トモ君のコーヒー栽培報告書 その4

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9月2日試飲です。
やはりフレンチのコーヒーでしたが、予想通りボディがやや弱い。
もう少し浅煎りでした、それでもこの手網焙煎にしては上出来の
コーヒーでした。午前中の試飲でしたので、午後か翌日だともっと
マイルドになっていたと予想されます。
これからは、もっと有機肥料を与えようと反省して、ながーい
一年間を締めくくりました。

9月2日
土曜日に試飲をしようという約束だったので、コーヒー豆生産者の
トモさんと試飲。

焼き上がった豆がこれです。予定通り15分のタイムで煎りあげました。
2ndのハゼからも1分とベストなタイム配分ですが、煎り上がりを見ると
フレンチローストなのでもう少し早く出せば良かったと反省。フルシティ
の方が良かったような気がする。それにしても煎りむらがなく、手網焙煎
とは思えないくらい綺麗に仕上がっている。
焼き上がり量36g 生が43g、シュケンリッジが16.3%数字からは
さほど深煎りではないが・・・・

14分頃の写真です。2ndのハゼが出始め、煙りも多くなって来ました。
手も熱い、ここが我慢のしどころ、店の中は換気扇が回ってるのに
煙もうもうです。

  

10分経過、少し煙りが出て来ました。豆が色付いてるのが分りますか?

火は中火、炎の大きさは一定で、炎までの距離で温度調整します。
焙煎プランは15分、2ndのハゼから1分で出す予定
グリーンが強いのでゆっくり焼いて行きます。15分は
ちょっときついです、若い時はどうもなかったのに。

9月1日
いよいよ焙煎です。43gと少量なので手網焙煎(勝手に名付けました)
この焼き方だと、煎りむらが多く不出来なコーヒーになるので、
今回、アルミホイールで包んで焙煎して見ようと思います。
半直火型焙煎機ですね。

8月15日
これが出来上がった豆です。しんどい作業の割にさびしい量です。
コーヒー栽培農家の厳しさがすこーし実感できました。
この量で43グラムです。やはり粒が小粒で肥料不足です。
S13前後という所かな。

8月15日
前回から3ヶ月近く経ちました。空調の効いた所に長い事寝かしていよいよ脱穀です。
パーチメントは結構堅く、つめの間に入って痛かったりしてハードな作業だった。結局
一時間以上かかってしまった。結構分量も多く楽しみだと思ったのに、剥き上がりは
少しでがっかり。

5月24日
今年は雨の日が多く、結局、初日の日だけ晴れて後は雨。一日だけ天日干しが
できました。国によってサンドライの日数は様々ですが、せめて5日ぐらいは
干したかった。皮をかぶったパーチメントですので白い色をしてますが、一皮剥けば
まだ水分たっぷりの濃い緑色をしています。しばらく、このまま養生させます。

 

5月11日
ぬるぬるを取ったら、次は乾燥です。天気の良い日に、天日干しです。
サンドライですね。まるまる一日お日さまの下で乾燥させました。

 

5月10日
豆に付いたぬるぬるを取るため発酵させてから水洗いです。
このヌメヌメをミューシュレージといいます。
これがしつこくて、なかなか取れない。24時間発酵させてから
取るらしい、が数時間だけで一生懸命手洗いで取りました。

 

実を剥くと、こんな風になります。一粒の中に2コ、入っています。
触るとぬるぬるとしています。

 

5月10日
アマレロ「黄色」の実を割ると、ツルンと豆が出て来ます。
触るとぬるぬるしています。この実を手や口で割っていきます。
すなわち、人間ウエットミルですな。