かのんのつぶやき

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つぶやき3.ゆめ(2000.1)
つぶやき2.とり(2000.7.26)
つぶやき1.たいよう(2000.7.26)



ゆめ
夢と、起きているときのどっちが本当なのかなあ,と
思うことがあります。
起きている時の記憶は
実は,本当のわたしが見ている夢なのでは?
そして,見ている夢の方が
本当のわたしが体験したことなのでは?
本当のわたしはもっと多くのことを経験しているけど
ただ、起きているときのわたしが思い出せないだけなのかも。
反対に夢の中のわたし(本当のわたし)は
この世界で体験したことを全部知っている。
そう思うと、おもしろい。
夢の中でわたしは空を飛んだり,有名人に会ったり
スパイになったり
結構波乱万丈の映画みたいなことを体験しています。
これが本当のわたしで
願うことは難なくかなえられるのかもしれない。
本当のわたしは夢の中にいる。

だから映画「マトリックス」を見たときに
すんなりと映画の世界に入っていけた。
マトリックスと違うのは
本当のわたしが住む世界は
もっと明るくて幸せな世界だということ。
どこにでも行けるし
何でも出来る。
不自由がない世界。
不自由を味わうために今の世界にいるのかも。

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とり
 東京は、水の街だった。大きな川が交通の手段としても使われていてベニスのようだと思った。川の色は泥水の色。この川の水を飲んでいる人も多いんだよなあ。海に近い街は風も絶えず吹いていて気持ちよかった。
 鳥もいっぱい見た。大都会にも野生の鳥がこんなに見られることに驚いた。水鳥,川にぷかぷか浮いている。大都会でけっして環境がよいとは言えないところに野生の鳥が生きていた。たくましさを感じた。
 最近どうしたわけか,よく鳥に目が行く。それは,こっちに引っ越してきたからだ。これまでは全然関心が無かった。すずめとツバメとからすぐらいしか知らなかった。ここにきてから野鳥の種類の多さ・よく聞こえてくる野鳥の鳴き声に図鑑を開くようになった。はじめてかわせみを見たときは感動した。背中のコバルトブルーのなんと美しいこと。アカショウビンの赤のあざやかなこと。ルリカケスの2色のなんときれいなこと。メジロやしじゅうからがすぐ近くに見られる。
 引っ越す前も私の周りに野鳥はいたのかもしれない。ただ、見ようとしなかったのかもしれない。人は自分の関心のあるものだけ見る。見たいものだけ見ようとするのだ。だから同じ景色を眺めていても,見ているものはちがう。
 たくさん野鳥を見つけよう。

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たいよう
 旅に出ると、いつも朝寝坊の私がとっても早起きだ。旅で気持ちが高ぶっているのかもしれないけど,太陽も関係があると思う。
 先日,東京の高層ホテルで夜,カーテンを思いっきりあけて夜景を眺めてから寝た。翌日 目覚めたのは4時半。明るさで目が覚めた。まわりには何もないからとっても明るい。こんな目覚め方をするととっても気持ちいい。
 私は太陽の光にとても左右される。部屋が太陽の光で明るくないと何もやる気が起きない。掃除も洗濯も,太陽の光が部屋の中に入ってきているときはとってもはかどる。でも。天気が悪いとなんだか,やる気が無くなってしまう。引越しが可能なときの部屋さがしの条件は日当たりのよさだ。部屋がいつも明るいとその部屋が気に入ってしまう。
 私が今、住んでいるところは,ちょっと部屋の向きが悪い。東向きだから朝日は何とか入る。しかし、東の方向に高い山があるから太陽の光が入るころにはとっても暑い光が入ってきてしまい,遮光カーテンを閉めなければならない。布団を干してもあっという間に影になってしまう。私の住んでいるところはとってもいい所だけど,この太陽の光の点だけで不満が残る。
 どうして,こんなに太陽の光を求めるようになったのか分からない。大学時代の部屋が桜島の見える高台にあった。明るい部屋に住んだのはこのときからだ。そのとき明るさで目覚める気持ちよさを味わったのかもしれない。
 太陽の光を直接浴びるのではなく,部屋がいつも太陽の光で満たされていて明るいと,私は元気になる。

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