2018 6月26日発売

今回の限定焙煎はエチオピア アリーチャと創業三十七年ブレンドです。


 去年の夏の事、焙煎室の余りの暑さに少々バテ気味で体調が思わしくない。
年々、夏の暑さが応えるようになってきた。
そんな私を見兼ねてか、珍しく息子が鰻を奢ると言う。
彼の方が暑さで血迷った事を言ってるのじゃないかと思ったが、
ここは彼の気が変わらない内にと、そそくさと出掛ける。

テーブルに付きメニューを見ると創業37年と書いてある。
「ほー37年かぁ~」
と感心していると隣から
「うちもあと一年で37年だよ」
と言う声。

そうかあと一年で37年かぁ。

店内を見回すとうちの店とは大きな差だ。
鰻のせいなのか、店主のせいなのかと、ちょっと気落ちしたが、
まぁそんな事は隣に置いといて、うまいうまいと鰻重をガバガバと平らげたのである。

あれから一年、創業37年になりました。

今回はエチオピア アリーチャと37年ブレンドです。

 コーヒーを飲み始めた頃は、モカハラーとモカマタリの発酵した独特の香りと味が嫌いだった。
今思うとあの味は、しっかりした焙煎と選別による品質管理が出来てなかったのでしょう。
今では、ちゃんと管理されたナチュラルコーヒーの味と香りは大好きです。
でもあの風味が苦手の方もいらっしゃるでしょうから、
今回はウオッシュドのエチオピア アリーチャを選びました。
ナチュラルの個性はなく、どちらかといえば中米の豆のような柔らかいフルーツ
系の味です。

そのコクと風味からコーヒーのボルドーとも言われるエチオピア
ですが、さてどうでしょう?ぜひお試し下さい。
夏にぴったりのコーヒーだと思います。

37年ブレンド 100g 500円 税込み

エチオピア アリーチャ 100g 600円 税込み

 

Ethiopia Yirgacheffe Kochere G-1 Aricha Washing Station
品名:イリガチャフェ コチャレ G-1 アリーチャ WS(Washing Station)
生産国:エチオピア
生産地域:南部諸民族州ゲデオゾーン コチャレ(ウォレダ) アリーチャ地区
生産者:アリーチャ ウォッシングステーション Aricha Washing Station
農園名:コチャレエリア約 700 軒の零細農家からの集買
標高:約 1900~2100m、
年間降雨量:1800-2000 ミリ
収穫時期:10 月~1 月
収穫/選別:農家が手収穫し、収穫したチェリーは ハンドソーティング法と言われるいわゆる手選別を行います
品種:イリガチャフェ在来品種
規格:G-1
精製:Washed
乾燥:天日乾燥(アフリカンベッド)
カップ:マンダリンとオレンジとグレープをミックスしたような輝く酸とコク