〉、コネあり。 
   #8r10+1 
 Hijiri:8r10=(1,3,6,6,7,1,4,1)=7+1=8
   3回目、60%。〈情報:UGN〉《天性のひらめき》、コネあり。 
   #8r8+1 
 Hijiri:8r10=(5,9,6,5,5,5,7,2)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(3)=3+10=13+1=14
    上から25・8・14、以上です。
 GM:では統太から。古美術サークルからの情報として、ある古墳から古っちー剣が発見されて搬入されて
きたそうで。教授陣が喜び勇んで古墳に向かっていると。
    その剣も古い割には抜けないと。形が不良品なのかどーなのか。今後の研究に任せるかと。
そんな感じ。
 統太骨董部の皆ありがとう!(どんな部だ)
 GM:教授陣からは曰く「んなもん言えるか」だそうで。
でー…聖の意見を以って砂原が情報収集した結果――。
 :ういーす。
 GM:【“愚者の石”自体は未だ不完全な物であると推測。要するにこれは使い捨ての道具で
恒常性に欠ける】
    【それ故に増幅する能力は持つが放出された力の回復を行う機能が存在しない】
    【力の増幅を行う機能だけならUGNが開発・使用している戦闘服にも使われている
ようにさほど珍しい物ではなく、その一点を見ている限りではさほどの利点も無い、
と考えられる】
    【“実験体”が“適合者”を求めたのは、この欠けたる部分をより完全にする為に、
そして己自身に“賢者の石”精製機能があるかを試す目的があったのではないかと
推測される】
    と見解と共に資料の束を提出。
 :「………う゛っ。アリガトウゴザイマス…」ずっしりした束を受け取り。
 GM/砂原:「オンラインゲームのデータを現実世界にダウンロードする意図としては、
         能力が『選択できる』という事が考えられると思う」
 :「……………ああ、なるほど」
眉を少し寄せ。
 GM/砂原:「FHの目的については君達が調べるんだろ?」
 :「個人が現場で当たるのと、組織が情報網で調べる情報はまた違うと思ったんですが
   ──うー、なんとかします」
 GM/砂原:「“愚者の石”については…未完成だとはさっき言ったな。
         いわば<改良>が加えられる、とも言い換えられる」
 :「……未完成ゆえに手を加える余地がある……ああ、確かに」
 GM:「“プランナー”の一手だろうな。内部の事まで調べられんよ」
煙草を吹かせ。
 :「そうですか。どうもありがとうございました」
資料の束を統太さんに渡しつつ、お礼を。
 GM/砂原:「“賢者の石”はどう進化していくか判らない。
反面“愚者の石”は製作者の技術向上と共に能力を追加できる。
つまりは予定が立てられる、と。そんな所だな」
 :「……“賢者”と“愚者”が逆のようにも見えますね。なんかもう」
なんともいえない感想を(笑)。
 統太:「超強力でも制御しがたいワンオフと、多少弱くても都合のいいように調整できる
量産型ってとこか」
 GM:「それで、FHの研究所らしきここには人手を派遣しておくのか?」
地図を指して。
 :「……無駄かもしれませんが、一応お願いできますか?」
 GM/砂原:「“メフィストフェレス”の来訪で浮き足立ってるのだがな。
判った、早急に手を打とう」
 :「よろしくお願いします」…こんな感じですかな。
 GM:「技術にて限界が見えてしまう時点で愚者の器も知れた物だが。じゃあ取りかかろう」
ガチャリと扉が閉まる音。
 :「……それにしても、統太さんの大学って……」小声(笑)。
 統太:「言うな」(笑)
 :資料に目を通しつつ。大体準備を整えてった感じで。身体もほぼ回復。
 統太:「剣も気になるけど。ま、あとは駆穂と真雪ちゃんの確保が急務だな」
 :「剣…剣。私そのオンラインゲームやった事無いからいまいち分からないんですよねー…」
はい、と。
   「その辺はUGNの方にお任せしつつ……私達も出ますか」
 
“月だけは全てを見ていた”
“血に染まる彼らを”
“嘲笑うように見ていた”
 
 
 
† CLIMAX PHASE †
==============================
 Scene 05 _" そして月の光は舞い降りる" +
Scene Player :九衛 統太(&ALL)
==============================
 
 
 #1d10+60
 Hijiri:1d10=(9)=9+60=69
   侵蝕率は69%で。
 統太#1d10+55
 Touta:1d10=(5)=5+55=60
 GM:日も落ちようとして赤の世界が広がっている今、
    真政黒羽大学の玄関口の方まで歩いてやって来ていた。
 :「……」やや以前の記憶に気が弱まるものの、ぐっと石を握って気合入れなおし。
 統太:「もうじき来るかな…」
 GM:目標が目指した地点であろう大学と、目標の一つとしていた“適合者”白唐真雪
    の住居が近くにあるからだ。
    やがて日が西に沈み僅かに赤の光を残す時、人の姿をしたものが、とんっと
    大学の玄関に立った。
    ぼさぼさの赤の髪。何も写さず写さない黒の瞳。
    誰に告げるでもなく、壊れたような声を世界に放つ。
「――遊ボウ?」
:「“サナ”」呟くでもなく、呼ぶようにでもなく、単に一言。彼女を見て。
 統太:無言で、胸ポケットにしまっていたカードを取り出す。
 GM:緩々と「それ」は世界の構成を侵食し…《喰》らう。
     二人のレネゲイドが本能的に察する。『これは異質だ』『あってはならない物だ』と。
 :“愚者の石”をポケットから取り出し。
「……『遊ぼう』か、お前がそれを望むなら── “でも決して埋まらない”」
 統太:「女の子から誘われるなんて、普段の俺だったら滅多に無いから諸手上げて
遊びたいんだけどさー」とそこで目つきが変わる。
    「今は遊ぶ気もないし、何処にも行かせない」
 GM:サナはゆるりと二人に目を向けて、とんっと跳躍した。
 :ゆるりと指を鳴らす。炎を呼び出す。相手の異質の下にある異質を。
   「──これ以上はさせられない!」
 GM:爪…頭…脚……あらゆる獣が入り混じったようにサナを中心に混沌が形成され…
    生まれる。侵食する世界――《ワーディング》。
    衝動判定どうぞー。
 #7d10+4
 Hijiri:7r10=(2,10,4,3,4,5,1)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(10)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(8)=8+20=28+4=32
 …成功。(笑)
   #2d10+69
 Hijiri:2d10=(8+5)=13+69=82
   侵蝕率は82%へ、以上。
 統太#2r10+1
 Touta:2r10=(1,6)=6+1=7
    #2r10+60
 Touta:2d10=(3+4)=7+60=67
    判定は成功、侵蝕率は67%へ。
 GM:“混沌”サナは敵する障害を『排除』する。
 
==============================
Round 1
==============================
 
 GM:先に宣言しておきますが…“愚者の石”を使用する場合は1度だけCR値を−1できます。
    これは統太でも使用可能ですが使用後は破損します。
 :了解。
 GM:エンゲージは自由。
 統太:では前衛で。
 :後衛に。
 GM:こちらは統太と接敵。セットアップにて《ヴァイタルアップ》を宣言します。
 :こちらはなし。
 統太:同じくなし。
 GM:それでは聖どうぞー。
 :らじゃ。連城、行きますっ。
   《炎の加護》、《焦熱の弾丸》《ブレインコントロール》。侵蝕率89%。
 #10r7+4 
 Hijiri:10r10=(7,10,5,2,8,4,4,6,6,2)=Critical!!
 Hijiri:3r10=(1,1,2)=2+10=12+4=16
    …………16といって炎の矢が(笑)。"ごっ"
 GM:“混沌”は炎の障壁を持って受け止める。[受け]。
    #13r7+23 
 kuruGM:13r10=(10,9,4,2,10,5,1,5,1,10,6,10,5)=Critical!!
 kuruGM:5r10=(8,7,10,2,9)=Critical!!
 kuruGM:4r10=(1,8,1,4)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(4)=4+30=34+23=57
 :てりゃっ。
   #2d10+1 
 Hijiri:2d10=(2+2)=4+1=5
   5!(笑顔)
 GM:炎に押し込まれ消えた。
 :「………やっぱり駄目か」
 GM:では次。“混沌”は情報を取り込み戦闘形態に移行する。
    マイナーで《爪剣》、メジャーで《生命の海》。以上。
 統太:“変異種”かー。タフそうだ。
    ではこちら。マイナーで《ハンティングスタイル》《完全獣化》《一角鬼》発動。
    『戦闘形態』に移行。メジャーで《鬼の一撃》のみ。
    #13r8+3
 Touta:13r10=(5,8,5,1,9,6,9,2,2,9,7,3,2)=Critical!!
 Touta:4r10=(10,5,1,3)=Critical!!
 Touta:1r10=(8)=Critical!!
 Touta:1r10=(3)=3+30=33+3=36
    侵蝕率81%、達成値は36。
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #13r7+24 
 kuruGM:13r10=(7,1,9,9,4,5,2,10,10,6,2,9,8)=Critical!!
 kuruGM:7r10=(3,7,8,2,1,1,4)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(8,1)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(10)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(8)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(3)=3+80=83+24=107
 :……く………久流、サン?(笑)
 統太:なんだそりゃああああああああ!?(笑)
 GM:ガードだけ成功。ダメージどうぞ。
 統太#4d10+4
 Touta:4d10=(3+5+2+2)=12+4=16
    こっちも腐ってる…。_| ̄|○
 :………ダイス神がGMに味方してるヨー!!
 GM:獣の一撃も障壁にて阻まれ、聖の炎を反射させて統太を焼く。
    《自動触手》にて6点プレゼント。
    セカンドに移行します
 :セカンド有りません
 統太:HPは14に。こちらも右に同じ。
 GM:こちらもセカンドは無し。
 
==============================
Round 2
==============================
 
 :《炎の加護》、《焦熱の弾丸》《ブレインコントロール》。侵蝕率96%。
   #11r7+4 
 Hijiri:11r10=(4,6,8,9,1,5,1,8,2,8,9)=Critical!!
 Hijiri:5r10=(6,3,6,10,6)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(9)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(7)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(5)=5+40=45+4=49
   49。さっきよりは!
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #13r7+24 
 kuruGM:13r10=(2,7,10,1,7,7,1,1,4,7,7,4,9)=Critical!!
 kuruGM:7r10=(2,9,7,6,8,2,4)=Critical!!
 kuruGM:3r10=(9,9,7)=Critical!!
 kuruGM:3r10=(3,5,5)=5+30=35+24=59
    あ。受けた。
 #5d10+1 
 Hijiri:5d10=(9+3+2+8+1)=23+1=24
   渦巻く火炎が“混沌”を飲み込まんと襲い掛かる……24ではへぼい(笑)。
 GM:あ。ちょっと通った。
 ちょっとかーッ!(笑)
 GM:炎を反射させて持ち主を焼く。《自動触手》にて6点プレゼント。
    こちらの攻撃対象は……(ころころ)聖。“愚者の石”を求め“混沌”が踊る。
 :今日の連城踏んだり蹴ったりだ。(かまーん!)
 GM:《オールレンジ》《貪欲なる拳》《炎陣の怒り》《伸縮腕》《炎の剣》。
    #21r7+5 
 kuruGM:21r10=(10,7,9,8,4,6,1,6,6,1,8,1,5,7,9,3,1,5,5,7,8)=Critical!!
 kuruGM:9r10=(10,5,4,10,2,4,3,6,9)=Critical!!
 kuruGM:3r10=(7,4,2)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(1)=1+30=31+5=36
    36にて。
 :避けません。(どんとこい)
 GM#4d10+9
 kuruGM:4d10=(6+10+8+1)=25+9=34
    34点也。
 :攻撃を受ける一瞬前、“愚者の石”を統太さんの方に投げる。そして《リザ》っ。
   #1d10+96
 Hijiri:1d10=(9)=9+96=105
   ……105%で復活(笑)。
「……統太さん!」
 統太:「OK、任された!」
 GM:引き裂いて、血を、肉を、“混沌”は『喰』らう。では統太どうぞー。
 統太:《鬼の一撃》《獣の力》で攻撃。86%、#14r8+3
 Touta:14r10=(3,2,2,3,1,2,1,6,8,8,2,9,6,9)=Critical!!
 Touta:4r10=(5,3,2,2)=5+10=15+3=18
 ……ファイトっ、だよ、俺。_| ̄|○
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #13r7+24 
 kuruGM:13r10=(8,9,8,9,4,10,5,4,4,5,9,8,8)=Critical!!
 kuruGM:8r10=(7,7,7,1,3,10,8,8)=Critical!!
 kuruGM:6r10=(1,1,6,5,6,8)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(4)=4+30=34+24=58
     ガード。ダメージだけもらえますカ。
 統太#2d10+10
 Touta:2d10=(7+3)=10+10=20
 GM:聖の炎を反射させて統太を焼く。再び《自動触手》にて6点進呈。
 
==============================
Round 3
==============================
 
 GM:ロイス取得などありましたら。
 :……………あ、ありませぬ……
 統太:うちもまだ。
 GM:了解。では聖どうぞ。
 :《炎の加護》、《ブレインコントロール》《プラズマカノン》。侵蝕率114%。
   #11r7+4
 Hijiri:11r10=(9,3,6,9,5,9,8,7,5,6,6)=Critical!!
 Hijiri:5r10=(5,7,1,8,8)=Critical!!
 Hijiri:3r10=(8,2,2)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(8)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(8)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(2)=2+50=52+4=56
   ……き、希望の光が見えたっ!音も無く炎嵐が吹き荒ぶ。
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #13r7+24 
 kuruGM:13r10=(4,7,5,8,10,5,9,7,3,1,3,10,7)=Critical!!
 kuruGM:7r10=(5,4,6,10,7,2,3)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(5,4)=5+20=25+24=49
    あ。足りない。ダメージどうぞ。
 #6d10+9
 Hijiri:6d10=(5+5+3+8+3+2)=26+9=35
   …低っ35。
 GM:炎は第1、第2の装甲を融解して止まる。ぶすぶすと焼ける音。「……」
 統太:「まだ倒れないのかよっ!」
 GM:「遊ボウ」「日ガ落チテモ。夜ガ来テモ」「全テガ終ワルマデ」
    ヒュンと炎と血が纏わりついた鉤爪を振り下ろす。
 :「終わらせない!」反射的に叫ぶ。
 GM:《オールレンジ》《貪欲なる拳》《炎陣の怒り》《伸縮腕》《炎の剣》
    #21r7+5
 kuruGM:21r10=(3,1,1,2,8,9,8,10,8,2,7,8,9,3,9,6,7,7,1,6,9)=Critical!!
 kuruGM:12r10=(2,5,5,8,5,6,6,7,5,3,5,2)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(3,9)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(5)=5+30=35+5=40
    40を統太に。
 統太:《龍鱗》で受け止めてみます。
 GM#5d10+9[ダメージ]
 kuruGM:5d10=(2+3+5+3+9)=22+9=31
    31点。
統太:硬い装甲で弾いたがそれでも防ぎきれず《リザレクト》。
    #1d10+88
 Touta:1d10=(6)=6+88=94
 GM/サナ:「アハハ」「少シ楽シイ」
統太:次はこっちの番だ…ちなみに宣言しておこう、今こいつのイニシアチブは8ではなく
「0」であることを! マイナーで2Dほとジェネシフトしておきます。
    #2d10+94
 Touta:2d10=(8+8)=16+94=110
    《鬼の一撃》《吼え猛る爪》《獣の力》《フルパワーアタック》《神獣撃》
    《マシラのごとく》《フラットシフト》!!
    #16r7+3
 Touta:16r10=(10,6,4,5,4,7,7,5,10,2,2,2,10,8,2,7)=Critical!!
 Touta:7r10=(9,7,5,3,2,4,1)=Critical!!
 Touta:2r10=(7,3)=Critical!!
 Touta:1r10=(7)=Critical!!
 Touta:1r10=(4)=4+40=44+3=47
    防御時のダイスに−3Dのペナルティ。
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》
    #10r7+24
 kuruGM:10r10=(2,3,8,1,6,7,1,4,8,1)=Critical!!
 kuruGM:3r10=(8,9,10)=Critical!!
 kuruGM:3r10=(8,1,4)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(4)=4+30=34+24=58
    ガード。ダメージどうぞ。
 統太:装甲無視でダメージは――。
    #4d10+74 
 Touta:4d10=(1+9+6+3)=19+74=93
    超腕力の、超高速の乱舞。受け止めてもなお衝撃は全身を打ち貫く。
    「これでどうだ!」
 GM:23点を防御で引いて…70点ダメージ。念の為に《がらんどうの肉体》。
    #13r10+5
 kuruGM:13r10=(9,4,1,3,8,7,6,2,6,10,1,5,4)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(2)=2+10=12+5=17
    無理か、受領。乱打を受けてボロ雑巾のように転がる―― が、
    ゆるりと四つ足で立ち上がる。統太君には反射分の6点進呈。
 統太:《リザレクト》といきたいところですが110%ですので“ミルザム”をタイタス化、
蘇生。
 :「──まだ!?」
 GM:HP一桁の半死半生ですが。次のラウンドにて《撤退》させていただきます。
 
==============================
Round 4
==============================
 
 :《炎の加護》、《ブレインコントロール》《プラズマカノン》
   侵食率123%。サナのロイスをタイタス化、D+10。
   #21r7+4 
 Hijiri:21r10=(3,1,10,8,9,8,10,7,8,3,3,5,9,9,3,2,1,7,1,8,7)=Critical!!
 Hijiri:12r10=(5,9,2,3,5,2,4,4,6,7,9,4)=Critical!!
 Hijiri:3r10=(9,8,9)=Critical!!
 Hijiri:3r10=(2,2,9)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(9)=Critical!!
 Hijiri:1r10=(3)=3+50=53+4=57
   …うしっ! 57っ!
 GM:《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #10r7+24
 kuruGM:10r10=(10,7,10,9,4,1,7,10,2,7)=Critical!!
 kuruGM:7r10=(4,9,2,8,6,9,10)=Critical!!
 kuruGM:4r10=(2,2,7,10)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(9,3)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(9)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(5)=5+50=55+24=79
    ガード。ダメージどうぞ。
 #6d10+9 なんですと!?
 Hijiri:6d10=(2+8+3+3+3+4)=23+9=32
   …32!
 統太:これできっかり0の筈。
 GM:23点ガード、そして9点ダメージ。《がらんどうの肉体》。
    #13r10+5
 kuruGM:13r10=(4,2,7,3,9,9,7,9,1,8,2,8,10)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(4)=4+10=14+5=19
    聖には6点プレゼント。パリンと音を立てて炎を弾く――【撤退】。
 :「……ッ、この──!」レネゲイドの過負荷に眩暈を覚えつつ。
 GM:《騒がしき行列》。
    #7r10+5 
 kuruGM:7r10=(4,3,1,8,3,10,1)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(3)=3+10=13+5=18
    18。
 :対抗します。《炎神の怒り》《ブレインコントロール》。侵蝕率129%。
   #11r7+1 
 Hijiri:11r10=(4,1,3,2,5,9,9,10,2,2,8)=Critical!!
 Hijiri:4r10=(1,2,1,1)=2+10=12+1=13
   …………あ゛。
 GM
 統太げ。
 :…と、統太にーちゃん!タスケテ!(涙)
 統太:サナにロイス結びます! で即タイタス化、+10Dして石の力でCR値を下げる!
    #17r9
 Touta:17r10=(9,3,7,1,4,8,6,7,8,4,2,6,5,5,8,1,10)=Critical!!
 Touta:2r10=(10,1)=Critical!!
 Touta:1r10=(8)=8+20=28
    よし!
 : ありがとう!(笑)
 GM:身体がこの世界につなぎ止められ「残る」。
 統太:「せっかくなんだ、もう少し遊んでいけよ、なぁ?」素っ裸の男が目の前に
     マイナーで《完全獣化》。
     メジャーで《鬼の一撃》《獣の力》《フルパワーアタック》《神獣撃》《フラットシフト》!
    #18r7+3
 Touta:18r10=(6,9,6,8,4,10,2,2,5,5,6,4,7,10,9,1,3,9)=Critical!!
 Touta:7r10=(10,7,6,9,5,9,1)=Critical!!
 Touta:4r10=(6,9,6,1)=Critical!!
 Touta:1r10=(2)=2+30=32+3=35
 GM:「助ケテクレナカッタ癖ニッ!」
《オールレンジ》《歪みの身体》《氷盾》《自動触手》《灼熱の結界》。
    #10r7+24 
 kuruGM:10r10=(4,4,1,10,1,3,5,5,6,9)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(8,8)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(7,1)=Critical!!
 kuruGM:1r10=(6)=6+30=36+24=60
    ガード。
 統太:ダメージは――。
    #4d10+46
 Touta:4d10=(5+4+10+9)=28+46=74
    「言いたいことあるんだったら――最初から言いやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
    200mほど上空に打ち上げ。侵蝕率115%。
 GM:ダメージ51点。《がらんどうの肉体》。
    #13r10+5     
 kuruGM:13r10=(8,9,3,8,6,7,10,3,1,8,9,7,10)=Critical!!
 kuruGM:2r10=(4,1)=4+10=14+5=19
    無理ッと。戦闘は終了と。
 統太:ベキベキと、超戦闘形態から人間の姿に戻る。服が破れたときに落ちたカードを
拾いなおし、少し先の、上から落ちてくる少女に向かって歩き出す。
 :《炎神の怒り》でHP3→1。よろけながらそれを追い。
   「………………統太さん、せめてこれを着てください。むしろ着ろ」
   最早ぼろぼろになったコートを、それでも根性で渡し。
 統太:「悪い」ひとまずコートを纏う。《ワーディング》を展開してなかったらまっさきに
     ポリスメンのお世話になっているだろう。
 :「…………」
   レネゲイドの度を越した侵食と、バックファイアによる異様な過負荷に揺らぐ視界の中、
   大きく息を吐いて──“愚者の石”の砕け散った欠片を見、そして彼女を見る。
   「『助けてくれなかった癖に』――か」
繰り返すように霞んだ声で一言。拳を握る、血が滲む──無気力感にか、疲労でか、膝をついた。
 統太:無言で聖を抱き上げ、背負う。
「無茶しやがって」
 GM:ボロボロと、何かの部品と共に、少女が落ちて、ドンッと音を響かせ、地に沈む。
 統太: ところどころ、サイバーアップしてる感じ?
 GM:ですな。
 統太:「まだ、遊ぶ気はあるか?」
聖を降ろしつつ。
 GM:時遅れてパラパラと鉄パイプや歯車が零れる。
    「痛いよ……」ごほりと血をこぼす。
    カランと胸から黒ずんだ石が崩れ落ちて砂となる。
    結界…《ワーディング》の消失と共にそれらの部分は夜風に舞って消える。
 統太:「さて、お前の相棒から遺言頼まれて俺は此処にいる訳だが」
誰へとも言わず説明口調で。
 GM:「そ…ぅ」
統太の身長の半分程しかないその少女は地に伏せたまま見上げる
 統太:ピン、とクリーチャーカードを取り出し、手ごろなスロットを探す。
    ついでにどこか電子機器みたいなのを置いてる施設、あります?
 GM:『ある』といえば大学構内でも『ある』。
 統太:ふむふむ。とりあえず娘を担いで電算室にでも忍び込みますか。
 
 
==============================
Intermission
==============================
 
 
 GM:【自立判定】ですー。 ロイスと現侵蝕率申告のちロールどうぞ。
 :現在侵蝕率129%。ロイス4個。タイタス1個。
   ……えー、GMスミマセン。2倍振りをさせていただきたく。○| ̄Z
 統太:115%、ロイス4個です。
 :ホントスミマセンッ。…えー、ロイス後2個取れるのですよな。(誰か居たかしら)
 統太:他に出てきたのって支部長代理とさはらんかな、ちょっと苦しいやもしれませんが。
 :……NPCは天城さん、砂原、めっふぃーか。…天城さんと砂原に取ります。で、ロイス6個。
 GM:ですな。
 :どすこい。
   #12d10-129 
 Hijiri:12d10=(9+4+1+10+6+6+1+3+7+6+1+7)=61-129=-68
   68%で生還デス…GMごめんなさい。
 GM:いえいえー(一人帰還ー)。
 統太#4d10-115
 Touta:4d10=(3+7+1+9)=20-115=-95
    きわどかったよー! 生還。
 GM:おかえりー(二人目ー)。
 
 
† ENDING PHASE †
=============================
 Scene 05 _"何もうつさない月" +
=============================
 
 
 GM:では電算室に忍び込んだ統太ですが。
 統太:うぃす。
 GM:憔悴しきっているのかサナはぐったりとして、
    ヘッドギアを持ったまま椅子に座る。
 統太:「ちょうどいい具合にスロットサイズに実体化してくれて助かった」
    パソコンにつないだヘッドギアを装着させた上で、サナの機械化されてる
    体のスロットに、【クリーチャーカード:Mirzam】をセットする。
 GM:みゅーん、と音を立てて読み込みを始め、MMORPG“ダブルクロス”が起動する。
    画面では読み込みが完了し、所持クリーチャーカード“Mirzam”がサナのデータに
アップロードされる。
 統太:「で、これで本来2つで1つだったものが元鞘に収まったんで暴走の危険も
なくなった、と。お前の言ったとおり好きにさせてもらったぜ?」
 GM:「うぁぁぁぁぁぁぁ」
堰を切ったように画面を見て泣き出す。
 統太:「辛いだろうが、それでも…耐えろ、生きろ。さもなきゃあいつがそうなった意味がなくなる」
 GM:「逃げる時だって死んでたら意味無いのにっ!」
近くにいた統太の胸をどんどんと叩く。
    「なんで…死んでるんだよ…」
 統太:「お前を守るためだろ」
 GM:「…………そっか」
 統太:「アイツのデータがゲームそのままだったらお前よりも、俺よりもずっと強かった。
    それを倒した以上、幾ら追っ手が雑魚とはいえそれこそ大勢いたに違いない。
    囮になって引き付けて死んで、もしお前が暴走することになっても、
    それでも生きてて欲しかったんだろ。
    千に一つでも、万に一つでも、もしかしたら無事に生きてくれるかもしれないって」
 GM:「……………」
 統太:「だから泣くな、アイツは、アイツの意志と力は此処にある。離れ離れじゃない。泣くな」
    ぼろぼろの体をきゅっと抱いてやる。
 GM:「……………ごめんなさい」
そう言ってしがみつく。
 統太:「よしいい子だ…ところで一つ質問」
 GM:「うん?」
 統太:「以外とやわらかくていい匂いがするんだな」キッパリ。
 GM:「………………てぃ」ぺち、と。小さな手で平手を打った。
 統太:「まぁ、生きてて何よりだ」くすっと。
 
“月は等しく”
“無慈悲に見ていた”
 
 
==============================
 Scene 06 _"月の血の雫" +
==============================
 
 
 GM:聖が目覚めると、やはり支部の医務室の白い天井だった。
 :「……………」
   長い溜息。二回目ともなると、身体を起こす気力も無く
   「…………しまった、サナ……は……統太さんが『なんとかしてくる』
   とか言ってたから……大丈夫か」
 GM/美鈴:「お疲れ様でした……流石に」
 :うん、と頷き……おや、と目を向ける。
 GM:支部長代理が傍らに立って。奥の方に軽く首肯する。
 :「………いえ。所で“愚者の石”、割ってしまいました。…すみません、良いサンプル
だったんですが」――【良いサンプル】……む。ふと眉を寄せる。
   『何時からこんな言葉の言い方になってしまったのだろう、自分』とは思うものの。
 GM/美鈴:「いいですよ。命には換えられませんから(きっぱり)」
 :「──そう言ってくださると、助かります」
 GM/美鈴:「ある意味壊すつもりで渡したんですから。お礼はよしてくださいね」
 :「……はい」肩の力を楽に抜いて。
   「ああ、後の処理の方は……どうなりました?」
 GM/美鈴:「そうですね。どこから話したらいいのやら。まず捕獲したサナ…さんですか。
       彼女は現在この支部にて療養していただいています」
 :「そうですか……」
 GM/美鈴:「FHの実験体かつ脱走者ですから。そのまま出て行ってもらうのにも
          不都合ありますので」
 :「ああ、そうですね。……すみませんが、彼女をよろしくお願いします。
   (サナ本人はどう思うかは、あれ、な)」
 GM/美鈴:「はい。そして…彼女の証言から――。」
 :「……何か解りましたか」
 GM:「――FHの中であの石を製造する工場…というのですか。
    その部署とFH日本支部とは敵対関係にある…と言えると。
    更に追記してみれば…その…」幾分言いづらそうに。
 :「…………な、なんでしょう」
こっちもなんとなく聞きたくないなーとは思うものの意を決して。ぐっと。
 GM/美鈴:「前者の方とUGN上層部の幹部の一人と内通しているようでして」
 :「………」
聞くんじゃなかった、という顔。
 GM:「なんていうか…昔から評判悪い人だったんですが」はぁと一息。
 :「……それはもしかして……ああ、いい。忘れて下さい。………『ご存知』なんですか」
大変だなあ、と。
 GM:「私も昔、監査部にいましたから。悪い噂は聞こえますよ」もう一度、はぁと。
 :「………た、溜息吐くと幸せ逃げますヨ……。と、ともかく分かりました………
なんていうか、その」
   そちらもお疲れさまでした、と。
 GM:「その辺は調べなおしとしまして……一つ疑問があるんですよね」
    聖に湯気の出ている食事を差し出しつつ。
 :「──といいますと」
…………おなかぐう。僅かに赤面して目を逸らしながら受け取り。
 GM/美鈴:「実際、“賢者の石”のコピーなんて作るほどの労力と価値を考えたら
         『たかだか兵力の増強だけが目的なのか』、と」
         どうぞ、と差し出して。飲み物をポットから汲む。
 :「ああ……確かに。…砂原さんも言ってましたが、増幅型のものは
   他にもありますよね……何だか、そういう価値が低いものでこそ逆に
   とんでもない事やりそうな気がして、厭気が差してくるのですガ」
   ありがとう、とお礼を言って受け取り。
 GM/美鈴:「むしろ、ここまでのプロジェクトを行うのならFH全体で行ったら
よいものを、仲違いしてますし、幾分納得いかないんですよ」
 :「そうですねえ── デメリットの方が大きいように見えますね」
   考え込むように腕を組み。
 GM:「……考え過ぎだとよいのですが」
幸せが逃げると言われたため息をつき。
 :「………何も無ければ、いいんですけれどね」
頼りなさげに笑う。
 GM:「それでは…親御さんの方にも連絡は入れていますので。体調の直り次第、
報酬は後ほど」
 :「…………、…あ、…はい。お世話になりました。ありがとうございます」
 GM:美鈴はそう弱々しく笑って退室する。
 :親という単語に僅かに 俯きながら。彼女を見上げた目で送り。
   「『なにもなければ』…………………………いいのだけれど」
   ほうっと。幸せが逃げそうな溜息をこちらも吐いてしまった。
 
 
“月は等しく”
“無慈悲に見ていた”
 
 
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暗い闇の中。
一人の女と一人の男がいる。
男はこう告げる。
「ステージは2まで進みました」と。
女はこう告げる。
「プランには何も問題ありません」と。
 
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DOUBLE + CROSS : The 2nd Edition
[ 野良犬と三日月のロンド ]
 
End−